学力崩壊の理由
“学力崩壊の理由ってゆとり教育だけじゃなくて、先生のいうことを聞いて、いい学校、いい会社を目指せば立身出世できるという右肩上がり成長の物語が終わったこともあるのに、そこには目を向けず年寄りが寄って集って懐古趣味に走っている。”
あなたの俳句の最大の敵は、あなたの「言いたいこと」です
“あなたの俳句の最大の敵は、あなたの「言いたいこと」です。俳句は言いたいことを言うための形式ではないし、まして「言わなければならないこと」を俳句にするなどというのは欺瞞です。言わなければならないような大事なことは、ふつうに文章に書くか口に出すかにしてください。”
美人と可愛い女性、どちらがいい
“
日本の男性に、「美人と可愛い女性、どちらがいい」と尋ねれば、9割方が可愛い女性と答えるのではないでしょうか。
私の印象では、ドイツには美人はいても可愛い女性はほとんどいませんでした。
概して独立心が強く、男性に媚びたりしない。男性、女性にかかわらず個人としての意識がとても高い。そこで「女性に優しいデザインです」「女性のためのデザインです」なんて言ったらぶっ飛ばされるのではないかと思うほどです。
したがってドイツにはかっこいい商品はあっても、可愛い商品はまずないのです。媚びたり、甘えたりたりする商品が許されないのです。
”
永谷園
“永谷園の商品というと、一般的にお茶漬けしか頭に浮かばないと思うんだが、ところがどっこい永谷園は 「技術屋」 的な一面を隠し持っている。
特にフリーズドライの技術に関しては、名前を出さずにこっそり他の企業からの仕事を請け負うレベルで、その技術力が思う存分発揮されている 極膳 (1個300円する高級お茶漬け) なんて商品もある。
この極膳は知人の永谷園の社員に 「ちょっと凄いよ」 と教えて貰ったんだが、過去何度か購入しているのに 「撮ったと思ってた写真がなかった」 といういつも通りの落とし穴にハマってまさかの画像ナシ。
仕方なくつたない言葉だけで説明するが、こいつの何が凄いって、個装の袋に入ってる時は四角いウェハースのような、フリーズドライのインスタント食品そのものなのに、お湯をかけるとみるみる内に鮭・鯛・蟹・海老・貝柱などに変化するという面白さ。子供の頃にこういう玩具で遊んだな~といった、およそ食べ物に対する感想とは思えない感情が湧いてくる。
また面白いだけじゃなく、食感や風味の再現度の高さは、食べながら思わず笑ってしまうほど。パサパサ感は殆どなく、例えば鯛だったら鯛の身のプリっとした感じまで見事に再現されているのである。
これは開発部が相当頑張ってるんだろうなあと感心する事しきりなんだが、あまりの研究熱心さ故の問題もあるそうで、前述の永谷園社員いわく 「食材のマイナス面まで忠実に再現しちゃうんですよ」 だそうな。
具体的に言うと、魚や蟹の旨みや良い風味だけじゃなく、生臭さや青臭さといった 「それは抑えた方がいいんじゃん?」 と思える部分まで 「リアル」 を追い求めてしまうんだとか。”
法は私たちの感情より冷静であるべきだ
“
今でもアメリカの死刑廃止対存続の議論番組で、存続派に「あなたの娘が…されて…それでも犯人に死んでほしくないのか」といかにもな論点をふっかけられたある廃止派の人が
「もちろん死んでほしい。しかしそれは私の感情で法は私たちの感情より冷静であるべきだ」と言ったのを忘れられない。
”
法律というものに対して、「我々の感情を肯定してくれること」を期待するのか、それとも「我々の感情のブレーキ役」を期待するのか、という話になるのだと思う。
飛行機
“飛行機は、皆さんが想像されているよりも、空気にしっかりと支えられています。普通に飛んでいる限り、飛行機を支えている空気と、車が走っている道路と感覚的違いはありません。むしろ空気の方が安定していて揺れもありません。あたかも 平らな氷の上を滑っているような感じです。しかし一旦ある速度を切ると、それまでしっかりと飛行機を支えていた空気が、突然普通の空気になってしまうのです。こうなると飛行機はただの金属の塊です。地球に向けて一直線に落ちていきます。”
ペンは剣よりも強し
“「ペンは剣よりも強し」って、確かリシュリューの言葉で、権力を握ればペンひとつで逮捕状も死刑執行書も軍隊への命令書も発行できるから、自分が剣で戦うよりも遥かに強いって意味であって、言論が暴力に勝るって意味じゃ無いからね?”
“学習の第一歩は、自分の無知を認めることである。ソローの言葉を借りよう。「自分の知識をひけらかしてばかりいたら、 成長にとって必要な自分の無知を自覚することなど、 どうしてできるだろうか」” 完訳 7つの習慣 人格主義の回復 / スティーブン・R・コヴィー
“学習の第一歩は、自分の無知を認めることである。ソローの言葉を借りよう。「自分の知識をひけらかしてばかりいたら、 成長にとって必要な自分の無知を自覚することなど、 どうしてできるだろうか」”
完訳 7つの習慣 人格主義の回復 / スティーブン・R・コヴィー
なかなか変われない人
なかなか変われない人がはまっている10の罠ですね。
意志の力に頼りすぎ
人の意識の強さはそれほどでもない、とまずは意識しておくべき。
一気に変化しようとしすぎ
小さく成功体験を積み重ねましょう。
環境が習慣に与える影響を理解していない
環境が変われば行動も変わるものです。環境をコントロールすることを意識しましょう。
古い習慣を無理矢理やめようとしている
「なにかをしない」よりは「これこれをしよう」が大事です。何かを避けるより、行動に集中しましょう。
モチベーションが湧かない!を言い訳にしてしまう
モチベーションを管理するのではなくて、習慣をつくる仕組みの方にフォーカスしましょう。
トリガーを有効活用していない
特定の行動を起こすための「トリガー」を設定するのを忘れないようにしましょう。
情報が行動を起こす、と思い込む
我々が合理的な行動を起こすことは滅多にありません。
あいまいな目標を立ててしまう
数値目標は基本。
ずっとがんばる!と意気込みすぎ
何かを変えたいときはまずは期間を設けてみましょう。
変わるのは難しい、と思い込んでいる
正しいプロセスさえ守っていれば習慣を変えるのはそれほど難しくありません。
以上、よく言われることですが、意識していないと忘れがちなことばかりではありますね。目標をたてたり、生活の新しい仕組みを作ろうとしている人はチェックリスト的に活用してみてくださいな。
好機がやって来たら逃さない
“好機がやって来たら逃さないことですよ、あなた。その好機がやって来たときには、漫然と同じことをしていては駄目なのですよ。思い切って、今までとはまったく違うやり方で、それを掴まえてごらんなさい。そうすれば不満はなくなって、あなたは別の道を歩くことができましょう。そこにはまた別の不満があるにしてもね。”
“現代の選挙のシステムでは、白票や棄権は有力候補に投票するのとまったく同じ結果をもたらします。つまり、白票や棄権は有力候補を支持しているのと事実上何も変わりがないのです。もし有力候補を支持しないのであれば、他の候補者に投票するしか選択肢はありません。”
“現代の選挙のシステムでは、白票や棄権は有力候補に投票するのとまったく同じ結果をもたらします。つまり、白票や棄権は有力候補を支持しているのと事実上何も変わりがないのです。もし有力候補を支持しないのであれば、他の候補者に投票するしか選択肢はありません。”
何かをあげるとき、それが本当に相手の役に立つかを、思い込みや価値観の押しつけじゃなくて真剣に考えること。ものをあげたい自分の気持ちを、善意だと思い込まないこと。単純な善意が暴力に変わることがあるってことを、ちゃんと自覚すること。
何かをあげるとき、それが本当に相手の役に立つかを、思い込みや価値観の押しつけじゃなくて真剣に考えること。ものをあげたい自分の気持ちを、善意だと思い込まないこと。単純な善意が暴力に変わることがあるってことを、ちゃんと自覚すること。
土地に縛り付けられていること 自分に縛り付けられていること
“結局、世の中のままにならない問題の50%ぐらいは、「土地に縛り付けられていること」がネックになっていて、残りの50%ぐらいは「自分に縛り付けられている」ことがネックなので、位置座標と身体性から離脱できれば割と簡単にハッピーになれるのではないかと思う。”
洗脳セミナー
“洗脳セミナーですが、あれは手法が確立していて、人間という動物の特性を利用して仕掛けて来ますので、たとえその手法を熟知していたとしても、洗脳されてしまう可能性はかなり高いです。
本気で仕掛けられたら、分かっていても洗脳される可能性が高いと思っておいてください。舐めてかかると危険です”
“あるとき「先生、これ社会に出て役に立ちませんよね」と学生に聞かれた時の答え。「23人の日本代表をつくるために、何人にサッカー教えてると思う?」”
“あるとき「先生、これ社会に出て役に立ちませんよね」と学生に聞かれた時の答え。「23人の日本代表をつくるために、何人にサッカー教えてると思う?」”
ひたすら耐えるだけの私の人生は、何だったんでしょう
“ 「先生、ひたすら耐えるだけの私の人生は、何だったんでしょう?」”
仕事のミスを注意しても、説教だってひたすら耐えれば終わるとかいって、何も直そうとしない人間になるだけです。
迷惑だから、冬を耐えれば春が来るとか教えるのはやめてください。
TK
“英語圏のジャーナリストの場合、調べて後で追加する事実情報は、とりあえず「TK」と入力しておくことが一般的です。例えば、静岡県の人口は「TK万人です」としておき、後ですぐに検索できるようにしておきます。なぜTKなのかと言うと、Tの後にすぐKが来る英語の単語はとても少ないので、「TK」としておくと、後で検索して見つけやすいからです。”
「私は」を主語にして、自分の事情や気持ちを話す
“意識すべきは、「自分の領域」のなかだけで話すこと。具体的には、「私は」を主語にして、自分の事情や気持ちを話す。なぜなら、そうしないと相手の「領域」に踏み込むことになり、相手に嫌な思いをさせたり、思わぬトラブルを招いたりすることになるから。”
「沈黙に強くなる」とコミュニケーションはうまくいく
おにぎり用ツナマヨ
おにぎり用ツナマヨの作り方
ツナ缶の油をキッチンペーパーでめっちゃ絞る。
カスカスになったツナをタッパにあけて、マヨ多めに入れて混ぜ、一味唐辛子・塩・胡椒・醤油・めんつゆをちょっと入れて更に混ぜる
新しい説は正しいと思っている人がいてビックリ。
新しい説は正しいと思っている人がいてビックリ。
無理にでも論文書かなくてはいけないので
何かひねり出しているだけ
無理にでも論文書かなくてはいけないので
何かひねり出しているだけ
3月23日、花、十輪ほど開いていた
2017年3月22日、近所の桜は芽がぷっくりと充実、
桜色もすでに見えていた
3月23日、花、十輪ほど開いていた。
3月24日、花のそばを通ったのに、見るのを忘れた。
ハクモクレンだと思うが、朝日に照らされていた。
桜色もすでに見えていた
3月23日、花、十輪ほど開いていた。
3月24日、花のそばを通ったのに、見るのを忘れた。
ハクモクレンだと思うが、朝日に照らされていた。
情報源による思考内容の層化現象が拡大している
情報源による思考内容の層化現象が拡大している
短くて易しくて誰にでもわかり何も考える必要もない言葉、それも、
ぶつ切れの言葉でシステムになっていない言葉、に接して
日々生きている人達がいる一方で
ある程度の厚みのある書物で、一つのテーマについて、一貫した体系を、
基礎から応用まで学ぶ人達がいる
両者の話が合わないのも当然である
議論にさえならない
片方は反射神経であり感情である
片方は思索であり思想である
昔は思想がお金になったものだが現代では生活費にならない
情報源にどけだけ出費しているかと考えても良いだろう
ネットに漂っている無料の情報源から
素晴らしい思考が発生することは稀であろう
しかしまた、図書館に行けば、無料で体系的知識を学ぶことはできる
ネット世界に生きている人は原理に戻って考えることをしない
考えなくても答えがすでにあり
検索すれば出てくるからだろう
原理に戻るより検索したほうが早い
それもまた一つの方法だろう
考える事の外部委託とも言える
読者は結論だけをもらうのだが
それが嘘なのかどうか
判断することができない
ただ盲目的に信じるしかできない
“「誰かを天才よばわりすることは、その人の努力を全て否定することだ」”
“「誰かを天才よばわりすることは、その人の努力を全て否定することだ」”
学んで手に入れたものはたとえ親だろうと奪えない君だけの財産になる。
“「君の人生にとって出来るだけプラスになる選択をしょうか。
やりたいことややるべきことはたくさんあるけれど、全てできるわけじゃない。
問題を先送りすることは悪いことじゃない。問題を解決する力をつけることを優先しよう。
習い事なら学校でもできるよ。美術の先生だって音楽の先生だっている。
これから先、君が生きて幸せになるための財産を3年間で作り上げよう。
学んで手に入れたものはたとえ親だろうと奪えない君だけの財産になる。
そのための協力を先生たちは惜しまないよ」”
精神の独立を支えるものとしての書物の恵み
“「村」から自立した考えを著者がしだいに持つようになるのを助けたのは、読書である。「村」では禁止されている本を、中学校の図書室を通じて大量に読み、自分一人の世界を思い描けるようになった。精神の独立を支えるものとしての書物の恵み。それをここまで強く実感させる本は、現代では珍しい。”
ーーー
それは一方では洗脳ではあるのだ。厳しいことであるが。
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それは一方では洗脳ではあるのだ。厳しいことであるが。
オマエはダメな子だから親の言うことを聞け
“
「自己肯定感の低さに悩んでいる人達が増えている」と聞くが
「相手の自己肯定感を削る事で相手をコントロールしようとする人が増えているからその被害者が増えている」という事の可能性はないのかと毎回おもう
「オマエはダメな子だから親の言うことを聞け」
と自己評価を下げる方法で子供を制御しながら育てたら、
相手の自己評価を下げる方法で相手を制御するタイプの人や組織に操られやすい人間に育つのは割りと自明ではあるよなあ
”
しかし、小林カツ代は鉄人より強かった
“
『料理の鉄人』は指定の食材で料理を競い合うフジテレビ系で放送されていた番組である。最高の調理人もまた「料理の鉄人」と呼んだ。多数が挑んでも勝利し続けるほど強いからだ。
しかし、小林カツ代は鉄人より強かった。1994年、阪神大震災が起きる前年のこと。この勝負に、およそ日本で料理に関心ある人たちが圧倒された。56歳の彼女が料理研究ではっきりと日本の頂点に立った瞬間だった。
なぜカツ代式の肉じゃががおいしいのか。作ってみたら納得する。しっかりと火が通ったジャガイモは、口にするとほっくりとほぐれる。それでいて味はしっかりと付いている。この状態はどのように形成されるのだろうか。
カツ代は仕組みについては説明していない。だが、野菜は60度程度で茹でる時間が長いと、細胞壁や細胞間隔に含まれるペクチンによって硬化し、その後水温が上がっても硬化は比較的に維持される。弱火で煮れば、崩れにくい。だが、ほっくりもしない。肉じゃがのジャガイモは固くても崩れきってもおいしくはない。
理想の肉じゃがは適度にほっくりとほぐれていなくてはならないし、おかずとしてしっかり味もついていなくてはならない。その理想を想定し、最適な調理加熱がなんであるかを決めなくてはならない。
小林カツ代はそこを研究しつくして簡素なレシピにまとめたのである。より完成されたレシピでは、フライパンを使い、強火5分でジャガイモを返し、さらに強火5分で煮て汁が干上がったのち、さらに5分蒸らす。この蒸らしによって肉じゃがはさらにおいしく仕上がる。
「料理の鉄人」の番組でも、調理時間の前半で肉じゃがをささっと作っていたため、アナウンサーが冷めるのではないかと聞いていた。彼女は余裕の笑みで、このほうが味がしみてよいと言っていた。
”