仕事で人の役に立てたら一番いい 役に立てない場合でも、人に迷惑をかけないでいたいものだ
役に立てない場合でも、人に迷惑をかけないでいたいものだ
仕方がなくて迷惑をかける時もあるので、
お互い様だという面もある
ほどほどに迷惑を掛け合う関係が良い
“「ミスをしないようにする」んじゃなくて「ミスをしても大丈夫なようにする」” ーーー "今の批評ははっきり言って【免罪符商法】化しています。性愛的に、あるいは社会地位的にルサンチマン(私怨)を溜め込んだ人たちに、逆差別的ナルシシズムを与えるような内容ばかりになってきています。“あなたの人生がうまくいかないのは~のせいです、だからあなたは悪くない”と言ってあげる評論ばかりなんですね。~の部分に【戦後民主主義】を入れると【新しい歴史教科書をつくる会】になって、【新自由主義】を入れると【ロスジェネ論壇】になり
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"今の批評ははっきり言って【免罪符商法】化しています。性愛的に、あるいは社会地位的にルサンチマン(私怨)を溜め込んだ人たちに、逆差別的ナルシシズムを与えるような内容ばかりになってきています。“あなたの人生がうまくいかないのは~のせいです、だからあなたは悪くない”と言ってあげる評論ばかりなんですね。~の部分に【戦後民主主義】を入れると【新しい歴史教科書をつくる会】になって、【新自由主義】を入れると【ロスジェネ論壇】になり、そして【恋愛至上主義】を入れると【非モテ論壇】になる。もちろん、彼らの問題意識が100%間違いかというとそうじゃない。戦争冤罪も格差社会も恋愛至上主義の弊害も現実に存在するわけです。でも、明らかにこれらの言説は消費者の不全感の原因を過剰に批判対象に押し付けてしまっている。彼らの口が臭くて娘に口を利いてもらえないのも、会社やクラスで浮いているのも、やつあたり的に全部その「敵」のせいになってしまう"
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NHKのインタビュー番組。聞き手が「きょうはほんとうにありがとうございました」と言った。ゲストの女優さんは「ありがとうございます」と答えた。聞き手の若い男性はもう一度「ありがとうございました」と言い、女優さんはもう一度「ありがとうございます」と言った。女優さんはフランス生活で長く生活している。「メルシー」の過去形は考えられないのである。英語の「サンキュー」も過去形はない。世界のどこにも「ありがとうございました」はない。「ありがとう」も「おめでとう」と同様に過去形や未来形はない。感謝の気持は常に現在形である。
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NHK 【平均年齢】40.3歳 【平均年収】非公開
TBS 【平均年齢】48.9歳 【平均年収】15,490千円
フジテレビ 【平均年齢】39.6歳 【平均年収】15,340千円
日本テレビ放送網 【平均年齢】40.2歳 【平均年収】14,040千円
テレビ朝日 【平均年齢】41.2歳 【平均年収】13,220千円
テレビ東京 【平均年齢】38.5歳 【平均年収】12,250千円
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電通 【平均年齢】39.0歳 【平均年収】13,560千円
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日本電信電話 .【平均年齢】39.5歳 【平均年収】 8,760千円
松下電器産業 .【平均年齢】43.6歳 【平均年収】 8,460千円
トヨタ自動車 【平均年齢】37.1歳 【平均年収】 8,290千円
楽天 .【平均年齢】30.3歳 【平均年収】 6,030千円
不二家 .【平均年齢】43.1歳 【平均年収】 5,520千円
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物事を深くしみじみと考えることが次第に少なくなってきていると思う テレビもネットも短時間の印象を残すだけで 深い思考につながることは少ないようだ 昔で言えば俳句をパラパラとめくる感じに似ているかもしれない
テレビもネットも短時間の印象を残すだけで
深い思考につながることは少ないようだ
昔で言えば俳句をパラパラとめくる感じに似ているかもしれない
深く考えたり、他の事象との内的関連に気がつくことが、
なにか良いことがあるのかと言われれば、
そうでもないような気もするのだが
寂しいような気もする
朝の光は日々新鮮で清らかである 東側の窓からは紅葉が見えていて そこを斜めから逆光の角度で朝日が照らしているので 劇的な表現になる 秋にはクリーム色だったり紅だったりの葉が朝日に照らされている 世界は素晴らしい この感覚は子供の頃に世界を発見した感覚だろう
東側の窓からは紅葉が見えていて
そこを斜めから逆光の角度で朝日が照らしているので
劇的な表現になる
秋にはクリーム色だったり紅だったりの葉が朝日に照らされている
世界は素晴らしい
この感覚は子供の頃に世界を発見した感覚だろう
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ひとつには自分が暗い位置にいて、眩しい世界を遠くから望み見ているという構図が
このような効果をもたらしているのだろうと思う。
相手はこう思っているに違いない →心の先読み もうだめだと些細なことも極端に考える →全か無か (根拠が薄いのに)絶対こうだと決めつける →感情的決めつけ 〜すべきと自分をおいつめる →すべき思考 いつも同様の結果になると考える →過剰な一般化 きっとうまくいかない →否定的予測 すべて自分のせいだと考える →自己関連付け
5つの重大精神疾患に共通する遺伝的リスク因子を特定/Lancet
ーーーーー以下、精神科医によるコメント
死後脳の大規模(33332 cases and 27888 controls)解析により、5つの精神疾患(自閉症スペクトラム障害、注意欠陥多動性障害、双極性感情障害、大うつ病性障害、統合失調症)に共通の(cross-disorder)、いくつかの一塩基多型との関連が見いだされたという報告である。
著者らはサマリーでの「解釈」で「精神医学における記述的症候群を超えて、疾患の原因に基づく診断学というゴールに向けたエビデンスをもたらした」と高らかに宣言している。確かに、これにより精神医学は科学として確実に一歩前進した。しかし、著者らはゴールまでの気の遠くなるような距離を知っているに違いない。
医師の皆さんはご承知かと思うが、他職種の方や学生さんも読者におられると聞いているので背景を説明しよう。
精神疾患は現代においても検査値のような生物学的指標が存在しないため、古典的な記述診断学がいまだに重要である、というより生命線である。したがって極度の論理的厳密性が要求されるし、人間という存在を包括的に捉えることが求められるため関心領域が広く、診断学は小宇宙のごとき知の体系である。また解離性障害(米国で文化現象として解離性同一性障害―俗にいう多重人格―が激増したり、幼少期の性的虐待に関する偽記憶をめぐる論争が起こったりした)や昨今の成人発達障害などの例を紐解くまでもなく、現実の社会と大きく相互作用を持つため、静的ではなく動的な、あえて言えば生きている体系なのである。
だが、診断学は病因から説明するものではないため、精神疾患がなぜ発症するのかという疑問は残される。そこで昔から生物学的要因(遺伝子)か後天的要因(たとえばストレス)かという、俗にいう「氏か育ちか」という論点がある。
筆者の専門とする認知症領域は、比較的生物学的指標が明らかになってきた領域である。アルツハイマー型認知症の新しい診断基準では、研究的カテゴリーにおいてアミロイドβとタウ蛋白等が取り入れられているが、原文を読めばわかるが所詮は参考所見であり、「臨床診断に勝るものなし」というのが現状である。今回の一塩基多型も、おそらく診断や治療には直接結びつくものではないだろう。
つまり、脳と精神の世紀は始まったばかりなのである。おそらくこれから大航海時代が訪れ、想像もつかないようなイノベーションが起こるかもしれない。著者らの言うように、記述診断学の絶対性は少しは揺らぐだろうが消えることはないだろうし、今後は社会学や生物学と関連して、われわれ精神科医が知らなければならないことが激増しそうだ。なかでも近年発展の著しい遺伝学は、どこまで私たちの精神を解き明かすのだろうか・・・めまいを禁じ得ない。
最後にこのような巨大なコンソーシアムを作り上げるために大変なご苦労をされた著者らを心から賞賛したい。ここから先は内輪のことだが、それにしても、これら5つの疾患に共通の基盤を探すとは、いかなる仮説を立てているのだろうか?(とりあえずこの論文ではカルシウムチャネル云々と書いてはある)。この論文は実は面白い論文で、改めて素直に眺めると新しい局在論にも思えるし、単一精神病理論の回帰にも見えなくもない(通常は統合失調症と双極性感情障害までなのだが)。精神科医の同僚たちと医局でおしゃべりをするネタが増えたようだ。
ーーーーー別の報道
個性が様式になる時 画家 河野通勢
河野通勢という画家がいて
検索をすればいろいろ出てくる
長野の出身の人で父親は画家兼写真家
小さな頃から画集を模写して腕前を磨いたらしい
父はギリシャ正教の信者で
河野通勢も洗礼を受けた
20歳ころを中心として長野の風景を描き始め
コローに似た感じで始めたのだが
細密描写に傾き、なかなか鬼気迫るものになってゆく
3年くらいでその『天才時代』は終了し、
東京に出て画業を続ける
落ち着いた画風になり、
長野時代がヨーロッパからの直接の影響とすれば
東京時代は江戸絵画の影響ともも言える
また挿絵画家として人気を博した
自画像をたくさん書いているのでその中にある程度の変化を感じることもできる
ーー
大変浅薄な予想をすれば
長野の天才時代は、統合失調症傾向と強迫性傾向との両方と隣り合わせの時代だったのだろうと思う
その時期に関根正二と出会い、関根に大きな影響を与えている
精神病理の最大の危機を乗り越えて東京時代の安定が訪れる
それは自分の道を見出した安定であるが
一方で長野の天才時代の激しさはない
池田満寿夫が個性が様式になったと評している
“みなさんの新年が、魔法と夢と、善良なる狂気に満たされますように。すばらしい本を読み、すばらしいと思う人にキスをして、それから芸術も忘れないでほしい。執筆したり、描いたり、作ったり、歌ったり、または、あなただけにできる生き方をしてください。そして来年のいつか、あなたが自分自身に驚かれることを期待します。 ” ニール・ゲイマン …あなたにとってすばらしい年になりますように。過激で突飛な夢を見る年であり、これまではあり得なかった何かを実現させる年であり、あなたが愛され慕われる年であり、その見返りとして、人々
少子高齢化とは やがて祖父2名、祖母2名、父、母の資産がひとりの子供に集中して相続されるということなのかもしれない そう考えると今の若者は あくせく働く必要もなさそうだ
やがて祖父2名、祖母2名、父、母の資産がひとりの子供に集中して相続されるということなのかもしれない
そう考えると今の若者は
あくせく働く必要もなさそうだ
“暖かいものを持たせると人の性格がよくなる。ホットコーヒーを渡してから相談事をすればいい。 重いものを持たせるとそれが重要だと錯覚する。重要な議題はちょっと重いクリップボードで渡すといい。 良い香りのする部屋では人の性格がよくなる。暗い部屋、サングラスなどがあると人は相手をだまそうとする。”
ジェットコースターの順番待ちしてるときに、真面目な顔して 「混んでるから座れないかもしれないな。」って 言ってたおっさんを見習って欲しい。” ーーー “自己嫌悪とは自分への一種の甘え方だ、最も逆説的な自己陶酔の形式だ” ーーー “「ミスをしないようにする」んじゃなくて「ミスをしても大丈夫なようにする」”
「混んでるから座れないかもしれないな。」って
言ってたおっさんを見習って欲しい。”
ーーー
“自己嫌悪とは自分への一種の甘え方だ、最も逆説的な自己陶酔の形式だ”
ーーー
“「ミスをしないようにする」んじゃなくて「ミスをしても大丈夫なようにする」”
昔の写真が一枚もないのは寂しいような気もするが清々しい気もする 現在と未来しかないのだから、それでいいと思う フィルム時代の写真はもうどこかに行ってしまったし、 ハードディスクにあるはずのデジタル時代の写真はどこに消えのか、もう分からない 昔の部屋の机とか、昔の職場の様子とか、そんなものだけでもあれば老いの慰めにはなるのだろう しかしないものはないのだから仕方がない、未来をつくろう
現在と未来しかないのだから、それでいいと思う
フィルム時代の写真はもうどこかに行ってしまったし、
ハードディスクにあるはずのデジタル時代の写真はどこに消えのか、もう分からない
昔の部屋の机とか、昔の職場の様子とか、そんなものだけでもあれば老いの慰めにはなるのだろう
しかしないものはないのだから仕方がない、未来をつくろう
“ 世間から差別語が退治されるようになってから、世の中に「かわいい」が氾濫した。 そういう符牒もある。 その結果かどうかは知らないが、日本はそれをきっかけに物差しの目盛が粗い、棒読みの世の中になっていったのである。 ” ーーー “憂鬱も不安も狂気も、ずっと昔から人類の歴史に寄り添ってきたはずだ。” ーーー “「本」 本を読むならいまだ 新しい頁をきりはなつとき 紙の花粉は匂ひよく立つ そとの賑やかな新緑まで ペエジにとぢこめられてゐるやうだ 本は美しい信愛をもって私を囲んでゐる” 愛の詩集~室生
世間から差別語が退治されるようになってから、世の中に「かわいい」が氾濫した。
そういう符牒もある。
その結果かどうかは知らないが、日本はそれをきっかけに物差しの目盛が粗い、棒読みの世の中になっていったのである。
”
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“憂鬱も不安も狂気も、ずっと昔から人類の歴史に寄り添ってきたはずだ。”
ーーー
“「本」
本を読むならいまだ
新しい頁をきりはなつとき
紙の花粉は匂ひよく立つ
そとの賑やかな新緑まで
ペエジにとぢこめられてゐるやうだ
本は美しい信愛をもって私を囲んでゐる” 愛の詩集~室生犀星詩集~
ーーー
“再読は、物語が一度消費(《むさぼり読み》)されたら、他の物語に移り、他の本を買うことができるよう、その物語を《投げ捨てる》ことを勧める現代社会の商業的イデオロギー的慣習に反した操作であり、それはある周辺のカテゴリーに属する読者たち(子供、老人、教師)にしか許されていないが、ここでは、再読はただちに提起されている。なぜなら、それだけがテキストを繰返しから救うからであり(再読を軽んずる人は、到る所で、同じ物語を読まざるを得ない)、テキストをその多様性と複数性の中で増殖させるからである。
…再読は、最初の読書が基本的で、素朴で、現象的な読書であって、後はただ単に《説明》したり、知的な解釈を加えたりすればよいだろうというような思い上がり(あたかも読書にはじめがあるかのような、すべてがすでに読まれていなかったかのような。最初の読書など存在しないのだ。たとえテキストが、説得的というより見世物的な技巧であるサスペンスといういくつかの操作子 opérateur によって、そうした幻想をわれわれに与えようと努力するとしてもである)を認めない。”
ロラン・バルト 「S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析」
ひとりごとを言いながら歩く人とすれ違う 声帯を動かさずに頭のなかで独り言を言っていれば 内言語というものでそれが普通の意味での思考である 特に文章の形でものを考える人はこのタイプである 数式を使って考えることもあり、 また多いのは、図のように、事情が一挙に「分かる」という場合もある いずれも考えるとか思いつくということのひとつだろう 図のように把握しておいて、他人に伝えるときには文章の形にするという場合もある
声帯を動かさずに頭のなかで独り言を言っていれば
内言語というものでそれが普通の意味での思考である
特に文章の形でものを考える人はこのタイプである
数式を使って考えることもあり、
また多いのは、図のように、事情が一挙に「分かる」という場合もある
いずれも考えるとか思いつくということのひとつだろう
図のように把握しておいて、他人に伝えるときには文章の形にするという場合もある
楽譜が一挙に頭に浮かび、曲の全体が把握される人もいるし
時間軸にそって再生してみなければ曲を把握できないという人もいるだろう
ーーー
“ネットで昔のユーミンを聞いてたんだけど、バブルとともに音作りがどんどんゴージャスになり、同時にどんどんダサく陳腐になっていくのが面白い。今がピークかもと気づくずっと前に本当のピークは過ぎているところ、人間も経済も一緒だなと思った。” ーーー “我々は自由です。それはリスクであり、同時にチャンスなのです。好きなものを作り、好きなように稼げばよい。温室のような楽園はなく、どこも適度に荒野であり、適度に楽園なのでしょう。” ーーー “色鉛筆の質の見分け方「色鉛筆を買うときは、赤をまず質を試す。粗悪
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“我々は自由です。それはリスクであり、同時にチャンスなのです。好きなものを作り、好きなように稼げばよい。温室のような楽園はなく、どこも適度に荒野であり、適度に楽園なのでしょう。”
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“色鉛筆の質の見分け方「色鉛筆を買うときは、赤をまず質を試す。粗悪品は粉しかでてこなくて色がつかない。次は薄紫色。赤と青の粒子が混じる技術を確認する。次に色芯への情熱を金・銀でみる。コストがかかるからと安くつくると色がでない。それがよかったらいい色鉛筆」 ”
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“アオシマ模型で尖閣漁船衝突プラモの試作品を見た瀧が
「こんなの作っていいんですか?」と言い、アオシマの担当者が
「当たり前のものを当たり前に作ってるだけです」と毅然と
返してたのが印象的。
さすが模型界の狂犬。”
ーーー
“正しくない相手になら正しくない態度をとってもかまわない、というのは正しくないと思う”
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ロシアの「モスクワ社会予測研究所」の社会学者タルシン氏の調査によると、ロシア人が再び宗教に関心を持ち出し、無神論者は過去15年間で半減する一方、定期的に教会に通う信者数は4倍化したという。同氏によれば、ロシア国民の約62%がロシア正教徒、7%がイスラム教徒、1%強が他宗派の信者だ。「自分は無神論者だ」と認識している国民は15%。そして、14%の国民が具体的な宗派には所属していないが、創造主としての「神」を信じている。定期的に礼拝に参加している人は9%だ。冷戦終焉直後、「ロシア軍兵士の約25%が神を信じている」という意識調査が明らかになったことがある。
ーーー
ここ20年で私立大学が激増し、その多くの大学で就職率が低いという現状があるからだと認識している。1988年に357校だった私大は2012年には605校と倍近くにまで膨れ上がっている。もちろん、この間に少子化が加速したにもかかわらずだ。
ーーー
中学生くらいが人間として幸せなような気がする。 あとはどんどん苦しみが増える。
あとはどんどん苦しみが増える。
特定秘密保護法案は外交や防衛など国の安全保障に関わる情報を対象としていますが、こうした情報を直接扱わない子ども向けの本の出版社からも反対の声が上がっています。 都内で児童書専門の出版社を経営する岩崎弘明さんは、今月19日、雑誌の編集長やフリージャーナリストたちに混じって、特定秘密保護法案に反対する出版関係者の集会に参加しました。 岩崎さんの会社は、「モチモチの木」や「はじめてのおるすばん」など子ども向けの絵本のロングセラーで知られ、法案で特定秘密の対象とされる、外交や防衛など安全保障に関わる分野の情報
都内で児童書専門の出版社を経営する岩崎弘明さんは、今月19日、雑誌の編集長やフリージャーナリストたちに混じって、特定秘密保護法案に反対する出版関係者の集会に参加しました。
岩崎さんの会社は、「モチモチの木」や「はじめてのおるすばん」など子ども向けの絵本のロングセラーで知られ、法案で特定秘密の対象とされる、外交や防衛など安全保障に関わる分野の情報を直接扱うことはありません。
それでも法案に反対するのは、「情報が制限される社会は子どもたちから成長の機会を奪ってしまう」と考えるからです。
岩崎さんは10年ほど前、ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺を扱った児童向けの本を出版した際、「全体主義が行き着いた末の本当の悲劇を知ってほしい」と考え、あえて遺体の写真を掲載しました。
岩崎さんは「子どもたちは自由に流通する情報を、みずから選び取る経験を通して成長していく。今回の法案は、国が見せてよい情報と見せてはいけない情報を選別する、息苦しい社会への第一歩になってしまうのではないか」と話しています。
「違法行為や当局の不正に関する機密情報を『良かれ』と思って公にした 公務員は法的制裁から守られなければならない」
表現の自由担当)が、日本の特定秘密保護法案について
「内部告発者やジャーナリストを脅かすもの」
との懸念を表明し日本政府に透明性の確保を要請したそうです。
国連人権高等弁務官事務所(本部スイス・ジュネーブ)が報道声明で
発表しています。
http://www.lifeshot.jp/files/photos/1306059992/1385277823_o.jpg
http://mainichi.jp/select/news/20131123k0000m030094000c.html
ここでラ・ルー特別報告者は
「内部告発者や、秘密を報じるジャーナリストを脅かす内容を含んでいる」
と法案を批判しているんですね。
主張は、
「秘密漏えいによる損害が国民の「知る権利」という公益よりも大きな場合
に限って秘密保持が認められるが、その場合でも、独立機関による点検が
不可欠だ」
というものです。
続いて、
「違法行為や当局の不正に関する機密情報を『良かれ』と思って公にした
公務員は法的制裁から守られなければならない」
と指摘しています。
実に的を射た指摘ですが、これを国連が表明したということに重大な意味
があります。
推進論者はスパイ防止法は世界各国でやっていることだし必要だと主張
しています。
しかし諸外国がやっているのと違い、日本がやろうとしていることは恣意的
使用が可能な余地を残しており、その意味で欧米では普通にある法律では
ないのです。
独立機関もない、罰則の規定も曖昧、対象の規定も曖昧なゆえ、国の情報
統制、言論統制が起こりうる危険性は十分あるのです。
ーーー
また、この国連が懸念を表明した同じ22日、児童書専門の出版社からも
反対の声が上がっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131122/t10013250901000.html
子ども向けの絵本のロングセラーで知られる出版社なので、外交や防衛
など安全保障に関わる分野の情報を直接扱うことはありませんが、
「情報が制限される社会は子どもたちから成長の機会を奪ってしまう」
と社長の岩崎さんは考えているようです。
「子どもたちは自由に流通する情報を、みずから選び取る経験を通して
成長していく。
今回の法案は、国が見せてよい情報と見せてはいけない情報を選別する、
息苦しい社会への第一歩になってしまうのではないか」
とも話しています。
ーーーーー
特定秘密保護法案の内容や政治動向については以下を参照
http://www.news-pj.net/siryou/himitsuhozenhou/
レヴィ=ストロースは、婚姻の法則として「交差いとこ婚」を見出した。
ーーー
同様にと言わなくても同じことなので冗長。
(=は婚姻関係を、単線は親子関係を示します。)
●基本的な仕組み
交叉イトコ婚とは、決められた集団に男が通うことによって、必然的に親の“異性の兄弟姉妹の子供”(交叉イトコ)が婚姻の対象となる仕組みです。
・男からみれば、母の兄弟(オジ)の娘が結婚相手であり、
・女からみれば、父の姉妹(オバ)の息子が結婚相手になります。
●生涯生まれた集団に所属する
婚姻では男が他の氏族に“通い”ますが、男も女も生涯生まれた氏族集団に“所属”しています。子供からみれば、同じ集団に所属する母とその兄弟(オジ)、祖母(母の母)とその兄弟によって育てられます。
●氏族集団をつなぐ婚姻規範
図解からは、氏族集団内で子育てを行いつつ、複数の氏族が婚姻によってつながっていることが解ります。
交叉イトコという名称自体は個人からみた捉え方ですが、本質的には、複数の氏族間で世代を通して婚姻対象を規定する規範であり、これによって閉鎖性を打破し、氏族同士のつながりを強化する統合システムであると言えます。
ーーー
■母方交叉イトコ婚通い婚時代に形成された集団どうしの結びつきはそのままにして、女を男の集団に迎え入れるようになると、母方交叉イトコ婚になる。
嫁の出自集団から毎年ヤム芋などが贈られるが、これは通い婚時代の名残で、母方の兄弟が子供たちを養育するのが義務になっているからである。
母方交叉イトコ婚の優れているのは、A集団はB集団から嫁をもらい、B集団はC集団から、C集団はD集団から嫁をもらう等、嫁取り先が移行していくので、ヤム芋等の贈り物も同様に移行し、特定の集団に財が偏ることがなく、財が循環することである。
上記の内容を図解化すると以下のようになります。
(=は婚姻関係を、単線は親子関係を、←は移籍・移行を示します。)
●基本的な仕組み
「母方交叉イトコ婚」という名称は、父系社会を前提に、男の結婚相手が母方のオジの娘(母方交叉イトコ)に規定されることから定義されます。(女からみれば、父方のオバの息子(父方交叉イトコ)が結婚相手になります。)
結婚相手が交叉イトコに限定される点では、前回扱った「通い婚」と同じですが、「母方交叉婚」では女が父系氏族に移籍する点が「通い婚」と異なります。
更に上の図解で、例えばB集団をみた場合、どの世代においてもB集団はC集団から嫁をもらうと同時に、A集団に嫁を送り出している仕組みがわかります。そのようにして各氏族集団が婚姻規則によってつながっています。
●母方交叉イトコ婚に注目した人類学者
婚姻の歴史が書かれている文化人類学の書籍を見ると、必ずレヴィ=ストロースというフランスの人類学者の考えが載っています。構造主義と呼ばれる現代思想
の先駆者としても有名ですが、彼はきわめて広大な地域の未開部族を研究の対象としました。(その対象は、オーストラリア、南アジア、東南アジア、東アジ
ア、東部シベリア、さらには南北アメリカにまで及んでいます。)
中でも、オーストラリアの伝統社会における「母方交叉イトコ婚」に着目し、一定方向に女性が交換(移籍・移行)する婚姻規則と、贈物が受け渡される互酬性
によって、複数の集団をつなぐ社会統合が構築されていると考えました。同時に、この婚姻規則(規範)が貫徹されることによって、近親者(親子や兄妹)の婚
姻を禁ずるインセスト・タブーが生まれたと考えました。
この考えは、現在でも人類学の学説の主流となっています。
ーーー
アボリジニの伝統的婚姻―プロミスト・ワイフ(プロミスト婚)―を紹介します。
<プロミスト婚>直訳すると「約束された結婚」ってとこでしょうか、老若交代の2回婚ともいえる婚姻様式です。
具体的事例として、今から30年程前の事例が取り上げられている書籍があったので紹介します。現在でも行なわれていますが、若い世代からこの慣習は改めたほうが良いのではないかとの意見もでてきているようです。
彼(ウヌウン氏)は48歳の頃と思われる1978年、古くからの慣習にしたがってプロミスト・ワイフというかたちで、ブララ族の女性ワイマンバと結婚する。この結婚によってウヌウン氏は、さきのガマディむら建設途上でむかえた妻ランブプとともに、二人の妻をもつことになった。
このプロミスト・ワイフという結婚は、まず約束された女性を選ぶことからはじまる。その女性は、彼らの習慣によると、結婚する当該男性の父の姉妹の娘の娘の中から選ばれる。したがって選択の対象となる女性はかなりの年下で、しかも複数いることになる。その中から誰を選ぶかは、当該男性の母の姉妹とその配偶者が決める。こうして結婚すべき相手の女性が決定されると、夫となるべき男性はその女性が成人し結婚の適齢期をむかえるまで、場合によっては結婚した後も、彼女の両親に贈り物をつづけるなど、経済的に生活を援助する事が義務づけられている。その贈り物には、かつては狩猟・戦闘用のヤリとヤリ投げ器が選ばれたという。現在ではお金を贈ることが多い。
その義務が解除されるのは、プロミスト・ワイフとなった娘の両親が「もう充分だ」といった意味を申し出をするか、もしくは両親が死亡したときに限られる。これが履行できないとプロミスト婚は破棄される。
こうしてウヌウン氏は古くからの習慣に忠実な結婚をはたしたのである。
そして80年には、プロミスト婚でむかえた若い妻ワイマンバとの間に、ウヌウン氏にとって第二子、長女のジュンジュロをもうけた。
以上、『ユーカリの森に生きるーアボリジニの生活と神話からー』
国立民族博物館助教授 松山利夫著 より引用
氏族間の関係性を高めると共に、部族としての統合力を高めるためのひとつの婚姻形態だと思われます。
以前、松山教授に直接お話をお聞きしたときにおっしゃっておられましたが、
逆もあって16~17歳くらいで成人した男子は40歳過ぎの女性と結婚し、そして20年あまり連れ添うと、女性は年をとり先に亡くなり、40歳くらいになった男性は16~17歳くらいの成人した女性と結婚します。
そしてまた、その女性が40歳くらいになったときには、男性の方が先に亡くなるので、今度は若い男性と結婚します。
男性も女性も人生で二度以上結婚する老若交代婚ともいえる婚姻様式のようです。
“役者になれ。自分の人生に興味ない奴は役者が向いてる。” ーーー “百科事典は調べたいことがあると、 当然ページを捲っていくよね。 でも子供はね、大抵調べたいことに辿り着く前に、 途中のページで興味深いものを発見して、 そこで寄り道をしちゃうんだよ。 そして、なかなか目的のページに辿り着かない。 でもそれは悪いことじゃない。 その寄り道こそが、 実は感性を育ててくれるんだと思うよ。” ーーー “ 関西弁「来ない」について 関西人の県の見分け方 「きやらへん」京都・大阪・奈良 「こやん
テレビでは午前中から秘密保護法の国会委員会審議 全く熱を感じない 担当大臣の森氏と総理の二名だけが政府側に座っている。 民主党の議員は3.11の震災の時に情報開示が遅れたことを言う 総理は「当時は法律がなかったのだから特定秘密もない」 「今後も原発の関係は特定秘密ではない」 「当時の民主党政権の対応が悪かっただけ」などといい 質問に当たった民主党議員はそれにたいして謝罪する始末。 全く本質を議論していない。 秘密というものは、これが秘密ですといえば、秘密の程度は半分になってしまう だから何が秘密であるか
テレビでは午前中から秘密保護法の国会委員会審議
全く熱を感じない
担当大臣の森氏と総理の二名だけが政府側に座っている。
民主党の議員は3.11の震災の時に情報開示が遅れたことを言う
総理は「当時は法律がなかったのだから特定秘密もない」
「今後も原発の関係は特定秘密ではない」
「当時の民主党政権の対応が悪かっただけ」などといい
質問に当たった民主党議員はそれにたいして謝罪する始末。
全く本質を議論していない。
秘密というものは、これが秘密ですといえば、秘密の程度は半分になってしまう
だから何が秘密であるかも、秘密ということになる
しかし考えて見れば、一番の防衛策は、秘密を知っている人が漏らさないということだ。
公務員その他関係者がモラルを高く維持すれば良いことだ。
しかしなかなかそうは行かない現状があるのだろう。
そうなると知っている人の数を限定しないといけない。人物査定が重要になる。
たとえば防衛関係で言えば、総理や防衛大臣が実際の何かの軍事的な操作をするわけではないのだから
現場に対しての、どの地域で何をしろという命令は漏れてしまう
そうすると大体は何のためなのか予測できてしまう
そこで実際に操作にあたる人間からの情報漏洩を防止するために
秘密保護法ということになる
清掃業者がどんなゴミを処分したかとかも重要機密かもしれない
どのゴミが特定秘密でどのゴミが普通の秘密か、清掃業者は知らない
実際そんなものが抑止になるはずがないとスパイは言うだろう
たとえば国民のためにこの情報は公開すべきだと個人的に決断してYouTubeに投稿したりするのは
事後に法的にさばくことになるだろう
その場合も、それは特定機密だと国民にバラしてしまうことになるのだが
特的秘密をばらされたというのは、公務員の間の団結を乱す要素になるので
バラされた時には、実はそれは特定機密ではないのだと言いはってしまうのかもしれない
どうせもうバレたのだし
そうではなくて、スパイに情報が渡った場合は、表面上は何も起こらないに決まっている
今までどおりである
スパイが捕まった場合、どの法律で裁くかは、その時々の事情によるだろう
特定機密を秘密にしたいから、裁判では別の言い方をして、運用を工夫するのではないか
核兵器持ち込み密約とか沖縄返還密約とかそんなことを言っているのだろうか
そのレベルであれば、やたらに口外しないことで十分であるように思われるのだが、どうだろうか
2013-11-26、昨夜はなんとなく生暖かい感じで雨がポツリポツリと始まった。 次第に強い雨になり土砂降りになった。しかし冷たい雨ではなかったように思う。 一夜明けて、11-27は快晴。光が紅葉を照らして眩しい。いつもの樹々は 昨日の雨風のせいかずいぶんと葉を落としてしまったように思う。 昔、落ち葉を本に挟んで栞にしていたことがある。いまでもどこかに挟んであると思う。 銀杏の葉は虫除けになるとの事だった。
2013-11-26、昨夜はなんとなく生暖かい感じで雨がポツリポツリと始まった。
次第に強い雨になり土砂降りになった。しかし冷たい雨ではなかったように思う。
一夜明けて、11-27は快晴。光が紅葉を照らして眩しい。いつもの樹々は
昨日の雨風のせいかずいぶんと葉を落としてしまったように思う。
昔、落ち葉を本に挟んで栞にしていたことがある。いまでもどこかに挟んであると思う。
銀杏の葉は虫除けになるとの事だった。
“そもそもその人に好かれたいのかというのを考えましょう。嫌われてもかまわない相手に嫌われたことをわざわざ気に病むのは無駄です。” ーーー “ある研究だと年収600万-1500万の消費動向はほぼ同じらしくて、そのクラスター内での年収下位層はそりゃあ「苦しい苦しい」言いますわなって話” ーーー “年収600万円〜800万円の世帯は、年収1000万円超えの世帯と同じ暮らしをしようとするから一番幸せ度が低いらしいですよ。一方、年収400万円以下の世帯は節制し身の丈に合う暮らしをするから幸せを感じやすいとか
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“ある研究だと年収600万-1500万の消費動向はほぼ同じらしくて、そのクラスター内での年収下位層はそりゃあ「苦しい苦しい」言いますわなって話”
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“年収600万円〜800万円の世帯は、年収1000万円超えの世帯と同じ暮らしをしようとするから一番幸せ度が低いらしいですよ。一方、年収400万円以下の世帯は節制し身の丈に合う暮らしをするから幸せを感じやすいとか。”
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“「100万人の有料会員を集めたい場合、2つの方法がある。大量の宣伝広告で支払いをするようにし向けるか、あるいは宣伝広告のお金をサービス改善に役立て、口コミで会員になってもらうか」。後者を選択しているEvernoteにとっては「有料会員割合が多ければいいのではない。有料会員率が高いということは、無料のユーザーを失っていく可能性もあるということであり、もっと無料ユーザーが集まるようにサービスを改良する必要があることを意味する」という。”
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“運と言われることのほとんどは、実は人間関係によるもの”
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“相手を100%殺せる手段を持っている人は、相手に対して優しくなれる。”
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“一番理解不可能な言葉は「大丈夫、一人じゃない」ってやつです。こんないいかげんな言葉、言わない方がいいんじゃないかって思う。”
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“また、二千年昔のユリウス・カエサルの次の一句も味わってほしい。 「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」”
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原発に関する夢想
外側からだけでも分かりそうなことを書いておくと、
私が原発についての「原発村」「原発利権」というような言葉に接して連想するのは、
中東で、石油で儲けたお金を持って、砂漠の中の巨大ショッピングセンターで、
女性が買い物をしている風景。
買い物と言っても多分宝石とかだろう。ドバイなどの風景なのだろうか。
ただ偶然石油がとれて、その権利を一族が所有していて、そのお金で生きていられる人たちがいる。
一方で、アメリカのように、マイクロソフト、アップル、インテル、グーグルなど
ITの収益をかなり独占的に享受している国。
また金融工学というものを駆使して、訳の分からない金融商品を売りつけ、
またよく分からないマーケットの波を作り出し、合法的に他人の資産を奪い取る人たちを
英雄視しているアメリカという国。年金基金から合法的に収奪するハゲタカファンド。
アメリカは基礎技術で投資額が抜群に多いし、
各国の優秀な頭脳をかき集めて一種の『洗脳』をしているので
当分の間、新技術での優位は揺るがないだろう。
中東はまた、原油がなくなるまで大丈夫たし、そのあとも、灼熱の砂漠で大規模に太陽光発電をするなどして富の持続を考えているのだという。
日本の支配層はではどう考えているのだろう。
明治維新の後、欧米に追いつこうという方針で走り続けて、急速に欧米化。
特に第二次大戦後は欧米よりも高い成長率を達成した。
最近の他国の例を見ても明らかなように、それは奇跡というよりは、当然の経済事象であった。
欧米よりも経済規模の小さな後進国が、国家の方針として欧米化を目指した場合、
経済成長率はその時どきの欧米の成長率を上回ることになる。
欧米の経験を踏まえて、同じことを真似すればいいのだから、成長は速いのが当たり前だろうと思う。
そして一旦追いついてしまうと、そこから先は欧米並みの成長に落ち込んでしまう。
それも当然だ。
しかしその場合、支配層としては、自由に分配できる資金が減ってしまうことになる。
子分にいい顔が出来ない。羽振りのいい時代が終わってしまう。
現状ではアメリカの技術とか高等教育を追い越すことは難しそうだ。巨大な富を生むイノベーションが
日本から始まるとすれば、とうぜんアメリカは放置しておかないだろう。
そっくり飲み込んで自分のものにしてしまう。
それはもうそのような構造があるのだからしかたがない。
なにしろ日本では規制がきつくて出来ないし、研究費もないし、アメリカでやっと芽が出たりする
ならばいっそのこと石油でも出ないかと思うが、それも簡単ではない。
原子力というものは開発コストも最終処分コストもかかるのだろうが
とりあえずは唯一の希望のように思えたのだろう
うまく行けば、中東のお金持ちの奥様みたいに、働かなくても、無尽蔵の富をもたらしてくれるのではないかと夢想する
そもそも中東が金持ちであるのは、日本などがどんどん原油を買って、お金を支払っているからだ
そのお金を支払うことなくすめばどんなに楽だろうと夢想する
支配層は権力があるうちに石油やITのような富の源泉をつかみたいはずだ
一般市民が宝くじでも当たらないかなと夢想するのと同じである
まず最初はアメリカの技術を導入してだんだん育てていけば夢のエネルギーができるのではないか
理屈はよく知らないが、もんじゅという高速増殖炉では発電すればするだけ新しい燃料ができるとかいう
そんないい話はない
フランスなんかでも技術が進んでいるようだし
遅れないように日本もやろう
地震もあるが、将来の技術発展を見込んで、出発しよう、
というような話で進んだのだろうとは思う
石炭、石油のような根本的なエネルギー源が富の源泉であることは明らかであって
次世代は原子力だろうという見込みも分からないではない
夢を見たのも無理もない
しかし日本はなかなか波に乗れなかったのが現実である
原子力船むつの失敗
茨城県那珂郡東海村での深刻な事故・「裏マニュアル」運用
事故に関しての情報管理、放射能被曝と治療に関する情報管理
原発設置に際して地元住民に対して補助金のこと、また住民分断の話など
ややこしい話もたくさんだ
さらには唯一の原爆被爆国としての『核』への敏感な感情もある
個人的にはこれはとても大切な、一種の国民的資産だと思う
ーーー
地面を掘っても、石油も出ないし、輸出できるような資源も出ないし、
雪も降るし山ばかりで農地は狭いし食料自給も難しいし
日本にしか出来ないことがあれば別だが、よく考えると、日本人にできることはほぼ他の国でも可能だし
むしろ日本語の壁があり、少子高齢化もあり、
いろいろ難問があるが、エネルギー問題だけでもとりあえずクリアーできればと考えてしまうのも
理解できないことでもない
予算がついて走りだせば止まることは難しい
ーーー
無限の富を作り出す核エネルギーという夢想が支配した一時期であったと思う
ーー
潜在的核保有国であろうとして原発が必要であったとする話もあるがよく分からない
日本で原発も原子力船もうまく行かなければ得をする国はいくつもあるのだから
何かあったのかと考えてもおかしくない
最近のロケット打ち上げ、その後の制御技術などを見ると結構できるような気はする
「はやぶさ」ができるのに、原子力は出来ないものなのかな?
テンプレートのたとえ
PCのハードとソフトの比喩で
精神病と精神療法のことを表現してきたのだけれど
たぶん、精神療法で行っていることは
ソフトに付属するテンプレートの更新をする程度のことなのだろうと思う。
しかしそれがまた随分役に立つのだ。
ーーーーー
環境が変わってしまったのに
古いテンプレートしか持っていない人はどうすればいいか
自分で新しいテンプレートが作れる人ならばいいけれど
そうでない場合はどうしたらいいか
ーーーーー
テンプレートは多すぎても
選択に困る
少なすぎても役に立たない
カスタマイズしすぎると変化に対応できない
カスタマイズしないといちいち面倒だ
スパイは笑う秘密保護法案
秘密保護法案は明日2013-11-26に委員会質疑が行われ、
一部の見解ではその日のうちに採決まで行うとのことだ。
現状で国家機密の内容が一般市民に知れ渡るという状態ではない
面白いことに、機密ではないはずの秘密保護法案の中身についてもよく知らされず
議論の詳細についても、枝葉は伝え聞くものの、本質論については
全く伝わってこない現状である
すでに市民に対して国家秘密はよく守られていると言わざるをえない
皮肉な話である
一方で、スパイに対して秘密は守られているかといえば伝え聞くところによればそうではないらしい
従って対策が必要であるが
たとえばスパイ防止法というような名前で以前問題になったことがあるのだが
スパイに対してそのような法律を作ったとして何の抑止力になるのか
全く疑問であるし、スパイというものの性質上、そのような法律をかいくぐって活動するに決まっている
法律を作ってスパイがいなくなるなら
世の中は簡単だろう
つまり、スパイは依然として活動を続け、
一般市民は依然として何も知らされない
秘密保護法が出来たなら、一連の手続きが簡単になる程度のものだろう
現在でも複雑ではあっても手続きを踏めばできるだろうものであるが
それが容易になるということなのだろう
タイミングを合わせるように
中国が東シナ海に設定した沖縄県・尖閣諸島を含む防空識別圏を発表
「だから」もっと強い国家安全保障体制が必要なのだと言いたいのだろう
考えてみればスパイが暗躍しているとして
アメリカにとっての重要な機密が日本を舞台にして漏洩し、たとえば中国にスパイされてしまう
というようなアホなことは起こりそうにない
日本の情報保護が不完全だと知れば、中国は盗みに来るだろうが、
アメリカは盗まれることを承知で情報を流すだろうから
騙し合いなのであって、裏の裏の裏で、どこまで読むかということになるのだから、
それはそれでいいのだろうと思う
秘密保護法案ができてもたぶんスパイの景色はあまり変わらないだろう
一般市民の景色はいっそう悪い方に変化してしまう可能性がある
秘密を知った役人が重大秘密をリークしようと決意すれば、
法律があってもなくても、あまり変わらないだろう
いずれにしても罪に問われるのだから、それだけの決意をしているはずのものだ
また逆に言えば、秘密を守る側が、そのような人間に情報を知られてしまうことがいけないのであって
罰があるからリークしないというのではないと思う
国家機密とはそのようなものだろう
裏切り者が常に潜伏しているとの前提の上に行動しなければいけないのであって
法律ができれば安心などとはとても言えないはずだ
国家のトップそのものがスパイであったということなどは小説にもよくある話で
それが一番効率的であることは自明である
最も有効なのは、一番に秘密を知りうる立場にある総理大臣に、秘密保護のために
一日に幾つものトラップを仕掛けておくことである
漏洩したら即逮捕である
役人や政治化が自分を縛る法律を作るはずがないのであって
誰が考えても、
『都合の悪いことは、なにか理屈をつけて秘密に指定してしまおう』という魂胆らしい、となる
ここで戦いはやはり、国家と市民の間の緊張である
原則的には市民が国家であるはずなのだが
現実にはそうではなく
国家が市民を支配する、保護する、養育する、教育するという匂いがぷんぷんしている
原子力発電所に関しての情報はテロリストの標的になるから秘密であると蓋をしてしまうことができる
原発に関係する予算に関しても詳細はテロリスト対策のため秘密であるということもできる
反省するとしても30年後とか50年後とか議論されている
また、真実をわかりにくくするために、紛らわしい嘘情報を大量にばらまくことも
起こっているらしい
いずれにしても、日本在住の各国のスパイも日本国民のために心配しているのではないか
自分たちスパイの活動には支障はないしルール変更もない
ただ、この日本がますます暗い国になるなあとため息をついているのではないか
ーーー
一方、
国家安全保障会議(日本版NSC)の設置法案を2013年11月25日、自民、公明、民主など賛成多数で可決した。早ければ27日の参院本会議で成立する見通し。
国民に向けてきちんと説明できないのはなぜなのかと問いただしたい。
安心してくださいと言うだけでは不充分である。
逆に聞きたいが、政治家や役人さんは、この法律でなぜ安心できるのか?
なぜ説明できないのか?
ーーー
で、秘密保護法違反疑いの人がいたとして、どうやって裁判するんだろう。
50年しないと秘密の内容がわからないし。
心配しなくてもなにかうまい方法があるんだろうね。
アメリカですでにやっているわけだから。