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人生で最も良いものというのは、決して配給されることはない。 友情、忠誠心、愛は、配給券を必要としないものである。 byジョージ T.ヒューイット

人生で最も良いものというのは、決して配給されることはない。
友情、忠誠心、愛は、配給券を必要としないものである。

byジョージ T.ヒューイット


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人生のおいて最も絶えがたいことは悪天候が続くことではなく、雲一つ無い晴天が続くことである。 byヒルティ

人生のおいて最も絶えがたいことは悪天候が続くことではなく、雲一つ無い晴天が続くことである。

byヒルティ



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自分こそ正しい、という考えが、あらゆる進歩の過程で最も頑強な障害となる。 これほどばかげていて根拠のない考えはない。 byJ.G.ホーランド

自分こそ正しい、という考えが、あらゆる進歩の過程で最も頑強な障害となる。
これほどばかげていて根拠のない考えはない。

byJ.G.ホーランド


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“「世界遺産」に登録されるかどうかで、あたかも人工物や自然環境の価値が決まるかのような錯覚”

“「世界遺産」に登録されるかどうかで、あたかも人工物や自然環境の価値が決まるかのような錯覚”

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“「プレミアム」という言葉がすっかり「貧乏人のお楽しみ」みたいな意味になってしまった。”

“「プレミアム」という言葉がすっかり「貧乏人のお楽しみ」みたいな意味になってしまった。”

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“富野:ぜひご覧になってください。本当に見事な映画です。宮崎さんが描いたのはこういうことです。技術者というのは夢を持つ。美しいものが空を飛ぶ姿は素敵だ。でも、航空技術に関わったおかげで、軍事でしか自分の才能を昇華できなかった。そんな絶望の物語なんです。 ――しかし、世間では恋愛映画として宣伝されていますよね? 富野:それは一般観客へのアピールであって、本質的なことではないですね。あれは映画史上初めて、近代航空史を、そして技術者の苦悩を正面から描いた映画です。本来は僕にとって宮崎駿監督は倒すべきライバル

“富野:ぜひご覧になってください。本当に見事な映画です。宮崎さんが描いたのはこういうことです。技術者というのは夢を持つ。美しいものが空を飛ぶ姿は素敵だ。でも、航空技術に関わったおかげで、軍事でしか自分の才能を昇華できなかった。そんな絶望の物語なんです。

――しかし、世間では恋愛映画として宣伝されていますよね?

富野:それは一般観客へのアピールであって、本質的なことではないですね。あれは映画史上初めて、近代航空史を、そして技術者の苦悩を正面から描いた映画です。本来は僕にとって宮崎駿監督は倒すべきライバル。でも、今作はまったく逆で、映画のすべてがピターッと入ってきた。どうしてここまで航空エンジニアのことがわかるんだと思って調べたら、お父さんが「中島飛行機」の下請会社をやっていらっしゃったとか。

石川:「中島飛行機」といえば、「隼」(堀越二郎が設計したゼロ戦と並び称される戦闘機)を開発したところですね。

富野:つまり、僕と宮崎さんは同じような環境で育っていたんです。映画には設計ルームなどがでてきますが、その再現の細かさには舌を巻きました。『風立ちぬ』で何よりも重要なことは、飛行機というものが複葉機の初期の段階までは個人レベルで作れるものだったけど、発展していくにつれて莫大な資金が必要になり、軍事用に作らざるを得なくなってしまった。でも、イタリアにはカプローニという貴族出身の技術者がいて、個人でかなりの大型飛行機を作っていたんです。

――『風立ちぬ』の主要な登場人物の一人ですね。主人公の二郎が崇拝している。

富野:映画にはそのカプローニと夢のなかで出会うシーンがあって、「家族みんなを連れて、好きなところに旅に出かけられたらいいね。君もそんな飛行機を作りなさい」と言われる。それで彼は「頑張ります! 僕も美しい飛行機を作ります!」と答えるんだけど、最後にもう一度カプローニに会う。堀越の“飛行機を作る”という夢は確かに実現した。「でも、僕が作ったあれは、一機も戻ってきませんでした」と彼は声を振り絞るんです。その瞬間、頭上をバーっとゼロ戦の大群が飛んでいって終わる……。(感極まって)もう本当に僕は、この物語を話しているだけで駄目なんですよ。悲しくて。

石川:お話を聞いているだけでも、監督が言わんとすることはわかります。

富野:宮崎監督はゼロ戦の功罪、そして技術者の功罪というのをしっかり描いているんです。僕は『風立ちぬ』を見て初めて、「単なるメカオタクじゃなかったんだな」ってわかりました。あるところで今回の制作スタンスを明言していたのですが、「軍事オタクからゼロ戦を取り戻す」という意思で作ったそうです。ネットなどでは「今さら何を言っているんだ」と叩かれていると思いますよ。でも、そのぐらい好きで、メカのことをわかっていないと、人と道具の関係性なんて正確に描けないです。


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“「代わりがいる」と言って脅す時には,代わりはいないのだ。本当にいる時は無言で他に移る。”

“「代わりがいる」と言って脅す時には,代わりはいないのだ。本当にいる時は無言で他に移る。”

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“「内容がよくても、関係性が悪ければ聞き入れない」という態度を「それは甘えだ!内容こそすべてだ!」と非難する年長者は多いと思います。が、それは逆ですよ。関係性がない状態でアドバイスを提供して、それが受け入れられると考える方が、甘えなんです”

“「内容がよくても、関係性が悪ければ聞き入れない」という態度を「それは甘えだ!内容こそすべてだ!」と非難する年長者は多いと思います。が、それは逆ですよ。関係性がない状態でアドバイスを提供して、それが受け入れられると考える方が、甘えなんです”

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“秋葉原某店で店員さんがPC自作初心者の人に説明してて「パーツ買って帰ったら、まず寝てください」と言ってたのが印象に残ってる。「パーツ購入でテンション上がってますから、その状態で組み立てても絶対ろくなことになりません。一晩寝て落ち着いて」と。「信用できる店だ」と思った^^;”

“秋葉原某店で店員さんがPC自作初心者の人に説明してて「パーツ買って帰ったら、まず寝てください」と言ってたのが印象に残ってる。「パーツ購入でテンション上がってますから、その状態で組み立てても絶対ろくなことになりません。一晩寝て落ち着いて」と。「信用できる店だ」と思った^^;”

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“「それがおれのやることさ。穴を見つけ、穴を埋める。穴が見つからないときは、穴を掘る」”

“「それがおれのやることさ。穴を見つけ、穴を埋める。穴が見つからないときは、穴を掘る」”

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“われわれはそれについてなにも知らないし、なんの見解も持っていない。われわれはそこを一度も訪れたことがなく、そこの写真を一枚も見たことがなく、そこで生まれたと主張する人間に会ったことも一度もなく、そこにいたことがあるとか、そこについて聞いたことがあるとかいう人間を知らないし、率直に言って、どうでもいい。”

“われわれはそれについてなにも知らないし、なんの見解も持っていない。われわれはそこを一度も訪れたことがなく、そこの写真を一枚も見たことがなく、そこで生まれたと主張する人間に会ったことも一度もなく、そこにいたことがあるとか、そこについて聞いたことがあるとかいう人間を知らないし、率直に言って、どうでもいい。”

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“「才能の無い人の努力する姿を見るのはつらい」などと発言をした現代の天才ダンサー、シルヴィ・ギエム” ダンスの天才と言われてもねえ

“「才能の無い人の努力する姿を見るのはつらい」などと発言をした現代の天才ダンサー、シルヴィ・ギエム”

ダンスの天才と言われてもねえ

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”わたしのおかあさんは、ほけん会社ではたらいています。困ったのは、ときどき出張に行くことです。  嫌なのはさみしいだけではありません。男の人と一緒に行くことです。おとうさんは、そのことにとやかく言いません。そのことがよけいにしゃくです。おかあさんに仕事なんかなければいいのにと思います。  先月、じゅくに行くと中、街でおかあさんが男の人と歩いているのを見ました。でも、おとうさんにもおかあさんにも聞けません。平日の昼間だから、どうせ「仕事だった」と言うと思います。  おかあさんが言うには、今は女の人もはたらけ

”わたしのおかあさんは、ほけん会社ではたらいています。困ったのは、ときどき出張に行くことです。
 嫌なのはさみしいだけではありません。男の人と一緒に行くことです。おとうさんは、そのことにとやかく言いません。そのことがよけいにしゃくです。おかあさんに仕事なんかなければいいのにと思います。
 先月、じゅくに行くと中、街でおかあさんが男の人と歩いているのを見ました。でも、おとうさんにもおかあさんにも聞けません。平日の昼間だから、どうせ「仕事だった」と言うと思います。
 おかあさんが言うには、今は女の人もはたらけるようになったので、いいのだそうです。けんりがふえたからだと言います。わたしには、だまされているだけのように感じられます。
 弟とさみしい思いで話すことがあります。おとうさんはおかあさんに話を合わせますが、ときどきさみしそうな顔をすることがあります。本当はいやなのではないでしょうか。
 何でみんながまんしているのでしょう。おかあさんがはたらかなくていい社会にしてください。”


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オリンピック開催という「錦の御旗」のもとに首都圏の再開発が進んでいる。しかし早晩バブルが弾けることは不動産業界の暗黙の了解だ。ババをつかまされないためには、いち早く逃げ出すしかない。

採録
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オリンピック開催という「錦の御旗」のもとに首都圏の再開発が進んでいる。しかし早晩バブルが弾けることは不動産業界の暗黙の了解だ。ババをつかまされないためには、いち早く逃げ出すしかない。

■いつ売り抜けるか

「最近、私のところに不動産の相談に来る人たちに、よく同じことを聞かれるんです。『東京オリンピックの前に、売り抜けられますか?』とね」

こう話すのは、榊マンション市場研究所の榊淳司氏だ。

「たいていは7000万~8000万円もするような、立地のいい都心の物件を購入している人たちです。自分で住んでいる人、投資用に購入している人と様々ですが、みな'20年のオリンピックを一つの節目と見ている」

今年1月に相続税法が改正され、これまで相続税を払う心配のなかった中流層の人たちが節税スキームを学ぼうとセミナーなどに通っている。「都心の一等地でなければ税がかからなかったが、郊外の一軒家に住んでいるような家庭でも相続税の対象になる」という話がメディアで喧伝されているからだ。

だが、ちょっと待ってほしい。相続をする10年後、20年後に自分の所有する不動産の評価額は今のままなのだろうか。

節税スキームの代表的な例に、タワーマンションの一室を取得するというものがある。高層マンションは一戸当たりの所有する土地が狭いため、相続税を計算する際の評価額が下がり、現金を相続するよりも大幅に節税できるからだ。ただし、そのような努力をしても、不動産市場自体が暴落してしまえば、なんの意味もない。

そして現に、相続問題に頭を悩ませていることが馬鹿らしくなるほど大きな暴落の兆候が、ひたひたと迫りつつある。

一般の人の耳に届くことはまだ少ないが、首都圏の不動産業者のあいだで最近、とみに話題に上るテーマがある。それが「2019年問題」だ。'19年という年が注目されているのには、いくつか理由がある。冒頭の榊氏のところに相談に来る人たちのように、オリンピック後の値崩れを警戒する人たちが、早めに売り抜けようとするというのもその一つだ。

■完全に供給過多なのに

カルチャースタディーズ研究所代表で、編著書に『地価下落時代に資産を守る!』がある三浦展氏はこう警告する。

「日本も東京もすでに成熟期にあるので、前回の東京オリンピック('64年)のときとは状況が異なる。巨額の投資をしても東京全体の経済を浮揚させる効果は少なく、むしろ施設維持負担が重くのしかかる危険性が高い」

にもかかわらず、オリンピック会場の跡地には数千戸規模のマンションが建設される計画もあるというのだから、供給過多になるのは火を見るよりも明らかだ。

他に'19年が注目される要因として、世帯数の減少がある。「e住まい探しドットコム」代表で住宅コンサルタントの平賀功一氏は語る。

「国立社会保障・人口問題研究所が'13年に発表した推計によると、日本の世帯総数は、'19年の5307万世帯でピークを迎え、'35年には4956万世帯にまで減少すると見込まれています。すでに日本の総人口は減少を始めていますが、世帯総数がかろうじて増加していたおかげで、住宅市場規模の縮小は抑えられてきました。しかし、'19年を境に、『最後の砦』である世帯総数も減り始め、『縮小マーケットの時代』に突入するのです」

ただでさえ住宅が余り始めるのに、住む人間そのものが減っていくのである。いま、不動産業界は相続税対策ブームや団塊ジュニア世代による購入によって、それなりの活況を呈しているが、それも長く続かないということは業界内の暗黙の了解である。

ある中堅ハウスメーカーの社長はこう漏らす。

「'19年頃に住宅の建設需要がピークアウトするのは周知の事実です。国内の顧客に対しては、『いい家を建てれば値下がりしませんよ』とセールスしていますが、すでに住宅は供給過多になっている事実は決して伝えない。

国内市場だけでは食っていけませんので、大手商社と組んで、東南アジアなど海外で家を売る動きも活発化しています。国内の営業マンはそんなこと、おくびにも出しませんがね」

■外国人投資家が逃げ出す

現在の不動産ブームを煽っているのは不動産業者だけではない。外国人を中心とした投資家たちが円安を背景に新築マンションを買い漁っているのだ。前出の榊氏が語る。

「山の手線内の新築マンションの半分は、投資用として購入されています。この3月に竣工になる物件がたくさんありますが、そのような部屋が賃貸に出されると、都心の賃貸市場は完全に供給過多になります」

投資家たちは値上がりを期待している富裕層なので、物件に借り手がつかなくとも騒ぎ立てない。だが、賃貸市場の状況を見れば、需要と供給のギャップが拡大していることは明らかだ。

自身でもシンガポール人に東京の物件を紹介しているというS&Sインベストメント代表の岡村聡氏は語る。

「海外の投資家たちは、不動産の価格ではなく利回り(年間賃貸収入を物件価格で割ったもの)に着目するのですが、東京の物件の利回りは3~5%と高い。すでに大きく値上がりしてしまったシンガポールや香港の物件だと1~2%ですから、たとえ億ションであっても、彼らの目には東京の物件は割安に映るんです。

昨年オープンした虎ノ門ヒルズの住宅などは半分以上が外国人に買われたと見られていて、実際、夜になっても明かりがつかない部屋が多い。他に外国人に人気なのは、『3A』と呼ばれる赤坂、青山、麻布のエリア。同じ高級住宅地でも白金などは見向きもされない。要するに自分が住むためや、長期的に人に貸すために吟味して買っているのではなく、『後々売りやすいブランド物件』に目をつけているだけなのです」

当然のことながら、このような値上がり重視の投資家たちは「売り時」を見計らっている。

「外国人が大量に東京の物件を買ったのは'13年から'14年です。キャピタルゲインを狙う彼らが物件を売り始めるのは、購入から5年後になる。

なぜ5年後かといえば、明確な理由があります。日本の税制では取得して5年以内の不動産の売却益には39%の税がかけられるのですが、5年以上保有すると税率は21%に下がる。つまり最近、投資用にマンションを買った人たちが、一斉に売り始めるのが'19年前後なのです」(岡村氏)

このように、'19年に不動産が暴落する要因はいろいろと考えられる。問題は、'19年までは暴落が起こらないのかということだ。

つまるところ、景気は人間の気持ちと市場のムード次第で良くもなれば悪くもなる。いまはまだ大半の人が値上がりするだろうと考えていたとしても、ふとしたことがきっかけで、一足先に売り抜けようと考える人が出始めれば、そこから先は一直線。少しでも他人を出し抜いて早く売ってしまえとばかりに、大暴落がやってくる。

とりわけ外国人投資家たちは機を見るに敏だ。'11年3月に竣工になった、有明のマンションでは、同時期に起こった東日本大震災がきっかけで、中国人オーナーたちの解約が数十件もあったという。そこに暮らすことを前提としない投資家にしてみれば、多少の違約金を払ってでも、下落市場から逃げ出そうとするのは当然のことだ。

結局、ババをつかまされるのは物件が自宅ゆえに、容易に売り抜けられない一般人ということになる。前出の榊氏は次のようにアドバイスする。

「もし東京郊外に家があって、もう少し年を取ったら都心のマンションにでも引っ越そうと考えているのなら、家が売れるうちに早めに引っ越したほうがいい」

まもなく不動産の暴落はやってくる。都心の物件ですらバブルが崩壊するのだから、郊外や地方の物件は、下手をすると売りたくても値段がつかない可能性が高い(詳細は次章で)。投資家たちが売りに転じたら、もう手遅れ、あなたが思っているよりも早く「その日」はやって来ると考えておくべきだろう。

では具体的に、首都圏と近畿圏の価値が下がるエリア、下がりにくいエリアを見てみよう。

榊氏は「町の強さを見るのに鉄道路線を使って考えることが多い」という。

「東京から延びている路線でその先に強い町があるところは値下がりしにくいのです。例えば横浜につながる東急東横線は強いですが、同じ東急でも田園都市線は行き着くところが『田園』なので下落し始めると怖い。二子玉川などはいまは人気がありますが、立地の実力以上に『イメージ』で高値がついている。地方で進行している暴落の波が東京に押し寄せてきたとき、最後の防波堤になるのが山手線です。二子玉川などのような世田谷区の地価は下落していく可能性が高い。

また、豊洲、有明、晴海といった湾岸部は都心へのアクセスがよいことに加えて、オリンピックの影響で人気が再燃していますが、そもそも開発業者たちが頭で設計図を引いたような町は魅力が薄い。吉祥寺や下北沢のような自然に形成されてきた魅力ある町に比べると価格が落ちるのも速いでしょう」

■杉並・練馬が危ない!

「現役世代と引退世代の比率を測る現役世代負担率を計算すると、将来の地価の下落を予測できます」と語るのは前出の三浦氏。三浦氏が麗澤大学の清水千弘氏と行った研究によると、'40年時点での地価が'10年時点の3分の1以下になると推計される町の中には、我孫子市、青梅市、浦安市、杉並区、練馬区、松戸市、多摩市、春日部市など、首都圏を代表するような住宅地が上がっている。練馬や杉並のような23区内でも、人口減少という構造的な地価下落要因からは逃れられないのだ。

30年で3分の1になるということは、かつて日本が経験したことがない規模の下落である。あと数年でつるべ落としのような暴落が始まることは明らかだ。

「一方で東京の東側には北千住や押上、曳舟など都心に近い割に地価が安いところがある。庶民的で物価も安く、駅前マンションや大学も増えており、若い世代も流入しているので、これから伸びる町になるでしょう」(前出の三浦氏)

大阪を中心とした、近畿圏はどうか。「そもそも首都圏のようなバブルはほとんど起きていない」と、大阪のマンション建設業者は語る。だが、バブルが起きていないからといって安心してはいけない。

「バブルが起きないのは大阪の経済力が弱い証拠。東京で暴落が起きたら、その波は間違いなく大阪にも押し寄せるでしょう。

梅田の北ヤードなど、大規模な再開発が行われたところは、それなりのバブルが見られたので大きく値を落とすでしょう。中央区、北区、西区の駅近に建ったタワーマンションも危ない。

逆に北摂や帝塚山、阪神間といった人気の住宅エリアは、需要に基づいた売り方しかされていないので、それほど大きく値崩れすることはないでしょう」

一方、近畿で唯一バブルの様相を呈しているのが「京都」だ。

「京都と言っても、御所の周辺や下鴨の高級住宅地といった狭い地域ですが……。東京の富裕層がセカンドハウスとして買っており、中には東京の山手線内と同じくらいの坪単価がついているマンションもあります。ほんの数百mも外れれば半値以下になるので、バブルがはじければ大きく値下がりするでしょう」(前出のマンション建設業者)

アベノミクス、オリンピックといった耳触りのいい言葉で活況を呈しているように見える不動産市場。しかし、きらびやかなタワーマンションが薄氷の上に建てられているのだとしたら……。氷がひび割れる音を聞き逃してはならない。

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しばらく前から色々言われているのだがさてどうなるものか

バブル崩壊の時は多くの人の人生が軌道をそれてしまったものだ


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医学が進歩していろいろなことが説明できるようになったのは確かであるが すべてを説明できるわけではない まだわからないことも多い

医学が進歩していろいろなことが説明できるようになったのは確かであるが
すべてを説明できるわけではない
まだわからないことも多い

また科学の最先端の理解がすべての人に及ぶことも時間がかかることである

そんな事情もあり、
医学の一般理解と、最先端の医学理解との間にはかなりの差がある

ーーー
その差を前提とした時に、人々が安らかに病気を受容できるようにするには
どうすれば良いかを考えることになる

病気で死亡する、または障害を持つことになるという運命を
いかにして受容するのかという点で言えば、
昔ながらの説明が本当は理解しやすいし、受け入れやすいところがある
と思うこともないではない



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昔の学者の苦労を見ると ご苦労なことではあるが 全く無駄なことをしたものだなあと 感慨を覚える 科学の分野では積み重ねであるから 努力が無駄になるということもないが どちらかと言えば独創性はいらないかもしれないと思わないでもない いつか誰かがやるだろう 科学以外の分野では 学ぶと言ってもデタラメにすぎないと思われる 科学以外の分野で自分の研究がほんとうに意味があると 考えているとしたら、大変に幸福な人であろう 今の我々が思うに 平安貴族の学んだこと 鎌倉仏教僧が学んだこと 江戸時代の儒学者が学んだこ

昔の学者の苦労を見ると
ご苦労なことではあるが
全く無駄なことをしたものだなあと
感慨を覚える

科学の分野では積み重ねであるから
努力が無駄になるということもないが
どちらかと言えば独創性はいらないかもしれないと思わないでもない
いつか誰かがやるだろう

科学以外の分野では
学ぶと言ってもデタラメにすぎないと思われる
科学以外の分野で自分の研究がほんとうに意味があると
考えているとしたら、大変に幸福な人であろう

今の我々が思うに
平安貴族の学んだこと
鎌倉仏教僧が学んだこと
江戸時代の儒学者が学んだこと
明治期に洋学として学んだこと
科学の分野は真実があったけれども
非化学の分野はようするに無駄であったとも思われる

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善人よりも、悪人のほうが救いやすい。

善人であればあるほど、頭が固くなるということです。

成長するのは「自分はまちがっているかもしれない」と思う人です。

常に反省する心、行動をよりよく改める姿勢があれば、人間はいつでも成長できるのです。

世間をにぎわすニュースを見てください。

警察官、教育者、政治家など、聖職と言われる善人であるはずの人間が、事件を起こす例は枚挙にいとまがありません。

自分は善人だと思い始めたときが、1番危ないのです。

正しい行いはしてもいいですが、しかし「自分はまちがっているかもしれない」という気持ちはいつまでも忘れないことです。

善人よりも、悪人のほうが救いやすい。


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N極またはS極だけをもつ磁石(磁気モノポール)

N極またはS極だけをもつ磁石(磁気モノポール)を普通の磁石と白金を組み合わせた簡単な構造で作ることができることを理論的に示した、というリリースが首都大学東京から出ています。

リリースによると、モノポールを磁石と白金の接合という簡単な構造で作ることができれば、情報機器中でN極だけをもつ磁石を作ることが可能になり、資源の埋蔵に問題のあるレアアース金属を利用せずに高密度デバイスを作成できる可能性がある、とのこと。また、モノポールを操作し、流れを作れば、磁場と電場を対等に操作することができるようになり、これまでの動作原理を超えた新しい情報伝達や情報記録が可能になると期待されるそうです。

一体これの何がすごいのかというのを理解するために、まずWikipediaの「磁気単極子」の以下の解説を読みましょう。

磁石にはN極、S極の二つの磁極が必ず存在し、この組み合わせを磁気双極子という。N極のみ、およびS極のみを持つ磁石、磁気単極子(モノポール)は現在まで観測されておらず、存在しないと考えられている。例えば両端がそれぞれN極とS極になっている棒磁石があったとして、これを真ん中で二つに折ったとしても、同じく両端がそれぞれN極とS極になっている棒磁石が二つできるだけの事であり、N極とS極のみを単純に取り出す事はできない。電磁石を考えれば、この事は容易に理解できる。電磁石は電流を流したコイルであり、これを二つに分割しても、巻き数が半分になった電磁石が二つ生まれるだけである。永久磁石についても、それを構成する物質の原子が電磁石と同じ働きをしているものであり、原理としては同じである。マクスウェルの方程式により代表される古典電磁気学はこの前提のもとに構成されている。

つまり磁石をどんどん小さく切っていっても、N極とS極はわかれませんよ、というのが昔の考え方。ところが、「そうではないのではないか?」という理論が登場します。

その一方で、電気については、プラスとマイナスのふたつが存在し、これらは単独で取り出す事が可能である。これは電気の根元がプラスの陽子とマイナスの電子に由来しているからである。そして、古典電磁気学は電気と磁気の関係について対称であり、この関係を逆にする事が可能である。普通は、コイルを流れる電気によって磁力を発生する、言い換えれば円周上を周回する電子の運動によって磁界が生じる。これを、磁気単極子が円周上を周回する事によって電界が生じるというモデルに置き換える事ができるのである。つまり、マクスウエルの方程式は磁気単極子の存在を許すように容易に改変出来る。さらに1931年にディラックは量子力学でも磁気単極子を考えることが可能であり、しかもそれが可能になるための条件から磁荷の最小単位が定まることを示して磁気単極子が一躍注目をあびた。
これについては、リリースの以下の文章がさらにわかりやすいです。

電子のように電気の源となる電荷を持ち自由に動き回る粒子が存在するのだから、磁気の源である磁荷を持った粒子も同じように存在するはず、と考える事は至極当たり前である。
これには根本的な問題があり、なんと「重力以外の自然界に存在する根源的な力を統一させる大統一理論では、磁気モノポールの生成には宇宙誕生初期に相当する巨大なエネルギーが必要である事が示されており、当然ながら現在地球上でそれを生み出す術はない」とのこと。しかし、今回の発見は「磁石中では重い元素が持っている相対論的な効果を用いる事で、実験室で磁気モノポールを生成する事が可能となる事を明らかにしたもので、物質中の自然法則を大きく発展させた」ものとなっています。

で、具体的に何が可能になるかというと、以下のような感じです。

つまり、電磁気学の完成した19 世紀以来初めて我々は電気と磁気とを対等に扱う事が可能になるのである。磁気モノポールを活用したこの技術は、既存の方法では近い将来限界をむかえるデバイスの高密度集積化や省エネルギー化、新たな情報通信技術の開発等に関する活路を切り開く可能性を秘めている。


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“未知を既知にしていく喜びは、人を永遠の少年にする。” ーーー “なぜダイオウイカが次々に水揚げさるのかというニュースで、各専門家が海流の変化や地震の前兆などの説を唱える中、さかなクンの「ブームだから(実はこれまでもよく水揚げされていたが食べられないので漁師が捨てていただけ)」という説が一番説得力があった。” ーーー “「今を生きる」という言い回しのひとつの解釈としては、「現時点では解決・決着できずに持続する問題とも、優先順位と妥協策を考えながらつきあう」というものがあるだろうと思った。” ーーー

“未知を既知にしていく喜びは、人を永遠の少年にする。”

ーーー
“なぜダイオウイカが次々に水揚げさるのかというニュースで、各専門家が海流の変化や地震の前兆などの説を唱える中、さかなクンの「ブームだから(実はこれまでもよく水揚げされていたが食べられないので漁師が捨てていただけ)」という説が一番説得力があった。”

ーーー
“「今を生きる」という言い回しのひとつの解釈としては、「現時点では解決・決着できずに持続する問題とも、優先順位と妥協策を考えながらつきあう」というものがあるだろうと思った。”

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“ガラス細工みたいな仮説なんて、いくら美しくてもそんなものはゴミだ。泥だらけでも動く、そういうものこそが必要だ。”



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はな

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認知症対策を加速する「新オレンジプラン」と精神病院の役割 解説医療行政

認知症対策を加速する「新オレンジプラン」と精神病院の役割
解説医療行政

 厚生労働省は1月27日、「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」(新オレンジプラン)を公表した。対象期間は、すべての団塊の世代が後期高齢者の75歳以上となる2025年。基本的な考え方として、
「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続ける
ことができる社会の実現を目指す」を掲げており、厚労省が、関係府省庁(内閣官房、内閣府、警察庁、金融庁、消
費者庁、総務省、法務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省)と共同して策定した。2012年9月
に厚労省が公表した旧オレンジプランを拡充したもので、引き上げられた数値目標も多く、とりわけ精神科病院の
役割が重みを増している。
 その象徴が「認知症初期集中支援チームの設置」。目的は、早期に認知症の鑑別診断が行われ、速やかに適切
な医療・介護等が受けられる初期の対応体制を構築するためである。市町村が地域包括支援センターや認知症
疾患医療センターを含む病院・診療所等にチームを置き、認知症専門医の指導の下、複数の専門職が、認知症の
人やその家族等を訪問し、観察・評価したうえで家族支援等の初期の支援を包括的・集中的に行い、かかりつけ医
と連携しながら認知症に対する適切な治療に繋げ、自立生活のサポートを行う。
 新オレンジプランにおいて、「認知症初期集中支援チームの設置市町村数」の目標は、2014年度の41市町村
(見込み)から、2018年度からはすべての市町村で実施する、と引き上げられている。ほかに、引き上げられた数
値目標(2017年度末)の主な例としては、「認知症サポーター数の目標」は600万人から800万人に、「かかりつ
け医認知症対応力向上研修の受講者数(累計)」は、5万人から6万人に、「認知症サポート医養成研修の受講者
数(累計)」は、4,000人から5,000人等があり、更に、「認知症介護実践者研修の受講者数(累計)」は、2017年
度末に24万人を目指す目標も新設された。
2018年度からは「認知症初期集中支援チーム」を全市町村に設置
 精神科病院の役割も重みが増している。新オレンジプランでは、「行動・心理症状(BPSD)や身体合併症等へ
の適切な対応」の一環として、精神科病院の介護事業所との連携あるいは精神科病院が地域のネットワークに加
わり、介護職員や家族、認知症の専門科ではない一般診療科の医師等からの相談に専門的な助言をしたり、通院
や往診によって適切な診断・治療をする必要性が強調されている。
 また、精神科病院における認知症の人の入院に関しては、「標準化された高度な専門的医療サービスを必要に
応じて集中的に提供する場として、長期的・継続的な生活支援サービスを提供する介護サービス事業所や施設
と、適切に役割を分担し、連携を図ることが望まれる」と明示されている。
一般診療科の医師への助言や、介護事業所との連携が望まれる精神科病院
認知症の有病者数は、2025年には約700万人に増加するといわれる。認知症に関する現在と将来に対
応できる施策を進めるとともに、認知症に対する意識を社会全体で共有することは急務。そこで、厚生労
働省が主導的な役割をはたし、「認知症施策推進総合戦略」(新オレンジプラン)が策定された。今回
は、新オレンジプランの柱となる7項目と、精神科病院の役割、注目できる新規施策について解説する。大塚製薬株式会社 制作・著作:厚生政策情報センター WIC REPORT事務局
 新オレンジプレンの主な内容は、(1)認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進、(2)認知症の容態に
応じた適時・適切な医療・介護等の提供、(3)若年性認知症施策の強化、(4)認知症の人の介護者への支援、
(5)認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進、(6)認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテー
ションモデル、介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進、(7)認知症の人やその家族の視点の重視―
という7項目。
 (1)では、「社会の理解を深めるためのキャンペーン」が全国的に展開され、(1)の一環として、「認知症サポー
ターの養成と活動支援」も実施される。(2)では、「早期診断・早期対応のための体制整備〈歯科医師・薬剤師の
認知症対応力向上〉」、「行動・心理症状(BPSD)や身体合併症等への適切な対応〈看護職員の認知症対応力向
上〉」、「認知症の人の生活を支える介護の提供〈新任の介護職員等向けの認知症介護基礎研修(仮称)の実
施〉」、「医療・介護等の有機的な連携の推進〈医療・介護連携のマネジメントのための情報連携ツールの例を提
示〉」等が特筆される。

 これらを含む主な新規施策については、一覧表にまとめた。
●認知症への社会の理解を深めるための全国的なキャンペーンを展開
●認知症サポーター養成講座を修了した者が復習も兼ねて学習する機会を設け、より上級な講座等、
地域や職域の実情に応じた取組みを推進
●歯科医師・薬剤師の認知症対応力向上
●看護職員の認知症対応力向上
●新任の介護職員等向けの認知症介護基礎研修(仮称)の実施
●医療・介護連携のマネジメントのための情報連携ツールの例を提示
●新しい介護食品(スマイルケア食)を高齢者が手軽に活用できる環境整備
●就労、地域活動、ボランティア活動等の社会参加の促進
●若年性認知症の人が通常の事業所での雇用が困難な場合の就労継続支援
●多様な高齢者向け住まいの確保
●高品質・高効率なコホートを全国に展開するための研究等を推進
●ロボット技術やICT技術を活用した機器等の開発支援・普及促進

 新オレンジプランは、その大きな目的として、「認知症高齢者にやさしい地域の実現」を掲げている。そのために
は、厚労省が説明するように、関係省庁の連携はもとより、行政だけでなく民間セクターや地域住民自ら等、様々
な主体がそれぞれの役割を果たしていくことが求められる。
 しかも、認知症高齢者にやさしい地域とは、認知症の人だけにやさしい地域ではない。地域のコミュニティーを
基盤として、認知高齢者にやさしい地域づくりを実施し、それを通じて地域を再生するという視点も重要となる。
そのためには、認知症に対して、常に一歩先んじて何らかの手を打つという意識を、社会全体で共有してくことが、
いっそう必要となっている。



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 創業者会長と実娘の社長がガバナンスを巡って対立する大塚家具。23日には会長から社長宛に、辞任を求める「書簡」と「通知書」が届いた。同社を一代でジャスダック上場まで導いたカリスマ創業者と、社外取締役を活用した近代的な経営を掲げる娘。老舗の家具販売会社で起きた“お家騒動”は、改めて「会社は誰のものか」を考えるきっかけにもなる。

採録
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 創業者会長と実娘の社長がガバナンスを巡って対立する大塚家具。23日には会長から社長宛に、辞任を求める「書簡」と「通知書」が届いた。同社を一代でジャスダック上場まで導いたカリスマ創業者と、社外取締役を活用した近代的な経営を掲げる娘。老舗の家具販売会社で起きた“お家騒動”は、改めて「会社は誰のものか」を考えるきっかけにもなる。

■「法廷闘争も辞さぬ」

 大塚久美子殿
 この度、貴殿による株式会社ききょう企画の財産隠匿、及び様々なコンプライアンス問題に接し、もはや貴殿は株式会社大塚家具の代表取締役社長としての適格性が欠落しており、重大な企業価値毀損のリスクが存在していることから、平成27年2月25日に開催予定の取締役会において、代表取締役、及び取締役を自主的に辞任するよう要求いたします。
 自主的に辞任されない場合は東京地方裁判所に提訴した上で、当該事実を公表いたします。
 平成27年2月23日
 大塚勝久

 これが創業者会長の大塚勝久氏(71)から、現社長の大塚久美子氏(46)にとどいた「書簡」である。「通知書」はアンダーソン・毛利・友常法律事務所が勝久氏の代理人となり、財産隠匿やコンプライアンス問題の中身が15枚に渡って書かれている。

 書簡に登場し大塚家具の第2位株主でもある「ききょう企画」とは勝久氏とその妻が資産管理目的で設立した会社で、今は久美子氏が実質的な代表者になっている。勝久氏は2008年にききょう企画が発行した15億円の社債を個人で引き受けており、13年に償還を求めたが、ききょう企画は償還に応じていないという。通知書は「久美子氏は勝久氏による差し押さえを免れる(強制執行免脱)ため、ききょう企画の財産を隠匿している」と主張している。久美子氏側はこれらの事実を否定している。

 それにしても、父親が実の娘に「取締役を辞任しなければ、裁判所に提訴する」と迫るのは異例の事態だ。なぜ、ここまでこじれてしまったのか。時系列に整理してみる。

 久美子氏は一橋大学経済学部を卒業後、91年に富士銀行(現みずほフィナンシャルグループ)に入行。その3年後に大塚家具に経営企画室長として入社した。96年に取締役になったが、04年に退社し、翌年、自分が設立したコンサルティング会社の代表取締役になっている。本人いわく「大塚家具に戻るつもりはなかった」という。

 しかし、07年に起きた「インサイダー取引事件」で状況は急変する。大塚家具の役員が増配の情報を事前に知った上で、会社の資金で自社株を買い付けたことがインサイダー取引に当たるとして、証券取引等監視委員会が金融庁に課徴金納付命令を出すように勧告。金融庁は3000万円強の納付を命じた。09年3月、社長の勝久氏は経営の前線から一歩下がった会長に就任し、後任の社長として久美子氏を呼び戻した。勝久氏には勝之氏という長男(現大塚家具取締役専務執行役員)がいるが、美大を卒業した芸術家肌の人物であり、インサイダー事件後の混乱収拾にはビジネス経験が豊富な久美子氏が適任と判断したと見られる。

■父の「勝利の方程式」を否定

 銀行員、コンサルティング会社社長として外から大塚家具を見てきた久美子氏は、社長に就任すると大胆な経営改革に着手した。中でも大きかったのは「会員制」と「折り込みチラシ」という勝久氏が編み出した勝利の方程式の見直しだった。

 「会員制」と「折り込みチラシ」は、桐ダンスの販売店から上場企業にのし上がった大塚家具の二大戦略である。当時、日本の高級家具販売は百貨店と有力問屋が実質的に流通を押さえていた。ここに割り込むため、勝久氏は問屋を通さずにメーカーから家具を直接仕入れ、価格競争を仕掛けた。ほどなく有力問屋や百貨店から、大塚家具と取引したメーカーに圧力がかかる。そこで勝久氏は「会員制」を導入し、「我々が提示しているのは小売価格ではない。会員価格だ」と問屋や百貨店の圧力をかわした。

 このため大塚家具の店舗の入り口は店の中が見えず、来店者は受付で会員登録しないと中に入れなかった。受付で会員登録した客には販売員が張り付き、マンツーマンで接客した。

 ウインドーショッピングで買い物客を誘引できない「会員制」の弱点を補ったのが「折り込みチラシ」である。勝久氏は大型店舗の周辺地域の住民に大量の親展チラシを送り、顧客をかき集めた。勝久氏が考案したこのビジネスモデルで、大塚家具が百貨店から顧客を奪うことに成功し急成長を遂げたのは紛れもない事実である。

 だがリーマン・ショック後のデフレ不況の只中で呼び戻された久美子氏の目には「会員制」も「折り込み広告」も時代遅れに映った。デフレに適応した手ごろな値段の家具で急成長したニトリや、家具のファストファッションとも言えるスウェーデン家具大手・IKEA(イケア)が人気を集め、東京インテリア家具(東京・荒川)やアクタス(東京・新宿)といった大型店も力をつけていた。

 「もっとオープンな店舗にしよう」と考えた久美子氏は、関所になっていた店舗入り口の受付を店舗の中に移動させ、通りがかりの客がふらりと入りやすい構造に変えた。「大塚家具の仕事は物販ではなくサービス」と考え、店舗に配置するインテリアデザイナーなどの専門家を増やした。部屋のコーディネートやリフォーム相談にきめ細かく応じるためだ。

 法人顧客の獲得にも力を入れた。東京五輪をにらみ客室の大改装を始めたホテルに注目。内装全体を一括して請け負える体制を整えて、都内の有力ホテルに営業攻勢をかけた。

 創業者の一存ですべてが決まっていた従来のガバナンスを改め、取締役会では創業家、従業員出身の役員、社外取締役でバランスを取るようにした。

 こうした大胆な経営改革の結果、来店者数は倍増し、ホテル内装の大口案件もいくつかまとまり始めた。だが、久美子氏が手ごたえを感じ始めた矢先に、勝久氏が「社長に復帰する」と言い出す。

 そもそも勝久氏にとって07年に退いた経緯が不本意なもので、さらに実娘の経営改革が自分の成功体験の否定に映ったようだ。久美子氏のかじ取りで11年12月期に営業損益が黒字化するなど、大塚家具の業績はデフレ不況の中では健闘しているとの声があるが、勝久氏はそうは感じなかったらしい。

 14年7月、勝久氏は久美子氏を社長から解任し、自分が会長兼社長に就任した。8人の取締役のうち、勝久氏と長男の勝之氏、営業出身の渡辺健一氏、銀行出身で社外取締役の中尾秀光氏らが解任に賛成したとされる。

 社長に返り咲いた勝久氏は、会員制を復活させ、折り込みチラシに月3億円という巨費を投じた。念願だった埼玉県春日部市での大規模店舗建設の実現にも動き出す。勝久氏の故郷に総額100億円を投じる巨大プロジェクトで、社内では「10年前に戻れ」が合言葉になった。

 しかし当時と今では、会社の置かれた状況が違いすぎる。経営手法を10年前に戻しても業績は戻らず、14年12月期の営業損益は4期ぶりに赤字に転落。勝久氏と久美子氏の間に挟まれ、苦悩した中尾氏は社外取締役を辞任した。中尾氏の辞任で取締役が7人になったことでパワーバランスが変わり、今年1月には久美子氏が再び社長に返り咲いた。

■株式公開企業は誰のもの

 だが、冒頭の「書簡」「通知書」でも明らかなように、勝久氏は3度目の社長就任をあきらめていない。3月27日に予定されている株主総会や、裁判所を舞台に久美子氏との闘争を続ける構えだ。筆頭株主の勝久氏は大塚家具の発行済み株式の18.4%を保有している。勝久氏に加勢する親族の持ち株をかき集めれば25%程度までは比率を増やすことができるとみられる。

 しかし第2位株主のききょう企画(9.75%保有)は久美子氏が実質的な代表者であり、第3位の投資ファンド、ブランデス・インベストメント・パートナーズも久美子氏を支持しているとされる。勝久氏がプロキシファイト(委任状争奪戦)で経営権を取りもどす可能性は低い。

 「この会社を作り、育てたのは自分だ」。これは勝久氏に限らず創業者の共通の思いなのかもしれない。トップの強い思い入れなくしては、企業の成長もない。しかし、株式を公開した時点で、会社は「創業者のもの」ではなく公のものになる。これ以上、混乱が長引けば大塚家具のブランドイメージは傷つき、群雄割拠の家具業界での地位が大きく低下する可能性もある。親子の意地の張り合いで企業価値を毀損するのは賢明ではない。被害を受けるのは株主と従業員だ。
ーーー
人間はいつの時代も同じ
現代でも同じような話が沢山
どうしてもこうしても、結局こうなるものなんでしょうね


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どぎつい商売人というものがいるものだが 観光地と葬式関係に多いような気がする

どぎつい商売人というものがいるものだが
観光地と葬式関係に多いような気がする

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学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。

「・・・お互いに、これから、大いに勉強しよう。
 勉強というものは、いいものだ。
 代数や幾何の勉強が、学校を卒業してしまえば、
 もう何の役にも立たないものだと思っている人もあるようだが、大間違いだ。
 植物でも、動物でも、物理でも化学でも、
 時間のゆるす限り勉強しておかなければならん。
 日常の生活に直接役に立たないような勉強こそ、
 将来、君たちの人格を完成させるのだ。

 何も自分の知識を誇る必要はない。
 勉強して、それから、けろりと忘れてもいいんだ。
 覚えるということが大事なのではなくて、
 大事なのは、カルチベートされるということなんだ。
 カルチュアというのは、公式や単語をたくさん暗記していることではなくて、
 心を広く持つということなんだ。
 つまり、愛するということを知ることだ。

 学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。
 学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。
 けれども、全部忘れてしまっても、
 その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものなんだ。
 これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。
 そうして、その学問を、生活に無理に役立てようとあせってはいかん。
 ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ! 
 これだけだ。俺の言いたいのは」


正義と微笑  太宰


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“わかりやすい格言を紹介しておこう。何事をなすにも、正しい方法と間違った方法があるという格言だ。 たとえば、毎日8時間シュートの練習をしたとしよう。もし、この場合、間違った技術で練習を続けていたとしたら、 間違った技術でシュートする名人になるだけだ。” — マイケル・ジョーダンの名言

“わかりやすい格言を紹介しておこう。何事をなすにも、正しい方法と間違った方法があるという格言だ。
たとえば、毎日8時間シュートの練習をしたとしよう。もし、この場合、間違った技術で練習を続けていたとしたら、
間違った技術でシュートする名人になるだけだ。”
マイケル・ジョーダンの名言


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軍人恩給の実際 日露戦争から始まった大量の日本国借金 敗戦に伴う賠償金の免除と延々と続くODA などの話

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日露戦争から始まった大量の日本国借金

敗戦に伴う賠償金の免除と延々と続くODA

などの話

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“楽をしている人をみたら、自分も楽しようかなと思うのがアメリカ人。 楽をしている人をみたら、あいつにも苦労させたいと思うのが日本人。 ”

“楽をしている人をみたら、自分も楽しようかなと思うのがアメリカ人。 
楽をしている人をみたら、あいつにも苦労させたいと思うのが日本人。 ”


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現代社会の便利さが現代人の疾病構造を変化させている 照明、食物、自動車、エアコン、清潔、

学校給食で食物アレルギーに対してどう対処するかが問題になっていた
学校給食という制度で運用する限り、卵アレルギーとかに完全に対処するのは難しいらしい
だから、安全な何品目かは学校給食から提供し、その他の食品については、代替食品を各自が用意することにしてはどうかとの
提案もあるようだ

確かに、アレルギー反応が起こって死亡事故に至ることを考えても、対策は大切だ

しかしその背景にある、生命に不都合なアレルギー反応の増加についても考えなければならない
皮膚アレルギー、喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーでの胃腸症状などが増加している
原因としては、スギ花粉の増加、大気汚染、環境中の化学物質、食物中の化学物質など、アレルギー原因物質の増加
生体の免疫機能の異変。これはたとえば、低体温とか日光に当たらない人工照明のもとでの生活とかが原因として考えられる。

綺麗すぎる環境がアレルギーのもとになっているとの議論はよく言われる。
寄生虫に寄生される体験などがあると免疫系としてはむしろ予定通りのコースとなるのだろう

また綺麗すぎる環境はO-157などの、本来ならば繁殖力が弱くて、他の雑菌に負けてしまうような菌種が繁殖して
病気を引き起こす元にもなる

しかしまた清潔な環境のおかげで子どもや高齢者の致死的な感染症が減少したのだし、
たとえば胎児期に母体が感染症にかかってのちのち苦しむことになる病気、たとえば風疹のようなものも、
ずいぶん減少した

こうしてみれば、水洗トイレとかトイレ洗浄機とか台所の除菌とか清潔な衣類とか手洗いの習慣とか、
清潔にも功罪があることが分かる
清潔の意識は性行動にも影響しているだろう

たとえばエアコンにも功罪があり、もちろん快適な暮らしにはなるのだが、生体の適応力は低下し、
どちらかと言えば低体温で固定され、体温調整機能をエアコンに任せてしまうようになる
低体温の傾向は当然代謝低下を引き起こし、免疫系の不全をも引き起こす

たとえば自動車は便利に違いないし不可欠であるが
運動不足を引き起こす主因だろう
また国際的に見れば原油の確保という大問題を抱えることになっている

たとえば夜間照明により太陽を浴びる機会が減り、睡眠リズムが乱れ、睡眠時間が短縮する傾向にある
日本のように狭い家屋だと、親が夜更かしをしていると子供も付き合って夜ふかしをすることになる
そのことが子供の成長に影響を与える
日光を浴びるリズムが脳内のメラトニンのリズムを作り出し、
そこから睡眠のリズムにつながり、ひいてはセロトニンのリズムにつながるのかもしれない

人工環境の例として、清潔環境、エアコン、自動車、夜間照明などをあげたが、
その他にも、すぐ吸い取るおむつ、ゲーム、マイクロフォンで聞く音楽、人工乳、PC、携帯、スマートフォンなどあげればきりがない
大人の便利さのゆえに採用されたものが
子供の成長に悪く作用している可能性もないとはいえないのだろう

清潔になったおかげで他人との物理的距離が近くなり、
そのことは心理的距離も縮めてしまい
結果として、他人の心の棘に悩まされることもあるのだろう
他人の強烈な匂いというものは歴史とともに存在したもののはずだ
それがなくなるとは激烈な変化である
他人の匂いに耐えられないから他人と距離をとって暮らすのだし
その結果、縄張りが生じるのである

また広範囲に均質な教育の普及と情報機器の発達、交通の発達によって、
昔なら出会うことのないはずの範囲の人たちが出会い、交わっている
あまりにも根本的に違う人達が出会っていることも事実ではないだろうか
その良い面もあるが悪い面もあるということになる

現代社会の便利さが現代人の疾病構造を変化させている

ーーー
うつ病との関係で言えば、
照明設備の普及によって、睡眠覚醒リズムが崩れ、
日光に従うリズムが失われる
そのことが病気の原因として重要であるという指摘は昔からある
生体リズム障害としてのうつ病という観点である

また、人工照明の発達は、人間に無理な長時間労働をもたらした
そのことが慢性疲労を招き、それがうつ病の一つのタイプにつながるという観点もある

また、精神疾患と都市化という観点で論じることもできる
産業革命と、農村から都市への人口移動

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“この人を好きになっちゃいけないと考えだしたら恋の始まり この人を好きでいなきゃいけないと考えだしたら恋の終わり”

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“「自由に音楽も聴けない管理社会」みたいなのはSFの世界にもあったけど、その理由がまさか「レコード会社の利益を守るため」っていうのは想定外だろう明らかにww”

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