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“NIMBY(ニンビー)とは、Not In My Back Yard(自分の裏庭にはあって欲しくない)の略で、施設の必要性は認識するが自らの居住地域には建設して欲しくないとする住民たちや、その態度を指す言葉である。”

“NIMBY(ニンビー)とは、Not In My Back Yard(自分の裏庭にはあって欲しくない)の略で、施設の必要性は認識するが自らの居住地域には建設して欲しくないとする住民たちや、その態度を指す言葉である。”


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最近は、これおいしい!ではなくて、何の栄養があって、何に効くとか、そんな宣伝ばっかりだ。長生きした親せきと同じもの食べていれば同じくらいは生きられるはずだ。

病気でもない限り、減塩とか減油といってぼけた味の料理を作っている人は、その人の人生もぼけていくと思います(笑)。そういう引き算の考えでは、おいしい料理は作れません。玄米が本当においしいならば、今でもみんな玄米を食べているはずなんです。


最近は、これおいしい!ではなくて、何の栄養があって、何に効くとか、そんな宣伝ばっかりだ。しかも根拠は薄弱、過大な言い方、しかし法律には引っ掛からない。

長生きした親せきと同じもの食べていれば同じくらいは生きられるはずだ。


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" 人間は意味があれば耐えられる 意味もなく、連絡ミスだとか情報把握のミスで、苦労させられるのは耐えられない 上の人のメンツだとか、上の人の出世のためとか、耐えられない 例外なく出世した財務省の面々 "

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人間は意味があれば耐えられる

意味もなく、連絡ミスだとか情報把握のミスで、苦労させられるのは耐えられない

上の人のメンツだとか、上の人の出世のためとか、耐えられない

例外なく出世した財務省の面々

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“「わしのやり方は少し馬鹿だったが、わしのしょうばいのやめ方は、自分でいうのもなんだが、なかなかりっぱだったと思うよ。わしの言いたいのはこうさ、日本がすすんで、自分の古いしょうばいがお役に立たなくなったら、すっぱりそいつをすてるのだ。いつまでもきたなく古いしょうばいにかじりついていたり、自分のしょうばいがはやっていた昔の方がよかったといったり、世の中のすすんだことをうらんだり、そんな意気地のねえことは決してしないということだ」” 「おじいさんのランプ」新美南吉 愛古主義を国が財政で支えるのもどうかと思う

“「わしのやり方は少し馬鹿だったが、わしのしょうばいのやめ方は、自分でいうのもなんだが、なかなかりっぱだったと思うよ。わしの言いたいのはこうさ、日本がすすんで、自分の古いしょうばいがお役に立たなくなったら、すっぱりそいつをすてるのだ。いつまでもきたなく古いしょうばいにかじりついていたり、自分のしょうばいがはやっていた昔の方がよかったといったり、世の中のすすんだことをうらんだり、そんな意気地のねえことは決してしないということだ」”
「おじいさんのランプ」新美南吉
愛古主義を国が財政で支えるのもどうかと思う。
新しい成長分野に人が流れるように行政は誘導すべきだ。
旧来のままの商売には援助しない。新規成長分野に参入した人には補助金を出す。


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" 学校が休みになってしばらくたつが 実際は親が憂うつな思いをするだけで 子供は何も困らない 学校に行けば頭がよくなるわけでもないし 行かなければ頭が悪くなるわけでもない 生まれる前から遺伝子で決まっているだけだ 学校の目的は国家の役に立つ人材を掘り起こすこと それ以外の人間には思想統制して、子供を教育すれば、その家族も自然に思想統制できること それくらいだろう 人生はそんなものではないだろう "

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学校が休みになってしばらくたつが
実際は親が憂うつな思いをするだけで
子供は何も困らない
学校に行けば頭がよくなるわけでもないし
行かなければ頭が悪くなるわけでもない
生まれる前から遺伝子で決まっているだけだ
それがどう評価されるかは、時と場所による、それだけだ
学校の目的は国家の役に立つ人材を掘り起こすこと
それ以外の人間には思想統制して、子供を教育すれば、その家族も自然に思想統制できること
それくらいだろう
人生はそんなものではないだろう
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産業構造の変革

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産業構造の変革
新型コロナのあるなしにかかわらずこれが問題である。少子高齢化と並ぶ問題。
食料自給はできない。
農業では技能実習生を使って経営を成立させている。
エネルギー自給ができない。
原発で何とかしようと思ったが、大事故もあったし、もんじゅは商業用となることなく研究用のままで廃炉。これまで研究用に費用がかかっただけではなく廃炉にも結構費用がかかる。
太陽光、水力、波、地熱、いろいろな試みがあるが、経産省は本気で後押ししているのかどうか。
たとえば日本に今後の産業の柱は観光だという。今回の新型コロナウィルスも、中国からの観光客を受け入れて儲けるために、感染遮断が遅れたと批判されている。
旅の恥は掻き捨てとも言われているように、一部の観光客のモラルは決して高くない。それに応じて住民のモラルも低下する恐れがある。
また、今回のように新型コロナで各国自粛という場合、まず最初に観光は打ち切りになる。生活必需品ではないからだ。
また外交戦略として考えると、今回のように日本の欲しいものを相手が持っているという場合、相手の欲しいものを日本が持っていなければ交渉にならない。お金をむしり取られるだけである。防護服と観光を取り換える交渉はできないだろう。
昔は金銀が出た、絹織物もあった、半導体があり、液晶があった。もう今はない。
産業構造の転換としては観光業はあまり健全な方向ではない。いろいろな産業があっていいので、観光業もカジノもオリンピック誘致も悪くないのであるが、相手との交渉カードになるような産業があればいい。
新幹線の技術を輸出したこともあった。しかしそんなに広がっているわけではない。
自動車関係全般、そして全自動運転システムは有望だけれども、道は遠い。
水を輸出するというのも考えだ。しかし水に関する技術を麻生氏の娘の何とかのフランス企業が何かするというので、そういう肝心のところで国土防衛の意識がないものか。
衣食住、医療、移動手段、エネルギー、情報そうしたものは戦争になっても自前で調達できるようでなければ、そもそも外交交渉ができないだろうと思う。
今回は、新型コロナの影響で退職者がたくさん発生した。産業の一部は倒産し、後継者がいないものもある。その状況で、ひたすら現状維持を目標として税金を投入するのは良くないだろう。新しい基幹産業に向かうようでなければ未来はない。
食料でも、モンサント問題にみられるように、第一次産業とばかり言ってはいられない。遺伝子産業の側面がある。
鎖国しても生きていけるだけの衣食住、医療、移動手段、エネルギー、情報を確保しておきたい。
そのような目標があれば、教育の軸も定まるだろう。
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パチンコ屋さんは新型コロナの期間は営業は自粛してください、客としても自粛してくださいと伝えているのに、店は営業はするし、客は他府県から車で行って行列に並んでいるのだという。批判的な報道。 国民感情としては、そのような人が新型コロナで重症になって、病院で呼吸管理とか手厚く命を救ってください、健康保険や税金からたくさんお金を使ってください、その権利は、他の国民と同等ですと言われても、何か引っかかるだろう。 一方で、重症ベッドが足りなくなってきたら、年齢で区切り、ある程度の年齢まで生きたらもう十分ということ

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パチンコ屋さんは新型コロナの期間は営業は自粛してください、客としても自粛してくださいと伝えているのに、店は営業はするし、客は他府県から車で行って行列に並んでいるのだという。批判的な報道。


国民感情としては、そのような人が新型コロナで重症になって、病院で呼吸管理とか手厚く命を救ってください、健康保険や税金からたくさんお金を使ってください、その権利は、他の国民と同等ですと言われても、何か引っかかるだろう。


一方で、重症ベッドが足りなくなってきたら、年齢で区切り、ある程度の年齢まで生きたらもう十分ということで納得していただくしかないとの議論も、仮定の議論としてではあるが出ている。もちろん、そうならないように、重症者ベッドを確保するのが政治担当者と医療担当者の使命ではある。


そこで仮定の話として、「自粛の説明も無視してパチンコ屋に行って過ごしていた人と、高齢者と、どちらを?」となったときにどうするか。

考え方としては、「これから10年、社会に善をもたらすのはどちらか」などがあるのだろうが、未来のことなど誰も分からない。結論としては、どちらとも決められない。だから、公平に扱うしかない。

(PCR検査についても、検査を受けるまでが大変と言われているが、西村大臣とか相撲関係者は重症度にかかわらずすぐに受けられているらしいが、どうなのかという批判も出ている。)

また別の考え方としては、これまで社会にどれだけの善をもたらしてきたか評価するというのもあるが、評価しようがない。

ボランティア活動の履歴を明確にして、健康保険証に情報として含めて、トリアージュの時に参考にするという考えもある。トリアージュについて、完全に整合的で全員が納得する方法などないのだから、分かりやすい便宜的方法として、ボランティア歴を点数化しておく方法である。

しかしたぶん、賛成は得られないだろう。


「すべて自粛のご時世で自分は暇でほかにすることもない、営業しているパチンコ屋がどこかをテレビで教えてもらったので来ただけだ、週に一回くらいにしているし、この程度の気晴らしはいいんじゃないの。そんなにだめなら法律で禁止にするでしょう。なってないんだからいいんですよ。」

と言っていた人が、一か月後に重症者ベッドで、「健康保険のお金はどれだけ使ってもいい、できるだけ手厚く治療してください。治療の順番も、できるだけ先にしてください。一般国民の権利として、お願いします。全員助かればいいけれども、そうでないなら、年齢の若い順に助けてください。」

となるわけだ。


命の価値に区別はないから、こうした人たち全員を救済できるように、制度や人を整えるのが社会の仕事である。


というわけで、たいていの国民の皆さんとしては、あーあ、と思いますよね。


むろん、医療の現場では、トリアージュの際にパチンコ歴をしつこく聞くなんてことはしないし、言わない限り、知りようがないことだから、問題にはならない。近所の人たちは、普段のその人の行動を知っているから、何かの感想は持つだろうけれども、その人たちはまたトリアージュにかかわるわけではないので関係ない。


あれこれ考えると、自粛要請を無視して、自分の楽しみだけを享受する、一方で、いざというときには、国民に等しく与えられた生存権を享受する。個人だけの利害損得で言えば、楽しみは最大化、福祉サービスも最大化で、得な行動様式なのかもしれない。


警告があるのにやめないで、国民医療費などを使ってしまうのは、たばこもそうだし、冬山登山の遭難などもそうなんだろう(捜索隊につしては経費を請求するのだろう)。


喫煙行動もギャンブルも、嗜癖という一種の病気と考えているわけである。夜のお店で濃厚接触をして、その結果、若い女性と若くない男性が病気をうつしあって拡大するというのも、行動が病気といえば病気ともいえるのだろうが、現在は病気に含めてはいない。


様々な制度を利用して自分は利益を享受し他人には我慢させ、しかしまた別の場面では国民全員に等しく与えられた権利を行使するタイプの人は、制度上の歯止めはなくて、ただ多数派の「自分としてはそんなことはしたくない」という感情だけが歯止めである。


また、そのような人々が現実にそんなに幸せでもないと感じるし、そのようになりたいとも思わないというのが一般感情であろうが、こうしたことをする一部の人たちは、実際に自分たちは度胸があるから特別にいい思いをしているのだと感じるような、特殊な感情を持つ人たちなのだろう。ということは、その人たちは主観的には幸せであるし、その人たち以外は、そうでないほうを幸せと思うので、特に問題はないのかもしれないとも思われてくる。


その人たちを処罰しようとか、現実の不利益を与えようとか思うのは、とても微妙なところであろう。


一般化しないで、現実のパチンコの制度だけについていえば、戦後の利権とか警察の天下りとか、いろいろな側面があるのだろう。

パチンコをやっている人をうらやましくとも思わない。パチンコ屋を経営して儲けている人をうらやましいとも思わない。駅前の景色として他国の人に誇れるものではないが、特に目くじらを立てるようなものでもない。


しかしなにか素朴な感情を逆なでするニュースなのである。

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ドラマ、コールドケース シーズン2、エピソード9 シーズン2、エピソード12 シーズン2、エピソード13 など もっと膨らませて深められそうな題材であるような気がする

ドラマ、コールドケース
シーズン2、エピソード9
シーズン2、エピソード12
シーズン2、エピソード13
など
もっと膨らませて深められそうな題材であるような気がする


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~ 神 奈 川 県 民 の 皆 様 へ ~ (神奈川県医師会からのお願い) 神奈川県医師会長 菊岡正和 ◆侮らないで◆ 連日の報道で、親も子供もストレスで大変ですとマスコミが取り上げてい ます。だから、ストレス発散のために、外出したいという気持ちもわかります。 爆発的な感染拡大に若い人たちに危機感はないのは当然かもしれません。若 い人は感染しても比較的軽症ですむとの報道があるからです。しかし現実は 違います。若い人でも、重症化して一定数以上は死亡するのです。現実を見つ めてください。 もし、自分の知り合

~ 神 奈 川 県 民 の 皆 様 へ ~
(神奈川県医師会からのお願い)
神奈川県医師会長 菊岡正和
◆侮らないで◆
連日の報道で、親も子供もストレスで大変ですとマスコミが取り上げてい
ます。だから、ストレス発散のために、外出したいという気持ちもわかります。
爆発的な感染拡大に若い人たちに危機感はないのは当然かもしれません。若
い人は感染しても比較的軽症ですむとの報道があるからです。しかし現実は
違います。若い人でも、重症化して一定数以上は死亡するのです。現実を見つ
めてください。
もし、自分の知り合いの人がコロナ感染症で亡くなられたらきっと哀しい
はずです。そして、亡くなった人にうつしたあなたが、入院せずに軽度ですん
でも本当に喜べるでしょうか。不用意に動き回るということは、その可能性を
増やしてしまうことなのです。今は我慢する時なのだということを、ぜひ理解
してください。出来るだけ冷静に、そして自分を大切に、そして周囲の人を大
切に考えてください。
◆ごまかされないで◆
この新しい未知のウイルスに、本当の専門家がいません。本当は誰もわから
ないのです。過去の類似のウイルスの経験のみですべてを語ろうとする危う
さがあります。そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテイ
ンメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道があります。
視聴者の不安に寄り添うコメンテーターは、聞いていても視聴者の心情に心
地よく響くものです。不安や苛立ちかが多い時こそ、慎重に考えてください。
実際の診療現場の実情に即した意見かどうかがとても重要です。正しい考え
が、市民や県民に反映されないと不安だけが広まってしまいます。危機感だけ
あおり、感情的に的外れのお話を展開しているその時に、国籍を持たず、国境
を持たないウイルスは密やかに感染を拡大しているのです。
第一線で活躍している医師は、現場対応に追われてテレビに出ている時間
はありません。出演している医療関係者も長時間メディアに出てくる時間が
あれば、出来るだけ早く第一線の医療現場に戻ってきて、今現場で戦っている
医療従事者と一緒に奮闘すべきだろうと思います。
◆PCR検査の本当◆
医療関係者は、もうすでに感染のストレスの中で連日戦っています。その中
で、PCR検査を何が何でも数多くするべきだという人がいます。しかしなが
ら、新型コロナウイルスの PCR 検査の感度は高くて 70%程度です。つまり、
30%以上の人は感染しているのに「陰性」と判定され、「偽陰性」となります。
検査をすり抜けた感染者が必ずいることを、決して忘れないでください。
さっさとドライブスルー方式の検査をすればよいという人がいます。その
手技の途中で、手袋や保護服を一つひとつ交換しているのでしょうか。もし複
数の患者さんへ対応すると、二次感染の可能性も考えなければなりません。正
確で次の検査の人に二次感染の危険性が及ばないようにするには、一人の患
者さんの検査が終わったら、すべてのマスク・ゴーグル・保護服などを、検査
した本人も慎重に外側を触れないように脱いで、破棄処分しなければなりま
せん。マスク・保護服など必須装備が絶対的に不足する中、どうすればよいの
でしょうか。次の患者さんに感染させないようにするために、消毒や交換のた
め、30 分以上 1 時間近く必要となります。テレビなどのメディアに登場する
人は、本当のPCR検査の実情を知っているのでしょうか。そして、専門家と
いう人は実際にやったことがあるのでしょうか。
◆胸部レントゲン検査やCT検査の困難◆
胸部レントゲン検査や CT 検査を、もっと積極的にしないのは怠慢だとい
う人がいます。もし、疑われるとした患者さんを撮影したとすると、次の別の
患者さんを検査する予定となっても、その人が二次感染しないように、部屋全
体を換気するとともに装置をアルコール消毒しなければなりません。その作
業は 30 分以上、1 時間近く必要となります。アルコールが不足する中、どう
すればいいのでしょうか。メディアなどで主張する専門家やコメンテーター
は、そのようなことを考えたことがあるでしょうか。
◆医療機関の現状◆
今後感染のスピードが上がると、重症例も当然増えてきます。もし何百人も
の感染者が同時に出れば、その人たちを病院で治療しなければいけません。医
療機関のベッドは、またたく間に埋まってしまいます。それでも心筋梗塞や脳
梗塞やがんなどの患者さんに対しては、いつものように対応しなければなり
ません。今までと同じように医療は維持しなければならないのです。
軽症の人は、自宅や宿泊施設に移って静養や療養してもらい、少しでも新型
コロナ感染症の人のために、病院のベッドを空けるなどの素早い行動が必要
です。そして、新型コロナ感染者の治療が終わり、社会復帰しても良いという
ときこそ、素早くPCR検査をやって確認し、ベッドを開けなければなりませ
ん。そのためにも、少しでも時間が必要なのです。医療機関に時間をください。
コロナ感染者の増加を、少しでも緩やかなカーブにしなければ、医療は崩壊し
ます。
◆医療機関への偏見や差別◆
皆さんは、咳をしたり、熱が出ていたりする人が近くにいたら、きっと嫌な
顔をして、文句を言うか、離れていくことでしょう。今この時も医療関係者は、
コロナ感染の恐怖の中で戦っています。戦っている医療機関の医師や看護師
や事務職員にも、子供や孫、そして親はいます。その愛する人たちに、うつす
かもしれないという恐怖の内で、医療職という使命の中で戦っています。そし
て自分の子供が、バイキンと言われ、いじめにあうかもしれないという、悲し
みとも戦っています。
市中の診療所ならば、医師自身が罹ったら、当然一定期間休診にするばかり
でなく、診療所のすべてのスタッフやその家族の心配もしなければなりませ
ん。そして、自分の家族そのものに危害が及ぶことになります。実際に病院の
中で重症の患者さんの治療を毎日繰り返し繰り返し治療にあたり、家に帰っ
ても人工呼吸器の音が耳から離れず、懸命にしている立ち向かっている医師
や看護師の人たちのことを想像してください。そんな恐怖といら立ちと、そし
てストレスの毎日の中で生活しています。
わかってください。知ってください。理解してください。感染が拡大すれば、
誰もが感染者になります。そのとき、偏見や差別を受けたらどんな思いをする
のか、一人ひとりが賢明に考えて、不確かな情報に惑わされて。人を決して傷
つけないように、正しい情報に基づいた冷静な行動をするようにしてほしい
のです。まして、地域の医療機関の活動が差別意識で妨げられるようなこと
は、決してあってはならないことでしょう。
◆一緒に戦いましょう◆
もう少し、もう少し我慢して下さい。四週間、何か月いや一年以上になるか
もしれません。病と闘って生きていたいと、つらい治療と闘っている患者さん
もいます。生きていることだけでも幸せなのだと、ぜひ、ぜひ思ってください。
安易に外出して、密集、密閉、密接のところには絶対行かないでください。あ
なたの行動が、新しい患者さんを作ってしまうかもしれません。
お願いします。私たち医療従事者も、ストレスや恐怖に我慢して戦っていま
す。お願いします。皆さんはぜひ、我慢と闘って、我慢してください。戦いは、
長くてつらいかもしれませんが、みんなで手を取り合っていきましょう。 


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アメリカドラマ「コールドケース」 シーズン2、エピソード5、「ブレスレット」 うまくできた話でとてもいいと思うが 警察の調書みたいで 人間の内面の葛藤とかどうしようもなさとか取り返しのつかなさとか こうすればいいと分かっていたのにできなかった後悔とか あるいは逆に人間が強くあるための苦悩とか犠牲とか それが一定の時間をかけて、各人を苦しめるはず。 時間の要素は物語にそのように作用するはず。

アメリカドラマ「コールドケース」
シーズン2、エピソード5、「ブレスレット」
うまくできた話でとてもいいと思うが
警察の調書みたいで
人間の内面の葛藤とかどうしようもなさとか取り返しのつかなさとか
こうすればいいと分かっていたのにできなかった後悔とか
あるいは逆に人間が強くあるための苦悩とか犠牲とか
それが一定の時間をかけて、各人を苦しめるはず。
時間の要素は物語にそのように作用するはず。


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ピアニスト

引き続きクラシック音楽

アシュケナージ どれも平均点以上
昔、アシュケナージのベートーベンピアノソナタ全曲がリリースされたときは一部興奮していた人がいた。
子供の情景はピリスが好きだけど、アシュケナージもよい。
アラウ
いまとなっては古い人だ。
しかしこの人のバッハとベートーベンは好きだ。
モーツァルトとショパンはあまり好きではない。
ポリーニ
ベートーベンと言い、ショパンと言い、シューベルトと言い、最高峰だろう。そう思うのは、今までこの人の演奏で多くを聞いてきたからなのだろうとは思うのだけれども。年をとってから平均律。平均律はアシュケナージやバレンボイムも年をとってから発表している。私はグールドやリヒテル、グルダを一番長い間効いているのでやはりそちらに気持ちは傾く。
バッハが好きだからグールドが好きで、結局、グールドを一番回数多く、長い時間聞いている。人生の最初に刷り込みが成立したようなものだ。一生ものである。
モーツァルトのピアノソナタ
私にとってはピリスが標準、内田も聞きやすい。ギーゼキングを聞いたら、聞いたことのない曲が入っているので驚いた。最近のランランとかワンは素晴らしくて好きだ。
キーシンももう古い人になった。ショパンコンクールで有名になったブーニンなどは日本でたくさんアルバイトなのだろうか。ワイセンベルクなどは比較的よく聞いている。ポゴレリッチはおとなしくなったのか、今聞いていると普通だ。アルゲリッチ、ツィマーマンなどもCDはあるけれど、あまり効かない。ホロビッツは今聞いても素晴らしい。リパッティは昔よく聞いたけれども、最近は聞かない。ダンタイソンはコンサートに行ったこともある。CDはあるがあまり聞かない。バックハウス、ケンプ、ギレリスは主にベートーベンなんだろうか。ブレンデルはたまに聞く程度。
昔、人に呼ばれて、中村紘子のピアノコンチェルトを聞く機会があったが、全体の雰囲気は、お茶の大先生という雰囲気だった。
また別の日本人女性ピアニストは小指に力が入らないのが素人の私にも明白だった。顔見世だからいいのだろうね。


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アメリカドラマ「コールドケース」 年月のたった未解決事件も、時間が立てばそれぞれの事情も気持ちも変わるし、新しい証言が得られることがある。いまだから話せるけど、などと話し始める。 登場人物に天才はいないし、特に性格の偏った人もいない。ただ地道に聞き込みをして証拠を探す。 シリーズの最初は際立った印象はないけれども、 分かりやすいので暇つぶしに作業しつつ見続けていると、だんだん深い事情も描かれていたりして面白い。 昔の事件が描かれるので当時の流行歌が流れたりするのだけれど、私には苦痛だ。 「エレメンタリー」

アメリカドラマ「コールドケース」
年月のたった未解決事件も、時間が立てばそれぞれの事情も気持ちも変わるし、新しい証言が得られることがある。いまだから話せるけど、などと話し始める。
登場人物に天才はいないし、特に性格の偏った人もいない。ただ地道に聞き込みをして証拠を探す。
シリーズの最初は際立った印象はないけれども、
分かりやすいので暇つぶしに作業しつつ見続けていると、だんだん深い事情も描かれていたりして面白い。
昔の事件が描かれるので当時の流行歌が流れたりするのだけれど、私には苦痛だ。
「エレメンタリー」のように「なるほどそうか」という成分はないのだけれども、世の中、平均的にこうなのかなという感想は抱く。


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今後、今回のバラマキのあとの増税に備えなければならないのか 元気が出る話ではない

芸能人、岡江久美子氏新型コロナ肺炎で死亡。
GWに向けて対策手詰まり。近所のスーパーは混雑、
湘南は各地からの自動車で混雑。
政府専門家会議とその周辺の人々に対する批判強まる。
西浦博、押谷仁、尾身茂など。一方で岡田晴恵などについても批判。
アベノマスクには無視、カビ、髪の毛。
一時店頭になかったマスクが出始めている。50枚で3000円くらい。
本来の50枚400円か500円になるまでどのくらいかかるか。
困窮者に30万円の予定がすべての国民に一律10万円に変更。
リーダーシップのあり方に疑問が言われている。
日銀が、中央銀行としては禁じ手と国際的に考えられている手段を次々に採用し、
常識的な規律無視の行動をとり続けていることと
安部周辺の、お友達優遇のためには国会でうそもつく、公文書も改ざんする、
そしてそれをやってのけた人は出世するといった規律無視の具合が符合する
さらにまた、一般庶民が、自分の家の財政や商売のお金のやりくりについて、
何かあったときのたくわえや対策など何もない、国にどうにかしてほしいと言っていることも、
ここ10年の黒田日銀的である
お金がなかったら赤字国債を印刷すればいいでしょ、銀行が引き受けないなら日銀が国債を買えばいいでしょ
という態度と重なる
慎重に家計をやりくりしてもしもの時にも備え、我慢をしてきた家は、今後、今回のバラマキのあとの増税に備えなければならないのか
元気が出る話ではない


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「コロナ後の世界」について。内田樹。

採録。
『月刊日本』にロングインタビューが掲載された。「コロナ後の世界」について。内田樹。
■「独裁か、民主主義か」という歴史的分岐点
―― 世界中がコロナ危機の対応に追われています。しかしたとえコロナが収束しても、もはや「元の世界」には戻らないと思います。内田さんはコロナ危機にどんな問題意識を持っていますか。
内田 新型コロナウイルス禍は、これからの世界のあり方を一変させると思います。「コロナ以前」と「コロナ以後」では世界の政治体制や経済体制は別のものになるでしょう。
 最も危惧しているのは、「新型コロナウイルスが民主主義を殺すかもしれない」ということです。こういう危機に際しては民主国家よりも独裁国家の方が適切に対処できるのではないか・・・と人々が思い始めるリスクがある。今回は中国が都市閉鎖や「一夜城」的な病院建設や医療資源の集中という、民主国家ではまず実施できない政策を強権的に下して、結果的に感染の抑制に成功しました。逆に、アメリカはトランプ大統領が秋の大統領選での再選という自己都合を優先させて、感染当初は「まったく問題ない」と言い張って初動に大きく後れを取り、感染が広がり出してからは有権者受けを狙った政策を連発しました。科学的で巨視的な対策を採れなかった。
 この差は、コロナ禍が終息した後の「アメリカの相対的な国威の低下」と「中国の相対的な国威の向上」として帰結すると予測されます。パンデミックを契機に、国際社会における米中のプレゼンスが逆転する。
 中国は新型コロナウイルスの発生源になり、初期段階では情報隠蔽や責任回避など、非民主的体制の脆さを露呈しましたが、党中央が仕切るようになってからは、強権的な手法で一気に感染拡大を抑え込んだ。それだけではなくて、中国は他国の支援に乗り出した。中国はマスクや検査キットや人工呼吸器や防護服などの医療資源の生産拠点です。どの国も喉から手が出るほど欲しがっているものを国内で潤沢に生産できる。このアドバンテージを利用して、習近平は医療支援する側に回った。
 イタリアは3月初旬に医療崩壊の危機に瀕しました。支援を要請しましたがEUの他のメンバーは反応してくれなかった。中国だけが支援を申し出た。人工呼吸器、マスク、防護服を送りました。これでイタリア国民の対中国評価は一気に上がった。知り合いのイタリア人も「いま頼りになるのは中国だけだ」と言っていました。
 もちろん中国も国益優先です。でも、トランプは秋の大統領選までのことしか考えていないけれど、習近平はこれから5年先10年先の地政学的地位を見越して行動している。短期的には「持ち出し」でも、長期的にはこの出費は回収できると見越して支援に動いた。この視野の広さの差がはっきりした。コロナ禍への対応を通じて、中国は国際社会を支える能力も意志もあることを明示し、アメリカは国際社会のリーダーシップを事実上放棄した。コロナ禍との戦いはこれから後も場合によっては1年以上続くかも知れませんが、アメリカがどこかで軌道修正をしないと、これ以後の国際協力体制は中国が指導することになりかねない。
―― 今回、中国の成功と米国の失敗が明らかになった。それが「コロナ以後」の政治体制にもつながってくるわけですね。
内田 そうです。今後、コロナ禍が終息して、危機を総括する段階になったところで、「米中の明暗を分けたのは政治システムの違いではないか」という議論が出て来るはずです。
 米中の政治システムを比較してみると、まず中国は一党独裁で、血みどろの権力闘争に勝ち残った人間がトップになる。実力主義の競争ですから、無能な人間がトップになることはまずない。それに対してアメリカの有権者は必ずしも有能な統治者を求めていない。アレクシス・ド・トクヴィルが洞察した通り、アメリカの有権者は自分たちと知性・徳性において同程度の人間に親近感を覚える。だからトランプのような愚鈍で徳性に欠けた人間が大統領に選ばれるリスクがある。トクヴィルの訪米の時のアメリカ大統領はアンドリュー・ジャクソンでインディアンの虐殺以外に見るべき功績のない凡庸な軍人でしたが、アメリカの有権者は彼を二度大統領に選びました。さいわいなことに、これが中国だったら致命的なことになりますが、アメリカは連邦制と三権分立がしっかり機能しているので、どれほど愚鈍な大統領でも、統治機構に致命的な傷を与えることはできない。
 少なくとも現時点では、アメリカン・デモクラシーよりも、中国的独裁制の方が成功しているように見える。欧州や日本でも、コロナに懲りて、「民主制を制限すべきだ」と言い出す人が必ず出てきます。
 中国はすでに顔認証システムなど網羅的な国民監視システムを開発して、これをアフリカやシンガポールや中南米の独裁国家に輸出しています。国民を監視・管理するシステムにおいて、中国はすでに世界一です。そういう抑圧的な統治機構に親近感を感じる人は自民党にもいますから、彼らは遠からず「中国に学べ」と言い始めるでしょう。
■なぜ安倍政権には危機管理能力がなかったのか
―― そのような大勢のなかで日本の状況はどう見るべきですか。
内田 日本はパンデミックの対応にははっきり失敗したと言ってよいと思います。それがどれくらいの規模の失敗であるかは、最終的な感染者・死者数が確定するまでは言えませんが、やり方を間違えていなければ、死者数ははるかに少なく済んだということになるはずです。
 東アジアでは、ほぼ同時に、中国、台湾、韓国、日本の4か国がコロナ問題に取り組みました。中国はほぼ感染を抑え込みました。台湾と韓国は初動の動きが鮮やかで、すでにピークアウトしました。その中で、日本だけが、感染が広まる前の段階で中国韓国やヨーロッパの情報が入っているというアドバンテージがありながら、検査体制も治療体制も整備しないで、無為のうちに二カ月を空費した。準備の時間的余裕がありながら、それをまったく活用しないまま感染拡大を迎えてしまった。
―― なぜ日本は失敗したのですか。
内田 為政者が無能だったということに尽きます。それは総理会見を見れば一目瞭然です。これだけ危機的状況にあるなかで、安倍首相は官僚の書いた作文を読み上げることしかできない。自分の言葉で、現状を説明し、方針を語り、国民に協力を求めるということができない。
 ドイツのメルケル首相やイギリスのボリス・ジョンソン首相やニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事はまことに説得力のあるメッセージを発信しました。それには比すべくもない。
 安倍首相は国会質疑でも、記者会見でも、問いに誠実に回答するということをこれまでしないで来ました。平気で嘘をつき、話をごまかし、平気で食言してきた。一言をこれほど軽んじた政治家を私はこれまで見たことがありません。国難的な状況では決して舵取りを委ねてはならない政治家に私たちは舵取りを委ねてしまった。それがどれほど日本に大きなダメージを与えることになっても、それはこのような人物を7年間も政権の座にとどめておいたわれわれの責任です。
 感染症対策として、やるべきことは一つしかありません。他国の成功例を模倣し、失敗例を回避する、これだけです。日本は感染拡大までタイムラグがありましたから、中国や台湾、韓国の前例に学ぶ時間的余裕はあったんです。しかし、政府はそれをしなかった。
 一つには、東京オリンピックを予定通り開催したいという願望に取り憑かれていたからです。そのために「日本では感染は広がっていない。防疫体制も完璧で、すべてはアンダーコントロールだ」と言い続ける必要があった。だから、検査もしなかったし、感染拡大に備えた医療資源の確保も病床の増設もしなかった。最悪の事態に備えてしまうと最悪の事態を招待するかも知れないから、何もしないことによって最悪の事態の到来を防ごうとしたのです。これは日本人に固有な民族誌的奇習です。気持ちはわからないでもありませんが、そういう呪術的な思考をする人間が近代国家の危機管理に当るべきではない。
 先行する成功事例を学ばなかったもう一つの理由は安倍政権が「イデオロギー政権」だからです。政策の適否よりもイデオロギーへの忠誠心の方を優先させた。だから、たとえ有効であることがわかっていても、中国や韓国や台湾の成功例は模倣したくない。野党も次々と対案を出していますが、それも採用しない。それは成功事例や対案の「内容」とは関係がないのです。「誰」が出した案であるかが問題なのです。ふだん敵視し、見下しているものたちのやることは絶対に模倣しない。国民の生命よりも自分のイデオロギーの無謬性方が優先するのです。こんな馬鹿げた理由で感染拡大を座視した国は世界のどこにもありません。
 安倍政権においては、主観的願望が客観的情勢判断を代行する。「そうであって欲しい」という祈願が自動的に「そうである」という事実として物質化する。安倍首相個人においては、それは日常的な現実なんだと思います。森友・加計・桜を見る会と、どの事案でも、首相が「そんなものはない」と宣告した公文書はいつのまにか消滅するし、首相が「知らない」と誓言したことについては関係者全員が記憶を失う。たぶんその全能感に慣れ切ってしまったのでしょう、「感染は拡大しない。すぐに終息する」と自分が言いさえすれば、それがそのまま現実になると半ば信じてしまった。
 リスクヘッジというのは「丁と半の両方の目に張る」ということです。両方に張るわけですから、片方は外れる。リスクヘッジでは、「準備したけれど、使わなかった資源」が必ず無駄になります。「準備したが使用しなかった資源」のことを経済学では「スラック(余裕、遊び)」と呼びます。スラックのあるシステムは危機耐性が強い。スラックのないシステムは弱い。
 東京五輪については「予定通りに開催される準備」と「五輪が中止されるほどのパンデミックに備えた防疫対策策の準備」の二つを同時並行的に行うというのが常識的なリスクヘッジです。五輪準備と防疫体制のいずれかが「スラック」になる。でも、どちらに転んでも対応できた。
 しかし、安倍政権は「五輪開催」の一点張りに賭けた。それを誰も止めなかった。それは今の日本の政治家や官僚の中にリスクヘッジというアイディアを理解している人間がほとんどいないということです。久しく費用対効果だとか「ジャストインタイム」だとか「在庫ゼロ」だとかいうことばかり言ってきたせいで、「危機に備えるためには、スラックが要る」ということの意味がもう理解できなくなった。
 感染症の場合、専門的な医療器具や病床は、パンデミックが起きないときにはほとんど使い道がありません。だから、「医療資源の効率的な活用」とか「病床稼働率の向上」とかいうことを医療の最優先課題だと思っている政治家や役人は感染症用の医療準備を無駄だと思って、カットします。そして、何年かに一度パンデミックが起きて、ばたばた人が死ぬのを見て、「どうして備えがないんだ?」とびっくりする。
■コロナ危機で中産階級が没落する
―― 日本が失敗したからこそ、独裁化の流れが生まれてくる。どういうことですか。
内田 日本はコロナ対応に失敗しましたが、これはもう起きてしまったことなので、取り返しがつかない。われわれに出来るのは、これからその失敗をどう総括し、どこを補正するかということです。本来なら「愚かな為政者を選んだせいで失敗した。これからはもっと賢い為政者を選びましょう」という簡単な話です。でも、そうはゆかない。
 コロナ終息後、自民党は「憲法のせいで必要な施策が実行できなかった」と総括すると思います。必ずそうします。「コロナ対応に失敗したのは、国民の基本的人権に配慮し過ぎたせいだ」と言って、自分たちの失敗の責任を憲法の瑕疵に転嫁しようとする。右派論壇からは、改憲して非常事態条項を新設せよとか、教育制度を変えて滅私奉公の愛国精神を涵養せよとか言い出す連中が湧いて出て来るでしょう。
 コロナ後には「すべて憲法のせい」「民主制は非効率だ」という言説が必ず湧き出てきます。これとどう立ち向かうか、それがコロナ後の最優先課題だと思います。心あるメディアは今こそ民主主義を守り、言論の自由を守るための論陣を張るべきだと思います。そうしないと、『月刊日本』なんかすぐに発禁ですよ。
―― 安倍政権はコロナ対策だけでなく、国民生活を守る経済政策にも失敗しています。
内田 コロナ禍がもたらした最大の社会的影響は「中間層の没落」が決定づけられたということでしょう。民主主義の土台になるのは「分厚い中産階級」です。しかし、新自由主義的な経済政策によって、世界的に階級の二極化が進み、中産階級がどんどん痩せ細って、貧困化している。
 コロナ禍のもたらす消費の冷え込みで、基礎体力のある大企業は何とか生き残れても、中小企業や自営業の多くは倒産や廃業に追い込まれるでしょう。ささやかながら自立した資本家であった市民たちが、労働以外に売るものを持たない無産階級に没落する。このままゆくと、日本社会は「一握りの富裕層」と「圧倒的多数の貧困層」に二極化する。それは亡国のシナリオです。食い止めようと思うならば、政策的に中産階級を保護するしかありません。
 野党はどこも「厚みのある中産階級を形成して、民主主義を守る」という政治課題については共通しているはずです。ですから、次の選挙では、「中産階級の再興と民主主義」をめざすのか「階層の二極化と独裁」をめざすのか、その選択の選挙だということを可視化する必要があると思います。
―― 中産階級が没落して民主主義が形骸化してしまったら、日本の政治はどういうものになるのですか。
内田 階層の二極化が進行すれば、さらに後進国化すると思います。ネポティズム(縁故主義)がはびこり、わずかな国富を少数の支配階層が排他的に独占するという、これまで開発独裁国や、後進国でしか見られなかったような政体になるだろうと思います。森友問題、加計問題、桜を見る会などの露骨なネポティズム事例を見ると、これは安倍政権の本質だと思います。独裁者とその一族が権力と国富を独占し、そのおこぼれに与ろうとする人々がそのまわりに群がる。そういう近代以前への退行が日本ではすでに始まっている。
■民主主義を遂行する「大人」であれ!
―― 今後、日本でも強権的な国家への誘惑が強まるかもしれませんが、それは亡国への道だという事実を肝に銘じなければならない。
内田 確かに短期的なスパンで見れば、中国のような独裁国家のほうが効率的に運営されているように見えます。民主主義は合意形成に時間がかかるし、作業効率が悪い。でも、長期的には民主的な国家のほうがよいものなんです。
 それは、民主主義は、市民の相当数が「成熟した市民」、つまり「大人」でなければ機能しないシステムだからです。少なくとも市民の7%くらいが「大人」でないと、民主主義的システムは回らない。一定数の「大人」がいないと動かないという民主主義の脆弱性が裏から見ると民主主義の遂行的な強みなんです。民主主義は市民たちに成熟を促します。王政や貴族政はそうではありません。少数の為政者が賢ければ、残りの国民はどれほど愚鈍でも未熟でも構わない。国民が全員「子ども」でも、独裁者ひとりが賢者であれば、国は適切に統治できる。むしろ独裁制では集団成員が「子ども」である方がうまく機能する。だから、独裁制は成員たちの市民的成熟を求めない。「何も考えないでいい」と甘やかす。その結果、自分でものを考える力のない、使い物にならない国民ばかりになって、国力が衰微、国運が尽きる。その点、民主主義は国民に対して「注文が多い」システムなんです。でも、そのおかげで復元力の強い、創造的な政体ができる。
 民主主義が生き延びるために、やることは簡単と言えば簡単なんです。システムとしてはもう出来上がっているんですから。後は「大人」の頭数を増やすことだけです。やることはそれだけです。
―― カミュは有名な小説『ペスト』のなかで、最終的に「ペストを他人に移さない紳士」の存在に希望を見出しています。ここに、いま私たちが何をなすべきかのヒントがあると思います。
内田 『ペスト』では、猛威を振るうペストに対して、市民たち有志が保健隊を組織します。これはナチズムに抵抗したレジスタンスの比喩とされています。いま私たちは新型コロナウイルスという「ペスト」に対抗しながら、同時に独裁化という「ペスト」にも対抗しなければならない。その意味で、『ペスト』は現在日本の危機的状況を寓話的に描いたものとして読むこともできます。
 『ペスト』の中で最も印象的な登場人物の一人は、下級役人のグランです。昼間は役所で働いて、夜は趣味で小説を書いている人物ですが、保健隊を結成したときにまっさきに志願する。役所仕事と執筆活動の合間に献身的に保健隊の活動を引き受け、ペストが終息すると、またなにごともなかったように元の平凡な生活に戻る。おそらくグランは、カミュが実際のレジスタンス活動のなかで出会った勇敢な人々の記憶を素材に造形された人物だと思います。特に英雄的なことをしようと思ったわけではなく、市民の当然の義務として、ひとつ間違えば命を落とすかもしれない危険な仕事に就いた。まるで、電車で老人に席を譲るようなカジュアルさで、レジスタンスの活動に参加した。それがカミュにとっての理想的な市民としての「紳士」だったんだろうと思います。
「紳士」にヒロイズムは要りません。過剰に意気込んだり、使命感に緊張したりすると、気長に戦い続けることができませんから。日常生活を穏やかに過ごしながらでなければ、持続した戦いを続けることはできない。
「コロナ以後」の日本で民主主義を守るためには、私たち一人ひとりが「大人」に、でき得るならば「紳士」にならなけらばならない。私はそう思います。
(2020-04-22 11:14)


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父は今でも毎月、母のお墓にお参りに行っています

ある女性の話を要約すると
ーーーーー
うちの家族はみんな理系
兄が一人いるんですがすごく優秀で
数学オリンピックとかで一部には有名な人、昔の数学セミナーとかで有名人
私は小さい頃から兄に馬鹿と呼ばれていました
実際そうだと自分でも思っていました
高校とか大学では案外そうでもなくて
家庭の中での激しい劣等感は訂正されました
母がいなかったので劣等感を訂正してくれるのは学校でした
医学部の大学院を出ていま研究職をしています
頭悪いからこのくらいしかできないですが
原子レベルの話、放射能の医療研究とか、そんなことのお手伝いをしています
いまはリチウムの脳に対する効果の研究です
ちょっと時代遅れになりつつあるんですが
いい鉱脈ではあるんです
数学は普通くらいにしかできませんでした
いまテレビを見ていて何が楽しいのか分かりません
楽屋裏のことも知っているので
テレビを見てもこのへんにADさんがいてとか
編集はここつないだなとか
テロップ係がミスしてるなとかそんなことを思うし
台本書いた人が新人だなとか分かるので楽しいとかとも少し違う
いつも本を読んでいます
私が読むのはノンフィクション、フィクションはだめ
頭悪い人の無駄話は時間の浪費
政治、経済、宇宙論、物理、化学、惑星の詳細な英語の図鑑、専門の本など
図鑑好きなんです
解説は間違っていたり不十分だったりするんですが
写真とか図はそれ自体で私にイメージの連想を引き起こすんです
わたしはすごいイメージ人間
仕事でもなんでもメモは日本語になっていません
図なんです
三次元メモなんかよく書きます
ぼーっとしているなんてあり得ません
3時間スケジュールがあいたとして、だったら、友達の家に集まって騒ごうとか
そんな感じ
呼んでもいいけれど、自分で動くタイプなので
車ですぐに出かけてその途中で友達に連絡します
楽しいことに吸い寄せられるし
自分で楽しいことを作って遊ぶ
ヨット、お料理、テニス、ライブとか
ヨットに集まった人たちにキャビン・アテンダントみたいな感じでやってあげるのが得意で
自分でも天職なんじゃないかと思うくらい
ヨットの中で小さなディナーショーなんかの体裁でやったこともあるんです、言ってて照れますが
テニスで知り合ったお医者さんとはいま喧嘩していて
もう別れると言われた
僕は決めたら頑固だと宣言されている
困ったけど
でも少しすればまた仲良く出来るかな
私、保守派だし、ある程度社会的自分に自信があるので、安売りはしません
キスまでが2回くらい、それ以上は自分が安く見られたみたいでいやなんです
そんなのが欲しいんなら、他にどうぞと言えます
人並みにファンタジーはあるんですが、そんなことで傷つくのもレベルが低いし
私の今の年収と学歴と、まあ、顔は可愛くないですが、スタイルもたいしたことないですが、総合すると、
釣り合うかそれ以上な人はそんなに見つからないので
今の人は大事にしたいですけどね
私の経歴とか見てずいぶんすごい人と付き合ってきたんだろうとか、思われちゃう
なんでか知らないんですが、外見は派手目なんですね
釣り合いとか、ほんとうは私は気にしないんですが相手が気にするんです
ある種外国の人はそういう尺度がないから付き合いやすいんですがね
あの人達は東洋人とひとまとめですから、なんというか、分かってませんね、
わたしは彼らを選択できません
もちろん愛情が先ですがそれだけだと続かないです
経験から言って
好きって言うだけの価値って
それしかない人達の価値観ですよね
わたしはそれ以外にたくさんひき出しがあるから
それだけにしがみつかないでいられる
恋愛の価値観はコマーシャルベースのもので
何もない貧しくて愚かな人でも単に性的に成熟するだけで
一発逆転できるという幻想ですね
わたしにとっては
好きだから全ていいでもないし
嫌いだから全てだめでもないし
そんなふうに醒めているところがあるんです
職場にいる人は勤務時間関係なしの医学系研究職ばっかりで
心底こういうことが好きなんだなと連帯感を強く感じます
楽しい感じを共有できています
生きがい、使命、仕事の義務、収入、達成感、そのあたり何の矛盾もなくていい職場です
ほどほどにいいからやめられないし
男性も仕事辞めてついてこいなんて言えない
資産があれば別なんですがその場合はその人に魅力があるわけではない
徳川の四代目ではなくて
わたしは秀吉くんが好きなんです
私に仕事やめろというのはやっぱり頭悪い人なんです
それはだめ
その人の自己愛ぶりが見えてしまう
私に仕事辞めて付いてこいと言えるほどの人でないと私は満足できないし
実際にそういう実力があって、私のことを幸せにしたいと真剣に思うなんてありえなくて
男性に充分な分別があれば、私のキャリアを中断しようなんて思わないはず
アラブの富豪でもだめだと思う
もう見つけられないかもしれないと思います
女性はね、やはり結婚で自己拡大を企画しているんですよ
等身大の自分で在り続けるなら
一人でいたほうが安心確実
寂しいとか不安とかでくっ付くのは私は趣味じゃない
私を150%くらいに拡大してくれる男性とか現実にはいるはずがなくて
ここ、矛盾なんです
父は一人でいるんです
母は私が小さい頃に死んでしまって
父が育ててくれました
近くに親戚がたくさんいて共同で育てられた感じ
祖母もおばも優しくてあまり心理的に不自由はありませんでした
愛情の問題とか感じませんでした
医師とか薬剤師の資格を持っている人が多くていろんな知識を教えてもらった
私にすれば誰でもこうなんだと思っていたら
学校でいろいろ勉強してみると普通は違うんだとだんだん分かった
父とか兄とかがベンチマークだとだめだろうなと私は思うんですが
葛藤はいろいろありました
兄に負けは認めつつも、私は私でとか思って必死でしたし
父にしてもいまから思うとそれでいいと思えるんですが
子供の頃の不満は『みんなと同じにしたいのに、どうしてしてくれないのか』
というようなことでした
合理主義とエリート主義なので
『いいことはいい』『お父さんの言うとおりにひとまずやってみなさい、結果を検討して、訂正しよう』
という正しい科学者ぶりなんですが
子供にはなかなかきつかったです
結構優等生なのに兄とかと比較されると程々になっちゃう
理系とか医学系とか、『みんな違ってみんないい』なんという甘えた精神はないんです
どれが本当にいいのか
実験して決着つけようというわけですから
患者さんが治るかどうか全部結果は出る
それが次の決断の指針になる
それは大人の論理としては分かるんですが
子供の頃は『みんな違ってみんないい』という精神でいいのじゃないかと
思います
子供って結局愚かですから訂正する側です
訂正続きだと結構傷つく
父とか兄とか頭悪い人の痛みが分かっていないと思う
そこが私の不満の原点かもしれないです
母がいたら、2対2で対抗できたかもしれないです
お弁当を可愛くしてもらうとか
なにかかわいい刺繍してもらうとか
そんな小さなこと
父とお料理していると理科の実験室みたいなんです
実際試験管とかビーカーとか使っていましたし
アルコールランプのゆらゆらするのが好きでした
父は自分でフレグランスの調合もするんです
顕微鏡の使い方を教えてもらったりしました
完全にプロの道具を最初から使いましたから
それは初期教育としては理想的だったと思います
はさみとかメスとか解剖用の最高に切れるものでした
手入れの仕方が大事で刃先を研ぎながらいろんな話を聞きました
兄と一緒に
考えて見れば兄のほうがと年上だし優秀だしで
私は不利な立場なんです
せめて私が姉で年齢で有利だとかだと少しは楽だったかも
いろいろと議論すると実験してみようということになって
親だから正しいとか子供だから言うことを聞けとか
誰が言っていたから正しいとか、そんなことはまったくない
自分で実験して確かめようという精神です
実験できないことはいい加減なことなんだし言葉で主張することもできないのだと父から何度も教えられました
百科事典の間違いを見つけるのが私たちの趣味だったんです
楽譜の間違いを発見するとか
どうせ人間の作ったものだから信用しない
信用するためには実験したい、実験の方法を見つけられたら偉い
そんな家族の雰囲気
知識を共有するのではなくて
考えが正しいかどうかの確かめ方を話しあうみたいで
ちょっとメタレベルの家族なんです
兄にはかなわないんですが
兄は早く結婚して子どもが三人
可愛いし奥さんもなんというか『女性』
私とは違う領域の生き物
父は再婚しないんです
今でも毎月、母のお墓にお参りに行っています
私も愛はそういうものだと思います
そんなこと考えてたら結婚なんかできないでよね
わたしは性的にもあまり不満はないし
男性に心理的にも経済的にも依存することもないんです
むしろ男女問わず周りの人を幸せにしたい
なにか欠落があればそれを満たそうとするのかもしれないけれど
わたしはこれで充分幸せかなと思えるし
幸せと言っても自信満々でもない
父とか兄を見ていると優秀人種はこうなんだなと痛感させられる
私なんか普通にこじんまり生きられれば充分なんだと
それはもうしみじみ感じる
まあ、バカでよかったというか
ほどほどでいいと思える
祖母とかおばの楽天的な女性成分なんでしょうね
ーーーーー
こういう父のような男性を女性は求めているのだろうと思う
しかし実際にはたいていの男は単純で、女性より精神年齢が10歳低い
男性の永続する愛着は、戦場の戦士同士の友愛である、またはホームズとワトソンである
ワトソンくんが何度もホームズ氏に愛を告げる
しかしホームズ氏は分別をわきまえ、仕事が大切なので、もちろん、それは仕事の上での愛なのだと諭す
ところがあるときある状況でホームズ氏は愛を受け入れると告白する
君をずっと愛していたと告白する
そして愛が完成する
そのような『永続する愛の誓い』を『女が書いて女が読んでいる』スラッシュ小説
私は男だけれど個人的には『永続する愛の誓い』を求めているので、中身は女性に近いのだろう
と思う


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“「私たちは必ず何らかのフィルターを通して情報を出し入れしていることを忘れてはならない」”

“「私たちは必ず何らかのフィルターを通して情報を出し入れしていることを忘れてはならない」”


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“人間の記憶って実は、概ね捏造するわけですよね。(中略) だから人間の存在の大部分が記憶に依存しているんだとすれば、自分のオリジナルみたいなものは、実は記憶それ自体にあるわけじゃなくて、記憶を捏造する過程自体にあるんじゃないかという。いろんなデータを結びつけて、あのとき自分はどうだったああだった。あの人はこういう人だったとかね。自分はその人に対してこういう感情を持っていたとか、それは10年20年経つとやっぱり都合よく変ってくるわけなんですけど、そこの変ってくるプロセス自体が実は自分なんだという。”

“人間の記憶って実は、概ね捏造するわけですよね。(中略) だから人間の存在の大部分が記憶に依存しているんだとすれば、自分のオリジナルみたいなものは、実は記憶それ自体にあるわけじゃなくて、記憶を捏造する過程自体にあるんじゃないかという。いろんなデータを結びつけて、あのとき自分はどうだったああだった。あの人はこういう人だったとかね。自分はその人に対してこういう感情を持っていたとか、それは10年20年経つとやっぱり都合よく変ってくるわけなんですけど、そこの変ってくるプロセス自体が実は自分なんだという。”


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新型コロナウイルス感染症特別貸付

ご利用いただける方

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、次の1または2のいずれかに該当し、かつ中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる方

  1. 最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方
  2. 業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合等は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している方
    (1)
    過去3ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高
    (2)
    令和元年12月の売上高
    (3)
    令和元年10月から12月の平均売上高
資金のお使いみち 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う社会的要因等により必要とする設備資金および運転資金
融資限度額 6,000万円(別枠)
利率(年)

基準利率
ただし、3,000万円を限度として融資後3年目までは基準利率-0.9%(注)、4年目以降は基準利率

「実質無利子化」についてはこちら

ご返済期間

設備資金 20年以内(うち据置期間5年以内)

運転資金 15年以内(うち据置期間5年以内)

担保

無担保



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“文明とは、道理が広くいきわたって行われることを褒め称えて言う言葉であって、宮殿が荘厳であるとか、衣服が美しくあでやかだとかといった、実体を伴わない外観の華やかさをいうものではない。”

“文明とは、道理が広くいきわたって行われることを褒め称えて言う言葉であって、宮殿が荘厳であるとか、衣服が美しくあでやかだとかといった、実体を伴わない外観の華やかさをいうものではない。”


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“覚悟というのは気合いではなく、毎日毎日階段を上っていくという作業でしかない。”

“覚悟というのは気合いではなく、毎日毎日階段を上っていくという作業でしかない。”


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“人生が進まないとか、病気で外に出られないような先の見えない時期に「漁師は漁に出られない時は網を繕う」という言葉に助けられた。できる仕事をしながら、興味の赴くまま日々本を読んで、映画観て、を続けるうちに、物事をすくい取る自分の網の目が密になった。そういう時期が自分を作ったと思う。”

“人生が進まないとか、病気で外に出られないような先の見えない時期に「漁師は漁に出られない時は網を繕う」という言葉に助けられた。できる仕事をしながら、興味の赴くまま日々本を読んで、映画観て、を続けるうちに、物事をすくい取る自分の網の目が密になった。そういう時期が自分を作ったと思う。”


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“外出禁止が続くフランスで精神科医への相談が爆発的増えて応対し切れない状況。 それに伴う冗談の一つにこの全国精神科医師会の声明と称するもの:「長引く外出禁止の結果、壁や植物に向かって喋る行為は正常であり、相談に来る事はない。そのかわり、壁や植物が返事し出したらすぐ連絡して下さい。」”

“外出禁止が続くフランスで精神科医への相談が爆発的増えて応対し切れない状況。 それに伴う冗談の一つにこの全国精神科医師会の声明と称するもの:「長引く外出禁止の結果、壁や植物に向かって喋る行為は正常であり、相談に来る事はない。そのかわり、壁や植物が返事し出したらすぐ連絡して下さい。」”


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“フランスに来て思ったのは、やっぱりフランス人は怠け者だということです。1998年に政府の決めた週35時間労働制は、月曜日から毎日8時間働くと金曜日は午前中で帰宅できることになります。もちろん同僚は5時か6時で帰りますし、土日休日に働くことはあり得ません。24時間のコンビニはありませんし、日曜日に空いているスーパーもありません。だんだん分かってきたことは、フランス人は怠惰だからこんな社会になったのではなくて、怠惰でいられる社会を未来の理想として、意識的にこの社会を作り上げてきたということです。”

“フランスに来て思ったのは、やっぱりフランス人は怠け者だということです。1998年に政府の決めた週35時間労働制は、月曜日から毎日8時間働くと金曜日は午前中で帰宅できることになります。もちろん同僚は5時か6時で帰りますし、土日休日に働くことはあり得ません。24時間のコンビニはありませんし、日曜日に空いているスーパーもありません。だんだん分かってきたことは、フランス人は怠惰だからこんな社会になったのではなくて、怠惰でいられる社会を未来の理想として、意識的にこの社会を作り上げてきたということです。”


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“テキストの一部を理解するには全体を理解していなければならないし、テキストの全体を理解するには部分を理解していかなければならない”解釈学的循環

“テキストの一部を理解するには全体を理解していなければならないし、テキストの全体を理解するには部分を理解していかなければならない”解釈学的循環 


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“ついったーで多くの人をフォローして見たが、そこでは8割が日常をつぶやいていて、その中で「日常をいかに面白く人に伝えることができるか」という技術の格差が露呈していた。日常が面白いかどうかは何が起きたかではなくアウトプットの仕方で決まる。”

“ついったーで多くの人をフォローして見たが、そこでは8割が日常をつぶやいていて、その中で「日常をいかに面白く人に伝えることができるか」という技術の格差が露呈していた。日常が面白いかどうかは何が起きたかではなくアウトプットの仕方で決まる。”


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“僕は、不満がある状態が嫌いだ。だから、不満をできるだけ潰すことにしている。可能なかぎり、不満がないように手を打ち、いろいろなものを変える。だからたとえば、住む場所も仕事も、それ以外にも沢山のものが変化する人生になった。こういうのは、あまり一般的ではないようだ。周囲を見回すと、多くの人は変化を好まない。少々の不満は許容できるようだ。つまり、不満に対する耐力が高いから、変化せずにずっと生活ができるのだろう。不満を口にする人がいると、僕はつい、「どうして不満を抱えたままでいるのか?」と尋ねたくなるが、この頃は

“僕は、不満がある状態が嫌いだ。だから、不満をできるだけ潰すことにしている。可能なかぎり、不満がないように手を打ち、いろいろなものを変える。だからたとえば、住む場所も仕事も、それ以外にも沢山のものが変化する人生になった。こういうのは、あまり一般的ではないようだ。周囲を見回すと、多くの人は変化を好まない。少々の不満は許容できるようだ。つまり、不満に対する耐力が高いから、変化せずにずっと生活ができるのだろう。不満を口にする人がいると、僕はつい、「どうして不満を抱えたままでいるのか?」と尋ねたくなるが、この頃はできるだけ我慢して黙っていることにした。というか、そういう愚痴を言う人には近づかないことにした。聞いてもしかたがない。こうすれば良い、とアドバイスをすることは可能だけれど、本人にその不満を解消する気がないのだから。”


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“作業をルーチン化したり生活習慣を身につけたりすると、その作業の質を安定化させたり、精神的・肉体的に負担を減らしたりできますが、実はもっと大きなメリットがあります。 それが、集中的に力を注ぎたいことに余裕を持って取り組めるようになるということ。” 日頃のルーチンワークをきちきちとこなすことで、自分の精神を安定させる。 その安定した精神で、不安定なことをする。新しいことに挑戦したり、やりたくないけどやらなきゃいけないことに着手したり。 不安定になることを拒否するのではなく、そういう挑戦を受け入れるための基盤

“作業をルーチン化したり生活習慣を身につけたりすると、その作業の質を安定化させたり、精神的・肉体的に負担を減らしたりできますが、実はもっと大きなメリットがあります。
それが、集中的に力を注ぎたいことに余裕を持って取り組めるようになるということ。”
日頃のルーチンワークをきちきちとこなすことで、自分の精神を安定させる。 その安定した精神で、不安定なことをする。新しいことに挑戦したり、やりたくないけどやらなきゃいけないことに着手したり。 不安定になることを拒否するのではなく、そういう挑戦を受け入れるための基盤をつくる。


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マスク 吸気時にはウィルスをブロックすることはできない。 むしろ網の目にウィルスが引っかかりそのままで付着していることがある。 たくさん息を吸えばたくさんウィルスを引っ掛ける。 それは良くないので不織布もガーゼも適さない。 ペットボトルのような材質で良いと思う。 全体をn95マスクのようなゆったりしたものにして、弁を上向きにつければよい。 呼気時には通常時は外気と通じていてよいが、咳やくしゃみのときには閉じ込めたい。 そのために弁をつければよい。 心臓弁のような構造にして、通常呼気時に開いているように、

マスク
吸気時にはウィルスをブロックすることはできない。
むしろ網の目にウィルスが引っかかりそのままで付着していることがある。
たくさん息を吸えばたくさんウィルスを引っ掛ける。
それは良くないので不織布もガーゼも適さない。
ペットボトルのような材質で良いと思う。
全体をn95マスクのようなゆったりしたものにして、弁を上向きにつければよい。
呼気時には通常時は外気と通じていてよいが、咳やくしゃみのときには閉じ込めたい。
そのために弁をつければよい。
心臓弁のような構造にして、通常呼気時に開いているように、強い呼気のときに閉じるようにしても良いし、
上が尖った円錐形にして、底辺部に軽い球体を置く。通常呼気時には移動せず、強い呼気のときには上に上がって、通路を塞ぐなどの工夫をする。
むしろ問題は、鼻、頬部の密着をどう保つかだろう。長時間装着していればどうしてもずれるし、ずれないと息が苦しくて苦痛である。
鼻部分の密着はワイヤーを入れて、対処する。頬部と下顎部は密着が難しいので、むしろ長くして、下顎全体と後頭部まで伸びるようにする。耳で支えるのはやめる。マジックバンドのようにして頭の後ろで止める。ベルトを二本使う。
むしろフェイスガードとしてデザインしたほうがいいのだろう。目も含めて、顔全体を覆うフェイスガードがいい。そのうえで、咳とくしゃみのときに呼気がブロックされればいい。フェイスガードとマスクを一体化してものとして作る。
咳とくしゃみで出たつばを回収できるように薄いポリエチレンの膜を何枚か入れておいて、汚れたら一枚ずつ引っ張って捨てるようにする。


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ドラマ「コールドケース」わかりやすくてかんたんでよい。 ドラマ「刑事モース・オックスフォード事件簿」脚本も良くできているし映像もクオリティが高い、好感の持てる刑事たち。 ドラマ「レ・ミゼラブル」これはお金がかかっていそうな画面。登場人物の人格描写は極端。

ドラマ「コールドケース」わかりやすくてかんたんでよい。


ドラマ「刑事モース・オックスフォード事件簿」脚本も良くできているし映像もクオリティが高い、好感の持てる刑事たち。

ポアロやコロンボよりもモースとフォイルが好きだ。


ドラマ「レ・ミゼラブル」これはお金がかかっていそうな画面。登場人物の人格描写は極端。



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本稿のポイント 1.見過ごされた患者―途上国レベルのPCR検査体制がもたらしたもの 2.ロシアンルーレット状態に陥った日本

本稿のポイント
1.見過ごされた患者―途上国レベルのPCR検査体制がもたらしたもの
2.ロシアンルーレット状態に陥った日本
1.見過ごされた患者―途上国レベルのPCR検査体制がもたらしたもの
 前回は、途上国レベルの日本のPCR実施件数が、日本に対する国際的な信用を揺るがしていることを示した 1)。今回は、この日本のPCR検査の不十分な体制が、東京、大阪をはじめ大都市圏で進む患者数の増加とどのように関連していると考えられるか、データの分析を交えてお伝えする。
 表1は、JOHNS HOPKINS大学が日々更新しているCOVID-19に関する4月11日時点のデータに基づき 2)、著者らが作成した。前回も触れた通り、日本のPCR検査陽性患者数は、4月11日時点で、集計対象の120の国と地域の中で30位であり、死亡割合(PCR陽性患者数に占める死亡者の数)も、1.60%で台湾などと並んで90位と健闘しているように見える。
 しかしながら、「新型コロナウイルスを検出できる唯一の検査法 3)」であるPCR検査件数が途上国レベルの水準である以上、PCR陽性患者や死亡者の数が、実相を反映しているかは甚だ疑問である。まずはこの点を検証したい。
 表1に、医療の質指標であるHealthcare Access and Quality (HAQ) Index [0-100] 4)が日本と近く、かつ、死亡割合が日本より低い5カ国を示す。日本のHAQ Indexは89であり、オーストラリアは88、イスラエルとシンガポールとニュージーランドは86、カタールは85であり、いずれの国も医療の質評価で日本と同水準にある。これら5カ国の死亡割合は0.3-0.9%であり、日本の半分程度かそれ以下にとどまっている。
 一方、Oxford大学が日々更新しているOur World in Data 5)のデータに基づき、人口1000人当たりのPCR累積検査数を比較すると、オーストラリアは、データが得られた4月12日時点で日本の22.8倍、イスラエルは、4月10日時点で31.3倍、シンガポールは、4月7日時点で28.0倍、ニュージーランドは、4月11日時点で21.3倍と、日本の21.3-31.3倍という圧倒的に多いPCR検査の結果に基づいた死亡割合であることが分かる。なお、カタールのデータは得られなかった。
 ここまで見てくると一つの結論が導かれる。すなわち、途上国レベルの日本のPCR実施件数によって、死亡割合の母数であるPCR陽性患者数が、実数よりも少なく見積もられている可能性が極めて高いことである。仮に、死亡割合が医療の質評価で水準を同じくするこれら5カ国と同程度であったと仮定すると、最も低いカタールの0.2%を基準とした場合、4月11日時点の日本のPCR陽性患者数(推定)は4万9500人、最も高いイスラエル、オーストラリアの0.9%を基準としても、1万1000人がPCR陽性患者であったと推定される。従って、少なくとも約5000人、多ければ約4万3000人が途上国レベルの日本のPCR実施件数によって見過ごされてきた可能性が強く示唆される。
2.ロシアンルーレット状態に陥った日本
 この見解を裏付ける情報も明らかになってきた。NHKが4月15日に放映した「クローズアップ現代+」の中で、慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室の宮田裕章教授らが全国の約2500万人を対象に3月31日から4月1日の間に行ったLINEを用いたビックデータの調査結果が報道された 6)。それによると、全国で約2万7000人が、37.5℃以上の発熱が4日間以上続いていたと回答していたことが明らかになった(『「3密」回避困難な職業、「37.5度以上、4日以上」の割合高く』を参照)。もちろん全ての発熱者がCOVID-19ということはあり得ないが、我々が主張する見過ごされた患者数の約5000人から4万3000人の平均値2万4000人に極めて近い数字であり、低いPCR検査件数により見過ごされてしまった患者の存在を示唆しているデータの一つと考えられる。NHKの報道の中では、発熱者数の増加とPCR検査陽性者数の増加に相関が見られたことも明らかにされており、発熱者の中に相当数のCOVID-19感染者が潜在していることが推測される。
 これらに加えて、以上の検討からは、次の結論も導かれる。すなわち、PCR陽性患者が見過ごされているとすれば、死亡者数も同様にCOVID-19患者の見過ごしが一定数存在するのが理に適うということである。そうだとすると、報告されている死亡者数は、実数よりも低値と見られる。
 これに関連する興味深い事象がある。国立感染症研究所が公表しているインフルエンザ関連死亡迅速把握システムによるインフルエンザ・肺炎死亡報告の結果 7)である。調査対象の21大都市の中で、他の大都市のトレンドと異なり、東京で2020年の8週、9週で閾値を超える超過死亡が生じたと報告された。超過死亡は、「インフルエンザが流行したことによって、インフルエンザ・肺炎死亡がどの程度増加したかを示す推定値」である 8)。あくまでも推定値であるので、死亡者数の実数が直ちに増加したことを意味しないが、この超過死亡が生じた2月下旬から3月上旬の東京都の定点当たりのインフルエンザ患者の報告数は、3.58、2.33と低下傾向であった 9)。COVID-19の東京都のPCR陽性患者数は、3月1日時点で39人であり、新規患者数の報告も0~3人とまだ少数にとどまっていたが、既にこの頃から、インフルエンザの超過死亡に含まれた見過ごされたCOVID-19患者の死亡が含まれている可能性が十分に考えられる。こうしてCOVID-19患者の死亡者数が上積みされると仮定すると、死亡者数から推定されるCOVID-19の潜在患者数はさらに増えることとなる。
 日本のPCR検査の不十分な体制により、PCR陽性患者数や死亡者数に現れない潜在患者が相当数に上った可能性をデータに基づき示した。東京では、永寿総合病院 10)や慶応義塾大学病院 11)、東京慈恵会医科大学病院 12)、中野江古田病院 13)、ついには第1種感染症指定医療機関である都立墨東病院 14)にまで院内感染が拡大した。これは東京に限ったことではなく、途上国レベルのPCR検査体制がもたらした全国に波及しうる問題であり、日本全国の病院にとって、現状は既にロシアンルーレットにも似た状況にあることを示している。日本の医療機関は、患者の殺到以前に、院内感染拡大による内部からの医療崩壊の危機に瀕している。有効な打開策の一つは、医療機関の水際でのPCR検査の大幅な拡充であり、一刻も早く過ちを正すことが求められている。


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