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隣人を愛することは難しい 傲慢だからである

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知恵が深まるに連れ 絶対にではなく相対に近づく それが知識人の弱さである

知恵が深まるに連れ
絶対にではなく相対に近づく
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社外取締役になると、月1回ほどの出社で、年収500万円から800万円

"現在、天下りは再び盛んになっている。目を引くのが社外取締役への登用だ。

安倍政権は昨年6月、「社外取締役の導入を促進する」との閣議決定を行なっている。こうした動きを受け、大企業を中心に社外取締役を選任するケースが増えているのだが、そこに多くのキャリア官僚OBが登用されているのだ。社外取締役になると、月1回ほどの出社で、年収500万円から800万円ほどになる。1社当たりの報酬は低いが、3、4社をかけ持ちすれば、年収は楽に2千万円を超える。

この実態はあまり世間に知られていないだけに、批判を気にする霞が関の官庁にとって、社外取締役は目立つことの少ない、それでいて実入りのよい新たな天下り先となっているのだ。"


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安保法案、読むことすらできない武藤議員

安保法推進派の本音「自衛隊が血を流さないと・・・」 岸井氏インタビュー

■安倍政権、あえて言えば「戦時体制」の推進

 安倍政権最大の政治課題だった、新安保法制は強行採決で可決・成立した。かねて、同法案に反対していた毎日新聞特別編集委員の岸井成格(しげただ)氏に、法案の評価と今後の見通しをうかがった。

 ―――安倍内閣支持率が上昇しましたが。

 予想された範囲内です。基本的にはメディアの責任が大きい。安保法案について、本当の目的とか、怖さとか、リスクとかがきちんと伝わっていない。NHK、最大部数の読売新聞が新・安保法推進だった。政府・与党は「今や日本の安全保障をめぐる環境は、大きく急速に変わっています」といって、中国や北朝鮮の脅威をほのめかすわけです。そうすると、多くの人が「そうだよな」と思ってしまう。「もはや一国では国を守れない、そういう時代になりました」っていうと、国民は、どんどん「そうだよな」ってなってしまう。ですが、この安保法案をよくみてください。日本の防衛と何も関係ない、っていうところが何も伝わっていない。

 ―――中国脅威論を持ち出して感性に訴えかけたのが、成功したと。

 そういうことだと思う。最初のうちは外交問題にもなるし、中国、北朝鮮脅威論は遠慮していたのですよ。直接、法案とは関係ないしね。だけど、参議院審議になって国民の「説明が足りないとか」反対が過半数を超えているっていう数字が出るようになって、慌てたのです。支持率も急落した。

 それで、繰り返し「日本の国の安全を…」って。何を聞かれても「国の安全と国民の命と財産と平和な暮らしと、これを守るための法律です」ってはぐらかして、繰り返し答弁していた。それで最後に「戦争は抑止される。そのための安全保障です」って、こうゆう言い方を、それを連日国会で聞かされて、NHKもそれをそのまま流す。読売新聞もそうだし。そうなると国民は、そうかなって思っちゃうと思う。中身を理解するのは難しい法案ですしね。

■「派遣」ではなく、「派兵」

―――安保法案が日本の防衛と関係ないということを、改めて説明していただけますか。

 今度の安保法制っていうのは、11本の法律を1本の恒久法と、10本の改正案をひとまとめにして、審議も一括審議という形でやってきました。どちらにしても大きな柱は、従来は、憲法違反ということで行使が容認されなかった「集団的自衛権の行使」これを容認したという。しかもそれは、憲法改正ではなくて、憲法解釈を変えることによって、行使を容認するという、方向に舵を切った訳です。

 集団的自衛権って何かって言ったら、密接な関係にある他国が攻められたとき、自衛隊が出動するってことになるのですよ。密接な関係、これはまずアメリカです。それに準ずるっていう、これは非常に曖昧なのだけど、準同盟国ってことにこれからなってくると思うのです。

 日本の防衛でなく、他国を助けに行くってことなのですよ。集団的自衛権の行使っていうのは。だけども、それでは、なかなか通らないので、そこに条件を付けて歯止めをかけましたよって、その歯止めが「存立危機事態」だという。

 いかにもそれが歯止めのようにして、これも国会審議を通じて、けっきょく「存立危機事態」っていうのはなんだって言われても、結局は分からなかった。総合的判断っていうだけじゃ、どうゆう状況がそうかって、答えられなくなってしまった。専門家に言わせると、「集団的自衛権の行使にあたって、存立危機事態なんてありえない」ってことになっているのです。だから集団的自衛権の行使そのものは、国会審議を通じて破たんをした。

 それともう一つ重要な目的、これがほんとの目的なのですけども。世界中、よく言われる地球の裏側でも、いつでもどこでも、自衛隊を派遣して、アメリカが関わる紛争や戦争に協力をするっていうのですね。

 一応そこに歯止めとして「後方支援」ができるようにという形になっていて、あるいはPKO活動の範囲内でとか、色んな制限は設けていますけど。目的そのものが何かっていったら、いつでもどこでも、地球上どこでも自衛隊を派遣しますよ。そして、アメリカ軍、あるいは同盟国に協力しますよという法律、法体系なのですよ。これすごいことなのですよね。

 これは敢えて申し上げますが、私は防衛省を担当したり、外務省の今回の法案に至るトラウマの背景も取材してきました。(自衛隊を派遣する)PKOで出すときもそうです。イラク出すときもそうです。アフガンのテロ特措法のときもそうです。みんな特措法。特措法でやって、そのとき一番議論になったのは、「派遣」と「派兵」の違いです。「派遣」というのは、あくまで武力行使しない。戦闘地域ではないってことです。

 それを今度はガラッと「派兵」に切り替えた。いつでもどこでも。武力行使できるようにした。これが非常に大きいことですよね。しかも、今は国家と国家の戦争ってものは、ほとんどなくなってきていて、ゲリラとかテロとか、あるいは国家が崩壊する内戦とか。ちょっと想像してみてくださいよって言いたいのですよ。

 結局、アメリカが戦う相手が日本の敵になってしまう。最近のアフガンで「国境なき医師団」の病院が誤爆をされた。もし、あそこに後方支援だって自衛隊が行っていたら、どうするの? 必ず責任取らされますよ。そういう議論を全くしていない。

 集団的自衛権行使の問題と、自衛隊がいつでも出せますよ、出せるだけではなくて武力行使できるようになるのですよ。「派遣」から「派兵」になったのですよ。そうゆう中身をね、一切国会でもきちんと答弁しないし、突っ込まれてもね、話をはぐらかして、直接答えようとしない。

 つまり、今申し上げたような法律の目的がはっきりしちゃうと国民の批判がバァーっと来て、反対が強くなって(法案が)通らなくなっちゃうから、言わなかったのですよ。それで敢えて言えば、先ほどのこの法律っていうものは「国の安全と生命、財産および平和な暮らしを守るためである」と。「戦争を抑止するものである、防止するものである」と。私から言わせれば、完全なウソを突き通している訳ですよ。国民を騙してまで、なんで通そうとしているのかっていうのが最大の問題だと思います。

■日本外交のトラウマ

 ―――この法律は、「お祖父さん、岸信介氏の見果てぬ夢を果たす」という安倍さんの個人的な願望が、強く出ているのでしょうか?それとも、米国から、要請されていたという要素が強いのでしょうか?

 私は、両方だと思いますね。安倍さんが一番やりたいのが「戦後レジームからの脱却」なのですよ。これは三本柱があって、一つは「憲法改正」。二つ目が「対等な日米同盟」。この対等っていう中身が問題なのだけど。そして三つめが「自虐史観に支配される教育改革」という。これを同時進行でやってきているのですよ。これが、ある意味でおじいちゃんの、岸信介さんのやろうとしたこと。非常に強い決意で臨んだのだけど、道半ばにて倒れた。その時期がいま、巡りまわって孫の自分に来たっていう気持ちが非常に強い。

 それから、もう一つが、湾岸戦争のトラウマ。あの時、自衛隊の派遣を何度も要請されたのだけれども、結局出さないで、お金だけ出した。感謝をされなかった。そしてトラウマの最たるものは、歴代の首相によく聞かされたことだけど、アメリカの国防総省があれ以来、二言目には「日本って国は、そこまで恥ずべき臆病者か?」って言われた。「日本には外交ってあるのか?」とある筋から言われ続けた訳ですよ。これが彼らのトラウマなのですよ。本当にトラウマ。

 それに対して、ジャーナリズムの立場から言うと、当時それを止めた後藤田正晴さんが正しい。彼の「アリの一穴論」。絶対ダメだって。外務省も「これをやらなければ、日米同盟もおかしくなりますよ。孤立しますよ」って、説得に後藤田さんのところに行くわけですよ。そうすると後藤田さんが「ふざけんな。やるならやってみろ」と「俺を倒していけ」って「俺は体張ってでも止める」って。「これはアリの一穴なんだ。これを認めたら憲法なんて、9条なんてないのとおんなじだ!どんどん、どんどん戦争する国になってしまう。そこまで分かっているのかお前ら!」って。

 それで最後は出さないって決断するのですよ。この争いが、ずーっと。で、アフガンのときに、敢えて名前を挙げちゃえば、アーミテージですね。国防総省、日米安保のドンとか、ハンドラーってね、異名を持っているのだけども。

 彼が最初に言ったのが「Show the flag」。とにかく、日本旗「日の丸」だけでも立ててくれよと。紛争地、アメリカが戦っているところで。それで次がイラク戦争。「Boots on the ground」って。それでこないだ「News23」で彼とインタビューやりましたけど。何と言ったかというと、「長年憲法9条がバリケードのように立ちはだかって、日米軍事の協力ができなかった」と。「今度、それがなくなるのだ」と。

 バリケードが取り払われると。それで、敢えて言うと、「Show the flag」、「Boots on the ground」次は、「Sheds the blood」、「血を流せ」って日本も少しは。ついに、ここへ来たってところですよね。でもね、「Sheds the blood」って大変なことなのですよ。

 でも、トラウマからするとそうしなきゃダメだって。これを私がなんでここまで強く言えるかっていうとね。新法案を推進してきた自民党や政府の幹部、外務省の高官やOBとかみんな取材しているのだから。彼らの本音ベースの発言なんかも、取材して取っている。彼らはっきり言うのですよ、「自衛隊が血を流せないで、どうしてこれから日米同盟が成り立つのですか」って。そうゆう発想が根底にあるわけだよ。見捨てられ論ですよ。

■ちらつくCIAの影

 ―――そういう意味では、この法案は外務省主導の法案で、防衛省、自衛隊は消極的でしたよね。

 外務省主導だけではないのですよ。今度の安保法制に、アメリカのCIA(中央情報局)とかあるいは、イスラエルのモサド(イスラエル諜報特務庁)とか、いろんな情報機関の、いろんな影がちらつくのだよね。これはね、安倍内閣が続けてきて、私が非常に危険な道に入ってきたなと思うのが、まず「特定秘密保護法」ですよ。で、それに絡んでどんどん、どんどんやっていくでしょう?刑法改正とか、個人情報保護法とか。それと、スパイってものをどうするかとか。勘ぐればマイナンバーとか、防犯カメラとか、みんな疑いたくなるくらい。要するに、個人を国家が徹底的に掴む、掴んでいくっていうね。

 そこで今度は、武器輸出でしょ。武器の輸出及び、共同開発。これを解禁しちゃったわけですよ。それで、「防衛装備庁」ってものを作って。まさにこれは、「武器」って言葉を「防衛装備」って変えたわけだよね。その武器の輸出入、調達をするのを「防衛装備庁」って名づけたのだよね。でこれを、財界がものすごく応援してしまった。

 「特定秘密保護法」、「武器輸出」、「安保法制」どうも一体なのだね。根底にあるのは、ある種、日本の右の人達の考える「日本人ダメ論」だよね。「平和ボケ論」だよね。だから、いざってときに、アメリカとともに戦える国になろうと。

 敢えて言うとね「戦時体制」なんだね。戦時体制づくりですよ。自衛隊が外に出てって、死ぬかもしれない。ある種の、これも岸信介氏の夢。総動員って大好きだった。

 岸さんとは、ロングインタビューやって、けっきょく本にできなかったのだけどね。色々と、トラブルがあってね。彼(岸信介)は本当に、満州事変からの思いがあってね。統制経済のまさに、軍事経済を作った訳ですよね。だから、日本人の平和ボケっていう批判はまだいいのだけど、現にいよいよ自衛隊員が戦死するかもしれないという。そうゆう際どい法律ができちゃった訳ですからね。

 そうすると国民の意識の中に、そうゆう戦争ってものを、身近に感じさせられる。「平和じゃないよ、世の中は」っていうね。そのために国家体制をどうするか。国民の情報をどのように抑えていくかって、そこに大分踏み込んだ。この内閣は。

■安保法案、読むことすらできない武藤議員

 内閣支持率が上がった安倍政権だが、来年夏の参院選に向けて懸案も多い。今後の政局運営はどうなるのか。毎日新聞特別編集委員の岸井成格氏に聞いた。  

 ―――次の参院選が焦点でしょうか。

 ちょっと、先が読めない以上に閉塞感があります。ただ、官邸、自民党幹部はものすごく参議院選挙を恐れています。理由は、二つ。安保法案のときの、あの反対運動。あと、環太平洋経済連携協定(TPP)。TPPも聖域を守ったと言われているけれど、即撤廃を守っただけですよ。農協(JA)も改革されてしまって、弱体化されてしまっているというのがあるけども、やっぱり、農業関係というのは、自民党の硬い支持層ですからね。この安保法制と、TPPは参議院選挙に良くも悪くも非常にボディーブローで効いてくる。

 それで地方の声を聴いていると、自民党の地方組織がみんな消極的でダメなのだと。それから、公明党の支持母体である創価学会が、離れている。学会が投票に行かないと、いまや自民党議員も当選できない。今、公明党と創価学会をどうするかっていうのが、参議院選の最大のテーマなのですよ。一番は、軽減税率で、税調会長を変えた。

■党内議論のない自民党なんて

 ―――自民党内はどうなのでしょうか。

 たとえば、二階総務会長。「いくらなんでも、安保法制にしても、TPPにしても党内議論をしなかったのは、なんでだ!」と怒っているという。党内論議のない自民党なんて、ありえないのだから。政調会をずーっと上がってきて、総務会で全会一致、これもね「和」の政治だけど。そこで決めるのは、総務会長でしょ。

 ところが、いつも突然結論が来て、TPPも安保法制も、日米ガイドラインに至ってもそうだし。与党協議も、一部の人間だけでやっているのだから。高村副総裁と北側公明党副代表。あとは、役所の人間。ほとんどの自民党議員は、議論に参加しないのだから。

 衆議院の特別委員会の委員で、スキャンダル離党した武藤議員。取材したときに、法案を読んですらいないのですよ。この劣化ぶり。法案を審議している、特別委員会の委員がです。

 なぜ、読まないのかって聞いたら、読んでも分かるわけがないって言ったそうです。開き直りもいいところで、凄まじい劣化ぶりですよ。この問題は、武藤議員だけの突出した問題じゃないと思いますよ。議論されていないのですよ、党内でちゃんと。それこそ読んだって分からないのですよ。

 「〇〇事態」とか言っても。選挙区で奥さんたちが困っているのですよ。みんな選挙区に旦那が帰らないから、奥さんが毎日「〇〇事態、〇〇事態ってなんのことですか」って聞かれるのですよ。奥さんは、答えられない。それで、「旦那が帰ってきたときに、聞いてください」っていうのだけど、旦那も答えられない。笑い話もいいところだけど、笑えないですよ。それを強引に通しちゃったわけだ。

■自衛隊さん、肩代わりしてよ

 ―――これから安保法制に関する、自衛隊の行動規範などのルール作りが進められていくと思いますが。

 私の知っている自衛隊OBを含めてみんな気にしているのは、敵と戦って、しかもお国の敵じゃない敵と戦って、殺す、殺されるなんて教育と訓練やったことないから、だからまずその教育を始めないといけない。家族だってたまんないよ、自衛という、お国のためじゃないのだから。敢えて言えば世界平和のためなのだから。

 ゲリラか、市民かもわからない相手を。あるいは、政府と反政府が戦っている今のシリアでアメリカ側についたら、反政府軍につくわけですよ。後方支援であれ、なんであれ。これはっきり言っていたからね、政府・自民党の担当者は、今度法律ができれば、少なくとも法的には直ちに自衛隊が出せますよって言っていた。

 派遣の基準が何も決まっていない。PKOの派遣でさえ大変だったのに。非戦闘地域っていう。それで、小泉首相の有名な迷?文句があるわけでしょ。「自衛隊のいるところが、非戦闘地域です」っていう。

 もうひとつは誰の判断で銃の引き金を引くか。そうした判断を全部現地で行う。現地司令官の判断ですよ。いちいち問い合わせてられないもの。

 あのイラクの非戦闘地域であっても、迫撃砲が飛んできて、宿営地の近くに着弾。それで今年までに、現役の自衛官が54人自殺しているのですよ。イラクから帰ってきた現役の自衛官が。そのくらい精神的にも辛いものがあるのだよな。非戦闘地域でです。

 忘れちゃいけないのは、アメリカが相対的に力を落としてきていて、ご存じの通りオバマは、「世界の警察官」なんて時代は終わったという。アフガン、イラクからできるだけ早く撤退したいと思っている。国防費も削減、兵力も削減。今、沖縄にもいる海兵隊も再編の真只中にあるわけですよ。だから、アミテージなんかが言うように、自衛隊さん助けてくれよって、本音で言うとね。少なくとも、肩代わりしてほしいのだよ。アメリカの警察官っていう役割の一部を。

 そこへ安倍さんが手を挙げた。よし、アメリカを助けてやろうって。恩を売ってやろうって。これは、自民党の推進派の高村副総裁がはっきり言っている。その裏には、見捨てられ論というのがある。このままいくと、アメリカはどんどん力を落とすことになる。いざとなった時に、日米同盟があるけど、助けてくれるかどうか分からない。今のうちに恩を売らなきゃ、日本が血を流さなきゃ、彼らも血を流さないのだって。この論理が根底にある。

 危険だって、この発想自体が。日本の防衛は、日米同盟があって、アメリカがやることになっているのだもの。周辺事態法もあったのだから。「個別的自衛権」と「日米安全保障条約」と「周辺事態法」で、日本の防衛と東アジアの対応は、十分にできるわけ。問題は、グレーゾーンって言われる海上保安庁と、自衛隊の役割分担とかね。「集団的自衛権」や「派兵」の安保法案が必要なことではないです。

 ―――攻めてこられないように、そんなことが起こらないようにするのが重要でしょう。抑止力があるから、万全というわけではないでしょう。

 米国も、もうそんな力ないからね。だから、安倍首相は支持層がそうゆう人たちだからね。どうしても、中国嫌い、韓国、北朝鮮嫌い、ロシア嫌いが多いからね。だから、安倍さんの頭の中にも、包囲網をつくってけん制して、追いつめていくっていうね。だから、地球儀俯瞰外交とか言っているわけですね。しかし、抑止力論は必ず軍事力拡大につながる危険がある。

■準同盟国はオーストラリアとフィリピン

 ―――今度のTPPも中国封じ込めの一環ですね。ただ、封じ込めって疑心暗鬼が強まってしまう。パイプがない中やると、軍拡が進んでしまう。

 日本防衛と関係がないところで、安保法制作ってしまったら、また刺激するだけです。今、目先は南シナ海だけど、オーストラリアとフィリピンが(日本の)準同盟国になるかって話で、あとシリアの有志連合的に言うと、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで、フィリピンがどう要請に応えるかって話で、近く中国が南シナ海に軍事拠点を作っているところへ、米軍が入って行く。中国がどう反応するか見るために。

 その辺からだよ。きっと、自衛隊に出動要請が必ず来る。それで、安保法制ができるので、これも聞いていると思うのだけど、フィリピンの大統領がこの間来た時に、これからフィリピンの元米軍基地を、日本の自衛隊に自由に使ってもらうって言っていた。

■暴走し始めた権力を止めるのがジャーナリズム

 毎日新聞特別編集委員の岸井成格氏に、安倍政権のメディア対応やそうした動きへのメディア側の抵抗力に関して聞いた。

 ―――日本のメディアの対応ぶりをどう見ますか。

 ジャーナリズムが一番、心しておかないといけないことは何かっていうと、権力は必ず腐敗する。そして、時に暴走する。その暴走をいかにして、未然に防ぐかっていうのがジャーナリズムの役割であり、本来なら国会であり、司法の役割だけど、ジャーナリズムの大きな役割でもあります。
その暴走が始まったのですから。その暴走をいかに止めるか、それが一番大事なところなのですよ。ところが今の政府は、本当によくメディア対策を検討し、堅実に積み上げてきているのだね。

一番大きいのは、分断だね。中堅・若手の「文化と芸術を語る会」の沖縄2紙を潰せっていうのと、広告を外せばメディアは成り立たないのだっていうね。作家の百田さんを呼んで、ああゆう暴言が飛び交ったけど。ああゆうことを平気で言える。あの会は総理の側近グループですからね。空気が出ていますよね。

あえて、聞かれて出てきた議員が「本当に潰さなくてはいけないのは、沖縄2紙だけじゃなくて朝日、毎日、中日・東京だ」って。3紙を挙げたわけだ。総理の権力についての考え方は、権力は行使するためにある。その際たるものが人事権だって。日銀総裁から始まって内閣法制局長官、そしてNHKの経営委員、会長とやって、人事局まで作ってしまった。官僚も官邸を見ざるをえなくなっちゃった。OBもみんな心配しているよ。それこそみんなヒラメだよ。局長以上みんなに目を光らしているから。そして彼らの一番イヤなとこがね。スキャンダル見つけて脅し、すかしやる。これも組織操縦の一端だね。

―――そんなこともやっているのですか?

酒癖が悪いとか、女癖が悪いとか借金をしているとか。弱みを握られると、人間弱いからね。

■番組収録中にも右翼の抗議電話

――岸井さんも、ネット右翼のようなところから、個人攻撃されることはあるのではないですか?

あるある。でも、スタッフは言ってこないのだよね。聞くに堪えない、言うに耐えないことだからって言っている。毎日のように番組収録中にかかってくると聞いている。テレビ局も新聞社も時に、それが面倒になってくるのだなって。しつこい相手に対して組織は弱いからね。

―――そのがんばっている姿は、じわぁって他の社員に伝わって、結局は読者の信頼になりますからね。あの新聞社は、頑張るんだって。

 こうなってくると改めて、論説委員長とか主筆をやっている時にも一貫して「中庸リベラル」っていう路線をね。社風、社説としてね。この考えを、今の社員も噛み締めつつあるのではないかなって。

 戦後70年談話のときに、まだ30歳になってない社員だったけど、「戦後って聞くと、おじいちゃん、おばあちゃんの世代のことって思っちゃうのですよ」戦後って聞くだけで、自分たちと関係ないって。「戦後だよ。私、戦後70年の中で生きてきたのに」戦後って聞くと、関係ないって。驚いた。世代によって、そうゆうギャップもあるのだなって。自分たちと全然違う世界。世代の違いなのかと思って、何も言えなかったのだけど。

―――青年局長の処分が前倒しで3ヶ月で解かれたのは。

 これも一貫して、東京五輪の競技場やエンブレムで下村大臣への責任論があったときに、総理は内閣改造もあるから、うやむやな形にしてしまったのですよね。それで、総裁特別補佐にしたりしている。ある種の仲間内の温情主義が非常に強いという。青年局長についても議論があったのだけどね。更迭すると、あのときの議論が間違っていたことになり、認めることになってしまうから。非常に抵抗があったんですよ、あのグループから。そのほとぼりが、冷めたってことじゃないかな。一番典型的なのは、磯崎総理補佐官のケースだ。「法的安定性は関係ない」と立憲主義に反する発言をして陳謝したけど、頑として代えなかった。

■新閣僚に「口にチャックを」

 ――新しい内閣はどうですか。

口にチャックをしろと、菅官房長官が繰り返しているらしい。もう絶対に個人の意見は、言わないようにと閣僚全体に。役人が官邸に歯向かったら最後、徹底的に干しますよね。安倍内閣は、それで持っているところがありますよね。

安倍さんが総理に返り咲いて、すぐに呼ばれて話しをする機会があった。なぜかって言うと、安倍首相のお父さん(安倍晋太郎)の担当をやった。毎日新聞の先輩でもあった。晋太郎さんは、いつも岸信介さんの安保闘争がらみで、「俺は、岸の娘婿じゃないからな。安倍寛の息子だからな」って。安倍寛は、反東条で、非翼賛を主導した5人の中の1人だから。筋金入りの反戦でした。安倍晋太郎さんは、父親に歯向かって特攻隊に志願したのですよ。それで、敗戦。非常に反省をして、新聞記者になった。そういう変遷がある。だから、晋太郎さんは、徹底した反戦、平和主義だった。記者を前に、晋三さんに伝わることを前提にそう言っていた。

しかし、安倍官邸は、本当は危機感を感じているのではないかな。周りはおだてているけど、安保にしても、アベノミクスにしても、TPPもこれだけ反対論、懐疑論が広がっていますし、参院選への影響は大きいとみて警戒していますよ。成功しているとは思ってないのではないかなと思います。


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子どもに「いじめはいけない」と教育するなら、武器を持って喧嘩するなんて、もってのほかだ

"ビートたけしが安倍政権の道徳教育を真っ向批判!「道徳を守れないお前らが道徳を語るな」「日本の道徳観は単なる郷愁だ」

 来年夏の参院選以降、ついに憲法改正に取り組むと表明している安倍晋三首相だが、彼にとって憲法改正と同様に悲願のひとつに「道徳の教科化」がある。安倍首相は第一次政権時にも道徳の教科化に乗り出したが、「人の心に成績をつけるのか」と非難が相次ぎ、あえなく挫折。だが、今度は満を持して、小学校では来年2016年に、中学校は17年に教科書検定が行われ、そこから2年後には道徳が「特別な教科」として授業が行われることになっている。

 もともとはいじめ対策の一環として打ち出された道徳の教科化だが、そんなものは後付けにすぎず、真の目的は「愛国心教育」にある。事実、第一次政権で改定した教育基本法でも「愛国心」と「公共の精神」を盛り込み、安倍首相は「日本人としてのアイデンティティをしっかりと確立していくことも大切だ」と発言。いわば今度の教科化は、愛国教育によって軍国主義に駆り立てた戦前の「修身」の復活を目論んでいるのは明白だ。

 こうした動きに対して危機感を募らせている人は多いが、そんななか、あの有名人が一冊の道徳本を出版した。北野武の『新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか』(幻冬舎)だ。

 タイトルだけを見ると、押しつけがましそうなうさん臭さがプンプンするが、中身は意外にも、道徳そのものを疑い、問い直す内容だ。

 そもそも道徳とは何かということを、たけしはこう綴る。

〈道徳なんてものは、権力者の都合でいくらでも変わる。
 少なくとも、いつの時代も、どんな人間にとっても通用する、絶対的な道徳はないっていうことは間違いない。それだけは頭に入れておいた方がいい〉
〈道徳は社会の秩序を守るためのもの……といえば聞こえはいいけれど、それはつまり支配者がうまいこと社会を支配していくために考え出されたものなんだと思う〉

 そして、文科相の学習指導要領の「社会全体のモラルが低下している」という一文には、〈俺の個人的感想をいわせてもらえれば、社会のモラルは良くなった気がする〉〈モラルが低下したというのは、要するに自分のモラルに自信がなくなっているということだろう〉という。

〈学習指導要領には、「児童の道徳性の育成に、大きな影響を与えている社会的風潮」のひとつとして、「物や金銭等の物質的な価値や快楽が優先される」とある。
 それはあんたたちのことだろう! と、とりあえずツッコんでおく。景気が良くなれば、世の中すべてが上手くいくみたいなことをいっているのは、いったいどこの誰だろう〉

 たけしの道徳教育へのツッコミは、こうした「大人がエラそうに上から子どもに言う資格があるのか」という点にある。たとえば、学習指導要領には「正直に明るい心で元気よく生活する」「友達と仲よくし、助け合う」といった、一見すると害のない言葉がならぶが、たけしはこれも欺瞞だという。

〈正直に生きるとか、みんな仲良くするってことを突き詰めたら、どうしたって商売とか経済活動を否定しなきゃいけなくなる。(中略)
 南北問題にしても、結局は誰かが儲けりゃ誰かが損するという話を、地球規模でやっているだけの話だ。(中略)
 人件費が日本の何分の一っていう国があるから、日本の経済は成り立っている。俺たちが豊かな暮らしを享受しているのは、どこかの国の貧困のおかげだ。
 その貧乏な国を豊かにするためには、日本はある程度、自分たちの豊かさを犠牲にしなきゃいけないわけだ。
 そういうことを、学校の先生は子どもたちに話しているのだろうか。
 話している先生もいるかもしれないが、少なくともこの国では、そういう先生はあんまり出世しないだろうなあとも思う。
 そんな状況で、子どもに道徳を教えるってこと自体がそもそも偽善だ〉

 そんな「偽善」の極みが、いじめの問題だ。いじめ対策から端を発した道徳の教科化だが、たけしは〈ものすごく単純な話で、子どもたちに友だちと仲良くしましょうっていうなら、国と国だって仲良くしなくてはいけない。子どもに「いじめはいけない」と教育するなら、国だってよその国をいじめてはいけない。武器を持って喧嘩するなんて、もってのほかだ〉と鋭くツッコむ。

〈「隣の席のヤツがナイフを持っているので、僕も自分の身を守るために学校にナイフを持ってきていいですか」って生徒が質問したとして、「それは仕方がないですね」と答える教師はいるだろうか。いるわけがない。
 だとしたら、隣の国が軍備拡張したからって、我が国も軍備を増強しようっていう政策は、道徳的に正しくないということになる。いかなる理由があっても喧嘩をしてはいけないと子どもに教えるなら、いかなる理由があろうと戦争は許されないってことになる。(中略)
 ところが、大人たちはどういうわけか、そっちの話には目をつぶる。
 子どもの道徳と、国家の道徳は別物なのだそうだ。戦争は必要悪だとか、自衛のためには戦争も辞さぬ覚悟が必要だなんていったりもする〉

 ここでたけしは「戦争反対といいたいわけじゃない」と述べる。〈道徳を云々するなら、まずは自分が道徳を守らなくてはいけない。それができないなら、道徳を語ってはいけないのだ〉と言うのだ。つまり、安倍首相およびそのシンパがやっていることや言っていることは筋が通っていないじゃないか、という話である。

 また、安倍首相は道徳教育について「(日本古来の)伝統と文化を尊重する」「郷土愛、愛国心をちゃんと涵養する」と話すが、日本の伝統・文化からもたらされる道徳とは何か。これについても、たけしは切り込む。

〈誰もが田んぼを作っていた時代に、「和をもって貴となす」という道徳には根拠があった。田んぼの水は公共財産みたいなものだから、誰かが勝手なことをして、水を自分の田んぼにだけ引いたりしたら、他の人が生きられない。田植えにしても稲刈りにしても、近所や親戚が協力してやるものだった。周囲との衝突を嫌う日本の文化が、日本的な道徳の根拠だろう。
 だけど、そういう時代はとっくの昔に終わってしまっている。(中略)
 昔ながらの日本的な道徳観を支えているのは、単なる郷愁くらいのものなのだ〉
 
 絶対的な道徳など、この世にはない。だから、たけしは道徳を〈牧場の柵〉と表現する。〈牧場の持ち主が変われば、柵のカタチや場所が変わる。昨日まで自由に行き来できたところが、いきなり立ち入り禁止になったりもする〉からだ。日本は敗戦によって〈戦前の道徳がひっくりかえって〉、道徳よりも経済活動に邁進したが、〈今頃になって、日本人はエライとかスゴイとか、日本人の道徳を取り戻せなんていい出したのは、その反動に違いない〉とたけしは看破する。そして、こう続ける。〈誰かに押しつけられた道徳に、唯々諾々と従うとバカを見る。それはもう、すでに昔の人が経験済みのことだ〉と。

 ちなみに、本書のタイトルにある『「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか』というのは、現在の道徳では〈年寄りに席を譲るのは、「気持ちいいから」〉と子どもに説明がなされていることから来ている。たけしはこれを〈誰かに親切にして、いい気持ちになるっていうのは、自分で発見してはじめて意味がある〉とし、「いいことしたら気持ちいいぞ」と煽る道徳の教科書を〈まるで、インチキ臭い洗脳だ〉と切り捨てている。

 道徳教育への真っ当な批判──。たけしがいま、これだけの思いをもっているのなら、テレビでも同様に主張を繰り広げてほしいものだが、やはりこれは本というかたちだから実現したのだろう。というのも、「最近、テレビじゃ何も面白い事がいえなくてムカムカしてるんだ」(小学館「SAPIO」5月号)と言いながら、同時期に出演した『ワイドナショー』(フジテレビ)では、「(テレビで)本質を突いたら、結局プレッシャーかかるに決まってるんだから」と諦めモードだったからだ。

 しかし、本書で述べていたように、上から押さえつけられ、ただハイハイと従っていずれ〈バカを見る〉のは、たけしだって同じではないのだろうか。だからテレビでも、本書に綴ったこの言葉を、たけしには口に出して言ってほしいと思うのだ。

〈結局、いいたいことはひとつなんだから。「道徳がどうのこうのという人間は、信用しちゃいけない」〉"


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流れてゆくたくさんのイメージ

"ネットに流れるたくさんの猫、
犬、熊、イルカ、クジラ、狐、鳥、特にふくろう、鷹、森の様子、林の小道、
樹木、紅葉、お祭り、暖炉、クリスマス、プレゼント、花、ブーケ、結婚式、
アクセサリー、食事会、料理、海辺のコテージ、プライベートプール、海に落ちる夕日、オーロラ、
流氷、ペンギン、星空、昔の絵画、昔の映画、サーファー、海岸線、船、鉄道、
ラベンダー畑、山の生活、クリスマス、クリスマスツリーで遊ぶ猫
流れてゆくたくさんのイメージ"

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ローレンス・レッシグ「皆で共和国本来の国民の力を取り戻そう」

https://www.youtube.com/watch?v=mw2z9lV3W1g

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「われらの」日本国憲法

http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20050718.html

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『復刊・あたらしい憲法のはなし』(童話屋)

「みなさんの中には、こんどの戦争に、おとうさんやにいさんを送りだされた人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょうか。それともとうとうおかえりにならなかったでしょうか。また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。いまやっと戦争はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです。だから、こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があるといわなければなりません。この前の世界戦争のあとでも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろ考えましたが、またこんな大戦争をおこしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか。
そこでこんどの憲法では、日本の国が、決して二度と戦争をしないように、二つのことをきめました。」

『復刊・あたらしい憲法のはなし』(童話屋)より。1947(昭和22)年8月2日文部省が発行した中学校1年用教科書。


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日本国憲法九条を死守しよう

"日本国憲法九条を死守しよう
その精神を掘り下げよう
具体的な頭のいい作戦を考えよう
野蛮人に負けるな"

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現行九条をいかにして守り、活かし、未来につなげるかを考えるべきだ

"日本国憲法前文と九条の問題
最近は朝日新聞に代わってリベラルな立場で論陣を張っていた東京新聞が
個別的自衛権と自衛隊を憲法で認めよう、集団的自衛権は拒否しようということで
新九条の提案をした

現行の九条で、海外派兵が阻止できないなら、新九条を制定して、それを守らせようということであろう

しかしそんなことはない

現行九条で阻止できなかった解釈改憲が新九条で阻止できるというのは馬鹿げた妄言である
野蛮人に蹂躙されたからといって理想を後退させる必要などない

大切なのは人のいのちを守ることである
日本の兵隊となるかもしれない人の命を守る
日本の兵隊に攻撃されるかもしれない人の命を守る
日本の軍部に抑圧されるに違いない日本庶民の命を守る
軍部の偉い人に命令されて突撃して死んでしまう運命にある未来の人の命を守りたい
そのためには戦争の前に話し合いをする、分かり合う、交渉をする、粘る、もっと粘る、ずっとずっと粘る

未来の人間は賢明になり、すべての人が日本国憲法九条に納得してそれを肯定するだろう
それまでの過渡期をどう過ごすかという問題である
日本は敗戦とともに非戦争の理想を掲げた
戦争という交渉形態を否定した
それは正しい
どうみても正しい

しかしその運用で数々の間違いを犯し、妥協に甘んじて来てしまった
運用の歴史が間違っていたのであって、
日本国憲法九条制定の意思はいまも正しいし、未来においても正しい
自衛隊は違憲である
個別的自衛権も違憲である
ましてや集団的自衛権は違憲である
自衛隊を使わず個別的自衛権も使わなくても済むように国家を運営すべきである
そのために話し合いをしろ、理解しあえ、友だちになれということだ

新九条など歴史の中での後退でしかない
現行九条をいかにして守り、活かし、未来につなげるかを考えるべきだ

それは容易ではない
中国が野蛮な国だからではない
日本が野蛮な国だからである
我々の政府の野蛮で粗野で軽薄な振る舞いを阻止できなかった我々国民とは何なのだろうか
このように権力に蹂躙されることの延長に
軍部に命を軽く扱われる未来がある
70年前のように、軍部に殺されるのである
それを阻止するためにもっと本腰を入れて非武装主義を希求すべきだ
"

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巨人軍監督は高橋

"巨人軍監督は高橋、江川は当て馬、落合は中日GMのまま
高橋は頑張るとコメント

川上、長嶋、藤田、王、原、堀内と並べてみて、
頑張らなかった人がいるのか?
(頑張ったけど、だめだった人はいる。
頑張ったから、だめだった人もいる。)

監督が頑張るとはどうすることなのか

阪神金本新監督は早くも猛練習を言明
しかしたくさん練習すれば強くなるというものでもない

才能のある選手を集めても
勝てるチームになるとは限らない

選手のやる気をどのように引き出すかが腕だと思うが
それが難しい
"

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問題は人脈や派閥

"組織の中で成長していると
個人の力ではできない大きな複雑なこともできるようになる
しかし問題はどこにも人脈や派閥があり
上のどこかがこければ下も飛ばされてしまうことだ
その点では個人で営みをしていれば良い点もある"

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「肺」という字のつくりについて

本題は肺のつくりの方「市」です。これ、実は「市場」の「市」とは違うんです。「肺」という字、実は8画なんです。9画じゃないんですよ。このつくりの部分は「市(シ・イチ)」ではなく「市(フツ)」といい、真ん中の棒は全部つながっているとのこと。
現在は区別されずに9画として使われていることが多いようですが、正確には8画らしいです。たとえば木ヘンの「柿(かき)」と「杮(こけら)」についても、同様に前者が9画、後者が8画です。こけらとは、木片の意味です。こけら落としという言葉が現代に残っていますね。

 この市(フツ)という字は、もともと植物の双葉がぱっと開く様子を表した象形文字で、左右に分かれている双子の臓器 である肺に対してあてがわれたという由来があります。確かに、解剖学的には双葉が開いたように見えますよね。

 「肺」という漢字のヘンは「にくづき(月)」ですね。切った肉を表すもので、お月様の月とは本来由来が異なります。



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この野蛮を取り除き、人類は一段進歩しないといけない

"戦争が外国との交渉の一つの形態であるとする考えは決定的に誤りだろう

歴史的な経過としては分かる
日本だって、戦国時代までは人殺しをして、どの意見がいいのかを決めていた

しかし逆に、現在は国内では、人殺しをしないでも集団の意見を決められる程度には成熟している

山に入って熊に出くわしたら、話し合いもできないし、相手の機嫌によっては、最悪、撃ち殺すしかないと考える
同じようなことを外国人についても考えるらしい
外国人の信用度は熊程度である
うっかり信用したほうが負けと考えている人達も多いのだと思う
そう考える人達しか生き残ることができなかった
それは野蛮な外国人のせいではなくて、野蛮な自国民のせいなのだろうと思う

そんな状況を世界に拡大して、交戦権は当然だとか、個別自衛権や集団自衛権も当然だとなるわけだ
粘り強い話し合いと外交交渉が大切と言われる割には、結局戦争をしている
この野蛮を取り除き、人類は一段進歩しないといけない"

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重複も循環もない重要情報を選別

"ネットの中を情報がぐるぐる循環している様子を見ていると
若いうちは時間なんていくらでもあるからそれでいいと思うけれども
歳をとったら時間が少ないのだから情報の循環・重複に付き合ってはいられない


ピラミッドの下部にいる人間にさらに下部の情報を選別してもらい、
自分はその結果だけを見る、というのがとりあえずの便法であるが
その場合には部下がアホだったり、何かを隠そうとしたりした場合には
不都合が生じる

社長の見たくない情報はフィルターにかけられて社長に届かない

しかしそうは言っても、社長が1万人のサイトをチェックすることはできないので
10人の部下にそれぞれ1000のサイトをチェックして大事な情報を提出するように命令する
それぞれはさらにその部下10人に命令して、それぞれ100のサイトをチェックするようにいう
そらに、それぞれが10人の部下に、それぞれ10のサイトをチェックして報告するようにいう
一人で10個だと少ないというかも知れないが
アメリカ、イギリスを始めとしてドイツ、フランス、イタリア、中国、ロシア、ブラジル、と考えると、
実際は大変である

そのようなフィルターを考えると、重複や循環を脱することができる

しかしたいていの人は会社の頂点にいるわけではないので、これは難しい

そこで、ある程度情報の選択をして意見を書いている人のサイトをチェックしたりする
そのサイトが10個あるとして、そのそれぞれのサイトで主に参照しているサイトがそれぞれ違うことが望ましい
たとえば、全く重複なしに、それぞれのサイトが別の10個のサイトを参照していれば、
実質的には10×10で100個のサイトをチェックしたと同じようなことになる

それが理想なのだが、それぞれのサイトがチェックしているサイトが重なっている場合が多く、
そこで無駄が生じる
また、自分のチェックしているサイト同士でチェックしている場合もあり、
そうなると、循環しているだけという場合もあることになる

重複も循環もない重要情報を選別してくれる仕組みはありがたいのだが
それこそ情報操作の餌食になる
"

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個人コレクション

"女性の映像を集めた個人コレクションを眺めていると
実はそれは女性について語っているのではなく
それをコレクションした男性の頭の中身について語っているのである
そんなものには全く興味がないので
見るのをやめた"

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自分の人生で大事と思うことがあったら 明日にしないで今日やったほうがいい

"自分の人生で大事と思うことがあったら
明日にしないで今日やったほうがいい
諸先輩の人生を見ての教訓である"

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恋のいいところ

“恋のいいところは、階段を上る足音だけであの人だって分かることだわ。”

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スーツケースの合鍵の問題

『海外旅行でスーツケースの鍵を持参し忘れても、成田空港で合鍵を買うことができる』

提示者自身の実話に基づきます。 『スーツケースには鍵をかけて成田に持ってきたのですが、鍵を自宅に忘れてきたことに、 成田空港で気づきました。鍵を壊すしかないかな、と思ったのですが、 念のため荷物預かりの人に聞いてみると「このタイプ(サムソナイト)の合鍵なら、 (成田空港第2ターミナル2階にある)高島屋で売っていますよ」とのこと。 行ってみると、スーツケースの個体番号に対応した合鍵が山のようにあり、 その中から、私のスーツケースと同じ番号の合鍵を見つけて売ってもらいました。 もちろんスーツケースはそれで開けることができ鍵も壊さずにすみました。 ちなみに、合鍵は1つ1500円とのこと。 また誰かが同じ目にあったら、高島屋に行ってみてください。 (そんなやつはいないか!?)でも、 これって鍵をかけても誰でも簡単にあけることができるということですね??』



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慢性的な睡眠不足が脳の神経にダメージ

“「一般的に睡眠不足によって認識力が低下しても、週末などにたっぷりと睡眠をとることで全快すると考えられていますが、複数の研究によると、睡眠不足によって傷ついた脳は、3日間の代替睡眠をとっても集中力や認識力が標準レベルまで回復することがありません」と論文の著者であるシグリット・ビージー博士は語っています。マウスを使った睡眠不足の実験によって、覚醒状態が長時間続くことでニューロンが損傷・損失することが証明されており、認識能力に影響を与えていることが証明されています。”
慢性的な睡眠不足が脳の神経にダメージを与えていることが明らかに


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パスタのゆで方

"水に1.5-2時間浸けてから、塩なしで水量は浸かる程度、茹で時間1分で、アルデンテになる。
1.5-2時間は最低限で、冷蔵庫に入れればそれ以上2-3日間でも全く問題無し。"

まだ試していないが、日本の衛生状態ならこれで問題なしか。


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人間は小さい、人生のことなんか些細なことだ と思うのは星を眺めている時だ

"人間は小さい、人生のことなんか些細なことだ
と思うのは星を眺めている時だ

深い森の奥などもちょっとそんな気になる
海ではそんな気はしない
たぶん海岸にいるだけだからだろうか
太平洋の真ん中辺りまでいけば
だいぶ気分も違うかもしれない

星を見て
今自分が見ている光は
何十万年前の光なのかと思うと
宗教的な感覚も感じる

現在の宇宙にも不思議はいっぱいだし
人間は死んだあと意識はどうなるのかなど
簡単には納得出来ない、あるいは他人に説明できない問題が
いっぱいだけれど

いずれにしても、人生の悩みは小さなことに思えてくる
"

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徒然草 第二百十一段

“何事も期待してはならない。愚か者は他力本願だから、恨んだり怒ったりするのだ。権力者だからと言って、頼ってはならない。血の気が多い人が、最初に没落するのだ。金持ちだからと言って、お願いしてはならない。時間が経てば貧乏になる。才能があるからと言って、期待してはならない。孔子だって、生まれた時代が悪かった。人格者だからと言って、あてにしてはならない。顔回も、不遇の人生だった。君主に可愛がられても、安心してはならない。怒らせれば、その場で闇に葬られるから。家来がいても、安堵してはならない。裏切って逃げることがよくある。人の優しさを、真に受けてはならない。必ず心変わりする。約束も、信じてはならない。守られることは希である。 自分にも他人にも期待しないことだ。ラッキーな時は、ただ喜び、失敗しても、人を恨まずに済む。心を左右に広く持てば動じず、前後に奥行きを持てば行き詰まることもない。狭い心は衝突ばかりして、傷つきやすい。少ない気配りしか出来ない人は、何事にも反抗的で、争って自爆する。穏やかな心でいれば、身の毛、一本も損なわない。 人間は現世を彷徨う妖精だ。世界はブラックホールのように留まることを知らない。人の心も、また同じである。穏やかな気持ちを解放していれば、一喜一憂することなく、人に苦しめられることもないのだ。”
徒然草 第二百十一段 


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法律に禁止と書いていないけれども、やってはいけないことがわかっている、それが倫理です。

“「できる」と「やっていい」を区別するのが倫理だと思います。”

"法律に禁止と書いていないけれども、やってはいけないことがわかっている、それが倫理です。"


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“「雑学より先に常識身につけてよ」”

“「雑学より先に常識身につけてよ」”

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何言っても無駄

“自分は面白い本当は面白いんだ本当は本当は面白くて、あの、クラスの中心にいるウェイウェイ系の体育会系イケメンよりも、何よりも、魅力のあるのは、クラスで一番才能があるのは、僕なんだ!みたいな感じの人に何言っても無駄なんですよ”

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キアヌ・リーブスのメランコリー

“そしてこの映画においても圧倒的な俳優キアヌ・リーブスのメランコリーは、どうして俺なんだ、どうして俺を選ぶんだというという困惑と混乱といくばくかの怒りとのないまぜであるのは言うまでもない”

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BBCはクオリティ追求に常に全力。

ディスカバリーチャンネルとかヒストリーチャンネルみたいなドキュメンタリーは日本には作れないのかな?

作れない。

BBSは法律で視聴料払わないと厳罰に定められてて徴収率は9割以上。 
そしてBBCは5年に1回に国民投票で存続か廃止かを決められる、だからクオリティ追求に常に全力。



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“月に7冊読むだけで、あなたは読書量において日本人の上位4%に入ることができる”

“月に7冊読むだけで、あなたは読書量において日本人の上位4%に入ることができる”

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