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代わり映えのしない生活

こういう代わり映えのしない生活を続けていると
さて今夜の分の薬を飲んだのか
今夜の分の食事を食べたのか
分からなくなる

流し台にある食器は今日のものか昨日のものか分からないし
薬の抜け殻もあるがいつのものだか分からない

こうして認知症が始まる 



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心理学の実際の形 広告

心理学の実際の形は広告である

役にも起たない心理学はたくさんあるが
直接応用されているのが
広告とかマーケティングである

いつも新しい用語を使って
あたらしい概念でプレゼンをして
いつもはずしている
たまに偶然で当たる

この領域でのみ
心理学の実際の有効性の判定がなされている

コンサルさんも心理学は大いに応用して
用語も取り入れているが
商品も売れないし
自分自身のマーケッティングにも成功していない
貧乏な証券マンとか
病気がちな医者とか
傾いた家に住んでいる大工
のようなものだろう

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アンナ・フロイト・センター

http://www.annafreud.org/

子供と若者のメンタルヘルス
これって、本質的に大事 
一生抱えることがあるから



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天動説で商売をする

難しい話をしてもどうせわからない人たちには
簡単に話をしておこう
その場合には
天動説でいいじゃないか
というのを聞くと
いかにも
そういう考えなのだなあと
恐れ入る

安い壺をお祓いをして20万円にすれば
買う人もいる
そういう世の中なんだからいいじゃないかという

そうすることでしか自分が
儲けられないのだからそれでいいじゃないかと居直る

そういうものかも知れない
もちろん、他人様のやることになにも口出しをするものではない

それぞれ自由である

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対人関係論と天動説

多くの対人関係論は
脳という実体を考えた場合に
便宜的な概念でしかないことは明らかである

正確にモノを考える時には
地動説のほうが正しいのであって
対人関係論で考えるよりは
実体としての脳を考えて、それが情報処理をどのようにしているかというのが
話の本筋になる

そこのところを何とか考えようというのが、
心の内部に対人関係をすっぽり取り込んで
内的対象関係として
考えていこうというものだろうと思う

そうすれば実体としては脳しかないのに
あたかも対人関係というものが実体として存在するかのような
話は回避できる

わたしは脳を実体として考え
感覚神経と運動神経を通じて外部と情報をやりとりしているという
地動説でいいと思う

ーーー



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同僚やコメディカルとも節度ある関係を保てる健全さ

 1) 心身ともに健康で、休まず病院に来る「無事是名馬」
 2) 同僚やコメディカルとも節度ある関係を保てる健全さ
 3) 四の五の言わず、まずは患者を診るフットワーク
 4) ドンピシャでなくとも、的外れな見立てをしないセンス
 5) 患者や家族に変に期待を持たせず、絶望もさせない中庸さ
 6) 日本中どこでも実践可能な治療で結果を出せる普遍性
 7) どんな症例でも取りあえず60点以上の成果を出す懐の広さ

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今日、外からの風がこんなにも気持ちよくて

今日、外からの風がこんなにも気持ちよくて
なにかおいしいものでも食べたいような
秋の一日である
三連休の中日だけれどクリニックは関係なしで診療
明日も新橋で診療
10月からは祝日も診療

 



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形容もしにくいような無限に青い青空

爽やかな青空で
人間の社会はこんなにも難しいのに
なんだか
すっきりしております

光速を超える粒子が発見されたという知らせ
一方では測定誤差の範囲内ではないかとの意見

まあ、どちらでもいいような気もするし
興味深い話のような気もする

光速を超える粒子の研究などいいなあ
してみたい

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うつ病から躁うつ病へ

振り返ればうつ病急拡大の時代であった
うつ病なんてそんなにいる筈ないのにね

うつ病の一つの典型というか究極の姿は
精神病院の片隅に住んでいる人

そのような人と10年も主治医として付き合う
そうすることで感得されるものがある

それがうつ病だと思っていたら
最近はそうではなくてDSMに当てはめて
うつ病と診断していいのだそうだ
簡単でいいやと思っていると
あっという間にうつ病が増えた
DSMは研究用の診断ガイドなのだけれども
それを使って薬剤の開発がされているので
どんな薬かはDSMで提示されたイメージが基準になる
すると医療現場で使う診断もDSMが簡単で便利ということになる
薬の開発と認可との関係でどうしてもそうならざるをえないというところだろう

最近読んでいる心理療法の教科書には診断についてなんかほとんど何も書かれていない
不思議なことだ
DSMに対抗してPsychodynamic Diagnostic Manual (PDM)があるということは書かれていた

もちろんそもそもは、こんな薬ができました、
収益と宣伝費のバランスを考慮して
最適点を探り出し、あとは資本投下

アメリカでやったことを日本でもフランスでも繰り返し
テンプレートを時間差で繰り出す

いろいろ考えて次は躁うつ病と決まったようで
同じように事態は展開している

するとAkiskalさんとかGhaemiさんとかdominantな人たちが
論を展開してすっかりその雰囲気になってしまう

何やってんだかなあ



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オキシトシン

温かな愛の感情はオキシトシンだろうと言われていて
セロトニンでもノルアドレナリンでもドパミンでもグルタミン酸でもないと言われている
複合してはいるのだろうけれども
性的衝動とも次元が違う

赤ん坊の足をなでたり
赤ん坊にキスされてなんだか嬉しかったり
そんな気持ち



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兆候認知型

中井久夫先生のお話の中に
統合失調症のタイプの人の特徴として兆候認知型の特性があげられるのではないか
という話題がある

極めて勝手に敷衍すると
探偵などはそんな感じだろう
少ない手がかりから
結論を出そうとする

点が3つくらいあれば犯人はキティだと言うことさえある

たいていは最悪の事態を想定する

一方でその対極にいる人は
何事があってもそもそも予想もしない、想像しない、心配しない

現在の流行で言えばスキーマが違う

最近の話で言えば放射線問題
自分の体験から確実に言えることは極めて少ない中で
つまりempiricalな態度を取ることが困難な中で
各自の内的スキーマを
のびのびと発揮させていたように思う

現代社会ではおおむね、
多すぎる情報のどれを捨てるか、どれを残すかの方が問題なので
兆候型認知を発揮する場面は少ないのかもしれない

そのことと統合失調症の症状の内容が変化していることと
関係があるように思う

 



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男性のアイデンティティにおいては「個人内領域」,女性においては「対人関係領域」が重要である

男性のアイデンティティにおいては「個人内領域」,女性においては「対人関係領域」が重要である
というような昔のはなし
アイデンティティという言葉で説明すること自体が少なくなった
こういうことばを振り返ってみると
虚しい感じはする 
あの頃はこの言葉で何でも説明できるような気もした



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Contemplative  Integrative  Multicultural

Contemplative.zip
Integrative.zip
Multicultural.zip

このあたりは馴染みがないのだけれど
一応ついでなので勉強してみる

瞑想的精神療法としていろいろ上げられているが
トランスパーソナルやケン・ウィルバーが紹介されている

ほぼどの文化でも共通して存在するものなので
なにか重要な要素があるはず

特に、病気の次元からアプローチするのと


ーーー
Inregrative については、どの局面ではどの療法という具合に
一次元高い立場での統合になる

私の考えている統合は少し違っていて、各種療法家が施設に勤務していて
その人たちの中で、必要なタイミングで必要な治療を提供するというタイプのもの

この方式だと治療者の交代が起こる
それはよくない面もあるが
治療者が絶対者になる危険を回避できるだろう

オープンにすることにより実りもあるはずである

ーーー







 



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リムジンバスとモノレール

台風の日の交通

リムジンバスで羽田まで行って
モノレールに乗って帰ったという人がいる

家がどこにあるのかよく分からないが
リムジンバスとモノレールは動いていたそうだ
しかも飛行機は飛ぶわけがないから
空いていたという

そのような発想があるのかと思った

ーーー
リムジンバスの運転手は路線バスの運転手より少し給料がいいらしい



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A just war is better than an unjust peace. 《不正の平和より正しい戦争の方がまし》

 A just war is better than an unjust peace. 《不正の平和より正しい戦争の方がまし》

簡単に結論が出ない問題

多分問題の立て方に問題がある


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バーナード・ショーの皮肉

Do unto others as you would have others do unto you.[Bible:Matthew7-12]「自分のして欲しいように人にもせよ」(マタイ伝)

 Do not do unto others as you would that they should do unto you. Their tastes may not be the same. [George Bernard Shaw]《自分のして欲しいように人にしてはいけない、人の好みは同じでないから》(バーナード・ショー)



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葛藤モデル チェス盤のたとえ マインドフルネス

葛藤モデル
(コンフリクト、アンビバレントに関係する)
無意識を場とする葛藤もあれば
意識を場とする葛藤もある

無意識の葛藤は心的エネルギーを消費し、時に形をかえて症状うとして現れる
うつ病や身体表現性障害に至る

そんな葛藤なんてどこにもないじゃないかとの論もある
評価者が数人して共通する認定に至るわけでもないだろう
共通する認定に至るのは共通する教育を受けているに過ぎない場合が多い

とはいうものの
やはり葛藤モデルは説得力がある

それは、無意識の世界は知りようもないけれども、
意識の世界では葛藤はしばしば我々を悩ませているからだ

ーーー
そのように葛藤に翻弄される身ではあるけれども
葛藤は葛藤だとやや自分から離れて見つめることもできる

後輩の先生によれば
視点としての自己 という

チェス盤のたとえも彼は教えてくれた

チェス盤では黒と白が戦っている
しかしチェス盤そのものは戦いがどうなっても揺るがないで存在して戦いを見つめている

将棋でも囲碁でもいいのだけれど
かれはチェスが好きらしい

たしかに戦いが進行すれば疲れるし大変なのだけれど
しかしチェス盤も将棋盤も囲碁盤も
なんら変わるところなく存在している
安定したものである

ーーー
さてそのようなことを教えてもらって
改めて思うのだが
将棋の駒は多分、我々の欲動だろう
食べたいとか、偉くなりたいとか、楽をしたいとか、人によく思われたいとか、
自己実現したいとか、マズローの言ういろいろな欲動
それがある局面ではぶつかり合い、一方を諦めて、一方を実現する、
そんな様子をながめている自分がいるというのだけれど

葛藤している自分と眺めている自分とはどういう関係になるのだろう

欲動そのものが自分でないことは分かる
それは部分だ

欲動はしばしば思い通りにはならない
その場合の「思う」のはどの部分なのだろう

こころと自分が一致しないのだとフロイトは発見したのだけれど
ではどういう関係にあるのだろう

将棋の駒と将棋盤を離れて
脳そのもので考えるといいと思うのだが
脳には進化的に古い回路がまずあってそれは大変安定している
そしてその回路を組み合わせて命令のセットを発信する部分があって
それが進化的に新しい部分である
それが何段階あるのかよく分からない
単純な人は
二段階くらいでおしまいかもしれない
すると
いま手にしている2万円で何をするかというような
葛藤になる

もう少し複雑な人は
時間の要素が入る
今我慢して2万円を保存しておけば
将来もっと楽しいことが出来るのではないかと考えられる

新しい回路ほど壊れやすいので
例えばアルコールを飲むとその新しくて高級な回路が停止して
古くて原始的な回路が働くようになる
退行と表現してもいい

脳回路で考えると、
いま自分は、いくつかの原始的な回路の葛藤状態にあり苦しんでいる
その苦しみを感じて、また観察しているのは、上位の脳回路である
原始的な脳回路が一時的に跳ね回ったとしても
上位の高級回路は影響されないでいよう
というように安定化させることができる

それがマインドフルネスということだろう

ーーー
そのばあい、私とは何を指していて、心とは何を指しているのだろう
言葉の問題というのは定義と習慣の問題であって
詮索してもたいして実りのない場合も多いわけだが

こころとからだを含めた全体を自分と呼ぶのだろうか
私と自分は同じなのだろうか

pcがネットで繋がっているから圧倒的に便利であるように
私も他者と繋がっているから私なのだろう
そのような広がりも考えられる

そのあたりのことをHolismとか場の理論とかと名づけて
なにか議論するようになると
分かりにくくなる

 



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あなたから心のこもったお手紙をいただき

あなたから心のこもったお手紙をいただき
人生も悪くない、長く生きしていればいいこともあるものだと
しみじみ思いに浸っております

大変なこともあったけれど
これで大半が報われたのではないかと
思ったりも致します

思えば、私が親しい気持ちで相談したいと思う人は皆もう
天国にいます

この世界はもうすでに半分抜け殻のようなもので
良いものの大半が失われた世界
つまらないものが残った世界
そのように感じられていたことも半ば事実です

あなたからの、この身に余るような
うれしいお言葉をいただいて
こんな年寄りだというのに
まるで夜空の星さえ見違えるほどなのです

流行歌さえいきいきと聞こえます
娘のような耳が私にもまだあった

このようなこともあるものかと
不思議な思いでおります

もう急ぐことも何もないのです
愛が満ちてくるこの感覚は
赤ん坊を愛おしいと思う感覚に似ています

孫を胸に抱くことがあれば
またそのように思うのかもしれません

いまはただあなたのお言葉に満たされて
幸せをかみしめております



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NICE clinical guideline The treatment and management of depression in adults

NHSのNICE ガイドラインのうつの部分はこれ
http://www.nice.org.uk/nicemedia/live/12329/45888/45888.pdf

NICEの全体はこちら http://www.nice.org.uk/

これでいいのかもしれない

各種depressionはこちら
http://www.nice.org.uk/Search.do?keywords=depression&newSearch=true&searchType=Guidance



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人生って正味そんなもの

睡眠と食事を整えて規則正しい生活を送り
できれば目標と達成感のある人生を送る
という全く我ながら小学生の指導みたいな感じなので
恥ずかしいようなものだけれど
とりあえずそのレベルで良い感じはする
人生って正味そんなものとも思う

ただ、喧嘩しないで、仲良くやって欲しい
喧嘩してうれしい人はひとりもいないんだから


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IPT

IPT.zip

本文の中にウガンダでの応用の話がでている
文化も違い生活風習も違う人々にうまく合うようにどのように工夫するか
Local context と表現されているが
まさにそのような工夫が必要である

微細に見れば日本に生きていて苦しんでいる人も
かなりいろいろなLocal contxt を生きているように思う
その人達に適合させて微調整していくことが有効だと思う

An abbreviated form of IPT called interpersonal counseling (IPC) has also been developed and tested (Weissman & Klerman,1986).

 A new adaptation,IPT-EST (evaluation, support, and triage), developed by Weissman and Verdeli, provides a three-session intervention based on the first phase of the standard IPT (diagnosis,identification of the interpersonal problem area, and management of depression). IPT-EST is designed to be followed by an assessment of the need for ongoing treatment. IPT-EST is currently being refined and tested.

その他に周辺のものとしては
イギリスのNHSに適合する形に整えて
PIT Psychodynamic Interpersonal Therapy とかいろいろなバリエーションがある

Dynamic Interpersonal Therapy (DIT)なんていうのもある
http://www.d-i-t.org/#

 a simple short term (16 sessions)

easy to acquire, semi-structured

と説明されている
高級車に乗らなくても、スーパーに買い物にいくだけなら、燃費の良い車で、小さくて車庫入れしやすのいのが
いいじゃないですか、という気持ちだろうと思う

Differences between DIT & IPT なんていう記事もある

Dynamic Interpersonal Therapy (DIT) and Interpersonal Psychotherapy (IPT) have several common features but they are NOT the same therapy and the approaches draw on specific and distinct competencies.

DIT is a brief (16 session) psychodynamic psychotherapy developed for the treatment of mood disorders. It is being rolled out within IAPT services as the brief psychodynamic model for the treatment of depression specifically. IAPT follows NICE guidelines, although DIT itself isn't in the NICE guidelines. DIT is currently undergoing evaluation and its inclusion in the NICE guidelines will be conditional on the outcome of this evaluation. The DIT training is only open to therapists who have completed a psychodynamic psychotherapy or counselling training before undertaking DIT training. The British Psychoanalytic Council is accrediting the course.

IPT is an acute and a maintenance therapy, delivered over as few as eight sessions in IPT-brief and up to three years in IPT- maintenance. It has psychodynamic origins but takes an explicitly biopsychosocial approach to the treatment of depression, and it is NOT a psychodynamic therapy. It is evidence based and is recommended as a first line intervention in the NICE guidance. It will be offered within IAPT for the treatment of depression.

このIPTについての説明もどうかと思うが
NICEはこんな感じのもの http://www.nice.org.uk/

そのなかでうつはこんな感じ
CG90 Depression in adults: NICE guidance 
CBTとマインドフルネスの比重が高い

ーーー
IPT is also different from simple interpersonal skills training. と本文で書いてあるが、
interpersonal skills trainingと思う人も多いということだろう。

 

 



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米公立図書館がAmazon.comのKindleに蔵書を貸し出すサービスを開始

米公立図書館がAmazon.comのKindleに蔵書を貸し出すサービスを開始

米Amazon.comは現地時間2011年9月21日、同社の電子書籍リーダー端末やアプリケーションのユーザーが、米国図書館の書籍貸し出しサービスを利用可能になったと発表した。全米1万1000以上の公立図書館の蔵書、数百万冊が対象になるとしている。

 利用者は最寄りの図書館のWebサイトにアクセスし、事前に取得した図書館カードを使って手続きを行う。好みの本を選んだら「Send to Kindle」ボタンを押すとAmazon.comのサイトにリダイレクトされる。Amazon.comのアカウントでログインした後は通常の書籍購入と同様にコンテンツの転送先を選ぶ。転送先は電子書籍リーダー端末「Kindle」のほか、iPhoneやiPad、Android、BlackBerry、Windows Phone用のKindleアプリーション、またはWebアプリケーション「Kindle Cloud Reader」など任意のものを選択できる。書籍コンテンツは無線LAN(Wi-Fi)やUSBケーブル経由で転送される(関連記事:Amazon.com、電子書籍リーダーのWebアプリ版「Kindle Cloud Reader」を公開)。

 なお図書館カードは事前に最寄りの図書館で発行してもらう必要がある。また貸出期間は図書館によって異なる。期限の3日前と期限日が過ぎた時点で通知の電子メールがAmazon.comから送られてくる。

 借りた書籍コンテンツには、ハイライトや注釈を書き込むことができ、しおり機能も利用できる。これらの情報はAmazon.comのサーバーに保存され、データ同期機能「Whispersync」を使って、次回同じ書籍を借りたり、Amazonから購入したりした際に、記入した内容が表示される。このほかFacebookやTwitterへの投稿機能、ハイライトや注釈の共有機能も用意している。

ーーー
そうなったらどうなるのかな
でもそうなるだろうな
と問題になっていた話
いよいよ実現

期限をつけることで著作権に対応ということなのだろうか


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ニュートリノの速度は光の速度より速い、相対性理論と矛盾

【9月23日 AFP】素粒子ニュートリノが質量を持つことの最終確認を目指す国際共同実験OPERA(オペラ)の研究グループは22日、ニュートリノの速度が光速より速いことを実験で見出したと発表した。確認されれば、アインシュタイン(Albert Einstein)の相対性理論に重大な欠陥があることになる。

 実験では、スイスの欧州合同原子核研究機構(European Centre for Nuclear Research、CERN)から730キロ先にあるイタリアのグランサッソ国立研究所(Gran Sasso Laboratory)へ、数十億のニュートリノ粒子を発射。光の到達時間は2.3ミリ秒だったが、ニュートリノの到達はそれよりも60ナノ秒ほど早かった(誤差は10ナノ秒以下)。ニュートリノの速度は毎秒30万6キロで、光速より毎秒6キロ速いことになる。

 OPERAのスポークスマンを務める物理学者のアントニオ・エレディタート(Antonio Ereditato)氏は、「ニュートリノの速さを知るための実験だったが、このような結果が得られるとは」と、本人も驚きを隠せない様子。発表に至るまでには、約6か月をかけて再検証や再テストなどを行ったという。

 研究者らはなお今回の結果には慎重で、世界中の物理学者らに精査してもらおうと、同日ウェブサイト上に全データを公開することにした。結果が確認されれば、物理学における理解が根本から覆されることになるという。

■物体を貫通するのに加速?

 ニュートリノは、太陽などの恒星が核融合を起こす時の副産物だ。電気的に中性な粒子で、極めて小さく、質量を持つことが発見されたのはごく最近のこと。大量に存在しているが検出は難しいことから「幽霊素粒子」とも呼ばれる。

 ただし、アインシュタインの特殊相対性理論に沿えば、物質は真空では光より速く移動することができない。

 ニュートリノは地球の地殻を含めて物体を貫通して移動しているが、「移動速度が(貫通により)遅くなることはあっても光速以上に加速することはあり得ない」と、データの再検証に参加したフランスの物理学者、ピエール・ビネトリュイ(Pierre Binetruy)氏は、疑問点を指摘した。

 2007年に米フェルミ国立加速器研究所(Fermilab)で同様の実験に参加した英オックスフォード大(Oxford University)のアルフォンス・ウィーバー(Alfons Weber)教授(素粒子物理学)は、光速より速いニュートリノが現行の理論と相容れないことを認めた上で、測定誤差の可能性を指摘し、同様の実験を行って結果を検証する必要性を説いた。

 フェルミで行われた実験では、やはりニュートリノの速度が光速をやや上回っていたが、結果は測定誤差の範囲内だったという。

■4次元とは別の次元?

 理論物理学者は、ニュートリノの予想外の速さを説明するための新たな理論を構築する必要に迫られるだろう。

 先のビネトリュイ氏は、ニュートリノが4次元(空間の3次元+時間)とは別の次元への近道を見つけたのかもしれないと話した。「あるいは、光速は最速とわれわれが思い込んでいただけなのかもしれない」



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Behavior Therapy

7Behavior.zip

これは実に壮観
科学的に物を見て測定して考えるという態度からすれば
これが本道であることはやはり理解できる
国道1号線である

実にぎっしりと成果が詰まっていて
多分これからもこの道が脳科学とか学習理論と結びついて発展するのだろう
そのはずである

ACTについてもこの項で軽く説明されていて
私には依然としてよく分からないながらも
大切なことを言っているようだ

途中でページがだぶったり曲がったりしているが
それくらい熱心に気持ちを揺らしながら読んだ(読もうとした)ということで
お付き合いして二度読んでくれるといいと思う

ーーー
CATなどの話にもなり
測定可能で客観的に記述可能で同意可能なものを取り出して
科学しようというのが一応行動科学とか認知科学とかで

一方、精神分析は、いろいろな測定不可能な仮説を含むのだけれども
個人的には、初期の理論は大変科学的で生物学的でまた発生生物学的で
初期のフロイトは科学の人であったと思うけれども
だからこそ偉大な説得力を発揮したのだが
やはり科学的ではあったが科学ではなかった
将来科学になるかもしれないものであって
科学になるときは脳科学とか認知行動科学になるはずである
(瀬川先生とかは、結局脳回路が分からないと分かったことにならないでしょうと言っていたのを思い出す)

現在も精神分析の考えを
科学の言葉で語り直す試みが進行中である

Cognitive analytic therapy は実際のところ
簡単に確実に役立つものにしようということで
cognitiveという客観科学と
analyticという科学以前の仮説の塊を
素朴に結合してしまっている
そんなのありですか、と
疑問も生じる
両者は原理が違うのである

しかし
たとえば円周率を論じていくらも厳密なことを言えるのだろうが
とりあえず中学生くらいなら3.14を使っておけば
あとは掛け算で面積とか出せるわけで
それでいいじゃないかという話だ

新理論なんかではなくて
いまはかなり高度なことも分かっているのだけれども
とりあえず中学生程度でも理解できて実際の役に立つものがあれば
学びやすいし世の中のためになるでしょう
大学なんか行かなくても役に立てばいいじゃないか
という感じのもの
 
こんなことを言うと
精神分析の人からは何も分かっていないと言われるし
認知の人からはやはり何も認知していないと言われるし
何も言わないのが一番賢いのだけれども
分かっていないながらも
尊敬はしていて憧れてさえいるのだと
言っておきたい



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Gestalt Therapy

Gestalt Therapy.zip

ここまで来ると院内の勉強会でも担当する人がいない
humanistic approach とみんなが言うのだけれど
どうしてみんなが同じ事を繰り返して言うのかといえば
そうでない人がいるからだ

humanisticでないのは誰なのかといえば
人によって違いがあって
自分たち以外のすべてという人もいるし
首からストップウォッチを下げた人たちという人もいる


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Family Therapy

Family Therapy.zip

こういうのがいいのかなと思う今日この頃である
難しくてよく分からないが


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自分を隠す

治療者が来談者にどう映っているのかを
治療者は把握することができないだろう

そこまでの達人ならば
おそらく心理療法家などしていないのではないか
何をするものかは見当がつかないが

分かっていない者だけが
私には分かると言うことができる

昔の精神分析で
治療者個人を可能な限り隠すことはやはり大きな理由があった

その他の方法も
ありそうだとは思うが
結局難しそうだと思う

それが分かるのは治療者でもなく来談者でもないのだろう

分かるという単純なことばに
多重の意味が含まれているので
結局難しい

何が分かればいいのか
分かっているというならば話がおかしい

分かるための手続きを詳細に明らかにしたとして
それではたして分かるものだろうか

関与しながらの観察とはいうものの
原理的に難しいのではないか

無反省な全能感が存在するだけの場合もある

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