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“あるべきだった青春(という虚像)にみんなあこがれを持ちすぎてる”

“あるべきだった青春(という虚像)にみんなあこがれを持ちすぎてる”

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図書館がお金を産まないと思っている人

“図書館がお金を産まないと思っている人はシムシティをやるべきだよね!学校が地域の教育水準を上げ、図書館がそれを維持し、高まった教育水準が企業を誘致し、企業が雇用を産み、人を呼び、人がお金を落とす。 現実がそううまくいくかはわからないけど、教育ってそういう、先行投資なんですよ”

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亡くなった後に、どれだけその人のことを思い出せるか

“人は遅かれ早かれ、会いたくても会えなくなる日が来る。生前にたくさん会ったから、亡くなって会えなくなっても寂しくない、なんてことはない。亡くなった後に、どれだけその人のことを思い出せるか。何回思い出せるか。それしかないんだなと思った。”

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メキシコ工場

トランプ氏のツイッターで
自動車会社がメキシコ工場をやめて
アメリカ国内に工場を置くとして
メキシコより賃金は高くなるのだろう
その場合、製品に価格を上げるのだろうか
企業の内部留保を吐き出すのだろうか
株主に我慢してもらうのだろうか
経営者の莫大な報酬を削るのだろうか

そのいずれを選択するかによって
99%の富を占める1%から1%の富を所有する99%に
富の移転が起こるかどうかが決まるのだが
どうなるだろうか

アメリカ国民が豊かになったと一時的には思えるはずだがその後が問題だということは
明白であるように思う




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花瓶は丸と三角と四角に分類できる。

花瓶は丸と三角と四角に分類できる。
といったら何を言っているのかと思うでしょう。

精神病も同じ。



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“( ‘ω’)例えば君が ( ‘ω’)傷ついて ( ‘ω’)くじけそうに ( ‘ω’)なったときは ( ‘ω’)まず寝ろ ( ‘ω’)そして寝ろ ( ‘ω’)気が済むまで寝ろ ( ‘ω’)とにかく睡眠時間をちゃんと取れ”

“( ‘ω’)例えば君が
( ‘ω’)傷ついて
( ‘ω’)くじけそうに
( ‘ω’)なったときは
( ‘ω’)まず寝ろ
( ‘ω’)そして寝ろ
( ‘ω’)気が済むまで寝ろ
( ‘ω’)とにかく睡眠時間をちゃんと取れ”



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私は未来の人間に語りかけることにしている

私は未来の人間に語りかけることにしている



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シューマンの病気

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シューマンの交響曲三番は彼が鬱でない時期に書かれた明るいものだ。
シューマンは統合失調症で強迫症的な繰り返しがたくさんある。

と、NHKで、演奏前に指揮者がが解説していましたが
こういう美容機の解説を気軽にして良いものなのか

統合失調症とは何かとか、どんな種類があるのかとか、
異論もたくさんある中で
しかも過去の人に関して

まあ、シューマンについては、病気に関しても超有名だからいいのかもしれないが

"


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トランプは米国内の分断を戦争によって統合する方向に向かう トランプ自身が始めなくても、トランプを操る軍産複合体が戦争を始めるだろう 同じことだ

トランプは米国内の分断を戦争によって統合する方向に向かう
トランプ自身が始めなくても、トランプを操る軍産複合体が戦争を始めるだろう
同じことだ


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トランプ氏

トランプ氏の当選後初めての記者会見というのがあったのだが
心配されていた通りに敵対的でひどいものだった
メディアの記者もひどいではないかと言われれば
それもそうに違いはないが
それにしても、これまでの慣例のラインを守るくらいはできたのではないかと思われる
それをしないというところが
トランプ氏らしいところではあるが
それがよくて選ばれたという意見はやはり説得力がない

前日のオバマ大統領の最後のスピーチが評判が良かっただけに
一層不安と落胆をあおるものになったと思う

イギリスのEU離脱、欧州各国での極端な右傾化、移民排斥主義、
そうしたこととトランプ氏の大統領当選とが同じことと考えられている
論点はグローバル主義への、没落した中産階級の嫌悪、とまとめられるのだと思う

現在のエリートたちがグローバル主義を推進しているのだから
その流れに反対するために極端な右翼化とかポピュリズムを
人々は選んだのであるが、それは民主主義の危機であるとの論調である

たしかに、トランプ氏にしても、各国の右翼系指導者にしても、
尊敬できる人格であるとも思えない様子はある

そうはいっても、ほかに選択肢はなかったのだとの言い分もある

しかしたとえばサンダース氏の考えはどうだろうか
グローバル主義や新自由主義の弊害と言っても、
それを是正するために極端な民族主義や保護主義に走る必要はなく
合理的な対策があるのだというものだった

つまり、現在は資本が儲けすぎているので、課税を強化して、
その分を中産階級の所得に回すという考えである

保護主義とかアメリカ・ファーストとかの考えよりはずっとまともだし、
サンダース氏の提案の一部をまず最初に試みるべきではなかったかと思う

ーーー
それにしても、トランプ氏にはもう、うんざりといったところである

ーーーーー
メキシコ工場はやめてアメリカに工場を作り、雇用を確保するというのは、
メキシコの雇用を減らしているのだし
アメリカの産業構造の革新を遅らせるだけだろう

ーーーーー
正直な話、仕事がないというアメリカ人は、メキシコの新工場の労働者になる希望をして
面接に臨み、メキシコで就職した方がいいに決まっているだろう

"



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いじめ

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いじめと家の力を考えることがある

子供には子供の世界の序列があって
家が金持ちだとか親が偉いとか、そんなこととは関係なしに、
縄跳びがうまいとか、スポーツや勉強で序列ができる
その序列を飛び越えていじめたりするのはアホなのである
そして序列の上位にいる子供は他の子供をいじめる動機がなくなるのが通常である
よくあるのは、弱い子が、もっと弱い子をいじめるパターンである

本来、子供の世界の序列と大人の世界の序列は別のものである
それを混同するのは、
子供の世界の序列も大人の世界の序列で判定するアホな子供
これは本能が壊れている

また、
子供の世界の序列も大人の世界の序列で判定する大人というものがいて、
これが大変に厄介である
そういう人たちには、ぜひ「大人」になって欲しいものだが、
成長しきれずにおとなになってしまった人達が結構いて、
よろしいお家柄の人にも多い
この場合は、大人が自分の家の子供に、他人の家の子をいじめてもいいのだとサインを出したり、
大人である自分が、他の家の子をいじめたりする
もうこうなると、大人の世界も子供の世界もごちゃまぜで、
けじめも何もない
"

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「これが自分の声か」

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年末から年始にかけて
誰とも会わず
誰とも話をしなかった
電話もしなかった
歌も歌わなかった

正月が終わって会社であいさつしたら
「これが自分の声か」とびっくりした

一人暮らしの高齢者はこんな感じだろうと思った

そういえば、トイレに行ったときに
鏡で自分の顔は見ているはずだけれども
関心がないので記憶にない
人と会う予定もないのだから
自分の顔をよく見る理由もなかったらしい

片付けなどをして
手に傷ができた正月だった

"

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『うつ病になるのは、本人が弱いからだ!とお思いの方は、正直に手を挙げて下さい』

“会社で自殺者が頻発したので、カウンセラーの方が講話をした。冒頭『うつ病になるのは、本人が弱いからだ!とお思いの方は、正直に手を挙げて下さい』半数程度が手を挙げた。『はい、ありがとうございます。今手を挙げた方は既にうつ病を発症しているか、周囲の方をうつ病に追い込むおそれがあります』”

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完璧に引き継ぎ

“営業やってた頃どうにも眠くて、電車で隣に座る知らんオッサンに「本当に申し訳ないのですが菊名に着いたら起こしてほしい」とお願いして即座に爆睡し、するといつの間にか全然違う人が隣に座っていて、菊名で起こしてくれたことがあった。完璧に引き継ぎをしてくれたオッサンに今もお礼は言えていない”

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現在の日本民族には6つの源流が考えられます。

 日本人の両親のもとに生まれた、あるいは日本で生まれ育った人は、ごく自然に自分を「日本人」だと考えます。しかし、歴史を遡っていくと、私たちはいくつかの異なった民族に分かれます。
 そしてそれぞれの民族集団は、何万年もの間に、北から南から、そして西から東から、順次やってきては根を下ろしました。つまり先にやってきていた民族に戦いをしかけ、征服し、あるいは婚姻し、この日本という土地に根付いていきました。こうしたことが数万年の間に数え切れないほど繰り返された結果が今の日本人です。
 つまり、私たちの言う「日本人」とは、いくつかの異なる系譜をもった民族集団が、複雑にからみあい混じりあっており、決して「日本人」というひとつの系譜にはまとめられない。同様に、日本文化といわれるものも、渡来してきた民族集団がそれぞれ持ち込んだものが混じり合い、あるいは日本の風土に合わせて変化してきたものなのです。
 なぜ、私がこのことを強調したいかというと、ことさらに「日本人」の優秀さを強調したり、「日本人」としてどうあるべきかという精神論、教育論を国民に押しつけようとする風潮が根強くあるからです。これだけ情報にあふれた社会でありながら、「日本人」がどうやって形づくられてきたかは驚くほど知られていません。私たちはまず、私たち一人ひとりのルーツは多様であるという事実を知る必要があります。

「人間中心主義」「歴史進歩史観」の傲慢

沖浦さん まず、「ヒト」の成り立ちについてお話ししましょう。
 「ヒト」はもともと熱帯・亜熱帯の動物でした。今から百万年ほど前に、「原人」がアフリカから出てユーラシア大陸に広がっていきました。「原人」から「旧人」を経て「新人」まで進化するのに百万年以上かかっていますが、その間に何度かの氷河期を経験しながら、体型や皮膚を変化させながら環境に適応したり、暖かい低緯度地方へと移動したりしました。気候の変動に基づく生存条件の変化が、「ヒト」がいくつかの人種に分かれさせる大きな原因となったのです。
 熱帯アフリカに広がった「ヒト」は、黒人種(ネグロイド)となり、ヨーロッパまで分布したのが白人種(コーカソイド)、アジアにやってきたのが黄色人種(モンゴロイド)となりました。
ところで、生物のなかで「ヒト」がもっとも優れているという人間中心主義(ヒューマニズム)は、非常に思い上がった考え方です。さらに「ヒト」の中心にいるのがヨーロッパに住む白人だとする近代主義的な歴史進歩史観が長い間、まかり通ってきました。この考え方に「日本人」も強く影響を受けていて、われわれモンゴロイドに比べ、先天的に白人が優れていて、黒人は劣っていると思い込んでいる人が未だにいます。
 こうした観念は、16世紀からのイギリスやスペインなど西欧列強によるアジア、アフリカ侵略の過程において、ヨーロッパに都合よくつくられた差別的な「人種」理論です。文明をもつ白人社会が、半開の黄色人社会や未開(野蛮)の黒人社会を“指導・教育”するのだという建前のもとで侵略をおこなったのです。
 明治維新直後の日本もこうした欧化主義に影響され、<脱亜入欧>思想となってあらわれました。西欧の植民地化には抵抗しながら、いかにして西洋文明と肩を並べられるようになるかが大きなテーマとなったのです。それが日本帝国によるアジア侵略戦争のスローガンになりました。
 先ほどお話ししたように、地域によって皮膚の色が違うのは、それぞれの気候に適応するためです。寒い北方では、背が高く面長で体毛の薄い人が多く、熱い南方はその逆です。寒気に触れる北方では、体重に対する体表面積を小さくして体温を保てる体型が求められるため、長身面長型になったのです。
 人間の体質は可変的で、環境に応じていくらでも変化することができます。しかし、形態にいくらかの違いがあったとしても、「ヒト」としての素質に変わりはありません。皮膚や髪の色や背の高さ、顔つきなどの違いによって、人種的な優劣をつけるのは間違っているのです。
 今日では皮膚の色によって人間集団を分類する方法は、非科学的とされています。皮膚色を中心とした「人種」という分け方そのものが疑問視されているのです。

純粋な日本人は存在しない

 それでは、今日の日本という国や「日本人」は、どうやって成り立ってきたのでしょうか。私たちモンゴロイドと呼ばれたアジアに住む人たちは、さらに<古モンゴロイド>と<新モンゴロイド>に分類することができます。古モンゴロイド系は背がやや低く、彫りの深い顔で体毛は多い。色はやや浅黒いという特徴があります。おもに南方アジアに分布しています。
 それに対して、新モンゴロイド系と呼ばれた人たちは、のっぺりとした顔で体毛が薄く、背が高い。皮膚色はどちらかといえば白い。こちらは東北から北方アジアに広がっています。
 一方、日本列島が今のように海に囲まれた島国になったのは約2万年前の氷河期の終焉期です。気温が上昇し、海水面が約150m上昇したため、大陸から切り離されました。列島となった日本には、旧石器時代後期から東南アジアから北上してきた古モンゴロイド(=南方系モンゴロイド)の先住民が住んでいました。
 気候の温暖化に影響され生まれた「縄文文化」がこの日本列島で発展しますが、その後、中国大陸の江南地方に住んでいた倭人系が渡来してきます。倭人たちは稲作文化と金属器文化をもち、朝鮮半島を経由して九州へやってきました。その後も何波にも分かれて朝鮮半島からやってきた倭人系の渡来集団は、その数を増やすにつれて九州・四国から西日本まで広がり、先住民と融合しながら古代文化の基礎となる「弥生文化」、さらに古墳文化の発展の推進力となります。
 次に、東北アジアに住む騎馬民族系の集団が朝鮮半島北部に入ってきます。「高句麗」を建国し、さらに半島を南下して、「百済」「新羅」をおびやかします。
 北方系文化の影響を受けた朝鮮半島からの渡来人は、早くから九州北部にやってきます。そして縄文からの先住民や弥生時代の渡来民を制圧して融合しながら、勢力を広げ、やがて近畿地方まで進出してヤマト王朝を建国しました。しかし、北関東以北の地方と南西諸島を中心とした縄文人以来の伝統的民族は、新しい渡来集団の遺伝子を受けることが少なく、独自性を維持してきました。それがアイヌ民族と南西諸島の先住民です。

 まとめると、現在の日本民族には6つの源流が考えられます。まず、アイヌ系と南島人で、古モンゴロイド系の縄文人の末裔です。2つめは倭人で、彼らの多くは稲作農耕民と海の近くで舟運に従事し、漁をして暮らす海民です。3つめは南方系海洋民で、その主力は黒潮に乗って北上したマレー系海民とみられています。今日のフィリピン人、インドネシア人の源流に連なる人びとです。4つめは、朝鮮三国からの渡来人ですが、その主力は倭人系です。5つめは、中国の江北地方から朝鮮半島を経て北九州に渡ってきた新モンゴロイド系で、大陸の北方に住む漢人系の人びとです。6つめが北方系騎馬民族(新モンゴロイド系・ツングース族)で、ヤマト王朝を建国した天孫族にもこの流れが入っています。
 このように、日本民族は、異なる時期に、相次いでこの列島にやってきた、さまざまなモンゴロイド系の混交によって形成されました。いくつものモンゴロイド種の、数万年以上にわたる複雑な混血の結果が今の現在の日本民族なのです。純粋かつ一系(ひとつの流れ)の日本民族というものは存在しません。
歴史は権力者に都合よく創られる

沖浦さん もっとも古くから日本に住んでいる現在の民族は、縄文人の血を引くアイヌ民族です。近年、分子生物学や遺伝生物学がめざましく発展し、人類学にも大きな影響をおよぼしています。地球に住む「ヒト」の歴史が科学的に解明できるようになったのです。
 たとえば、アイヌの人たちの血液からDNAを調べた結果、日本最古の民族である縄文人のDNAと非常に近いことがわかりました。これを根拠に、2008年、国会で「アイヌ民族を日本の先住民族とすることを求める決議」が満場一致で採択されました。
 日本列島の最初の住民は、数万年以上も前にやってきた人たちです。あえて言うなら、その末裔である縄文人こそ、私たち日本人の直接の祖先なのです。縄文時代の終わり頃から続々と侵入してきた稲作民たちの中には、自分たちを天照大神以来の皇統を受け継いでいる天孫、すなわち天津神(あまつかみ)の子孫であると主張した人たちがいました。しかし実際は先住民を次々と征服し、自分たちの王朝を打ち立てた侵入者(インベーダー)でした。
 ヤマト王朝を建国後、万世一系と称する天皇制の皇統譜(こうとうふ)を作成し、それを『日本書紀』、すなわちヤマト王朝の自分たちに都合のいい歴史をつくり上げて、「正史」としたのです。歴史とは必ずしも「本当にあったこと」の記述ではなく、その時々の権力が自分たちに都合よく創り上げるものなのです。
 ヤマト王朝すなわち天皇制国家が生まれたことにより、先住民族に対する抑圧と差別が始まりました。天孫族は、自分たちとは異なるルーツをもつ人々を「化外(けがい)の民」とし、国家の支配体制から差別し排除しました。
 そうした先住民は「土蜘蛛(つちぐも)」と呼ばれ、各地の山中で自給自足の生活を送りました。さらに、最後まで抵抗したアイヌの人々を住んでいた土地から追い出し、賤民としてあちこちに分散させました。
 そして、律令制によって天皇制国家を法制化し、公地公民制と身分制度を確立したのです。東北地方の「蝦夷」と南九州の「熊襲」(ヤマトに降伏後、「隼人」と呼ばれる)は反乱を起こしましたが、圧倒的な力の差によって押さえつけられました。このようにして、律令制にもとづく天皇制とは民族差別の制度化のなかで構築されたものなのです。
 戦後、自然科学の発達と同時に、長い間、国家権力によって押さえつけられ、タブーとされてきた天皇制批判が解禁されました。学問研究の自由が保障され、戦争中に発言を封じられていた研究者たちが次々と研究の成果を発表しました。そのうちのひとつが考古学者・江上波夫が発表した<騎馬民族征服王朝>論で、ヤマト王朝を打ちたてた天孫族は、2,3世紀ごろに東北アジアから朝鮮半島に来た騎馬民族が、4~5世紀に日本列島に渡ってきたものであるという主張です。これは天津神の子孫と称してきた天皇家の民族的出自を明らかにするものとして、大きな波紋を投げかけました。部分的反論もありましたが、東アジア史を踏まえながらヤマト王朝形成史を体系的に提示した学説は、そのころはまだ現れていませんでしたから、学界やジャーナリズムに大きなショックを与えました。

人権教育は国や民族の成り立ちを知ることから始ま

 私が大きな問題だと思うのは、研究がどんどん進んでいるにもかかわらず、未だに天皇家を「神」とつながる特別な血筋であると考える人たちが少なくないことです。また、日本という国や日本民族が多様なルーツをもつ人々によって成り立っていることも驚くほど知られていません。
 せっかく進んできた歴史学や考古学、人類学が小・中・高の段階できちんと教えられていないからです。「自分たちの国や民族は特別なのだ」という発想から、他国や他民族への抑圧や差別が生まれます。国家・国民とは、人為的な政治的枠組による「国籍」概念にすぎません。そして「国籍」問題は、民族形成の歴史的過程論と同じ次元で論じることはできません。
 わかりやすくまとめてみましょう。最初に述べたように、私たち「ヒト」のルーツはアフリカで誕生した原人です。世界中に散らばり、それぞれの地方の風土や自然に順応した結果、さまざまな「民族」へと枝分かれしました。生物学的にみても、「ヒト」のもともとの能力や素質に優劣などありません。
 国家や国民という概念は、現在、力をもっている者がつくった政治的な構築物であり、本来の民族とは別のものであるということです。私たちは、権力をもった者が創り上げた枠組みのなかに組み込まれ、支配体制に都合のよいようにつくられた歴史を学ばされているんです。まずそのことを知り、日本という国がどのように成り立ってきたかを学ぶことが重要です。それが真の歴史教育であり、人権教育の第一歩だと私は考えています。

(取材:2009年6月)


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“たまに子供がひどく夜泣きをするときがあって、その次の日は必ずしゃべる言葉や行動が増えてるからなんかWindowsアップデートみたいなことしてるのかな”

“たまに子供がひどく夜泣きをするときがあって、その次の日は必ずしゃべる言葉や行動が増えてるからなんかWindowsアップデートみたいなことしてるのかな”

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“自分は何もかもダメなんではないかタイムは突然やってくる”

“自分は何もかもダメなんではないかタイムは突然やってくる”

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モグラは視力が非常に悪いが、鼻でにおいを“ステレオ処理”

“モグラは視力が非常に悪いが、鼻でにおいを“ステレオ処理”してカバーしている事実が明らかになった。人間を含むほとんどの哺乳類の目と耳は、物体を立体的にとらえている。一方、ごく一部の哺乳類には、においを立体的に把握する能力がある。各鼻孔が互いに独立して機能し、脳に異なる信号を送信。脳内で信号が処理され、においの方向が決定されるというメカニズムだ。”

目と耳がステレオだから脳細胞の仕組み上可能なのは分かるけど、鼻がステレオな可能性に気付いて検証した人がすごい


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“ 「スタンド」で思い出したけど、雨の日にボストンで散策していた時、突然目の前で多数の雨粒がMatrixの世界のように空中静止したんだよね。どうやら地面の地下鉄の排気口からの気流が、雨粒の落下速度と偶然釣り合ったためなのだけど。でも、見た瞬間は本当に時が止まったかと思った。 我々は周囲の運動の中に時間の流れを感じているんだよね。空中浮遊が神秘的に見えるのも、何か関係しているのかもしれない。 ”

「スタンド」で思い出したけど、雨の日にボストンで散策していた時、突然目の前で多数の雨粒がMatrixの世界のように空中静止したんだよね。どうやら地面の地下鉄の排気口からの気流が、雨粒の落下速度と偶然釣り合ったためなのだけど。でも、見た瞬間は本当に時が止まったかと思った。

我々は周囲の運動の中に時間の流れを感じているんだよね。空中浮遊が神秘的に見えるのも、何か関係しているのかもしれない。



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1.今、別のことの優先度が高い。 2.嫌いなこと・面倒なことである。 3.やり方がわからない。

なぜ子供は言うことを聞かないのか、正月、久々に子供と遊ぶ時間が長かったので、ずっと子供を観察していた。
すると、彼らはいくつかの理由でこちらの要求を後回し、あるいは無視する。

1.今、別のことの優先度が高い。
2.嫌いなこと・面倒なことである。
3.やり方がわからない。

「人に依頼する」のと「子供に言うことを聞かせる」のは、何らやるべきことに変わりはない。


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“男に広く共通する「自分の感情がわからない」という病”

“男に広く共通する「自分の感情がわからない」という病”

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供給過剰

供給過剰がどんどん進んでいっている仕事の具体例としては、柔道整復師や整体師などのいわゆる治療家の仕事があります。

接骨院の数は2002年には25,975店舗だったのですが、2012年には42,431店舗に急増。10年で1.6倍になってます(厚生労働省:平成 24 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況より)。これは、コンビニ最大手3社のセブン・イレブン、ローソン、ファミリーマートの店舗数の合計41,085店舗よりも多い数です。しかも、これは接骨院だけの数で、整体院なども含めると10万店舗を超えるのではないか、ともいわれるほど急増しているのです。びっくりですよね。

美容室や歯科医院もコンビニよりも多く、供給過多に陥っていて治療家とほとんど同じような状況にあります。
他にも、いわゆる士業と呼ばれている先生の方々の仕事にも供給過剰の波が襲ってきています。たとえば、、、

公認会計士は、2000年には、16656人でしたが、2014年には、33977人と2倍以上に増えていますし…
行政書士は、2005年~2014年の間に37,607人から44,057人に増加
社会保険労務士は、10年で26,460人(2005年)から38,878人(2014年)と1.46倍に…
税理士も、10年で69,243人(2005年)から74,501人(2014年)
司法書士は、2006年から2015年の間に、18,509人から21,658人まで増えています…
 
こんな風に軒並み資格者の数が大きく増加しているのです。しかも、この勢いはまだまだ止まりそうもありません。そうなってくると、ますます供給過剰が進み、仕事の価値が大きく下がってくることになるでしょう。

ーーーーー
そして、技術革新が起きて仕事が大きく減ってしまう危険性が高まっているものに製造業があります。製造工程のロボット化が進んでいけば、人ではなくロボットが仕事をすることになりますので。

あとは、Webデザイナーも、Htmlやプログラミングがわからなくてもホームページを作れるWixやJimdoのようなWebサービスが登場。これから、さらに技術が発達していくと「ホームページが作れる」ということ自体の価値は低くなってきて、高度なデザインなどの付加価値をつけていかなければ、厳しくなってくる可能性が高くなってくるでしょう。

翻訳業の世界では、Gengoなどの格安サービスが登場し価格破壊を起こしつつありますが、Google翻訳に代表される自動翻訳機の技術が発達していることを考えると、追い打ちをかけるように、技術革新の波が襲ってくる可能性は高いでしょう。

ーーーーー
消費者の行動の変化で影響を受けているのが小売店です。どんな行動の変化があったかというと、ネットを使ってすぐに全国で一番安いお店をすぐに探すことができるようになったことです。

具体的には、価格ドットコム。こういったサイトの登場で「店頭で商品を見て、実際に買うのは安いネットで」という風に、僕たち消費者の行動が大きく変化しました。その結果、家電量販店の最大手であるヤマダ電機ですら、一時41億円の赤字に沈む状況に陥ってしまいました。

他にも、Amazonの影響で、お店を構えている書店が2000年から2013年までの間に、21,495件あった書店が14,241件にまで減少してしまいました(約3分の1がなくなってしまいました。すごいですよね。。。)。さらに、ネットで簡単にニュースがチェックできることから、若者の新聞離れに歯止めがきかないといわれている新聞業界。新聞業界の総売上は2005年から2013年の間に5,198億円の減少。10年弱の間に21.5%の売上がなくなっていることになります・・・



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オルト・ライト クックサヴァティヴ アイデンティタリアン レイシスト


「ブライトバートはオルト・ライトのプラットフォームだ」とバノンは言う。

オルト・ライト(Alt-Right)はオルタナティヴ・ライト(今までとは違う右翼)の略。日本では「オルタナ右翼」と呼んだほうがわかりやすいかもしれない。キリスト教福音派や白人至上主義、銃武装主義者、リバータリアンなどの従来の右派とは違う、インターネット時代の右翼のことだ。

オルト・ライトという言葉を一般の人が初めて聴いたのは予備選が始まったばかりの2015年7月。まず、Cuckservative(クックサヴァティヴ)という謎の単語が突然、SNSにあふれたのだ。

共和党の大統領候補者たちの写真にクックサヴァティヴと書いたコラージュ(ミームと呼ぶ)が拡散された。たとえば「移民がアメリカの経済的繁栄を築いてきたのです」と語るジェブ・ブッシュに「クックサヴァティヴ」と書かれている。

「アメリカを犯して、メキシコさん」とブッシュが言っているミームもある。エリック・エリクソンなどの保守主流派のジャーナリストにも #Cuckservative というハッシュタグ付きのツイートがいっせいに飛ばされた。

最初は何のことだかわからなかった。だが、クックサヴァティヴという言葉を使うアカウントは必ずトランプ支持を表明していた。

7月29日、「ワシントン・ポスト」紙がその正体を解明した。

まず、クックサヴァティヴは、カッコウ(鳥)とコンサヴァティヴ(保守)の合成語。カッコウは他の鳥の巣に卵を産んで育てさせることから、英語のCuckooには「妻を寝取られる夫」の意味がある。だからクックサヴァティヴは「寝取られ保守」という意味になる。

誰に寝取られるのか? リベラルやマイノリティだそうだ。つまり、不法移民やイスラム教徒に寛容な共和党員に対する攻撃だったわけだ。

「これは共和党や旧来の保守に対する反乱なんです」

「ワシントン・ポスト」紙の取材に対してクックサヴァティヴ運動の参加者の一人、リチャード・スペンサー(78年生まれ)はこう答えた。彼に言わせるとトランプ以外の共和党はみんなクックサヴァティヴだという。でも、反乱って、誰の?

「アイデンティタリアンたちの反乱です」

アイデンティタリアンというのは、人種や民族的アイデンティティを何よりも重要とする……まあ、白人至上主義者が自分のことを呼ぶときの名前だ。

スペンサーは会長を務める「ナショナル・ポリシー・インスティテュート」という団体で、知能指数において白人が最も優れているという「人種的事実」を研究している。

「この運動を、私はオルト・ライトと名付けました」

スペンサーは「オルタナティヴ・ライト」という保守系サイトの主宰者でもある。ちなみに筆者はクリーブランドの共和党大会の会場の外でスペンサーと一瞬だけ話している。「アメリカをもっとレイシストに」と書いたプラカードを持って公園に座っていたのだ。

レイシストにしてはスーツを着て小奇麗なので「それ、もちろんジョークだよね?」と尋ねると、彼は「いや。本気だよ。」と微笑んで「アメリカはもっと人種差別的になるといい」と答えたので、やっぱりジョークだと思って通り過ぎてしまったが、ネットで写真を見て彼だと知った。



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『バーニー、スーパーPACで大企業や大富豪から何千万ドルもの政治資金を集めなきゃ勝てないよ』

「わたしが大統領選に出ると言ったらこう言われました。『バーニー、スーパーPACで大企業や大富豪から何千万ドルもの政治資金を集めなきゃ勝てないよ』と」

PAC(政治活動委員会)というのは政治家を応援する支持者たちの団体だが、「スーパー」がつくと大企業や大富豪が何百万ドルも投じてテレビCMなどを流すための強力なプロパガンダ組織になる。
信じられないことに、アメリカでは企業がいくらスーパーPACに金をつぎ込んでも違法にならない。最高裁が2010年に、大富豪が資金を出した反ヒラリー団体「シティズンズ・ユナイテッド(市民連合)」に対して「法人にも献金する権利がある」から合憲という判決を下してしまったからだ。これで政治家は金で自由に動かせることになった。

「冗談じゃない。わたしは大企業や大富豪の意向を実現するために立候補するんじゃない! 奴らの金などもらわない。ゼロだ!」

「わたしは、大統領になったら、このスーパーPACを再び違法にする! この選挙は、人民の人民による人民のためのものだ!」



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『私が10歳の日本人なら、ただちにこの国を去るでしょう』ジム・ロジャーズが語る


「『私が10歳の日本人なら、ただちにこの国を去るでしょう』ジム・ロジャーズが語る!」

   クーリエ・ジャポン(2017.1.5)

☆ 記事URL:http://courrier.jp/news/archives/70902/

「破綻が迫っているのは一目瞭然です」

──移民について、ロジャーズさんはとても前向きですね。たしかに、これまでの米国では、シンガポールのように他民族が共存することで、法制度も文化も、経済も豊かなものとなりました。

しかし、ここ日本はいまだに移民制度に対してとても厳しく、外国人の流入に対してオープンではありません。日本の移民制度についてはどうお考えですか?

私は日本人ではないので、日本人に何かをしろと指示できる立場にありません。

もちろん、日本は基本的に外国人や移民が好きではない、ということは言えるでしょう。そしていまの日本はとても深刻な問題に直面しています。人口は近年で最低となり、債務は跳ね上がるように増えました。もし私が10歳の日本人だったら、ただちにこの国から去るでしょう。

あと40年もすれば、この国は破綻し、負債を返済する人も圧倒的少数となるでしょう。私にとって日本はとても大好きな国の1つなので、とても残念でなりません。
私はスシをどこで食べればいいんだ……。

50年後、破産して誰もいなくなった国。とても悲しい結末です。しかし、これは歴史において繰り返されてきたことでもあります。

扉を閉ざした国は、急降下する。先例はたくさんあるのに、人々は国を自分たちのものだけにしたがるのです。

歴史から得られる教訓の1つは、「人々は歴史から学べない」ということなのでしょう。たとえ、この教訓をわかっていたとしても、「今回は違う」と思い込むのです。

ちなみにトランプ氏は歴史からの教訓にまったく関心がありません。自分は過去の指導者よりも良い、強いと語っています。つまり歴史よりも強いのだ、というわけです。

日本に話を戻しましょう。私は日本のことは本当に大好きですが、データを見れば破綻が迫っているのは一目瞭然です。出生率は下がり、人口は減り、債務は増えている。これは私の個人的意見ではありません。事実として、統計が指し示しているのです。

──破綻状態にまで危険になるにはどれくらいかかるのでしょう。10年? 20年?

すでに始まっていますよ。

日本の2016年の株式市場は26年前に比べると50%以上も下落しています。他にも同じような傾向の国はありましたが、みな回復しています。

日本は素晴らしい国ですが、国民はみんな「何かが違う」と、長いこと感じているはずです。

株式市場はそれを測るツールの1つにすぎません。他にも測る方法はたくさんありますが、日本人に聞くのが早いでしょう。おそらく多数の人が、「以前よりも状況が悪化している」と答えるはずです。

ではそれくらいもつのでしょうか。当分はどうにかなるでしょう。
しかし、いまの安倍晋三政権の経済政策は心配です。

安倍首相は円安に誘導すると言っています。しかし、国の経済を長いスパンで見たとき、それが良い影響をもたらしたことはありません。短期的には良い結果が出るかもしれませんが、借金がさらに増えることになるからです。すでに膨大な借金が積み重なっているのに、どうするのでしょうか。

さらに、安倍首相は移民の受け入れもしないと言っています。日本が移民を望まない、というのも1つの考え方でしょう。ですが、それなら日本人は子供を産まなければいけません。

子供も産まず、移民も受け入れないとなれば、人口は減り債務は増えるばかり。いったい将来の日本では、誰が働いて債務を返すのですか?

破綻は一晩で起きることではありません。しかし株式市場が過去26年で50%も下落した日本は、すでに目の前で崩れはじめています。目に見えないが、破綻は起こっているのです。

──それでも人々は関心を持ちませんね。おっしゃる通り、歴史を無視しています。

常に無視しているのです。米国だって同じことが起きています。たとえばロードアイランド州は、小さいがとてもお金持ちの州でした。かつては人口も多く、活気にあふれていました。ですが歴史に学ばず外に門戸を開かなかったために人口の伸びも止まって衰退し、いまでは知らない米国人もいます。みんな動きのある州に行きたいのです。

何度も何度も同じことの繰り返しです。いま知る必要があるのは、「歴史がどう去っていくか」ではありません。「歴史がどう進んでいったか」を知るべきです。それが助けとなるでしょう。

──安倍晋三首相などの試みにもかかわらず、日本経済は悪化していくばかりなのでしょうか。

とはいえ、日本はまだ存在します。海にも落ちていなし、スシも東京もある。東京はすべてがいいですよね。

だが状況は悪化します。国が滅びたり、社会がダメになるには長い時間がかかります。
ミャンマーは最も裕福な国から最も貧しい国になるまで、50年かかったと言いましたよね。時間はかかったが起こってしまった。人々は「きっとすぐ良くなる」と言い続け、決して良くならなかった。

それが「いま、ここ」で起こっていることです。

──たしかに、日本ではそのようなことが起こっているように思えます。富裕層はますます豊かになりますが、中流の人たちは何も変化を感じられていません。アベノミクス効果もイマイチ得られていないようです。

儲かる人は常にいます。過去100年の日本を振り返っても、かなり裕福な人たちがいました。人生とはそういうもので、国が悪化していようとも儲かる人もいるのです。

1918年、英国は世界でいちばん裕福かつ強い国でした。それからずいぶんと長い時間がたち、いまでも笑っている人はほんのわずかで、ほんとんどの人は違います。それでも儲かることはできるのです。

日本にも素晴らしい人がたくさんいます。本当に賢くて若い人たちは、いま去りつつあるのかもしれませんが。

日本で投資するなら…

(この続きは、有料記事とのこと)


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メリル・ストリープのスピーチ

2017年1月8日、第74回ゴールデングローブ賞授与式で、映画界に長年貢献した人物に与えられるセシル・B・デミル賞を受賞したメリル・ストリープのスピーチが話題になっている。

ハリウッドの多様性、次期大統領に対する痛烈な批判、ジャーナリストを守るための支援など、政治的な内容ゆえに賞賛と非難の声があがっている。

いち早くクーリエ・ジャポンがその全訳をお送りしよう。

お座りください。ありがとう、親愛なる皆さん。おゆるしください、先週末、叫んだり嘆いたりして声が出ないんです。それから、この1年の途中で、正気も失ってしまったので、書いてきたものを読ませてください。

「ハリウッド外国人映画記者協会」の皆さん、ありがとう。ヒュー・ローリーが先ほど言ったことを続ければ、ここにいる皆さん、私たち全員はいま、米国社会のなかで最も中傷されている層に属しています。だって、ハリウッド、外国人、記者ですよ。

それにしても、私たちは何者なんでしょう。ハリウッドとはそもそも何なんでしょう。いろんなところから来た人たちの集まりでしかありません。

私はニュージャージーで生まれ育ち、公立学校で教育を受けました。ヴィオラ・デイヴィスはサウスカロライナの小作人の小屋で生まれ、ロード・アイランドのセントラルフォールズで世に出ました。サラ・ポールソンはフロリダで生まれ、ブルックリンでシングルマザーに育てられました。サラ・ジェシカ・パーカーはオハイオで8人兄弟のなかで育ちました。

エイミー・アダムスはイタリアのヴィチェンツァ生まれです。ナタリー・ポートマンはエルサレム生まれです。

この人たちの出生証明書はどこにあるんでしょう。

あの美しいルース・ネッガはエチオピアのアディス・アババで生まれ、ロンドンで育ち──あれ、アイルランドだったかしら──今回、ヴァージニアの片田舎の女の子役で受賞候補になっています。

ライアン・ゴズリングは、いい人たちばかりのカナダ人ですし、デヴ・パテルはケニアで生まれ、ロンドンで育ち、今回はタスマニア育ちのインド人を演じています。

そう、ハリウッドにはよそ者と外国人がうじゃうじゃしているんです。その人たちを追い出したら、あとは、アメフトと総合格闘技(マーシャルアーツ)くらいしか見るものはないですが、それは芸術(アーツ)ではありません。

こうした皆さんが私に3秒間くれたのは、次のことを言うためです。

役者の唯一の仕事は、自分たちと異なる人々の人生に入っていくことで、それはどんな感じなのかを見ている人に感じさせることです。まさにその役目を果たした力強い演技が、この1年もいっぱい、いっぱい、いっぱいありました。息をのむ、心のこもった仕事ばかりです。

しかし、この1年の間に、仰天させられた一つの演技がありました。私の心にはその「釣り針」が深く刺さったままです。

それがいい演技だったからではありません。いいところなど何ひとつありませんでした。なのに、それは効果的で、果たすべき役目を果たしました。想定された観衆を笑わせ、歯をむき出しにさせたのです。

我が国で最も尊敬される座に就こうとするその人物が、障害をもつリポーターの真似をした瞬間のことです。

特権、権力、抵抗する能力において彼がはるかに勝っている相手に対してです。心打ち砕かれる思いがしました。

その光景がまだ頭から離れません。映画ではなくて、現実の話だからです。

このような他者を侮辱する衝動が、公的な舞台に立つ者、権力者によって演じられるならば、人々の生活に浸透することになり、他の人も同じことをしていいということになってしまいます。

軽蔑は軽蔑を招きます。暴力は暴力を呼びます。力ある者が他の人をいじめるためにその立場を利用するとき、私たちはみな負けるのです。

さあ、やりたければやればいいでしょう。

さて、この話が記者につながります。私たちには信念をもった記者が必要です。ペンの力を保ち、どんな暴虐に対しても叱責を怠らない記者たちが──。建国の父祖たちが報道の自由を憲法に制定したゆえんです。

そういうわけで、裕福で有名な「ハリウッド外国人映画記者協会」とわが映画界の皆さん、私と一緒に、「ジャーナリスト保護委員会(Committee to Protect Journalists)」の支援をお願いします。ジャーナリストたちが前進することが私たちにとって必要だし、彼らが真実を保護するために私たちが必要だからです。

最後に一言。あるとき、私はセットの周りで、何かについてグチをこぼしていました──ほら、私たちは夕飯も食べずに長時間働いたりなんだりするでしょう。そのときに、トミー・リー・ジョーンズが私に言ったんです。

「役者でいられるって、すごい特権じゃない?」

ええ、そうです。私たちはその特権と、共感する役目の責任をお互い確かめ合わなければなりません。私たちはみんな、ハリウッドが今夜ここで栄誉を授ける仕事に誇りをもつべきです。

私の友人で、親愛なる去りしレイア姫が、かつて言ったように、砕かれたハートをもってアートにしましょう。

※スピーチの書き起こしは、Meryl Streep’s Golden Globes Speechで読むことができる。

ーーーーー

Here is Ms. Streep’s speech:

Please sit down. Thank you. I love you all. You’ll have to forgive me. I’ve lost my voice in screaming and lamentation this weekend. And I have lost my mind sometime earlier this year, so I have to read.

Thank you, Hollywood Foreign Press. Just to pick up on what Hugh Laurie said: You and all of us in this room really belong to the most vilified segments in American society right now. Think about it: Hollywood, foreigners and the press.

But who are we, and what is Hollywood anyway? It’s just a bunch of people from other places. I was born and raised and educated in the public schools of New Jersey. Viola was born in a sharecropper’s cabin in South Carolina, came up in Central Falls, Rhode Island; Sarah Paulson was born in Florida, raised by a single mom in Brooklyn. Sarah Jessica Parker was one of seven or eight kids in Ohio. Amy Adams was born in Vicenza, Italy. And Natalie Portman was born in Jerusalem. Where are their birth certificates? And the beautiful Ruth Negga was born in Addis Ababa, Ethiopia, raised in London — no, in Ireland I do believe, and she’s here nominated for playing a girl in small-town Virginia.

Ryan Gosling, like all of the nicest people, is Canadian, and Dev Patel was born in Kenya, raised in London, and is here playing an Indian raised in Tasmania. So Hollywood is crawling with outsiders and foreigners. And if we kick them all out you’ll have nothing to watch but football and mixed martial arts, which are not the arts.

They gave me three seconds to say this, so: An actor’s only job is to enter the lives of people who are different from us, and let you feel what that feels like. And there were many, many, many powerful performances this year that did exactly that. Breathtaking, compassionate work.

But there was one performance this year that stunned me. It sank its hooks in my heart. Not because it was good; there was nothing good about it. But it was effective and it did its job. It made its intended audience laugh, and show their teeth. It was that moment when the person asking to sit in the most respected seat in our country imitated a disabled reporter. Someone he outranked in privilege, power and the capacity to fight back. It kind of broke my heart when I saw it, and I still can’t get it out of my head, because it wasn’t in a movie. It was real life. And this instinct to humiliate, when it’s modeled by someone in the public platform, by someone powerful, it filters down into everybody’s life, because it kinda gives permission for other people to do the same thing. Disrespect invites disrespect, violence incites violence. And when the powerful use their position to bully others we all lose. O.K., go on with it.

O.K., this brings me to the press. We need the principled press to hold power to account, to call him on the carpet for every outrage. That’s why our founders enshrined the press and its freedoms in the Constitution. So I only ask the famously well-heeled Hollywood Foreign Press and all of us in our community to join me in supporting the Committee to Protect Journalists, because we’re gonna need them going forward, and they’ll need us to safeguard the truth.

One more thing: Once, when I was standing around on the set one day, whining about something — you know we were gonna work through supper or the long hours or whatever, Tommy Lee Jones said to me, “Isn’t it such a privilege, Meryl, just to be an actor?” Yeah, it is, and we have to remind each other of the privilege and the responsibility of the act of empathy. We should all be proud of the work Hollywood honors here tonight.

As my friend, the dear departed Princess Leia, said to me once, take your broken heart, make it into art.



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燃費を従来比約3割高めた新型エンジン

マツダは燃費を従来比約3割高めた新型エンジンを2018年度末に導入する。点火ではなく圧縮によってガソリンを燃やす技術を世界で初めて実用化し、主力車に搭載する。同社は環境規制強化に対応するため電気自動車(EV)の開発も進めているが、当面は世界の新車販売台数の大半をエンジン車が占めるとみている。エンジンの改良を続け、主力分野での競争力を高める。

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人は若い頃に覚えた理論しか受け付けない

人は若い頃に覚えた歌しか歌わない

人は若い頃に覚えた理論しか受け付けない

年をとっても、新しく学習することがない
年をとるほど、繰り返しを好む

若い頃に学問をしなかった人は
まだ「初めての学問」を経験していないので
中年になってから、初めての学問を経験したりする

その場合には、若者が新しい学問を始めるよりは、
社会的に有利だから、つまり新しい流派の親分になりやすいから、
有利な面もある
勉強していないから、昔の理論を平気で無視することができる

分かる、好きだ、共感する、これが正しい、と思うのは、
ただ単に、その人が若い頃に慣れ親しんだものの
起き直しにすぎないからということも多いものだ

人間が悲しい

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みんなが心の田舎を求めてフェイスブックとかやってるんじゃない

“(マキタスポーツ)でも思ったんだけど、俺、田舎に住んでいた時って、田舎ってそうだなって思って。田舎ってやっぱりフェイスブックだわ。

(サンキュータツオ)まあ、そっか。コミュニティーが。

(マキタスポーツ)お付き合いがあって、いいね!外交みたいなものも当然あるわけで。で、シェアさせていただきますみたいなやつとか。

(サンキュータツオ)噂の広まり方とか、シェアだよね。

(マキタスポーツ)だからやっぱあれ、みんなが心の田舎を求めてフェイスブックとかやってるんじゃないんですか?やっぱり。

(サンキュータツオ)あー・・・”


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希望が丘と自由が丘と夕陽が丘

“土木エンジニアの父から聞いた話ですが
土砂崩れの恐れがある為『希望』など明るいキーワードが付けられた地名の場所はできるだけ避けてとの事です
元々危険な場所だから不吉な名前にしていたのに新興住宅地立てる際不吉な名前だと売れないから明るい名前に改名したところが多数あるからとの事です”


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