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保育士に手厚くしなさいと行政で指導してくれるなら、 SEさんにも、手厚くしなさいと行政で指導してほしい

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若者の低賃金が問題で
だから消費も伸びない、
少子高齢化も進行する、
だから、
幼稚園や保育園で働く保育士さんの給料を2%上げるとかの話が出ている

『安倍晋三首相は四月末、保育士について「新たに2%の処遇改善を行う」と人事院勧告分を含めて 
約一万円引き上げる方針を表明した。介護士に関しても同程度の賃上げを行う考えを明らかにした。 』

というのである。

額面で15から20万円の月給を少し上げるという話なのだが、
ほんとうに「人を喰った話」だと思う。

一方で、自民党国会議員三原じゅん子氏は
木曜の19時小田急の満員電車に乗って、

7時にこの満員電車って、、、
皆さん働きすぎ!!

とツイッターしたそうだ。

乗りたくて乗っている人はいないよ!
でも、そうしないと生活できないんだよ!
と大反撃を受けている。

保育士さんも問題であるが、数から言って、影響が大きいのはSEだと思う
典型的な長時間低賃金職場
いつも納期に追われ、プロジェクトは結成されては解散し、
人間関係もできにくいし、経済的基盤も築きにくい。
クライアントは、コンピュータのことを知っているのか知らないのか、
徹底的に無理、無理解なことを言う。
技術はどんどん陳腐化し
35歳で管理職になっていないと、新人がどんどん参入して、
居場所がなくなってゆく
古い言語で書かれた古いソフトの管理だけ

SEさんがギリギリのところで踏ん張って、納期に間に合わせているから、
休み明けの月曜日に、会社が動いている。キャッシュカードも、スイカも、クレジットカードも、
なんとか動いている。銀行の記帳システム、為替の計算システム、スマホ、ゲーム、衛星中継、
自動車のGPSにカーナビ、その他色々、
昔はなくても暮らせたのに、今ではないと暮らせない

名も無きSEさんの涙の結晶なのである。歌「地上の星」的な努力をしているのだが、
家も持てない、結婚もできない、出世もない。
使い捨てに近い待遇で、現実に気づいた頃には、退職になっている。

19時に満員電車で帰宅するなんて、
SEにとっては完全に無理。

そこのところに、会社の社長さんや会長さんの給料を少しだけ回してもらって、
だってゴーンさんの年収は、日産から10億円、ルノーその他から10億円、
ソニーの社外取締役とかやってますからね、
いくらなんでもそんなにいらないでしょう、
20億円はもらいすぎだから、19億円は社員に配りましょうということになれば、
社員連結ベースで15万人というので、割り算すればいい。
その他の取締役も少しずつ出してくれれば、ひとり3万円くらいはアップできそうだ。
んー、足りないかな。

いっそのこと、インドに行ってSEやればどうかな。仕事同じだし。

いずれにしても、保育士に手厚くしなさいと行政で指導してくれるなら、
SEさんにも、手厚くしなさいと行政で指導してほしい
(これって社会主義そのものですね、すでにこれはアメリカの社会者着者・サンダースさんの世界が実現しているわけですよね、すごいことだ。そして、それが見事に失敗していることを、サンダースさんはどう考えるのかな。私ならもっとうまくやると言えるのだろうか?どんなふうにうまくやれるのかな?)

クレジット会社とか派遣会社とか、儲け続けているのは、制度がおかしいからです。
でも、その制度を日々作り、日々修正しているのが、SEさんなんです。
おかしいな。自分を苦しめる仕組みを実現するために働いているのか。
「地上の星」なんかを歌っているうちは、目が覚めないだろう。

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