About PSYCHOTHERAPIES
待賢門院障子と白河法皇
双極性障害に敏感になれ、薬も違うから
非常に細かく何度も繰り返して冗長に書かれている
縮めると
双極性障害に敏感になれ、薬も違うから
というだけのことである
それだけの話をここまで膨らませられるものだろうか
どうにもこうにもこうした心理学関係の本の冗漫さ冗長さは特長のようだ。
なぜなんだろう。
しかしまた、
短くくっきりとまとめているものは
10年もしないうちにはっきりと間違いだと分かってしまう辛さがある
いろいろと書いてあれば、10年しても通用する部分があるかもしれないとは思う
私はこの冗長さ冗漫さに接して小学2年生の少女が分厚い物語を読破している様子を
思い浮かべる
男女別の精神病理学
男女別の精神病理学がないのは実におかしなことだ
うつ病の統計を取る時だって
男女を別にしないでどうするというのだろうか
実際の診療では
男女別は最初から前提としてあるから
別段いまさらどうということもないけれども
男女別といってもまた細分化されて色いろあるものだから
そこから先は大いに困るけれども
帰ってきたbipolar
なんといってもそこには彼の仲間がたくさんいる
そして彼の躁病は肯定される
被災地強権主義に乗ってかなりの強権と特権を手にしている
ーーーーー
彼は自分を病気と思っていないし
周囲も彼を病気とは全く思っていないので
こんなことは余計なお世話だろうと思う
かれはよく働いて職場での人望も厚く家庭生活もほどほどに円満である
あえて言うならば、そういうことも言えるのかもしれないという程度の話である
The impact of the biological sciences of psychotherapy
When patients learn new ideas, whether true or false, whether in the clinic or in the course daily life,concomitant alterations of the brain occur (see, e.g., LeDoux’s [2002], Synaptic Self). Every encounter with our environment causes a change within us and in our neural functioning. Moreover, education implies permanence. Once skills and ideas are truly learned and lodged in permanent storage, it is difficult if not impossible to unlearn them. Given the solution to a puzzle, taught the secret of cracking a safe, or having developed the skill of riding a bicycle, one cannot unlearn that knowledge. Neuronal decay and lesions can, of course, undo memory and occur to a certain extent in aging and, catastrophically, in strokes, illness, or violent accidents. The task of the therapist in most cases is to help the patient fashion alternative and future memories, supported by newly learned motivational schemas.
Klanus Grawe(2007), in his important book Neuropsychotherapy: How the Neurosciences Inform Effective
pasychotherapy, noted that “Psychotherapy, as far as it leads to substantial
behavior " change, appears to achieve its effect through changes in gene expression
at the neuronal level” (Kandel, 1996, p. 711). Further embedding
patients in their dysfunctional past by prodding them to ruminate about that
past does not erase their painful memories nor their penchant for dwelling on
these memories. Nor does it teach them more adaptive patterns of behavior.
Therapists teach patients how to avoid dysfunctional, harmful behavioral routines
and maladaptive habits. Effective therapists also help their clients develop
alternative skills (social, interpersonal, self disciplinary, and technical)
that will advance their well-being and that of others with whom they interact.
The neuroscience has demonstrated that neuronalrestructuring, which occurs in
all learning processes, enables the adaptive changes in affect, behavior, and
mentation that are the core objectives of psychotherapy (cf, Dumont, 2009;2010).
A neurological perspective on psychotherapy does not exclude attention to changing clients’
environment or introducing constructive environmental stimuli into their lives‘
On the contrary, even minor novelties in clients.‘ lifestyle can have enormous
con~ sequences in the way they perceive and experience themselves. We now know
that effective therapists and their clients can optimize desirable outcomes by
epigenetically triggering the expression of immediate-early genes (IFGs)
through exposure to nurturant social events ( 2006). (Epigenetics refers to the
expression of certain genes that results from their activation by specific but common
environmental events.) Culture generally and one's immediate family
specifically function as genetic enablers. Such epigenetic effects can operate
for better or for worse, depending on the quality of the experiences. In brief,
it is the complex bio-cultural matrix of the organic and the environmental that
co-construct our way of being and our potential for growth .
ヒトの脳の配線は絡まりではなく論理的かつシンプルな3Dの格子状に体系化されたもの
ヒトの脳は、回路がでたらめに絡み合った(tangle)ものではなく、論理的かつシンプルな3Dの格子状に体系化されたものであることが報告された。脳内の接続部は直角に交差しており、斜めの線はなく、よく整備された道路のようであるという。
研究グループが特殊なMRIスキャンを用いてヒトおよび4種類のサルの脳を調べた結果、このような洗練された単純さが明らかにされた。新しいConnectom拡散MRIの技術では、従来のスキャナーよりも10倍詳しい画像が得られるという。今回の研究は、米国立精神衛生研究所(NIMH)の支援により実施され、米科学誌「Science(サイエンス)」3月30日号に掲載された。
研究著者である米マサチューセッツ総合病院(ボストン)のVan Wedeen博士は「単なる配線の絡み合いとは大きく異なり、脳の連結はリボン・ケーブルに近いもので、平行に走る平面シート状のニューロン線維が折り重なり、布地の縦糸と横糸のように直角に交わっていることが判明した」と説明している。また、NIMH所長のThomas Insel 博士は「この新たな観察所見は、脳を解剖学的に詳しく知る上で画期的なもので、脳の連結の個人差を明らかにし、脳障害の診断や治療に役立つ可能性がある」と付け加えている。
Wedeen氏によると、「この基本的な神経構造は霊長類に共通しているようだ」という。脳は発達するとき、水平、垂直および横方向に走る直角の経路に沿って自らを体系化し、適切な接続を見つけられるよう成長途中の神経線維を案内するほか、進化の過程で必要に応じて変化していると、著者らは考えている。同氏は「脳の配線は、家の地下室の配線のように、正しい終点に接続さえすればよいというものとは異なる。この格子は脳の言語であり、それを修正することで、配線および再配線が機能している」と説明している。
[2012年03月29日]
テンプレートが壊れている
それを何度も使うことになるので
人生の総合の損害は小さくない
さっさとテンプレートを修復しておきたいものだ
a warm, accepting and empathetic alliance with the patient
植民地独立運動
我が国には起こらないようだ
黒人は人種差別と戦った
インドは植民地主義と戦った
牛肉、農産物、コメ、医療機器、医薬品、医療保険商品、医療そのもの
って、ま、いいか
目をそらしておこう
自分が知らないことを知らない
知らないなら全く知らないで害はない
そのような人は自分は知っていると思ったりしない
自分は知らないと知っている
知るなら完全に知りたいものだ
自分は知っていると知ることだ
中間地帯に
自分が知らないことを知らない人がいる
ーーーーー
知識や知恵の対象によってもかなり異なる
たとえば数学は自分が知らないことを知りやすい領域である
しかしある領域については
自分もある程度は知っていると人は思いたがる
数学を理解するとか将棋が強いとか野球が強いとかについては
あっさり負けを認めるのに
ある領域ではそれを認めない
その領域では自分の姿を外側から見ることができなくなるらしい
自分が自分を見るという行為には、原理的に盲点が発生する
知恵を自負する者が
盲点に気付くようであって欲しいと思うが
どうだろうか
精神療法
民主党政権はマニフェスト違反であるが
4年間は増税しないという文言を取り上げれば
たしかにそうなのだけれども
国民の幸せのために政策を実行するというのが根本的な約束で
その具体策として4年間増税しないと言っただけであって
菅氏とか野田氏が財務省官僚に洗脳された結果だとは結論できないだろう
まあ、多分、間違いのない推定だろうとは思うけれども
国民の幸せを考えて増税を提案しますというのは
ありえない話ではない
そのあたりの緩さをどの程度容認するかの話になるだろう
財務省も意地が悪くて
増税の約束をすれば総理大臣にしてやるとはいうのだが
その後、どのようにして選挙に勝てばいいのかまでは教えてくれないようだ
菅氏は選挙で負けた
財務省としては誰が何を言って選挙で選ばれても
そのあとで洗脳すれば充分なのだから
選挙で勝つ方法なんか工夫しなくていいのだろう
勝った人を取り込めば済むらしい
増税しませんとマニフェストで明言している政党にさえ
平気で増税をやらせるのだから
そこが不思議な原理である
ーーーーー
マニフェストは
ひとつのメタファーであって
何を幸せと考えるかの手がかりである
という程度の考えもあり
一方では一言一句、厳密に従うものという解釈もあるのだろう
ーーーーー
そんな話になると
ではマニフェストの背後にある根本的な価値観とは何であるのか
どのような価値観に集約されるのか
という興味深い集合演算問題が発生する
たくさんある文言の間の、集合関係を整理していけば、包含関係が
次第にすっきりしてきて、
どれが原則で、どれがその応用かがわかってくる
原則と原則が対立した時にはどちらを採用するかの
より上位の原則があるはずである
そのように演算していくと
マニフェストの背後にある根本的な価値観が
析出するのである
たいてい、伝統的に、政党というものは、支持基盤に応じて、
自由とそれを制限する原理、平等とその中身として機会の平等や結果の平等、
あたりが多い原則であり
だから自由党とか民主党とかそんな名前が多くなる
自由主義と民主主義とを名乗って自民党というが
自由主義と民主主義とが対立した時にどのような上位概念で裁定するのかは曖昧で
たとえば正義とか愛とかでもいいのだけれども
曖昧にしたままで好き勝手に物事を決めてきたわけだ
国民は財務省に税金を取られて
そのお金で財務省はマスコミを使って宣伝して国民の心理操作をして
結果として国民はまた税金を払い
そのお金を原資としてまたさらに洗脳されて税金を払いというわけで
いつでも税金を払い自分のお金で自分を洗脳しているという変わった人たちである
財務省にとっては、誰かが増税してくれればそれでいいので
それは誰でもいいようだ
厄介な時代
なぜか?
いくつか要因があるように思う
たとえば
ローマ貴族型滅亡(貧乏な庶民は滅亡しなかった)
ワインを保存するときに貴族は鉛の樽を使い、そこから
鉛が溶け出し、鉛中毒になり、不妊になり、そのまま滅亡した
現代では10-20年前に環境ホルモン汚染説がよく言われていた
プラスチック等から溶け出す物質とか
海に流される排水とか
農薬汚染とか
そのせいで男性の精子製造能力に変調が出ているという話
そんなこともあり少子高齢化となり
若者は働いても老人に年金を吸い取られるばかりで
おまけにテレビに出ているあのような年寄りが年収7000万円だとか平気で言うので
若者はますますやる気なくなり
子供を育てる気もなし
子供のいない風景は正直、陰鬱である
またたとえば
どうして子供を産まなくなったのだろう
子供を育てる以上の楽しみがあるというのだろうか
Gameとか?
若い男性が性行為にあまり価値を置いていないということはあるいはそうなのかもしれない
生殖を伴わない性文化が花ざかりである
しかし一方では性病は減ってはいないのはなぜだろう
いろいろと進んだ技術があるのだが
それを子供の抹殺に使っているのだろう
昔は姥捨山だったけれども
最近はもちろんそんなことがあるはずはなくて
都会の真ん中で孤独死をしている
子供よりも自分が可愛い、孫よりも自分が可愛い
という価値判断のようである
しかし
遺伝子がここ数十年で急激に変化したわけでもないだろう
いまアフリカの人たちを日本に連れてきて
日本文化の中で育てたら、多分現代日本人と同じような振る舞いをするのではないかと思う
だからそれは外側の変化なのだろう
たとえば著しいのは気候の変化である
とんでもなく暑いし、降れば土砂降りだ
黄砂が降っているのでそのあたりの人は大変だろう
遺伝子が変化したのでなければ
環境の変化だろう
なぜ遺伝子はみすみす自爆するような方向に突き進んでいるのか
老人が死なないで資源も権力も手放さないからから仕方がないというとんでもない答えはなしとして
たとえば脳の原則と遺伝子の原則ということを考えてみると
遺伝子の原則で言えば
何が何でも子孫を残し
子孫に奉仕し、一族の繁栄のために自己犠牲を厭わないものなのだけれども
脳の原則で言えば
できるだけ長生きして楽をして生きていたい
子孫より自分
ということになる
子供によくないと分かっていても女性はタバコを吸いアルコールを飲む
高齢出産はいろいろな意味で一番の危険因子だけれども
たいていは高齢出産になっている
あれもこれも手に入れたい女性たちである
話がずれたが
我々の時代に何が起こっているのだろう
情報化社会の心理風景ということは考える
たとえば、私のことを誰かが陰で笑っている
という話は、昔は被害妄想だったけれども
最近は携帯サイトでいくらでもありうる話だろう
誰かが私のことを監視している、常に盗聴されているというのも
一概に否定出来ない環境である
誰があなたのことなんか監視するのよ、と母親が言ったとしても、
世の中はそれ以上に進んでいるのかもしれない
そんなふうになると他人との心理的距離が随分と変化してしまう
昔ならば病気でない限りは安定した「他人との距離」があったはずだけれども
現在ではなにか怪しい
どこかに自分の知らない自分の情報が蓄積されているかも知れないのである
どちらが本当の自分なのだろう
また
発達障害のことがいろいろと話題になるが
その背景も様々にある
障害というものは障害を持っている人とそれを認定する人とが揃わないと
増えたという話題にはならない
発達障害について客観的に認定する方法は今のところない
高度情報化社会では発達障害だが
農村地域に連れて行って単純農作業をするなら
力持ちの気立ての良い人となるのかもしれない
そんな人を発達障害と認定してくれるありがたい人が結構増えつつあるのだろう
ここでもやはり人間の遺伝子はそんなに激しく変化するとは思わないからだ
子供に薬剤を飲ませて自殺が増えるとか言っているが
子供にそんなものを飲ませるような診断をしているということなのだから
それはよく考えたほうがいいだろう
既得権益者が既得権益を維持するためのグローバル化や「進歩」が
いろいろと押し付けられて
一般庶民は平和な暮らしができない
どこかの膨大な人口を擁する賃金の安い国が日本の若者の単純労働を奪う
100円均一ショップで買い物をするということは
回りまわって何をしているのか考えないといけない
輸入食品を加工してなにがなんだかわからない状態で食べているとして
その直接の結果が精子の運動不全なのか
あるいは間接的な影響として社会経済構造の変化があるものなのか
どちらも相応の影響を及ぼしているのだろう
もちろん解決は、インドやバングラディシュに行って低賃金労働をすることなのだけれども
日本人は英語が苦手だから日本から出て行きたがらない
すると国が面倒をみることになり
ますますみんなで貧乏に怯えるので
どんどん赤字国債を増発し、あとは何も考えたくないらしい
どこまでやったら
報われるのだろうと人間は考える
マニーの人たちのようにはしゃぎまわっている人は昔からいたと思うが
昔ならいまほど頻繁に目にすることはなかっただろうと思う
しかし現代では情報に乗って現れるのは大抵がはしゃぎ過ぎの人間なのである
持続的にそのような情報にさらされると
思わず自分もはしゃぎたくなり、しかし実際ははしゃぐのではなく、もっと努力するのだ
その人達は、他人がはしゃぐところを、努力するのだ
結果として報われなくてますます努力する
報われるまで努力する
もちろんゼロサム社会であるから全員が報われるはずはないので
徒労の感覚はさらに拡大する
昔はそんな状況を慰めるものが子供であり孫だったろうと思うが
最近はそんな子供は視界から消えて
情報画面で奇妙な人間が意味不明のはしゃぎ方を続けているのである
その人に情報画面以外のリアルな世界はどれだけあるのかといえば
それも怪しい
文化はますます細分化され
リアルな隣人とは話が通じない事のほうが多い
というわけで厄介な時代である
たとえば何かを発明した
それが人々にどの程度必要であるかは疑問である
という場合
あなたは宣伝部長に抜擢されて
宣伝戦略を練る
大衆心理の操作は必然的法則ではないが確率的必然である
企業が売りたいと思うものがあれば人々はそれが欲しいと思うようになるのである
それが宣伝というものだ
コカコーラである
一昔前にはそんなものはなくても充分に幸せだったのに
そう、ブータンの人たちのように幸せだったのに
もう元には戻れないのである
答えは Listen to Prozac である
ーーーーー
しかしやはりどんな製品も我々の社会が産み出したものであり
社会は我々の心が産み出したものであり
その我々の心を製品であるお菓子も薬も情報技術も
コマーシャルに乗ってドライブし続けているのである
不眠症について
【不眠症の原因(5つのP)】
1.身体的原因(physical)
・疼痛、痒み、頻尿、呼吸困難などをもたらす身体疾患
・熱性疾患
・腫瘍
・血管障害
・心疾患
・消化器疾患
・内分泌/代謝疾患
・中枢神経疾患
・喘息/慢性閉塞性肺疾患
2.生理学的原因(physiologic)
・ジェットラグ/時差ぼけ
・交代制勤務
・短期間の入院
・不適切な睡眠習慣
3.心理学的原因(psychological)
・精神的ストレス
・重篤な疾患による精神的ショック
・生活状態の大きな変化
4.精神医学的原因(psychiatric)
・アルコール依存症
・不安神経症
・パニック障害
・うつ病
・統合失調症
5.薬理学的原因(pharmacologic)
・アルコール
・MAO阻害薬
・抗癌剤
・ニコチン
・降圧剤
・ステロイド剤
・自律神経作用薬
・テオフィリン
・カフェイン
・甲状腺製剤
・中枢神経作用薬
【睡眠障害対処12の指針】
1.睡眠時間は人それぞれ。日中の眠気で困らなければ十分と考えましよう。
・睡眠の長い人も短い人もいます。季節でも変化します。8時間にこだわらないことです。
・最近の都市部サラリーマンでは平均6時間程度。5時間よりも短くなると悪影響が出ると考えられています。
・歳をとると必要な睡眠時間は短くなります。
2.刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法
・就床時4時間のカフェイン摂取、就床時1時間の喫煙は避けましょう。むしろ喫煙はいつでも避けましょう。
・軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り、筋弛緩トレーニングなどが勧められているようです。自分なりで。
3.眠たくなってから床に就く、就床時間にこだわりすぎない
・眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝つきを悪くするので、3日くらいをトータルで考えましょう。
4.同じ時刻に毎日起床
・早寝早起きでなく、早起きが早寝に通じると考えます。眠くても朝起きてしまうことで人生得をします。
・日曜に遅くまで床で過ごすと、月曜の朝がつらくなる、と分かっているのですが、休日に寝だめをします。
5.光の利用でよい睡眠
・目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン。朝はお部屋に光が入るといいですね。
・夜は明るすぎない照明を。強い光を朝に浴びるという治療法があります。
6.規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
・朝食は心と体の目覚めに重要、夜食はごく軽く済ませましょう。ダイエットにも効果的です。
・運動習慣は熟睡を促進します。
7.昼寝をするなら、15時前の20~30分
・長い昼寝はかえってぼんやりのもとと言われています。20分位がいいでしょう。
・夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響を与えます。むしろ夜にまとめてねむりましょう。
8.眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
・寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減るので、短く深く眠るのも方法です。ここでも早起きがポイントです。
9.睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意
・背景に睡眠の病気があることがあります。専門の検査と治療が必要になります。肥満治療も大切です。
10.十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に
・長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談します。
・車の運転に注意しましょう。専門職で注意集中を要する人はなおさら気をつけましょう。
11.睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
・睡眠薬代わりの寝酒はよくありません。深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となります。
・Alcoholは寝付きを良くしますが、睡眠の質を悪くしてしまいます。注意しましょう。
12.睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全
・一定時刻に服用し就床します。
・睡眠薬を飲んでからメールや電話をして思いがけないことになることがあります。飲んだら寝ましょう。
・アルコールとの併用をしないことが大切です。
【わが国で使用されているおもな睡眠薬の分類】
作用時間として分類すると
①超短時間作用型
②短時間作用型
③中間作用型
④長時間作用型
があります。
【不眠症タイプによる睡眠薬・抗不安薬の選び方】
・神経症的傾向が弱い場合・脱力・ふらつきが出やすい場合(抗不安作用・筋弛緩作用が弱い薬剤)
入眠障害(超短時間型、短時間型)・・・ゾルピデム(マイスリー) ゾピクロン(アモバン)
中途覚醒、早朝覚醒(中時間型、長時間型)・・・クアゼパム(ドラール)
・神経症的傾向が強い場合・肩こりなどを伴う場合(抗不安作用・筋弛緩作用を持つ薬剤)
入眠障害(超短時間型、短時間型)・・・トリアゾラム(ハルシオン) ブロチゾラム(レンドルミン) エチゾラム(デパス)、マイスリー など
中途覚醒、早朝覚醒(中時間型、長時間型)・・・フルニトラゼパム(サイレース) ニトラゼパム(ベンザリン) エスタゾラム(ユーロジン) など
・腎機能障害、肝機能障害がある場合(代謝産物が活性を持たない薬剤、一回で代謝されてしまう薬剤)
入眠障害(超短時間型、短時間型)・・・ロルメタゼパム(ロラメット、エバミール)、ロラゼパム(ワイパックス)
・メラトニン系の軽度睡眠治療剤としてロゼレム
・ラボナ、セロクエル、デジレル、リフレックス、レメロンなどが有効な場合がある。
・漢方薬でも何種類か使うことができる。
・ほとんどの薬剤でジャネリックが用意されているので使用可能である。水なしで使えるものもある。半分や1/4だけというように分割しやすくできているものもある。
・市販薬の中には抗アレルギー剤の眠気を利用しているものもある。古いものほど眠い。布団の中で背中などが痒くて眠れないという場合にはアタラックスPなどがちょうどよい選択になります。
【持続期間別にみた不眠症の分類】
1.一過性不眠
持続は数日、平生は睡眠が正常な人が、急性のストレス状態(不安、痛み、旅行、外科手術前夜など)に遭遇したときに起こるものです。
2.短期不眠
持続は1~3週間。状況的ストレスといって、やや長く続くストレス、例えば仕事や家庭生活上のストレス、重い身体病、交代勤務者の勤務時間帯の変化、時差ぼけなどによって起こります。
3.長期不眠
持続が3週間以上の本格的不眠です。次のような種類があります。
1)精神生理性不眠(神経質性不眠)
性格要因、条件反射的要因などによるもので、明確な原因疾患はありません。
2)身体疾患(内科的疾患など)に伴う不眠
睡眠時無呼吸症候群、周期性四肢運動、レストレス・レッグス症候群、消化性潰瘍、高血圧、心疾患、関節炎、腰痛、皮膚疾患、前立腺肥大、頻尿などで見られます。
3)中枢神経疾患に伴う不眠
脳血管障害、パーキンソン病、レム睡眠関連行動障害が代表的です。
4)精神科疾患に伴う不眠
うつ病、不安性障害、統合失調症、老年期認知症、夜間せん妄、その他いろいろあります。
5)アルコール・薬物使用に関連する不眠
アルコール、睡眠薬などの依存、離脱、各種治療薬による不眠(中枢刺激薬、甲状腺剤、ステロイド)など。
6)老人性不眠
加齢に伴う生理的睡眠障害、多相性睡眠型(一日に何度も寝たり起きたり)、社会・環境因子など。
7)概日リズムに関連した不眠
ジェット時差症候群、交代制勤務、睡眠相後退(前進)症候群など。睡眠日誌をつけるとよく分かります。
【持続期間別にみた不眠症に対する睡眠薬の選び方】
・一過性不眠・・・超短期型~短期間作用型(1~3晩までの頓用)
・短期不眠・・・超短期~短期間作用型(頓用か間欠的使用)
・長期不眠・・・
1.不安・緊張のない症例・・・超短期型~短期間作用型(1週間以内)
2.不安・緊張の強い症例
・・・①抗不安薬使用例・・・超短期間~短期間作用型(連用(可及的短期))
・・・②抗不安薬非使用例・・・中間~長時間作用型(連用(可及的短期))
【睡眠薬の離脱方法】
A.投与量を徐々に減らす
B.休薬期間を徐々に伸ばす
C.AとBを組み合わせる
【睡眠薬の副作用】
1.持ち越し効果
睡眠薬の効果が翌朝以降も持続して出現するために、日中の眠気、ふらつき、脱力・頭痛、倦怠感などの症状が出現します。原則として、作用時間の長いものほど出現しやすく、高齢者ほど出やすいことになります。
持ち越し効果が強い場合には、睡眠薬を減量するか、作用時間の短いものへの変更を行います。
2.記憶障害
前向性健忘であり、服薬後から寝付くまでのできごと、睡眠時に起こされた際のできごと、翌朝覚醒してからのできごとに対する健忘を認めるものです。睡眠薬の用量依存性に健忘作用も増強しますが、催眠作用が強く作用時間の短いものを多く使用すると起こりやすくなります。アルコールとの併用時に特に出現しやすいため、けっして併用しないようにしましょう。予防するには、睡眠薬は必要最低限の用量とし、服用後は大事な仕事を避け、できるだけ早く就床することにしましょう。
3.早朝覚醒
超短期間作用型や短期間作用型の睡眠薬では、早朝に作用がきれて早く目が覚めてしまうことがあります。対策としては、作用時間のより長い睡眠薬への変更を考えましょう。
4.反跳性不眠・退薬症候
睡眠薬を連用してよく眠れるようになった時に服用を突然に中断すると、以前よりさらに強い不眠が出現することがあります。作用時間の短い睡眠薬ほど起こりやすいのですが、脳障害のある場合には不眠だけではなく、不安・焦燥、手指振戦、発汗、せん妄、けいれんなどの退薬症候が出ることもあります。睡眠薬を離脱する場合には、急に服用中断するのではなく、少しずつ減量していく漸減法を行うようにしましょう。
これでうまくいかない場合には、いったん作用時間の長い睡眠薬に置き換えた上で漸減法を行います。最近のω1の選択性の強い睡眠薬では反跳性不眠が出現しにくいと言われています。
5.筋弛緩作用
作用時間の長い睡眠薬で比較的強く出現します。ふらつきや転倒の原因となることがあります。特に高齢者では、この作用が強く出やすいため、転倒とそれによる骨折に注意が必要です。高齢者ではω1選択性の強い睡眠薬など、筋弛緩作用の少ない睡眠薬を使用する必要があるでしょう。
6.奇異反応
ごくまれに睡眠薬を投与してかえって、不安・緊張が高まり、興奮や攻撃性が増したり錯乱状態となることがあります。この奇異反応は、高用量を用いた場合に起こりやすいとされていますが、特に超短時間作用型の睡眠薬とアルコールとの併用時の報告が多いようです。その意味でも、薬は最低限、Alcoholと併用せず、を守りましょう。
【睡眠薬の正しい使用のために】
1.お酒と一緒に使用しないでください
お酒と一緒に服用すると、アルコールと睡眠薬の両方の作用が強まります。ひどいふらつき、一時的な記憶障害、もうろう状態などの副作用が出現することがありますので、併用はやめましょう。
2.適切な時刻に服用してください
睡眠薬は自然な睡眠のリズムに沿って服用してください。夕方のうちから服用しても眠気は得られませんね。かえってふらついたりすることがあります。
3.空腹時は薬がなかなか効いてきません
極端に空腹だと胃腸の運動が減り、睡眠薬の吸収が悪くなります。夕飯は普通に食べてください。ある種の胃腸薬は睡眠薬の作用の吸収を遅らせたり増強したりしますので注意しましょう。
ほかの病気で服用中の薬については必ず主治医に伝えてください。薬剤相互作用があることがあります。
4.服用後は速やかに床に入りましょう
睡眠薬の種類や年齢によって多少異なりますが、服用してから、20~60分で効果が出はじめます。睡眠薬を服用した後に長く起きて活動していると、十分な効果が得られないだけでなく、ふらつきや健忘などがみられることがありますので、気をつけましょう。薬を飲んだら何もしないで眠りましょう。
5.効果がなかったり、副作用があったときには速やかに主治医に申し出てください
睡眠薬にはたくさんの種類があり、患者さん1人ひとりに合ったものが見つかるまで、何種類かを試す必要があることもしばしばです。ためらわずに、副作用や薬の効果について医師に伝えてください。
6.服用は医師の指示を守り、自分の判断で増減したり、ほかの人とやりとりしないでください
急に薬の量を増やしたり、中断したりすると、かえって眠れなくなることがありますので、医師の指示を守ってください。同じ睡眠薬でも1人ひとりその効果が違いますので、ほかの人と睡眠薬のやりとりをしないでください。法律でも禁止されています。
【高齢者への投与法】
高齢者に対しては吸収が早く、筋弛緩作用が弱く、代謝産物が活性を持たない睡眠薬を、若年者の半分程度から投与することが推奨されています。不眠のタイプに応じて、入眠障害が主体であれば超短時間型、中途覚醒・早朝覚醒主体であれば短時間型から中時間型睡眠薬から開始します。作用時間が長い睡眠薬は、投与開始後数日間かけて体内に蓄積します。このため、服薬開始後数日たってから、副作用の問題が出現してくることが多くなります。このような長時間型睡眠薬を使用するときは、不眠をすぐに改善しようとせず、数日間は薬剤の効果を見極めることが必要です。増量する際には、筋弛緩作用によるふらつき、持ち越し作用による日中の眠気がないことを確認の上、少しずつ増量するようにします。効果がない場合は、精神科あるいは睡眠障害専門医が治療にあたります。
経済縮小時代の役人
増税問題で民主党内での意思決定がようやくまとまって
こんどは国会提出
しかし民主党内では小沢勢力が反対
連立を組んでいた亀井氏らの国民新党が連立離脱を表明
亀井氏は石原新党もまた橋下大阪市長らの維新の会に期待を表明
桜の頃には日本の政治の景色がガラッと変わると発言
それにしても税制社会保障の一体的か改革というものの
AIJ投資顧問会社の巨額年金消失問題が国会でも議論された
運用資産 「2,000億円」という金額が虚偽
500億円を水増し、実際には1,500億円
運用損は 1092億円
AIJに残る資産はわずか81億円
運用資産のほとんどを消失
AIJの運用資産の利回りなどを評価する管理会社(実質的には浅川社長と女性役員2人のペーパーカンパニー)
浅川社長を含むAIJの役員がこの管理会社の役員を兼務
運用失敗も改ざん
浅川社長と女性役員は、9年間管理報酬名目45億円もの高額報酬
浅川和彦社長(59)が受け取っていた報酬はなんと、平均10億円
AIJに運用を委託していた厚生年金基金に、国家公務員が役員として天下り721人
国会では
社保庁OBが全然知らなかった、数字は信じるしかないと信じられない言葉
浅川社長は年収7000万円と答弁
こんなお金の使い方をしていながら
増税とはまたなんとも困った話である
もうお金が無いんだから我慢してね、痛みを分かち合うのよと言われても、
こんなやりたい放題をしている人たちがいて
しかも役人関係だというのだから
改革の必要はやはり多いにあると言わなければならない
政策選択の中身で批判されているのではなくて
天下りで批判されているのだから
議論の手前の手前という感じだけれども
やはりお金の流れを見るのが分かりやすいのだろう
財務省は税収を握り、その分配権を握っているのだから
ただその事だけで強い
税務署があり強制捜査権もある
他省庁はそれが気に入らないので
健康保険とか年金とかでお金の流れを作り
独自の自由な財布にしようとして
高度経済成長の頃から営々と利益分配の仕組みを作り上げてきた
経済のパイが増大している間は
増大の一部をかすめているだけなので目立たないが
経済成長が止まってみると
自分の分け前を確保するためには他人のものを奪わなければならない
どんどん経済成長している頃には
AIJのような会社も目立たないものだったのだろう
マーケットが変わり、資金の動きが変わってしまったのに、
役人の決定だけは変わらないので
昔と同じだけの收入が必要になる
だから消費税を上げるしかないということになる
マーケットが縮んでいるのだから
それに応じて役人の権益も縮小しましょうよという
まともな話が通じてほしいものだ
太宰治が描いたような没落貴族の風景のようで
慎ましく暮らしましょうと賢いお母様が説得しているのに
放蕩息子はいつまでも
昔のままでいたいと駄々をこねているようだ
国家というものは母親のようで
いつでも国民を守り保護し助けるもののようで
「国に何とかして欲しい」といつもテレビインタビューに人々は答えている
(むしろそのような答えを放送できるように編集している)
「国が何とかしてくれる」という幻想を振りまいたのは
もちろん役人と政治家とマスコミなのだろうが
国民はそのほうが都合がいいのでいつまでもその幻想に乗っている
騙されたふりを続けて
早く取り分をもらって
そのあとで正気に返りたいということだろう
取り分をもらっていないのに正気に返ったら損をするというのは分からないでもない
国民の声を聞く、国民の意思を尊重するというのだが
現実の国民はマスコミによる操作の対象でしかない
マスコミが支持率を調査するたびに
マスコミが誘導したい方向に数字が成長する
そのような現実の国民とは別に
理想的国民というものがあって
情報をよく理解し、隠蔽された情報もよく推測し、
合理的で長期的な計画のもとに判断を下し
政治家、官僚、マスコミをむしろ監視するのであるが
政治家が言う国民の意思に従うという場合の国民はこの理想国民のほうで
現実国民ではないのだろう
現実国民は増税など嫌に決まっている
地震と津波のあとの瓦礫の引き受けは拒否するに決まっているし
米軍基地は自分たちのところ以外のどこかに行けばいいと思っている
だいたいは迷惑料としての補助金で決着がついてきたのだろうけれども
今回は原発の事故があって、補助金を上回る被害を現実に出してしまったので
住民としては瓦礫も基地も、何と言われても、嫌だろう
年金が独自予算で厚労省が天下り
財務省はもっと確実に天下り
いらない仕事をして税金を使う
たとえばNHKなんかでも、国民から徴収したお金で
韓国のドラマをバンバン買い付け、ついでに韓国で遊びまわり、
頼んでもいないのに大リーグ情報を毎日流し
また一方で文化財取材など大好きで世界遺産シリーズなどに熱心
さらには動物の生態などに途方もなく執念を見せて
日曜日の7時半からの枠で長期間独自取材の成果を発表し続けている
世界で初めて撮影されたとかの説明が多い
国民はそんなことを望んでいるのだろうか
なんかの動物が子育てをどうするとかの映像を撮影するためにどれだけの
人件費がかかっているのだろう
国民一人当たりにすれば1円程度かもしれないが
たぶんBBCの放送をネットで見ても不都合はないと思う
このあたりを考えても
国民の声を全然聞いていないじゃないか
と不信感を募らせるのである
NHKの受信料に関しては
不透明な使い方をしているから
それが透明化され正常化されるまで支払わないとする人たちがいたと思うが
すこしは正常化されたのだろうか
このあたりを見ても、父親原理のない社会なのだと思う
けじめもなく
母性原理で動いて「国が何とかしてくれる」とつい口に出している社会
躁病傾向の有利さ
核家族制に移行し
さらには
匿名性社会に移行すると
躁病の傾向は多分有利な性質となるのだろう
その場合、社会の要求水準が躁病側に傾いて
うつ病側があぶり出される形で不利な性質として
治療の対象となるのだろう
躁病側が標準になれば
うつ病は増加するのが道理ではある
NHK特集で地震と津波
NHK特集で地震と津波
長周期振動で高層ビルが危険
地盤の問題、人口造成した部分では揺れが長期化し複雑化するらしい。
この二つで東京湾岸の高層ビルが特に危ないという
物件は値下がりするのだろう
さらに現代都市での津波は
大量の漂流物を運んでくる
南海トラフでの大地震と津波は最も短い間隔で300年
宝永の大地震から現在まで300年だという
太平洋地域は全部危険で
大阪も地震から2時間で津波に襲われ
地下鉄などの施設が被害を受けるという
京都なんかいいんでしようかねとの意見もあるが
とにかく芝浦とか港南とかはあまりにも危険らしい
埋立地だし運河が走っているし
液状化と大洪水は決定的らしい
港南から高輪台と白銀台に至る地域を比較するとかなりの傾斜になっている
たとえば上野から本郷台にかけての地域も
不忍池から東大病院まで一段登り、そこからさらにまた赤門のあたりまで坂道になる
横浜は駅のすぐ近くから急激に坂になっている
坂があるあたりが昔の海岸線だという
鎌倉は基本は津波に飲まれるだろうが鎌倉山という選択もある
こうしてみると下町と山の手の差はかなりあるらしいと思う
渋谷は谷で青山は山という具合だ
島津山とか池田山など山のあたりか
それとももっと大幅に内陸に入るか
いずれにしても東京はだめらしいと
あきらめて京都くらいにするか
などと考えさせられた
耐震偽装問題があったのはいつ頃だったか