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チキンソテー

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今日はチキンソテーがうまくできた

スーパーに二種類あるチキンの高い方を買う

塩コショウなど全くしないで

そのまま皮を下にしてフライパンに

最強のガスで蓋をして3分

裏返して2分30秒

弱火にして裏返して2分30秒


すると皮が程よく焦げてパリパリ美味しい

塩コショウは最後まで使わなかった

充分味がついていた


ただそれだけの料理


ーーー

最初に強火であぶると

肉が縮んで良くないと書いてあるものもあるが

気にしない

程よく焦げいるのが美味しい


鮭でも鶏でも皮が美味しい

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何が正しいかを決める実証

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ほぼ閉めっぱなしの部屋でクーラーを付けながら扇風機を回している

その扇風機の羽にホコリが付いて見苦しいので掃除をした

衣類からホコリは出るのだろうが

なにかもっと黒くて粘着性のものも混入している

自動車の排気ガスとかタバコの煙とかそんなものなのだろうか

部屋を密閉しているものの、排気口はいくつもあって、そこから排気し続けているので

その分、どこかから入ってきているのだろう

この粘り気と言うか油気が東京だと思う

電灯のスイッチのプラスチックの四角い面の上のヘリには

やはり黒い何かが積もっているようだ


この空気を自分がいつも吸っているのかと思うと嫌な気分だ


扇風機で思い出すのだが

あれこれ減らず口を叩く女がいた

お門違いな理屈をあれこれ言うので辟易した

しかしそれでも私は家柄がいい、いい教育を受けた、東大卒だと威張っているようだった

ピント外れの浅はかなことを言うのであるが

自分では気が付かない

そのような空論を空論であると実証するのは難しかった


そんなとき新しい扇風機を購入した

部品がいくつかあって組み立て式だった

女はしばらく組み立てようと試みたらしいができなかった

仕事から帰って私が組み立てた

さして難しくないものだった

(それが今使っている扇風機だ)


この一件から、女はひょっとしたら私は愚かなのではないかと気が付き始めたようだった

シャワートイレの取り付けについてもそうだった

女は自分なりに調べたようだったができなかった

私が取り付けを完成させると

それは「実証」の威力を発揮したようだった


空理空論、ファンタジー、文章世界、そんなものは唯一つの実証にかなわない

実証で生活を安定させて、そのうえで、精神世界のこととして理屈を言うのも余裕の一つとしてよいのであるが

実証の精神を忘れたくないものである


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麻生氏「人事権は俺にある」

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麻生氏「人事権は俺にある、どう決めても俺の考え次第だ」ということらしいが

人事権には責任も伴うので

一連の不祥事の責任を取ることも人事権を持つ者の責任である

ということが全く分からない様子

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“ 「しかしこの歳になると、若いときはわからなかったことがよくわかる。すなわち結婚と就職は縁がすべてである。事故のようなものだ。論理的計画的にことを運べるものではない。チャンスが巡ってきたら、気合を入れて決断するしかない。いったん道を選んだら、振り返らずベストをつくること。間違った選択などない。選んだ道は正しい。そう信じてしばらくわき目もふらずにやっているうちに、力がついて、また次のチャンスがまわってくる。」”

“ 「しかしこの歳になると、若いときはわからなかったことがよくわかる。すなわち結婚と就職は縁がすべてである。事故のようなものだ。論理的計画的にことを運べるものではない。チャンスが巡ってきたら、気合を入れて決断するしかない。いったん道を選んだら、振り返らずベストをつくること。間違った選択などない。選んだ道は正しい。そう信じてしばらくわき目もふらずにやっているうちに、力がついて、また次のチャンスがまわってくる。」”



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“昔ネットで見た話だけど、 歳とってから専門学校に入って国家資格目指したばあさんに対して、孫が 「ばあちゃん、卒業するとき84歳だよ?今さらどーすんの?」 て言ったら、ばあさんが 「いや、でも何もしなくても84歳にはなっちゃうんだよ」 って言い返した話は今でも結構好き。”

“昔ネットで見た話だけど、 歳とってから専門学校に入って国家資格目指したばあさんに対して、孫が 「ばあちゃん、卒業するとき84歳だよ?今さらどーすんの?」 て言ったら、ばあさんが 「いや、でも何もしなくても84歳にはなっちゃうんだよ」 って言い返した話は今でも結構好き。”


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“お釈迦さまの教えで、財産のない人にもできる七つの施しです。 ・優しいまなざし(眼施、がんせ) ・思いやりある言葉(言辞施、げんじせ) ・温かい笑顔(顔施、がんせ) ・感謝の心で人に接する(心施、しんせ) ・手足を使い人のために汗を流す(身施、しんせ) ・席や場所を譲る(床座施、しょうざせ) ・一夜の宿を提供する(房舎施、ぼうじゃせ)”

“お釈迦さまの教えで、財産のない人にもできる七つの施しです。 ・優しいまなざし(眼施、がんせ) ・思いやりある言葉(言辞施、げんじせ) ・温かい笑顔(顔施、がんせ) ・感謝の心で人に接する(心施、しんせ) ・手足を使い人のために汗を流す(身施、しんせ) ・席や場所を譲る(床座施、しょうざせ) ・一夜の宿を提供する(房舎施、ぼうじゃせ)”


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復帰後の仕事量の設定の難しさ

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仕事量のセッティングなんですが

体調には波があるので

1.トップに設定する

2.ボトムに設定する

3.その中間に設定する

4.一定にしないで体調に合わせて調整する

などが考えられます


1.なるべく業績を上げたいという気持ちから言えばトップに設定したくなりますが

それではボトムになったときに身動きが取れなくなります。


2.ボトムに設定すると安全は安全ですがただ仕事を継続しているだけというイメージでなんだか寂しい。

でも実際は、継続しているうちに内部で治癒過程が進むはずなので、これは悪くない選択だと思う。


3.真ん中に設定するとトップのときは物足りないし、ボトムのときはついていけないし、難しい。


4.一定にしないで体調な合わせて変えてゆく。これは一見いいように思うが、調子はどうなのか、自分と周囲と主治医で評価していくのだかが、簡単ではない、どうしても後追いになる。症状を追いかけるとするといつも症状から遅れた処方になってしまう。処方は予防的であるべきである。


というような困難がある。

ボトムに合わせるのが実際には安全運転であるが

それでは復帰とは言えないとか

いろいろに考えるだろう


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「法衣をまとった外道に過ぎぬ!」

暴れん坊将軍

昔のビデオが流れている


お寺で賭博をして儲けている

それにまつわり様々の悪行

寺社奉行がつるんでいるので町奉行も手出しできない


その事情を知り、僧に暴れん坊将軍が詰め寄ると

「この僧が切れるか」と開き直るが

「法衣をまとった外道に過ぎぬ!」

と断定し、躊躇なく切り捨てる


これは昔のビデオ

現在ならば忖度が働いてしまうケースだろう


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“人間にとって責任のない立場で正論を唱えることほど気持ちのよいものはないのである。”

“人間にとって責任のない立場で正論を唱えることほど気持ちのよいものはないのである。”


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"「憲法押しつけ論」を説く改憲論者は、今の改憲論こそ米国の「押しつけ」であることを、どうして見抜けないのか。米国にはびこる民間の「戦争代行屋」の一つとして、同様の役割を日本に要求している。米国の軍事戦略の一環に組み込まれて何が「自立国家」ですか " "屈辱だとは思わないかな こんなものを押し付けられて、 それを舌足らずの理屈で答弁するしかできないとは アジアの米国二軍 野球と同じ"

"「憲法押しつけ論」を説く改憲論者は、今の改憲論こそ米国の「押しつけ」であることを、どうして見抜けないのか。米国にはびこる民間の「戦争代行屋」の一つとして、同様の役割を日本に要求している。米国の軍事戦略の一環に組み込まれて何が「自立国家」ですか
"

"屈辱だとは思わないかな
こんなものを押し付けられて、
それを舌足らずの理屈で答弁するしかできないとは

アジアの米国二軍
野球と同じ"

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“Googleで検索するときに「&as_qdr=y15」をつけると検索結果に「そのサイトがいつ公開されたか」を表示してくれます。”

“Googleで検索するときに「&as_qdr=y15」をつけると検索結果に「そのサイトがいつ公開されたか」を表示してくれます。”

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“DROPBOXもすごい便利だからどんどん使ってるけど、もうあれだね。プライバシーなんてもんは何かをデジタル化した時点でないって考えた方がいいよね。gmailだってgoogleは全部読めるんだし。本当に大事なものはチラシの裏に手書きするのが正解かもしれない。 そう考えるとさ、ネットに上がってるものなんて別にたいしたもんじゃないよな。極端な話サーバーが飛んだら終わりでしょ。極論を言えばですよ。そんなもん過信したら絶対痛い目に合うよ。クラウドの思想って結局プライバシーを売って便利を買うってことでしょ?決して

“DROPBOXもすごい便利だからどんどん使ってるけど、もうあれだね。プライバシーなんてもんは何かをデジタル化した時点でないって考えた方がいいよね。gmailだってgoogleは全部読めるんだし。本当に大事なものはチラシの裏に手書きするのが正解かもしれない。

そう考えるとさ、ネットに上がってるものなんて別にたいしたもんじゃないよな。極端な話サーバーが飛んだら終わりでしょ。極論を言えばですよ。そんなもん過信したら絶対痛い目に合うよ。クラウドの思想って結局プライバシーを売って便利を買うってことでしょ?決して無料じゃないよね。

Facebookはすごく便利だから活用したいんだけど、もうちょっといろいろ考えた方がいいかもしれないなぁとも思う。もちろんミクシーも。それから俺の大っきらいなツイッターも!

いや、別にツイッターというツール自体は道具だからどうでもいいんだ。でもさ、1日に何回も、何回も、何十回も、干からびたミミズのクソよりも役に立たないノイズを撒き散らす情報発信者!が気の毒でさ。ほんと。そんなことやってても孤独をこじらせるだけじゃん。頭に浮かんだ言葉をすぐ外に出さなきゃ気が済まないってのは、もう明らかに病気だろ?電車の中でブツブツひとりごと言ってる人とおんなじだよ。頑張って頑張ってツィートしてもさ、みんな非表示にしてるんだから、誰にも届いてないわけでしょ?もうね、おまえ携帯捨てろよ!って言いたいよ。心配だから。公園でゴミ拾いでもした方がよっぽど良い情報拾えるよ。

そもそも「つぶやき」って言葉が悪いのかな?つぶやきは会話じゃないから、孤独をつのらせるに決まってるじゃんね。

おっと、またツィッター中毒者をDISりそうになってるな。ごめんね。なんかかわいそうなんだよな。楽しく生きてる人はそんなに何度もツィートしないもの。

楽しく生きて欲しいよ。みんな。道具に振り回されずにね。”


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働いて食って寝てたまに遊ぶ 人生にそれ以上の事なんてない

人生に何かあると勘違いしてるやつら多すぎw
漫画の読みすぎだっての、なにかの物語の登場人物にでもなったつもりか?
働いて食って寝てたまに遊ぶ
人生にそれ以上の事なんてないんだよ


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“キルヒホフの発見が驚異的だったのは、彼が実験室から一歩も外へ出ることなく、地球上に存在する元素ナトリウムが太陽にも存在することを証明した点である。”

“キルヒホフの発見が驚異的だったのは、彼が実験室から一歩も外へ出ることなく、地球上に存在する元素ナトリウムが太陽にも存在することを証明した点である。”


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“つくる時にこわれた時の美しさをも想像する” こういう言葉の並べ方になにか感じる

“つくる時にこわれた時の美しさをも想像する”
こういう言葉の並べ方になにか感じる

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“ 短気な性格を直すよりも、自分が何にどうキレるかの基準を自覚した方が良い。 怠惰な性格を直すよりも、自分は何をどうやりたいか、を意識した方がいい。 受け身な性格を直すよりも、何をどう受けるか、の精度をあげる方が賢い。 ”

短気な性格を直すよりも、自分が何にどうキレるかの基準を自覚した方が良い。

怠惰な性格を直すよりも、自分は何をどうやりたいか、を意識した方がいい。

受け身な性格を直すよりも、何をどう受けるか、の精度をあげる方が賢い。



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“もうすぐ結婚する子が「この人となら幸せになれるって思うのはかんたんだけど、この人となら一緒に不幸になってもがんばれるって思えたから結婚しようと思ったの」って言ってたんです”

“もうすぐ結婚する子が「この人となら幸せになれるって思うのはかんたんだけど、この人となら一緒に不幸になってもがんばれるって思えたから結婚しようと思ったの」って言ってたんです”

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“  とあるプロデューサー氏との話。 「最近、売れるものしか作らないんですよねー」 「正確に言ったら、売れたものの偽物しか作らせてもらえないんです」 「シャッター商店街ってあるじゃないですか、個人のお店が人通り無くなって立ちゆかなくなって、みんな大型モールに買い物に行くっていう、あんな感じっすね」 「今や、シャッター商店街化をおそれるあまり、通り全部マクドナルド(笑)になってるんですよ。それ以外手立てがないというか、個性の廃棄、大量生産の安心感に走ってますね」 ”

 とあるプロデューサー氏との話。

「最近、売れるものしか作らないんですよねー」

「正確に言ったら、売れたものの偽物しか作らせてもらえないんです」

「シャッター商店街ってあるじゃないですか、個人のお店が人通り無くなって立ちゆかなくなって、みんな大型モールに買い物に行くっていう、あんな感じっすね」

「今や、シャッター商店街化をおそれるあまり、通り全部マクドナルド(笑)になってるんですよ。それ以外手立てがないというか、個性の廃棄、大量生産の安心感に走ってますね」



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“お互いにしゃべりたいときにしゃべってればいいし、黙りたくなったら黙ってたらいい。それで気まずくならないという関係が貴重だった。”

“お互いにしゃべりたいときにしゃべってればいいし、黙りたくなったら黙ってたらいい。それで気まずくならないという関係が貴重だった。”

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“7秒以上見つめながら話し合うことができる人とは心理的にセックス可能”

“7秒以上見つめながら話し合うことができる人とは心理的にセックス可能”

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スティーブン・ワインバーグ「科学の発見」

アリストテレスは軽率で、デカルトは過大評価――。科学史の先哲を、ノーベル物理学賞のスティーブン・ワインバーグ教授が容赦なく切り捨てる著書「科学の発見」が、論争を巻き起こしている。現代の視点で過去を裁く手法に批判はあるが、一方で教授が投げかけるのは「科学とは何か」という根本的な問いだ。本人に聞いた。

 ――なぜ物理学者のあなたが科学史なのですか?

 「もともと歴史に興味がありました。私は何かについて学ぼうと思ったときには、そのテーマを講義することにしています。テキサス大の学生たちに科学史の講義をするうち、古代ギリシャのプラトンやアリストテレスといった人たちは、科学者というよりも『詩人』、と呼んだ方がふさわしいと分かったのです」

 ログイン前の続き――辛辣(しんらつ)ですね。科学の源流は、プラトンやアリストテレスにある、と考える人たちもいます。なぜ「詩人」なのですか。

 「自然の観察抜きに論理や数学だけに頼って理解しようとするのは科学ではありません。例えば彼らは物質を構成する元素について見解を述べていますが、理論や観測に基づいていません。単に、世界はこうあるだろう、という詩的イメージを述べているに過ぎません」

    ■     ■

 ――科学史の「知の巨人」たちの業績を「科学ではない」と断じたあなたの著書は、歴史家たちから批判されました。

 「(本の内容が)不遜ですからね。例えばプラトンやデカルトを研究する歴史家は、彼らに共感することで理解しようとします。生涯を研究に費やし、尊敬の念を抱いていることもある。一方、私は科学者の視点から批判的です。アリストテレスはバカではないが退屈です。プラトンの著作はわりと面白いが、しばしば愚かです」

 「デカルトは、自然の真理に到達する正しい方法を見つけたと主張しました。その彼が地球の形状や光の性質、真空状態の有無、自由落下する物体の速度などについて、様々な点を誤解しています。明らかに彼の科学の手法はよいとは言えなかった」

 ――昔と今の科学では、そんなに違いますか?

 「私は、科学者、特に物理学者であることがどういうことか明確な感覚を持っています。観測や実験から得た情報に基づき、初期の理論を組み立てる。うまく行ったら、より多くの現象、より小さなスケール、より大きなスケールに当てはまる数式にまとめていく。常に実験や観測に照らしつつ、さらに異なる現象を統合し、より統一された理論を目指す。それが科学です」

 「歴史家の中には、現代の立場から過去を批判するべきでないと主張する人もいますが、科学に関しては賛同できません」

 ――科学は、時代背景と切り離せない政治や文化とは異なると?

 「芸術を例に挙げましょう。20世紀の詩人が19世紀より優れているとは言えません。(数多くの傑作を残した)シェークスピアは16世紀に活躍しました。絵画も同じです。時代と共に進歩するのではなく、それぞれの時代に優れた作品がある。芸術の歴史を私が科学でやったような方法で評価することは、よくないと思います」

 「科学とは、自然を学ぶ方法のことです。それには正しい方法が存在するのです。本のタイトルを『科学の発見』としたのもそのためです。『科学の発明』では、社会が異なれば別の科学が発明されるような響きがでてしまいます」

 ――著書では、キリスト教が、科学の発展を阻害してきたと示唆していますね。

 「宗教が研究に大きく影響するとは思いません。ただ、歴史的には、宗教は科学にとって大きな障害になってきました。ギリシャ科学の成果の一部は、ローマ帝国に受け継がれます。ローマ帝国はやがて東西に分裂し、東側のビザンツ帝国はその後、1千年も続きましたが、科学的に重要な成果はありませんでした。私は、(神がすべての創造主である、とする)キリスト教の興隆が影響したと見ています。キリスト教は、古代ギリシャの多神教的あるいは無神論的で科学的な世界観に取って代わるものを提示していったのです」

    ■     ■

 ――現代につながる科学の分野で本当に革命的な仕事をしたのは、17世紀のニュートンだったと指摘していますね。なぜですか。

 「ニュートン以前にもガリレオやケプラーの仕事がありましたが、それらはまだ、観察した内容を書き留めているにすぎません。ケプラーは惑星の動きを研究し、楕円(だえん)軌道であることを数学で説明しましたが、その理由は分かっていませんでした。ガリレオはすばらしい精度で天体を観測しましたが、なぜ天体がそう動くのか説明するすべを持ちませんでした。物体の動きを、力と加速度を用いた力学の概念で説明に成功したのはニュートンでした」

 「惑星が太陽を回るとき、潮の満ち引きや二つのビリヤードボールがぶつかるとき、そこには常に運動を支配する法則があり、数学的記述が可能です。ニュートンはパラダイム(枠組み)を示し、科学理論とはどういうものか具体的に示しました。まさに彼が、現代科学を発見したのです」

 ――著書では、アインシュタインについてはあまり触れていません。彼は相対性理論で科学に革命をもたらしたのではないですか?

 「アインシュタインは、ニュートン以降で最も偉大な物理学者の一人です。過去のすべての科学者の中で最も偉大な一人と言ってもいいでしょう。しかし、私はアインシュタインの理論がニュートンの理論と同じ意味で革命的であったとは思いません」

 「アインシュタインは例えば物質に当てはまる理論を光にも当てはめるとか、光速に近い速度で動いている物体に当てはめるといったように、より正確な理論に発展させようとしたのです。アインシュタインが成し遂げたことは、ニュートンが手がけていた理論を発展させた、ということなのです」

 ――あなたが貢献した素粒子の「標準モデル」は、現代素粒子物理学の基本理論となっています。数学的な理論の美しさを求めた末に現在の姿になりました。

 「60年代前半までの素粒子とそれらの相互作用の理論は、ひどく複雑でした。観測結果を説明するだけの単なる寄せ集めに過ぎなかった。理論の美しさは単純さにあります。標準モデルの発展によって、物事はとてもシンプルに見えるようになり始めました」

 「現在、標準モデルでは18の素粒子が登場します。多すぎますね。Tシャツ1枚に書ききれるくらいの数の方程式で導かれる理論を目指したいと思っています」

 ――物事を説明するとき、シンプルな美を求めるという点では、ニュートン以前の科学者たちにも通じる部分がありませんか?

 「古代ギリシャ人たちは、人間の美徳や戦争、愛などを一つにして物質の理論を作り上げようとしました。私たちは、物質の振る舞いに迫る方法としては、それが間違っていたことを自然から学び取りました(笑)。私たちは正解のボタンをつつくとエサがもらえるハトのように、自然から徐々に学びます。観測と一致する理論が得られたとき、より美しい理論が得られたとき、喜びという報酬を受け取ることができるのです」

    ■     ■

 ――そもそも科学史を学ぶ意味はどこにあるでしょうか?

 「科学は私たちの文明の一部です。米大陸の発見や民主主義の発展と同じような物語の一部です。科学史を知ることは、科学という人類の思考モデルを理解することにつながります。世界は、自分が真実を知っていると妄信し、過ちを認めない政治や宗教の指導者たちによって大きな損害を受けてきました。科学史を学ぶと、科学者が間違いを繰り返し、偉大なニュートンやアインシュタインもしばしば間違っていたことを知ることができます。多くの人がそれを知ることは世界にとって有益です」

 ――あなたが今回やったのと同じように、未来の科学者が現代の科学を見たらどう思うでしょう?

 「私が古代ギリシャの『科学者』たちを見るのと同じように思うかも知れません。彼らは間違いなく私たちが知らないことを知っているし、おそらく私たちの無知を哀れむでしょう。ただ、手法を否定することはないと思います。私たちは自然を観察する新しい手法を開発するためベストを尽くしています。最近、天文学で重力波の観測というドラマチックな発展があったことは、まさにそれを裏付けています」

    *

 Steven Weinberg 理論物理学者、米テキサス大学教授 1933年生まれ。79年にノーベル物理学賞受賞。2015年に米国で「科学の発見」(邦訳、文芸春秋)を出版し、論争を呼んだ。

 ■取材を終えて

 高校時代、社会科の課題でデカルトの「方法序説」の難解な文章に悩まされて以来、彼を科学の基礎を築いた偉人と信じてきた。ワインバーグ教授は、科学者の視点から歴史をひもとき、凝り固まった評価に揺さぶりをかけているように感じた。固定観念にとらわれず、目の前のものを虚心坦懐(きょしんたんかい)に科学者の視点で見る――そんな強い信念が伝わってきた。(小林哲)


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人は本来の苦しみを三倍にして背負っているそうです

“人は本来の苦しみを三倍にして背負っているそうです。
例えば注射。
過去の痛み「あのとき痛かったぁ」
現在の痛み「やっぱり痛いやん」
未来の痛み「この痛みがしばらく続くんだ…」
今の痛みはまぁしょうがないとしても、残り二つは勘弁したいもんです。
過去を後悔することない。
未来を不安に思うこともない。”


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状況意味失認

<土屋>
自我論からの解放というのはわかるような気がします。それでは、先生は分裂病というのをどのように捉えていらっしゃいますか。

<中安>
私は分裂病は直接的には状況意味失認が基本障害だと思ってます。状況意味というのは、ある個別のものがこの状況において、どんな意味を持つのかという話ですね。例えば、財布が私の机の上に置いてあれば、これは私がただ置いているんだとなりますね。しかし、道路に落ちている場合だと、財布は財布なんだけど、これは誰かがうっかりして落としたんだろうというふうに意味づけられる――つまり他の対象物との相互関係の下にその個物の状況における意味は転変していくわけです。で、分裂病における状況意味失認とは、状況意味を認知する中枢機構があって、そこに障害が生じているんだと考えるわけです。

一番わかりやすい例が、分裂病の代表的な症状である妄想知覚ないし被害妄想ですね。例えば前の方から2人の人が歩いてきて、通り過ぎる時に、2人がフフッと笑ったとします。通常であれば、たまたま自分とすれ違う時に2人で面白い話でもしたんだろうと、すれ違った時にたまたま笑ったのだと考えますよね。ところが、分裂病の患者さんであれば、自分を当てつけて笑った、あざ笑ったと思ってしまうんです。つまり患者さんは、「通り過ぎた人が笑った」という事実――私はこれを即物意味と呼んでいますが――は正常に知覚しているのですが、状況意味を誤認しているがために「自分をあざ笑った」と考えてしまう、ということです。シュナイダーという有名な精神病理学者がいたんですが、「妄想知覚とは、知覚は正常だがその意味づけが誤っている」と言っています。まさにその通り。妄想知覚というのは、即物意味は正しく認知されているけれども、状況意味が誤認されているということなんです。そういうことから、意識上・自覚的認知のレベルで状況意味誤認が生じる元は何かというと、意識下・無自覚的認知のレベルでの状況意味失認だと理解していいだろうと思います。


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論文用語

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メディア・リテラシーという言葉があるが ポリティカル・リテラシーとも言うべきものが大切だろう 政治家は何かを言っているが それはどんな背景があって、どんな影響をもたらすのか 考える力があること

メディア・リテラシーという言葉があるが
ポリティカル・リテラシーとも言うべきものが大切だろう

政治家は何かを言っているが
それはどんな背景があって、どんな影響をもたらすのか
考える力があること

健康情報に対してのリテラシーも大変重要であると思われる
ヘルス・リテラシーというべきか
メディカル・リテラシーというべきか


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“話したい話を話したいレベルで話せる相手がいるってすごくしあわせなんだなー。”

“話したい話を話したいレベルで話せる相手がいるってすごくしあわせなんだなー。”

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でもね、ほんとは業界よりもなによりも、美術大学という場所がすでにおかしいんですよね。もし僕がロックバンドをやりたいとか、DJになりたいとかだったら、まずギターやターンテーブルを買うでしょう。そしてひたすら練習するでしょう。いきなり音楽大学を受験したりはしないですよね。もし僕が小説家や詩人になりたかったら、まず紙とペンを持つか、ワープロを立ち上げて書き出すでしょう。大学の文学部国文科を受験したりしないですよね。 でも、美術だけはなんだかちがう(ということになっている)。絵を描きたかったら、画材を買って描き

"でもね、ほんとは業界よりもなによりも、美術大学という場所がすでにおかしいんですよね。もし僕がロックバンドをやりたいとか、DJになりたいとかだったら、まずギターやターンテーブルを買うでしょう。そしてひたすら練習するでしょう。いきなり音楽大学を受験したりはしないですよね。もし僕が小説家や詩人になりたかったら、まず紙とペンを持つか、ワープロを立ち上げて書き出すでしょう。大学の文学部国文科を受験したりしないですよね。

でも、美術だけはなんだかちがう(ということになっている)。絵を描きたかったら、画材を買って描き出せばいいだけのはずなのに、美大をお受験しないとアーティストになれないような風潮になっていて。カネもないし、かっこよくもないし、もてないし、頭もわるいし、なんにも取り柄がないけれど、でも絵を描いてるときだけは自己嫌悪に陥らないですむ・・そういう人間を救う場として、いまの美大はまったく機能していません。アートとはそもそも、「持たざるもの」の最後の命綱であるべきなのに。"


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薬剤による奇形発生率

薬剤による奇形発生率よりも、自然奇形発生率(母体の薬剤使用とは無関係に自然に起こる奇形の発生率)の方が高いという報告があります。 
妊婦または妊娠を希望する慢性疾患の患者さんに、服薬の危険性を説明する場合は、自然奇形発生率についても、十分に理解していただく必要があります。時間をかけてしっかり説明することが、リスクコミュニケーションの観点からも重要です。
これまで世界保健機構(WHO)を含め様々な調査研究が行われてきていますが、調査された時代や時期、環境、調査対象集団などが異なります。また、調査対象も重篤な奇形や珍しい奇形など様々で、統一されていないのが現状です。

奇形発生率(表2)は、調査された時期が出生直後か1年後か10年後かによって異なってきます。先天奇形は出生時に発見されるばかりではありません。内臓の奇形などはある程度時間が経過しなければ発見できないことがあります。 通常、出産時(1ヶ月・3ヶ月検診時も含む)に発見される先天大奇形(外観的に明確又は症状的に明らかに奇形と判断できる奇形)の発生頻度は約3%であるとされています。
表2 先天奇形の発生率
 
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先天奇形(3%)の原因は(表3)は、不明であることが多く(50~60%)、 その他、多因子遺伝(20~25%)、薬剤を含む環境因子(7~10%)、突然変異遺伝子(7~8%)、染色体異常(6から7%)などが報告されています。母体の薬剤使用が原因であると特定されるのは、先天大奇形発生頻度の3%を100とした場合の1%程度であり、薬剤による催奇形発生率は非常に少ないといえます。

文献:
James L.Schardein:CHEMICALLY INDUCED BIRTH DEFECTS Third Edition,Revised and Expanded


表3 先天奇形の原因 
 
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報告された薬剤と催奇形および胎児毒性の一覧を示します。(表4)
表5妊娠週数と影響を受ける臓器を示します。9週目くらいまでが心臓、消化器や四肢などの重要な臓器が発生・分化する時期で、催奇性という意味では薬剤の最も影響を受けやすい時期になります。妊娠5カ月を過ぎると、薬剤の投与によって奇形のような形態的異常は形成されませんが、胎児毒性として様々な影響を及ぼすことがわかっています。例えば、胎児尿量の減少による羊水減少で胎児の循環の悪化につながってきます。ただし、例外的にワーファリンやACE阻害剤では形態的異常が起こります。

 

表4 報告された薬剤による催奇形・胎児毒性
 
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  表5 妊娠週数と発生
 
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help-rejecting complainers

Several months ago, during the Q-and-A period at a book event, a woman raised an issue that had many people nodding in agreement: “My eighty-year-old mother lives with me, and she’s a very negative person. She’s always complaining. I try to be positive and helpful, but nothing I say helps. I suggest all sorts of things to help cheer her up: ‘Why don’t you take a class?’ ‘Why don’t you go for a walk?’ ‘Why don’t you call your old neighbors?’ But she just say no, no, no. What should I do?”

I didn’t have any great insights to offer, but I recently read an article that got me thinking back on that conversation.

In a paper called “Complaining” by Robin Kowalski and Janet Erickson, in a fascinating volume, Aversive Interpersonal Behaviors (I read these books so you don’t have to), I read a description of “help-rejecting complainers.”

A “help-rejecting complainer” complains as a way to seek help and support, but then rejects any help that’s offered. Whenever anyone tries to make a constructive suggestion -- “Why don’t you try…?” or “Could you…?” -- the help-rejecter insists that the advice is useless. In fact, help-rejecting complainers sometimes seem proud to be beyond help.

People often find help-rejecters annoying because first, the help-rejecter wants constant attention and two, it’s very frustrating when attempts at help are constantly refused.

If you’re facing a help-rejecting complainer, it can be useful just to realize this category of behavior. If you’re dealing with a help-rejecter, don’t expect to make any headway by dreaming up creative new suggestions. Don’t wear yourself out!

The paper suggests responding by acknowledging that you’ve heard the complaint and asking what the complainer intends to do – that way, the complainer is put in the position of coming up with a possible solution. If no solution is possible, just acknowledge the complaint and move on.

Of course, you should try to help a person who needs help. But sometimes efforts to help will just drain and distress you, without benefit to anyone else.

I'm pretty sure I'm not a chronic help-rejecting complainer, but I’ve been on the other side of this kind of situation -- complaining about something, getting a series of impractical suggestions from someone who then gets annoyed when I don’t immediately follow that unhelpful advice.

As always, with happiness, the secret is mindfulness. Whether as a help-giver and help-getter, it’s useful to step back from any particular conversation and to look for broader patterns of behavior, especially when interactions with a particular person always seem to end unhappily.

Do you know anyone who fits the description of a help-rejecter? How do you handle it?





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