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丸腰主義の勇気が本質 / 日本軍が、日本国民を抑圧する

"前文で宣言された決意は、安倍能成が全面講和の闘争時に正しく説いたように、そして「新しい憲法のはなし」でも説かれているように、丸腰主義の勇気が本質なのであり、諸国民の公正と信義に信頼して、素手の外交一本で平和と安全を実現し維持するという国家方針となっている。侵略の脅威や予兆は外交と対話で未然に防ぐことができ、諸国との絶えざる協調と細心の注意による外交努力でそれを阻止できるはずだという信念が前提されている。自衛権を認め、交戦権を認めれば、それを根拠にし、自衛を名目にした戦争を起こしてしまうから、そちらのリスクの方が大きいのだという判断と確信がある。この理想論の態度は、国際政治の冷酷なリアリズムの中ではあまりにナイーブでリスキーだとずっと批判され、平和憲法の丸腰主義は嘲笑と誹謗を受け続けてきたけれど、あの戦争を経験した日本人が掴んだ哲理として揺るぐことなく、ジョン・ダワーの言い方によれば、戦後日本人は理想を地上に引き下ろして現実のものにした。70年間、憲法前文と9条を変えずに守り抜いた。非武装が平和憲法の核心であり、戦後日本人の理想であった"
"丸腰でなければならないのは、丸腰でなければ、日本軍が、日本国民を抑圧し、人権を剥奪し、挙げ句の果ては殺害するからである。"


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マイナンバーについても 悪意のある使用を想定しなければならない

"貨幣は便利だけれども
贋金の犯罪が発生する
それは不可避である

今回導入のマイナンバーについても
悪意のある使用を想定しなければならない

そして「絶対に」悪意のある使用が発生するだろう
そのようにして流出した情報はもう消えることがない
人の人生を変えてしまうくらいのこともあるだろう

便利の側面もあるだろうが
個人に発生した場合の被害の深刻さを考えれば
便利と簡単に考えて導入してよいものだろうか
"

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靖国と多国籍企業が何の矛盾もないと思うのだろうか

世界で一番(アメリカの多国籍企業が)経済活動がしやすい国
神の国ニッポン、靖国に参拝しまくる日本
とは
いったいどうすれば両立するのでしょうか
両立している頭の人が一部いるようですが

みんなで靖国の英霊をお参りして
お札を日銀で印刷して
それでアメリカの食品を買って食べる

靖国と多国籍企業が何の矛盾もないと思うのだろうか
宗教と経済活動は別だとぼんやり思っているようではどうかしている



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TPP交渉に首藤信彦氏「日本はイカサマ麻雀にハメられた」

TPP交渉に首藤信彦氏「日本はイカサマ麻雀にハメられた」
2015年10月19日 日刊ゲンダイ

■米、カナダ、メキシコはグル


 4日間も延長し、「大筋合意」したとされるTPP交渉。安倍首相は「国家百年の計」「国益にかなう最善の結果を得た」と悦に入り、大マスコミは〈巨大経済圏の誕生〉〈参加12カ国の経済活性化〉と手放しでホメちぎっているが、真に受けたらダメだ。衆院議員時代からTPPの危険性を指摘し、米アトランタで開かれた閣僚会合をウオッチした反対派の急先鋒、TPP阻止国民会議事務局長の首藤信彦氏は、「安倍政権はTPPの罠に見事に引っかかり、タヌキの葉っぱを買わされた」と断じる。


――甘利TPP担当相が行司役として「大筋合意」をまとめたと伝えられています。


 甘利大臣は行司すらやってませんし、日本は交渉なんかしていません。他国は2国間協議で丁々発止やりあっているのに、日本は蚊帳の外だった。日本の交渉団メンバーは所在なさげに街中をぷらついたり、近くのホテルでコーヒーを飲んで時間を潰すありさまだったんです。アトランタ会合は猿芝居、つまりヤラセだった。開催前から内閣府が自民党議員や農業関係団体などに「必ず決めますから、ぜひ現地入りしてください」と触れ回っていたんです。おかしな話でしょう。自動車の原産地規制をはじめ、新薬のデータ保護期間や農産品など、問題は山積みなのに。前回のハワイ会合から2カ月足らず、たった2日間でまとまるなんて考えられない。「大筋合意らしきモノ」をつくりたかった日本の強い働きかけで形式的に集まっただけだったんです。


――アトランタ会合前に話はついていたということですか。


 要するに“シャンシャン総会”だったんです。閣僚会見後に行われた渋谷内閣審議官によるブリーフィングで、内閣府と農水省が大量のペーパー資料を配布したことでも分かるように、東京でお膳立てしてあったんです。来夏の参院選での争点化を避けたい安倍政権は、一刻も早く「大筋合意」という形をつくって予算をバラまき、批判の矛先をそらそうと焦っていた。それで、7月に開催された前回のハワイ会合ですべてのカードを切って決着させようとしたんです。ところが、思わぬ誤算が生じた。乳製品の輸出拡大を狙うニュージーランドと自動車の原産地規制にこだわったメキシコです。日本から見れば、最後の瞬間に会合をブチ壊され、米国はそれを止めようともしなかった。結果、ハワイは見送り。9月21~22日にサンフランシスコで日本、米国、カナダ、メキシコの4カ国が自動車をめぐって協議した。パニクった日本が折れて、部品の域内調達率を45%程度とすることになったのです。


――メキシコはなぜそこまで強硬姿勢を貫けたのでしょうか。


 日本以外の3カ国は裏で握っていたとみています。メキシコ政府の後ろにはカナダ政府がいて、さらにその後ろにはカナダ自動車労組(CAW)、全米自動車労組(UAW)、米国の民主党――とつながっている。つまり、メキシコの主張は米国案。日本はイカサマ麻雀に誘い込まれたようなものだった。だから、アッという間に決着し、アトランタ会合への流れができたんです。


――日本はカモにされたんですね。


 メキシコ、カナダにもメリットがありますが、最も利を得るのは米国。米国の中小企業から部品をどんどん買え、ということなんです。米国はアトランタ会合がスタートする前にキックオフパーティーを開いていたのですが、その席でUSTR(米通商代表部)のカトラー次席代表代行は「米国の中小企業のためには、世界の貿易協定に空白をつくってはならない」「われわれは死に物狂いでTPPに取り組んでいる」と強調していました。


 TPPは対中国戦略の側面もある。中国がAIIB(アジアインフラ投資銀行)を創設して攻勢を強める一方、米国の衰退は誰の目にも明らか。米国は何としても身内の仕組みが欲しい。内容はともかくとして、形だけはつくっておこうと。だからTPPは竜頭蛇尾で十分なんです。日本にとってTPPは農業には大ダメージだけれど、商工業は輸出増で潤うと思われているようですが、それは大間違いです。日本企業の輸出が増えるのではなく、米国の中小企業が日本にどんどん輸出してくるのです。日本政府が外国企業の活動を後押しすることも取り決められています。


■会見で「おめでとう」と言った日本メディア



TPP阻止国民会議事務局長の首藤信彦氏(C)日刊ゲンダイ


――日本の大マスコミはそうした情報を一切伝えず、お祝いムードに加担しています。


 閣僚会見の質疑で「おめでとうございます!」と切り出した日本のメディアにはあきれました。その時点ではロクに情報を得ていなかったはずです。政府は交渉内容を明かそうとしなかったし、会合の会場は出入り禁止だった。渋谷審議官のブリーフィング資料でようやく概要が分かった程度でしょう。そもそも、日本では「大筋合意」に達したと報道されていますが、それ自体も怪しいものです。〈大筋合意したのか?〉と問われたUSTRのフロマン代表はイエスともノーとも答えず、言葉を濁していた。共同宣言もありません。それもそのはずで、貿易協定が一変する重要な会合だったにもかかわらず、3カ国は代理出席だった。「大筋合意することに合意した」というのが真相に近いという感触です。


――日本からむしり取ろうとする米国も妥結を急いでいたのでは?


 一言で言えば、TPPは米国が周到に仕掛けた罠なんです。TPPは表部隊と裏部隊がワンセット。表のTPPと裏の2国間協議は一体化されていて、TPPが発効しなくても2国間協議の合意事項は効力を発する仕組みになっているんです。米国はTPPがどう転んでもオイシイ思いができる。渋谷審議官の会見で配布されたペーパーにも記してありますが、日米間はあらゆる分野で交換文書をまとめている。例えば、自動車の非関税措置はTPP発効までに実行することになっています。


――日米並行協議ですね。いつの間にそんな不平等条約を押し付けられたのですか。


 安倍首相は野党時代はTPPに反対していました。それなのに、政権に返り咲くと手のひらを返し、アベノミクスを進めるために米国にTPP参加を頼み込んだ。それで突き付けられたのが日米並行協議です。米国は日本との間に経済問題が持ち上がると、必ず安全保障問題で攻めてきます。50年代に起きた日米貿易摩擦は「糸と綱を取り換えた」と言われた。糸は繊維、綱は沖縄。繊維で譲歩して、沖縄返還に至ったのです。TPPでは中国の尖閣諸島進出や北朝鮮の核・ミサイル開発をネタに揺さぶられ、バンザイしてしまった。どれも架空の話で、まるでタヌキの葉っぱですよ。日本は米軍の力を借りなければ情報収集はおろか、自国防衛もままならない。軍事オンチだからシーレーン(海上交通路)の脅威をあおればたちまちヘタる、というのが米国の認識なんです。


――TPPはどこに向かっていくのでしょうか?


 17年に誕生する米国の次期大統領が新体制を敷くまで進展しないでしょう。TPPは「参加6カ国以上、GDP合計が85%以上」という条件をクリアしなければ発効できず、日米のどちらが欠けてもパーです。これから事務レベルで内容を詰め、2~3カ月以内に最終的な協定案をまとめて署名する。その後、議会で批准する手続きを踏まなければなりませんが、米国は署名90日前に議会への通知を求められる。急ピッチで作業が進んだとしても署名は来年1月。経済効果などの調査もありますから、審議入りは2月以降でしょう。その頃は大統領選の予備選挙が本格化していて、TPPどころではありません。


――有力候補とされる民主党のヒラリー・クリントン前国務長官やバーニー・サンダース上院議員は反対派。共和党のドナルド・トランプ氏も猛批判しています。


 過去にも、国連の前身の国際連盟や40年代のITO(国際貿易機構)など、主導した米国が議会に拒否されて参加しなかった例はいくつもある。米国はTPPにこだわる必要がありませんから、発効しない可能性が高いとみています。しかし、日本は日米並行協議を背負わされてしまった。全産業がリスクにさらされ、国のあり方そのものが変容する危機に直面しているのです。


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危険な抗生物質使用の食肉、大量流通の恐れ スタバやケンタ等が調査不合格

"危険な抗生物質使用の食肉、大量流通の恐れ スタバやケンタ等が調査不合格
2015.10.17 

 今月初めにTPP(環太平洋経済連携協定)が大筋合意され、日本政府は食品添加物や農薬、遺伝子組換えに関連して、「TPPによって、わが国の食の安全・安心が損なわれることはない」と強調した。それを鵜呑みにすることはできないが、実は特に注意が必要なのは、農産物の中でも牛肉や豚肉、鶏肉など畜産物の関税削減・撤廃などによる、食肉の輸入量拡大の問題だ。

 食肉の輸入が増えれば価格が安くなって良いとの消費者の声もあるが、そこに食の安全に関する大きな落とし穴がある。それは、抗生物質添加の飼料や水を与えられた牛などの食肉の輸入量が増加する点である。牛などの体内で抗生物質が効かない耐性菌が増え、その耐性菌が付いた肉を人が食べると、また人の体内で耐性菌が増えて、肝心の病気のときに抗生物質が効かなくなる。この薬剤耐性菌による感染症治療の深刻化という重大な問題が、起こりかねない。
米国大手ファストフードチェーンの大半が不合格


 9月半ば、CNN(米国ケーブルニュースネットワーク)【編注1】の日本語訳サイトに、大変興味深い記事が掲載された。米国のフレンズ・オブ・ジ・アースなど6つの消費者・環境団体が、米国の大手ファストフードチェーン25社を対象に、メニューに使われている食肉の抗生物質の使用状況について調査した。

 その結果、抗生物質を定期的には使わずに育てた家畜の肉を主に使用していると報告して「A」評価とされたのは、チポトレとパネラブレッドの2社だけだった。チックフィレイは2014年に鶏肉から抗生物質を排除すると表明して「B」評価とされた。鶏肉の抗生物質使用制限を打ち出し、期限も明示したマクドナルドと、期限は明示しないもののすべての食肉で使用制限を打ち出したダンキンドーナツは「C」評価だった。

 残るサブウェイ、ウエンディーズ、バーガーキング、デニーズ、ドミノ、スターバックス、ピザハット、KFC、デイリークイーンなどは、いずれも不合格の「F」評価だった。

 フレンズなどは、「家畜生産者が定期的に家畜に抗生剤を投与すると、耐性を持つようになった細菌が繁殖して我々の社会にまで拡散し、さらに大きな耐性菌の問題を引き起こす」と指摘した。その上で、「米国の大手飲食チェーンのほとんどは、食肉への抗生剤使用に対する不安の高まりに実質的に対応できていない」と批判した。

■厄介な問題の「耐性菌」の誕生

 抗生物質はカビなどの微生物が生み出す薬で、細菌などほかの微生物の増殖を抑えたり、殺す作用がある。ただ、現在は化学的に合成されることも多いため、抗菌薬とも呼ぶ。また、抗生剤(抗生物質製剤)と呼ばれることもある。製剤とは、薬を投与しやすい形や性質・状態にすること。つまり、抗生物質も抗菌薬も抗生剤も実質的に同じと考えてよい。ここでは統一して抗生物質と呼ぶ。

 1943年、アオカビから発見されたペニシリンが世界初の抗生物質で、肺炎や敗血症などの治療に役立った。その後、テトラサイクリンなど数多くの抗生物質が開発された。

 抗生物質は万能薬ともいわれてきたが、実に厄介な問題を抱えている。抗生物質を繰り返し使うことによって、「耐性」といって細菌などが抵抗力(耐える力)を持つようになり、抗生物質が効かなくなってしまう。その効かなくなった細菌を「耐性菌」(薬剤耐性菌)と呼ぶ。

 なぜ耐性菌ができるのか【編注2】。それは細菌が絶滅を避け、なんとか生き延びようとするためだ。細菌が遺伝子の突然変異や、新しい遺伝子を獲得することによって、抗生物質があまり効かないようにする酵素を生み出したり、抗生物質が細菌の細胞膜を通過する力を弱めてしまう。

 この遺伝的変化によって生まれるのが耐性菌であり、抗生物質が効く細菌を感受性菌と呼ぶ。多数の感受性菌のうちの1つが突然変異によって耐性を獲得すると、これが増殖して耐性菌が出現することになる。感受性菌と耐性菌を試験管内で一緒に培養すると、簡単に感受性菌が耐性菌になる。現在、特に問題になっているのは、結核菌や赤痢菌、ブドウ球菌などだという。

 耐性菌に加えて、さらに問題になっているのが「多剤耐性菌」だ。これは系統の異なる2種類以上の抗生物質が効かなくなった細菌を指す。結核菌や赤痢菌のほか、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌などがある。
 
■米国で年間2万3000人が死亡

 実は、日本では大きなニュースになってはいないが、多剤耐性菌を含めた耐性菌の出現と蔓延は、世界的な脅威となっている。

 例えば米国疾病予防管理センター(CDC)の13年のデータを基にした「米国における各種耐性菌の年間推定患者数と死亡者数」【編注3】によれば、年間の推定患者数合計200万人以上のうち推定死亡者数は2万3000人。同推定死亡者数のトップがMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症=敗血症など)で1万1000人、次いで耐性肺炎球菌の7000人だった。

 別のデータ【編注4】には、「耐性菌の脅威はテロリズムに匹敵 欧州では年間2万5000人が死亡(14年1月15日)」とある。

■なぜ医薬品を非医薬品目的に使うのか

 耐性菌はこれだけ大きな人的被害を及ぼすのだが、家畜との関係はどのようになっているのか。

 家畜での抗生物質の使用目的は2つある【編注5】。1つ目は、人同様の病気治療のための動物用医薬品としての使用だ。2つ目が、成長促進や飼料効率の改善が目的だ。これは低濃度で長期間にわたって飼料に添加される抗菌性飼料添加物であり、医薬品ではない。先にフレンズなどが、「家畜生産者が定期的に家畜に抗生剤を投与する」と指摘したが、これは医薬品ではなく、後者の成長促進目的に当たる。それにしても、なぜ医薬品を、非医薬品目的に使うのか。

 1946年に米国ウィスコンシン大学の動物衛生学研究者、ムーアらが鶏のヒナに対し、ストレプトマイシンなど微量の抗生物質を定期的に与えたら早く成長したと報告【編注6】したのが発端だ。その後、50年代に米国食品医薬品局(FDA)は、家畜の成長を刺激する目的の抗生物質使用を承認した。それ以来、さまざまな抗生物質が牛などに対し、飼料や水と共に与えられてきた。

 FDA発表【編注7】によれば、米国では12年の場合、牛89万頭と豚6600万頭、ブロイラー80億羽などに対し、合計1450万kg(3220万ポンド)もの抗生物質が使われた。09年の同1270万kgから16%増加したことになる。この1450万kgは、金額にして人対象のそれの4倍以上になるという。

 これは、人と家畜の合計で1450万kgのざっと5倍もの超大量の抗生物質を米国人と、そして食肉を輸入した日本人などが分けて摂取していることを意味する。

■求められる賢明な対策

 話はこれで終わりではない。

 昨年5月、WHO(世界保健機関)が「地球規模で拡大しつつある薬剤耐性菌について警告」した。そして7月、英国のキャメロン首相は「多剤耐性菌の蔓延と有効な抗菌薬の枯渇の中で、人類は医療の『暗黒時代』に逆戻りしつつあると警告」【編注8】した。さらに9月、「米国政府は薬剤耐性菌問題を克服するために、大統領令によるアクションプランを発表」した。

 この3件は何を意味しているのか。13年3月、CDCの「悪夢の細菌」に対する警告【編注9】が背景にある。

 85年、大半の細菌に対して効果を示すという意味で、抗生物質の「最後の切り札」といわれるカルバぺネム系抗生物質が開発された。ところが間もなく、カルバぺネム耐性菌が登場し、蔓延し始めた。大半の細菌に対する効果が一転し、大半の抗生物質を無効にすることになった。つまり、一度細菌による感染症にかかると、治療が難しくなる。

 カルバぺネム耐性菌には肺炎桿菌や大腸菌、さらにその仲間の細菌が多く、肺炎や尿路感染症の原因になりやすい。ほかの患部の手術後、感染症や腹膜炎などの原因になり、血液中に侵入して敗血症を起こすと、多臓器不全などを経て半数が死亡する。 

 米国では、カルバぺネム耐性菌がこの10年間で4倍に増えたが、世界的な広がりを見せ始めた。欧州では、米国のカルバぺネム耐性菌の中の別のタイプが各地でアウトブレイク(流行)し、その点で状況は米国よりも深刻だ。

 またギリシャやイスラエル、トルコ、中国の上海、香港など、中東諸国やアジアなどにも広がりつつあり、日本でアウトブレイクする可能性もある。その侵入を瀬戸際でガードする賢明な対策が必要な今、逆にTPPで米国の牛肉などの大量輸入への道を開く。
(文=石堂徹生/農業・食品ジャーナリスト)

【編注1】CNN「食肉の抗生剤使用、飲食大手が軒並み『不合格』米調査」2015年9月16日
【編注2】柳下徳雄「(日本大百科全書(ニッポニカ)の解説など
【編注3】日本化学療法学会、日本感染症学会、日本臨床微生物学会、日本環境感染学会、日本細菌学会、日本薬学会『耐性菌の現状と抗菌薬開発の必要性を知っていただくために」の「新規抗菌薬の開発に向けた6学会提言」ファクト・シート、2014年5月1日
【編注4】薬剤耐性菌研究会「薬剤耐性菌情報・海外」群馬大学大学院医学系研究科附属薬剤耐性菌実験施設、2014年1月17日
【編注5】「薬剤耐性菌についてのQ&A」農林水産省動物医薬品検査所、2010 年1月
【編注6】(1)ムーアら『ストレプトマイシンなどの使用によるヒナの栄養摂取の研究』(筆者仮訳)「ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・FDAケミストリー」1946年 (2)ディビッド・ケスモデルら著『消える消費者の要求に答え食肉企業は抗生物質の不使用へ』「ザ・ウォール・ストリート・ジャーナル」日本語訳、2014年11月3日
【編注7】(1)【編注6】の(2)と同じ (2)【編注4】と同じ
【編注8】【編注4】と同じ
【編注9】国立感染症研究所「米国CDCが警告を発したカルバぺネム耐性腸内細菌(CRE)に関するQ&A」2013年3月8日"


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"妻が結構いい女だってことを たいていの夫は忘れている"

"妻が結構いい女だってことを
たいていの夫は忘れている"

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著名人をお金で原発賛成派にする

"東京電力に群がった原発文化人各電力会社や関連団体は、原発の「安全性」や一イメージ向上を図るため、多くの著名人をPRにもちいてきた。
ーーーーー
東京電力をリーダーとする電気事業連合会(電事連)がいかに巨額のカネを使って世論を買い占めてきたか、そして、その手先となつてノーテンキなタレントや文化人が原発安全神話を鼓吹してきたか。それを糾弾するためはまず二つの事例を紹介する。
 一つはアントニオ猪木の青森県知事選挙応援事件である。猪木の秘書だった佐藤久美子の『議員秘書捨身の告白』(講談社)によれば、最初、原発一時凍結派の候補から一五〇万円で来てほしいと頼まれた猪木はその候補の応援に行くつもりだったが、推進派のバックにいた電事連から一億円を提示され、あわてて150万円を返して、そちらに乗り換えたというのである。 
 まさに札束で頬を叩くこうしたやり方は、高木仁三郎のような筋金入りの反対派にさえ試みられる。 
 高木の『市民科学者として生きる』(岩波新書)に、ある原子力情報誌の編集長から、三億円を用意してもらったので、エネルギー政策の研究会を主宰してほしいと誘いがあったと書かれている。三億円について、高木は「現在だったら一〇〇億円くらいに相当しようか」と注釈をつけているが、猪木の一億円もいまでは何倍かする必要はあるだろう。

安全神話のホラ吹き役

 電力会社の広告に協力した作家の幸日真音(こうだまいん)を批判したら、自分はそんなにもらっていないと弁解してきた。そして、中立的な立場からエネルギーについての小説を書くため広告に出たのだと言いわけしてきたが、協力しても「中立的に」書けると思っている鈍さ故に利用されるのだ。
 竹中平蔵の引きなのか、彼女はNHK(日本放送協会)の経営委員にもなている。無思想の作家は電力会社にとってもお飾り的につかいかってがいいのである。
 彼女や荻野アンナを含む〃原発おばさん″や″原発おじさん〃は原発反対派がどんな嫌がらせを受けてきたかなど想像もできまい。
 評論家の西部邁(にしべすすむ)は、一度、電力会社主催のシンポジウムに呼ばれて、科学的に絶対の安全はないと言ったら、二度と声がかからなくなったと笑っていた。つまり、何度も招かれる原発タレント文化人は「絶対安全」派と見られているのである。
主観的に「中立」などと言っても、「顔隠して尻隠さず」でしかない。
 安全神話の最大のホラ吹き役が漫画家の弘兼憲史(ひろかねけんし)脳科学者として売り出した茂木健一郎や養老孟司がこれに次ぐ。養老など、『バカの壁』というベストセラーを出したが、自分自身が最大の「バカの壁」ではないのか。弘兼は三月一九日付の『夕刊フジ』に例の島耕作のイラストを描き、被災者と福島原発で作業にあたる人に対して「大変な状況ですが負けずに乗り切って下さい」というメッセージを寄せていた。しかし、原発は安全と喧伝(けんでん)してきた弘兼の〃応援″など、特に福島原発からの避難者にとっては吐き気をもよおすものでしかないだろう。
「社長 島耕作」の無責任さは、まさに東京電力の会長や社長とダブるのである。

たけしのトンデモ暴言

 三月未の「朝まで生テレビ!」で、震災より原発事故のニュースが多すぎるのではと発言して問題となった勝間和代も中部電力のCMに出ていた。化けの皮が剥がれたという感じだが、こうした最近の原発タレントより罪深いのは、大前研一や堺屋太一、あるいはビートたけし(北野武)といった”フロンティア”だろう。そういえば、勝間は大前を尊敬して、いわば”おんな大前”をめざしてきたのだし、たけしの場合は兄の北野大(きたのまさる)や弟子の浅草キッドまで原発推進派である。
 堺屋は『週刊文春』四月七日号の立花隆との対談では、津波は「想定外」ではなかったはずだと、少し東電に批判的なことも言っているが、かつては「原発反対などと言っているのは日本だけ。たとえばフランスでは、原発反対運動はただのひとつもない」と暴言を吐いていた。
 立花センセイも、そんな堺屋の過去の言動を調べて突っ込むべきではなかったか。 大前は日立製作所で高速増殖炉の開発に携わっていたから、単なる宣伝者ではなく実行犯である。
 お笑いタレントとは言え、震災による原発爆発後のいま読むと笑えないのがたけしの発言。
 『新潮45』 の二〇一〇年六月号で、原子力委員会委員長の近藤駿介(東京大名誉教授)と対談してトンデモ暴言を連発している。
「おいらは大学も工学部ですから、原子力関係の話は大好きなんですよ。今日は新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所の中を見学させてもらったのだけど、面白くて仕方がなかった」こう切り出したたけしは、こんなことを言う。
「原子力発電を批判するような人たちは、すぐに『もし地震が起きて原子炉が壊れたらどうなるんだ』とか言うじやないですか。ということは、逆に原子力発電所としては、地震が起きても大丈夫なように、他の施設以上に気を使っているはず。
だから、地震が起きたら、本当はここへ逃げるのが一番安全だったりする(笑)。でも、新しい技術に対しては『危険だ』と叫ぶ、オオカミ少年のほうがマスコミ的にはウケがいい」本当にその方が「ウケがいい」かどうか、たけしも一度試してみればよかった。原子力発電所に逃げるのが一番安全なら、たけしはいまこそ、福島の原発に逃げ込んだらいいだろう。専門家であるはずの近藤の応答もひどいが、たけしの暴走には歯止めがない。次の発言にも絶句するばかりである。「相変わらず原子力発電に反対する人もいるけど、交通事故の年間の死者の数を考えて、自動車に乗るのを止めましょうとは言わない。やっぱり使ったほうが便利だからね。どうも原子力発電というとリスクばかり言う傾向があるけれど、実際、おいらたちはもっとリスクのある社会に生きている。変質者に刺される確率のほうがよほど高いって(笑い)
 突如ふえた公共広告機構、いわゆるACのCMにアントニオ猪木が登場して、誤った情報に惑わされないようにしようと呼びかけているのには驚いた。嗅覚だけは発達しているたけしも、早晩、方向転換して、そんなこと言ったっけという顔をするのだろう。

売る芸がないから身を売る

 福島出身で東電のCMに出ていた中畑清が、東電に裏切られたと言っているのにも嗤ってしまったが、渡瀬恒彦や星野仙一 あるいは森山良子や岡江久美子といったタレントや野球選手と違って、「行列のできる法律相談所」に出ている北村晴男や住口裕子(すみたひろこ)といった弁護士や吉村作治などの大学教授、そして、御意見番を気取るこ三宅久之、草野仁、大宅映子、キャスターを名乗る木場弘子の罪は一段と重い。投資相談屋の藤沢久美は『文芸春秋』で何度も電事連の広告に出ていながら、原発への「コメントは差し控える」のだという。
「芸は売っても身は売らぬ」が芸者の心意気とされた時代があったが、ここに挙げた″原発芸者たちは、売る芸がなかったから身を売ったのか。恥知らずな者どもである。他に原発のコマーシャルにでた芸能人180名がでています。 ほとんどの芸能人です。"


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高木孝一元敦賀市長の講演 原子力行政

高木孝一元敦賀市長の講演内容
『只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。えー、今日は皆さん方、広域商工
会主催によります、原子力といわゆる関係地域の問題等についての勉強会をおやりになろ
うということで、非常に意義あることではなかろうか、というふうに存じております。
…ご連絡を頂きまして、正しく原子力発電所というものを理解していただくということに
ついては、とにもかくにも私は快くひとつ、馳せ参じさせて頂くことにいたしましょう、
ということで、引き受けた訳でございます。
……一昨年もちょうど4月でございましたが敦賀1号炉からコバルト 60 がその前の排出口
のところのホンダワラに付着したというふうなことで、世界中が大騒ぎをいたした訳でご
ざいます。
私は、その4月 18 日にそうしたことが報道されましてから、20 日の日にフランスへ行った。
いかにも、そんなことは新聞報道、マスコミは騒ぐけれど、コバルト 60 がホンダワラに付
いたといって、私は何か(なぜ騒ぐのか)、さっぱりもうわからない。
そのホンダワラを1年食ったって、規制量の量(放射線被曝のこと)にはならない。
そういうふうなことでございまして、4月 20 日にフランスへ参りました。
事故が起きたのを聞きながら、その確認しながらフランスへ行ったわけです。
ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、毎朝、今にも世の中ひっくり返りそう
な勢いでこの一件が報じられる。
止むなく帰国すると、“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る”こういうふうに明くる日の
新聞でございまして、実はビックリ。
ところが 敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。ここで何が起こったのかなという顔をして
おりますけれど、まあ、しかしながら、魚はやっぱり依然として売れない。あるいは北海
道で採れた昆布までが…。
敦賀は日本全国の食用の昆布の7~8割を作っておるんです。が、その昆布までですね、
敦賀にある昆布なら、いうようなことで全く売れなくなってしまった。
ちょうど4月でございますので、ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなか
った。
まあ、困ったことだ、嬉しいことだちゅう…。
そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは民宿でも 100 円損したと思うものは 150 円貰い
なさいというのが、いわゆる私の趣旨であったんです。
100 円損して 200 円貰うことはならんぞ、と。
本当にワカメが売れなくて、100 円損したんなら、精神的慰謝料 50 円を含んで 150 円貰い
なさい、正々堂々と貰いなさいと言ったんでが、そうしたら出てくるわ出てくるわ、100
円損して 500 円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです(会場爆笑、そして大拍
手?!)。
100 円損して 500 円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。
原電の方は、少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、と言いますけれど、
それはダメだと。正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、100 円損した
者には 150 円出してやってほしいけど、もう面倒臭いから 500 円あげるというんでは、到
底これは慎んでもらいたい。
まあ、こういうことだ、ピシャリとおさまった。
いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、事故が起きて困ったとかいう人は全く一人
もおりません。
まあ言うなれば、率直に言うなれば、一年一回ぐらいは、あんなことがあればいいがなあ、
そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。笑い話のようですが、もうそんなんでホク
ホクなんですよ。
…(原発ができると電源三法交付金が貰えるが)その他に貰うお金はお互いに詮索せずに
おこう。
キミんとこはいくら貰ったんだ、ボクんとこはこれだけ貰ったよ、裏金ですね、裏金!ま
あ原子力発電所が来る、それなら三法のカネは、三法のカネとして貰うけれども、その他
にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、というのが、それぞれの
地域である訳でございます。
それをどれだけ貰っているか、を言い出すと、これはもう、あそこはこれだけ貰った、こ
こはこれだけだ、ということでエキサイトする。
そうなると原子力発電所にしろ、電力会社にしろ、対応しきれんだろうから、これはお互
いにもう口外せず、自分は自分なりに、ひとつやっていこうじゃないか、というふうなこ
とでございまして、例えば敦賀の場合、敦賀2号機のカネが7年間で 42 億入ってくる。
三法のカネが7年間でそれだけ入ってくる。それに「もんじゅ」がございますと、出力は
低いですが、その危険性……、うん、いやまあ、建設費はかかりますので、建設費と比較
検討しますと入ってくるカネが 60 数億円になろうかと思っておるわけでございます…(会
場感嘆の声と溜息がもれる)。
…で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして(建ってから)随分と年数が経
ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。
この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい、と。
今年ひとつやってやろうか、と。そう思いまして、まあたいしたカネじゃございませんが、
6000 万円でしたけれど、もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った(会場ドッ
と笑い)。
あっ、わかりました、ということで、すぐカネが出ましてね。
それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ6億で修復したいと、市長とい
う立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、6億の修復をやろうと。
今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、明日はまた、
富山の北電(北陸電力)へ行きましてね、火力発電所を作らせたる、1億円寄付してくれ
(ドッと笑い)。
これで皆さん、3億円既に出来た。こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っ
とる(再び笑い)。
まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50 億円で運動公園は出来るわね。
火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、といっ
たようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、
と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。これは(私は)信念を持っと
る、信念!
……えー、その代わりに 100 年経って片輪が生まれてくるやら、50 後に生まれた子供が全
部片輪になるやら、それはわかりませんよ。
わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。
こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)』


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辺野古の環境監視4委員、業者側から寄付・報酬

辺野古の環境監視4委員、業者側から寄付・報酬
2015年10月19日03時03分 朝日新聞
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画で、国が進める工事を環境面から監視する専門家委員会の委員3人が、就任決定後の約1年間に、移設事業を受注した業者から計1100万円の寄付金を受けていた。他の1委員は受注業者の関連法人から報酬を受領していた。朝日新聞の調べでわかった。

 4委員は取材に対し、委員会の審議に寄付や報酬は影響していないとしている。違法性はないが、委員の1人は受領を不適切だとして、委員辞任を検討している。

 この委員会は「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境監視等委員会(環境監視委)」。沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)・前知事が2013年12月、辺野古周辺の埋め立てを承認した際に条件として政府に求め、国が14年4月に設置した。普天間移設事業を科学的に審議し、工事の変更などを国に指導できる立場の専門家が、事業を請け負う業者側から金銭支援を受ける構図だ。

 ログイン前の続き朝日新聞は全13委員について、所属大学・法人に経理書類を情報公開請求したほか、各委員に金銭支援について取材した。その結果、委員長の中村由行・横浜国立大院教授ら3人が、辺野古の護岸建設工事や環境調査業務を受注する建設会社やコンサルタント会社から委員就任決定後に寄付金を受けていた。寄付の大半は、業者の事業受注後に実施されていた。

 寄付金は研究助成を名目に業者から大学を通じて寄せられる。使途を業者側に報告する義務はない。3委員は取材に、研究室の人件費や備品購入に充てると話した。

 委員の一人の原武史・全国水産技術者協会理事長は、辺野古事業を多数受注する建設環境コンサルタント会社(東京都世田谷区)の会長が理事長を務める環境NPO法人(同)の理事をしている。NPOが都に提出した事業報告書によると、同社はNPOに出資し、原氏はNPOから報酬を受けている。原氏によると、金額は年間200万円以上だという。

 4委員は取材に「専門家として厳しく指摘している」「寄付金は辺野古と関係ない」などと説明。資金を出した業者側は「学術的な目的」などと話している。

 沖縄の大学所属・出身の4委員は受注業者からの金銭支援はなかった。沖縄防衛局によると、委員に対して、金銭支援について尋ねていないという。

 環境監視委は海洋環境や生物を専門とする大学教授らで構成。初会合は14年4月で、これまでに計5回開かれ、ジュゴンの保護やサンゴの移植を協議。移設計画は本体工事前の準備作業の段階だが、環境監視委は本体工事完了後の調査まで担うとされ、県は「確実に環境保全措置を実施させるため」と位置づける。会議は非公開で、議事要旨が事後に公表されるものの、発言者名は委員長以外は伏せられている。

 普天間移設計画では、翁長雄志知事が10月13日、仲井真前知事が出した埋め立て承認には瑕疵(かし)があったとして、承認を取り消した。政府は手続きに問題はないとして対抗措置をとり、今秋にも埋め立て工事に入る構えだ。環境監視委は6月以降、開催されていない。(大谷聡、泗水康信)

■透明性の確保が必要

 研究者倫理に詳しい安部誠治・関西大教授(公益事業論)の話 金銭を出す企業側に何らかの期待がないはずはない。一方で、研究者にとって外部からの資金の重要性は増している。狭い業界の場合、実力があって著名な研究者に企業からの資金が集中する傾向がある。

 辺野古のように社会的に注目を集める事業の委員会の場合、金銭支援はすべて公開するルールが必要だ。その上で、会合については報道陣の取材を許可し、議事録もすべて公開する。透明性が確保されればチェック機能が働く。もちろん研究者にも、委員就任後には該当する業者からの金銭は受けない姿勢が必要だ。

 重要な事業でお墨付きを得るためだけに委員会を利用するようなことは望ましくない。


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いままで、家の中にロボットや人工知能が入ってくるというイメージは、「ドラえもん」のように人型を模したロボットが家事をやってくれる、みたいなものでしたが、どうもそうではなさそうですね。 それはだいぶ違います。現在、人工知能を開発している最大の目的は「軍事と金儲け」です。つい最近、起こったNSAの問題もそうですし、米国やヨーロッパはいま、一生懸命、兵器ロボットを開発しています。これはどうしようもなく最悪なことだと思いますが、彼らにはその自覚はない。国家安全保障のもとではすべて許されるのです。 例えばUAV(無

いままで、家の中にロボットや人工知能が入ってくるというイメージは、「ドラえもん」のように人型を模したロボットが家事をやってくれる、みたいなものでしたが、どうもそうではなさそうですね。
それはだいぶ違います。現在、人工知能を開発している最大の目的は「軍事と金儲け」です。つい最近、起こったNSAの問題もそうですし、米国やヨーロッパはいま、一生懸命、兵器ロボットを開発しています。これはどうしようもなく最悪なことだと思いますが、彼らにはその自覚はない。国家安全保障のもとではすべて許されるのです。
例えばUAV(無人偵察機)は現在はまだ人間が操縦していますが、遠隔で人を殺すことは操縦者にとって大きなストレスなのだそうです。トラウマになる。それを防ぐために、誰を殺すかまでも人工知能に判断させる研究が進んでいます。そんなものに判断を委ねたら、誤ってわたしたちが敵とみなされない保障はありません。
人工知能開発を止められないもうひとつの理由は、いわゆる「ウォール・ストリート」、金儲けです。現在人工知能開発を主導しているのは、国家ではなく、一部の大企業です。グーグルやフェイスブック、アップル、アマゾンといった企業は、猛烈な勢いで人工知能に投資しています。「シンギュラリティ」への動きは、どんどん加速していると言えます。
「軍事と金儲け」、この2つの目的のために、人工知能の進歩はとめられないでしょう。その行き着く先については、僕はかなり悲観的ですね。殺人ロボット、『ターミネーター』の世界ですよ。ロボットと聞いて、ドラえもんや鉄腕アトムを想像するのは、おそらく日本人だけです。
人工知能が発達し、いままで人間がやってきたことを肩代わりする一方で、人間には何が残るのでしょうか?
最後に残るのは遊ぶこと、くらいでしょうか。理想の世界は、生産はすべて機械がやって、人間は遊ぶだけ。でも、お茶とかお花とかは、いかにルールがあろうが、ロボットがやってもしかたないですからね。そうすると、それを教える先生は必要ですね。
先日あるイヴェントで、いわゆる「機械との競争」の話になりまして、20代後半くらいの若者から質問が出たんですね。「SEの職に就いているが、仕事がどんどん機械化されたいま、窓際に追いやられてしまった。ぼくらはどうすればいいですか? 消費しろと言われてもお金もないし」と。壇上にいたロボット工学や政治家の先生は、付加価値を与える仕事に就けばよいと答えたのですが、それをできる人って、やっぱり優秀な人だと思うんですよ。付加価値を生むって、実際はそんなに雇用は生まないような気がするんです。
06:A.I. AND THE 99%-人工知能と格差社会
そうですね。現在のパラダイムだと答えはないでしょうね。マーティン・フォードという人は、ロボット化や人工知能化が進んだ後に一種の共産主義革命が起こると言っています。わたしもそう思います。北欧スタイルの社会主義と言ってもかまいません。
マルクスが描いたユートピアは、誰も働かないで仕事はみんな機械にさせて、人間は遊んでいる社会。それを実現するために、人工知能に計画経済をやらせればよいのです。
計画経済とは最適値問題です。予算の配分とは、たとえて言うなら巨大なエクセルの表に数字を埋めていくことでしょう。ただ、項目が多すぎて人間には最適解が見えない。人間は所詮馬鹿ですから、すべて人工知能にまかせればいい。仮に予算の項目が1万項目あるなら、1万次元空間の中で国民の幸せの総量を最大にする解をコンピューターに探させる。幸せの総量をどう定義するかという問題はありますが、その目的関数さえ決まれば、後は最適値問題を解くだけです。以前、この話をある新聞社の人にしたら、すごく関心をもっていましたね。
しかしこれも現実には難しい問題があります。分配するというのは、持てるものから奪って、持たざる者へ渡すことでしょう。そんなことを金持ちが許すはずがありません。いまアメリカでは、金持ちだけで街をつくって自分たちの税金を自分たちだけで使おうという動きがあるほどです。金持ち・支配層が所得の再分配などさせないでしょう。映画で言うと『エリジウム』の世界ですね。
所得格差はもっと進むと?
どこかで安定状態にはなるでしょうが、それが良い状態かどうかはわかりません。格差があることが安定状態かもしれませんからね。実際にいま、そうなっていますね。物理や化学の授業で習うエントロピー増大の法則、すべてのものの行き着く先は、一様化・均一化、つまり、格差がなくなるという考えもあります。
しかし現実の世界では均一化は進まないほうが自然だということもあります。たとえば星が形成される現象では、物質がある1カ所に集まって、まわりに何もなくなった状態が安定状態です。重力場の熱力学では、エントロピー増大則は必ずしも均一化・一様化を意味しないのです。
現実には格差が解消される方向には進まないだろうと、いま、多くの人も感じているように思います。一方、共産主義革命も現実的とは思えません。何かよい生き方はないでしょうか?
もうひとつの道として、米国在住のイタリア人の若者、フェデリコ・ピストーノは、貧しさに慣れる訓練をせよと言っています。肉を食わずに野菜を食う、というような生き方です。彼はイタリアの大学を出てアメリカに行って才覚を発揮して、シンギュラリティについて勉強して、さまざまなメディアに露出しています。
最近彼は、『ロボットがあなたの仕事を奪う。でもそれでよい(ROBOT WILL steal your jobs, but it’s OK’)』という本を出しました。ロボットが仕事を奪うなかで、いかに楽しく過ごすかという本です。これはこれとして、いい考え方ですよ。
ある研究によると、所得と幸福「感」は年収6万ドルまでは比例するが、それを超えると比例しなくなるそうです。年収100万円が200万円になると幸福感は2倍になるが、1億円が2億円になってもあまり関係ない、ということです。
ある程度の生活を、すべての国民に保障できればよいと言うことですね。
昔は、人間の幸福とは、お金・地位・名声でした。でも幸福「感」となると、どうもそれだけじゃない。幸福感とは幸福と「思う」ことです。食べ物とか住まいとか、最低限必要なものはありますが、それを超えれば、いくらお金をつぎこんでも意味がなくなってくる。国民の幸福感を最大にする政治をすればよいのです。たとえば世帯の収入600万円は保証する。そうすれば、誰もが満足する。「一億総中流」が日本の国家目標だと僕は思います。ロボット化をさらに進めて、北欧のようになるということですね。
07:THE VIRTUAL HEAVEN-ヴァーチャル彼岸へ
2045年にむけて、未来の社会はどうなるのでしょうか?
未来については、3つのシナリオがあります。1つはトランセンデンスを目指すこと。人類が超人類になる。2つめは、サステナブル、持続可能な社会を目指すもの。そして、3つめは、衰退への道。
世の中の多くの人、特にインテリと呼ばれる人たちは持続可能社会を目指すべきだと言うのですが、それは不可能です。仏教で諸行無常と言いますが、無常というのは常ならぬこと。社会にせよ何にせよ、上がるか下がるか、栄えるか滅びるか。ずっとコンスタントでいられることはない。持続可能社会は、いま栄えているこの社会を、この先百年も千年も維持したいということですが、それは不可能です。
実際、ローマクラブの計算などさまざまな予測が持続可能社会は実現できないと述べています。エネルギーの問題、そして資源の問題があるためです。現在、日本では原発をどうすべきか議論されていますが、石油や天然ガスはいつかなくなる。多くの人は太陽や風力に幻想をいだいている。『トランセンデンス』でも太陽エネルギーを使っていましたね。
1974年のローマクラブの計算を、2000年までの新しいデータを使って再評価したら、現実にぴったりあったそうです。人口は2030年位がピークで、資源は減る一方。工業生産・サーヴィス、これらは2020年がピーク。もしこれが正しいなら、先進国は現在が文明のピークで、すでに衰退しつつある。2020年のピークは中国・インドなどの新興国も含めたものですからね。
衰退への道で、人類が生き残ることはできるのでしょうか?
07:THE VIRTUAL HEAVEN-ヴァーチャル彼岸へ
何もせず放っておけば、人類は滅びてしまうでしょう。生き延びるためには、縮小社会を目指すことです。京大が「縮小社会研究会」というのを起ちあげています。原発は使わない。石油はなくなる。再生可能エネルギーで生活できるレヴェルはどれくらいなのか。
多くの人々は現在のこの生活を維持したいと思っていますが、それはできません。ではどこまでならできるかというと、江戸時代の規模です。江戸時代は石油なし、原発なし。人口3、4000万人。それだけしか支えられない。これを僕は、「新江戸時代」と呼んでいます。
ただ、実際問題として、1億2000万人を、後数十年で3000万人におだやかに減らせるか、軟着陸できるかというと、難しいと思います。おそらくハードランディングになるでしょう。戦争・内乱が起きるかもしれません。ただもし、軟着陸できる可能性があるなら、「新江戸時代」は人類の目指すひとつの方向だと思います。
将来の社会が「縮小社会」になると感じている人は多いかもしれません。縮小社会を実現するためのしくみ、たとえばシェアエコノミー、カーシェアリングとかシェアハウスとか、あるいはそういう気分から派生しているようにも思います。
うまくいけば、ですがね。 ピストーノが言っているのもそういうことです。自動車はやめて自転車にしようとかね。自動車がまったくいらないというわけではないが、すべての人がマイカーをもつ必要はないし、すべての人が牛肉を食べなくてもいい。牛肉を食べるくらいなら、その餌になっている小麦やとうもろこしを食べればいい。エネルギー効率は4、5倍高いわけです。要するに、アメリカ的生活をやめよう、ということです。
人類が「トランセンデンス」する、つまり超人類へと進化する可能性はどうでしょうか?
トランセンデンスは比較的近い将来可能だと思います。最近、2045年問題を実際に起こそうというプロジェクトをロシアのお金持ちが中心になってたちあげていることを知りました。その目標は自分が死なないこと。彼の計画はステージAからDまであって、Aが「強い人工知能」、Bが「マインド・アップローディング」などと、かなり具体的にやろうとしています。去年ニューヨークで国際会議をやっていますが、そうそうたる人たちが講演しています。彼らは冗談ではなく、本気でトランセンデンスをやろうとしているのです。人類のためだといっていますが、実際はそうじゃないと思う。自分たちが不老不死になりたいのだと思います。
僕は「ヴァーチャル彼岸」という概念を提言しています。人工知能によって、死んだ人間を生き返らせるというものです。人格とは、顔やかたちはもちろんありますが、結局は思想、もっと簡単にいえば、言ったことにたいしてどう返してくるか、入力と出力で決まる関数です。それが個性と呼ばれているもので、人格や魂はしょせん、応答関数なのです。
個人のクセを徹底的に調べて、それと同じことをするロボット、人工知能をつくる。映画『トランセンデンス』で描かれているのもこれに当てはまると私は思っています。ウィルが生き返ったのではなくて、生前のウィルのくせやしゃべりかたや思想をすべて真似すれば、他人から見れば生き返ったようにみえる。
そういう意味では、人を生き返らせること、不老不死は可能だと思います。意識が継続しているかというのは難しい問題ですが、死んだ人を徹底的に真似する人工知能は可能でしょう。それが「ヴァーチャル彼岸」です。たとえば死んだおじいさんの写真が仏壇の中でいろいろ語るわけです。「それ」は、家族のことを知っているし、死んだ後のことも、データが入力されているから知っている。
人は死ぬのが宿命で、宗教の役割はそれをあきらめさせることです。そういう意味では、天国や次の生命といったことが信じられない現代人は、中世の人たちより不幸になっているかもしれません。もし「彼岸」がありますよと言われたら、精神だけでも生き続けたいと思うでしょう。意識がほんとうに人工知能に移転したかどうかは難しい問題ですが、少なくとも家族から見れば死んでないわけですよ。あなたが「死ぬ」とき、自分の意識も殺してしまいますか? それとも、人工知能の中で生き続けますか?ということです。


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私、絶対将来男に殴られる、自分の子供を殴る女になるんだ

"若い男が大嫌いなのは、田舎でさえないヤンキーで、ほんとに無職が普通っていう……。
それで車に乗って、いきなり中出ししてみたいな。コンドームないからサランラップみたいな。ほんとにあったま悪い、田舎のヤンキーいるでしょ。

ああいうのが普通にかっこいいなって思ってたんですよ。ケンメリとかシャコタンとか、土禁の車でね、そういうのしか見たことがなくて、目標になる女性もいなかった。

みんないつも怒ってた。男と別れて仲居さんになったり、ホステスさんになったり。それで女の人はみんな殴られてた。で、殴られてる女が褒められた。「我慢強い」「偉い」っていって。「あんな難しい男についていったあんたのお母さんは偉かったで」って。

殴られたお母さんって子供を本気で怒るんですよ。ものすごい怖い声で怒るの。私も将来子供が3人くらいできて、やっすいアパートで洗濯機回しながら、そんな女になって、旦那に殴られるんだなーって思ったの。

周りの先輩たちもみんな16ぐらいで中出しでいきなり子供生まされちゃって、18ぐらいで次の男になって、また中出しで生まされちゃって。もうもうみんな殴られて20歳でボロボロなのね。初恋もクソもないんだ。

私、絶対将来男に殴られる、すごい怖い人生送って、しかも自分の子供を殴る女になるんだと思って。だって素敵な女性はいないし、優しい男性もいなかったから、そんなになっちゃうのが怖くて仕方なかった。

それがイヤだったから東京に来たの。東京来たらどうにかなると思って。それで新宿の歌舞伎町で、ミニスカパブで働いてたら、もっと怖くて(笑)。"

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パチンコ業者が介護ビジネス?

"神戸市では、大手パチンコチェーン店が運営する介護施設で「無料パチンコ教室」「パチンコリハビリ体験」などと称して、入所者を自社のパチンコ店に連れ出し遊ばせていたことが問題となっていた。この施設に今年2月まで入っていた70代の父親の長男(36)は、「一度もパチンコをやったことがなかった父が突然、パチンコをやるための金が欲しいと言い出した。調べたら本人が持っていた約400万円の貯金がゼロになっていて、パチンコに使ったと言われた」と話す。 「なんでパチンコなんでやらせたのかと介護施設に抗議しましたが、施設側は『連れ出したのは、あくまで無料体験サービスのときだけだ』と開き直っていました。パチンコ店がすぐ近くにあって、そこに出入りするのを止めようともしなかったんです。介護業者が意図的に父をパチンコで散財させた悪徳商法としか思えません」
パチンコ業者が介護ビジネス?"


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虚構さん

“「日本中に放射性物質をぶちまけるという、世界的に類を見ない『レベル7』の原子力事故を起こしても給与据え置きのうえ、さらにボーナスを支給できる社員思いの企業体質」「電気料金を値上げすればいくらでも損失補てんができる企業財務の安定性」「企業批判に対して『計画停電』で対抗できる攻撃性」などが、就活生から高く評価を受けたとみられる。”
就職したい企業ランキング 1位は東京電力

虚構さんすごい


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“「時間ができたらやろう」は一生やらないパターン”

“「時間ができたらやろう」は一生やらないパターン”

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いまの、この瞬間に集中しろ

過去にとらわれるな
     未来を夢見るな
     いまの、この瞬間に集中しろ

     Do not dwell in the past,
     Do not dream of the future,
     Concentrate the mind on the present moment.


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「旦那が食事中にスマホいじるの止めてくれない」

“一人暮らしだって言うと、「一人でご飯食べるの寂しくない?」ってたまに言われるんだけど、一人でいるのは全然平気。それよりも、「旦那が食事中にスマホいじるの止めてくれない」とかっていう話を聞いたりすると、私はそういう寂しさの方が耐えられない、と思ってしまう”

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坊主憎いけどその袈裟めっちゃ良いやん

“「坊主憎いけどその袈裟めっちゃ良いやん」の精神を忘れてはいけないよ。”

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ドローンと残業

“首相官邸にドローン落としたら規制されるんだから、なんとかして残業を首相官邸に落とせないだろうか?”

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相手の言葉、相手の理屈をつかって話せないとだめ

“他人を説得するとき、ぼくが必要だと思うのは、相手の言葉、相手の理屈をつかって話せないとだめだということだ。自分の理屈は自分と同じ知識をもっているひとにしか通用しない。”

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己の可愛さに気づいていない

“清楚な顔立ちで程よく可愛い系のコーディネーションに身を包んだ女性が己の可愛さに気づいていないとでも思うのかバカめ!”

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仕事の能力以上に“人間”が見られる

組織にいると、仕事の能力以上に“人間”が見られるんですよね。頼まれる相手とは日常的に近い距離で仕事をしているわけだから、やっぱり「人対人」なんです。だから人気がある人に仕事が集中するし、人気のない人には仕事が来ないんですよね。僕がいた電通は、クリエイティブ局だけで800人いるような巨大組織でした。そこには、何かよく分からない川の流れがあるんですよ。そして、なぜかその流れに乗れる人と乗れない人がいる。僕は流れに乗れずに、よどみの中にぷかぷか浮いている状態だったんです。

僕の場合は、独立してからのほうが仕事が来るようになりました。独立すると、一緒に仕事をする相手はそれぞれ職能を持って集まる人たちなので、ぼくの人間性よりも仕事の内容を見てくれるんですね。日常的に会うわけでもないですし。そのドライさが僕は好きです。だから、僕のような「人気はないけどそれなりに能力がある人」は、独立したらいいと思います。



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「プリンスホテル的高級感」

“「プリンスホテル的高級感」という言い方を昔ホイチョイの馬場さん(だと思う)がしてて、その定義は
・一見そこそこ豪華で上質である
・「ある水準」はちゃんと超えている
・しかしよくよく見ると価値の上限がハッキリ決まっており、必要以上のコストは絶対に掛けていない。見えにくいところはものすごく安普請
・従って「期待以上」のサービスや感動は絶対に得られない
・料金はけっこう高いが払えない金額ではない
・利用すると「おまえら程度の(スキー)客はこの程度で十分だろ?高級って気がするだろ?」と堤さんに足元見られてる気がする
っていうような説明だったと思う。だからできる限りプリンスだけは使わない的な話をしてた
「財布の中身が見透かされて足元見られたぼったくり低コストのサービスを提供されてるのが明確にわかるのに、利用せざるを得ない悔しさ」を感じるから、値段なりに高級だけど使いたくないって気持ちになるみたいな話”


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今を丁寧に深く生きることが唯一の仕事なのである

結局誰にとっても正しい事実は
今ここから始めるしかないということだ

過去を後悔したところで何かが変わるものでもない
過去を自慢していても目の前の現実が変わるわけではない

未来を恐怖していても現実は変わらない
未来を楽観していても手を動かさなければ作業は進まない

人生に遅すぎることはない
早過ぎることもない

今を丁寧に深く生きることが唯一の仕事なのである

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「構わず、あなたでありなさい」 (マザーテレサ)

「構わず、あなたでありなさい」

人は不条理で自己中心的なものです。 
構わず、彼らを許しなさい。

あなたが人に親切にすると、
人はあなたの偽善を責めるでしょう。 
構わず、親切でありなさい。 

あなたが正直であれば、
人はあなたを騙すでしょう。 
構わず、正直でありなさい。

あなたが幸せだと、
人はあなたを妬むでしょう。 
構わず、幸せになりなさい。 
      
今日あなたのしたよい行いは、
明日には忘れ去られるでしょう。 
構わず、よい行いをしなさい。
               
親切で慎み深くありなさい。

あなたに出会った人がだれでも 
前よりももっと気持ちよく 
明るくなって帰れるようになさい。

親切があなたの表情に、まなざしに、
ほほえみに、温かく声をかけることばに
あらわれるように 

子どもにも貧しい人にも 
苦しんでいる孤独な人すべてに 
いつでもよろこびにあふれた笑顔をむけなさい 

世話するだけでなく
あなたの心を与えなさい

何もしなくてもいい。 
そこに苦しんでいる人がいることを
知るだけでいいのです。

あなたがちょっと微笑むだけでいいのです。 
新聞を読んであげると、慶ぶ目の不自由な人も、 
買い物をしてあげると、慶ぶ重い病気の母親も
いるでしょう。

小さいことでいいのです。
そこから、愛は始まるのです。

平和は微笑みから始まります。 
1日5回あなたが本当は笑顔を見せたくない人に
微笑みかけなさい。 
それを平和のためにするのです。

健康な人やお金持ちは、どんなウソでも言えます。 
飢えた人、貧しい人は、
にぎりあった手、見つめあう視線に、 
ほんとうに言いたいことをこめるのです。

ある人が尋ねました。 
「いったいいつ、貧しい人々の貧困はやむのですか?」 
私は、あなたと私が分かちはじめたそのときに、
と答えました。 

より少なく持てば、
その分、より多く与えられるのです。 

より多く持とうとすれば、
より少なく与えることしかできません。

私は、不親切で冷淡でありながら奇跡を行うよりは、 
むしろ親切と慈しみのうちに 
間違うほうを選びたいと思います。 
      
(マザーテレサ)



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“ 美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。 美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。 オードリー・ヘップバーン ”

美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。 
美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。

オードリー・ヘップバーン



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愛されて育ったひと

"愛されて育ったひとは自分に自信があるから容姿が多少アレでも表情とか仕草が魅力的だしひとから愛されることに慣れてて愛されることを疑わないからすごく付き合い易い。赦されてきてる分、同じようにひとを赦せるからますます愛される。愛されないで育ったひとはその逆。負のループ。"

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“(バイリンガルは)「心が二つある」とも言えそうです。

“(バイリンガルは)「心が二つある」とも言えそうです。バイリンガルの友人は、英語で話すときはアメリカ人的な人格、日本語のときは日本人的な人格になる」と言っていました。実際、脳活動が言語によって切り替わるのです。こういうデータを見るたびに、使用言語が思考癖や人格形成に寄与するのは当然のように思えてきます。”

ーーー
これがあるので、英語を話すことの是非が問題になる。
アメリカ文明に同化することが個人や日本にとって利益になるのかどうか。

基本になる言語を母国語にすれば、いろいろな意味で圧倒的に優位に立てる。
PCでも基本OSを押さえている。電話やネットの基本通信ブロトコールもアメリカが押さえている。

しかしただ単に言語は道具で、どれでも互換性があるというものではない。
英語を使っていれば、心は英語的心になる。
日本語を使えば日本語的心になる。

英語的心になった日本人は二流英米人にしかなれないとすれば
結局英米支配層に才能を利用されるだけとなるだろう

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人を暖かく包み込んで 成長させ成熟させてあげたい 自分がゴールするというより アシストする気分 おじいちゃんの知恵も頼りにしてほしいものだと思う

人を暖かく包み込んで
成長させ成熟させてあげたい

自分がゴールするというより
アシストする気分

おじいちゃんの知恵も頼りにしてほしいものだと思う

ヨーグルトメーカーみたいなものだ

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衝動的行動力

“本当にやる人は、うだうだ言わずに、さっさとやります。会社もさっさと辞める。事業もさっさと始める。ひとまず飛び込むんですよね。無謀なタイプの人もいるし、慎重だけど粛々とやるという人もいる。多種多様だけど、皆一緒なのは、やろうと思ったら衝動的行動力をちゃんともっている人です。”

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穏やかに生きるには二つのルールがある。

“穏やかに生きるには二つのルールがある。
一、小さいことにくよくよするな。
二、すべては小さなことだ。”

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