米国の軍事支出は年間5000~6000億ドルに達する。1ドル=100円換算で50~60兆円の規模ということになる。 このうち、武器弾薬等の兵器支出だけで20~23兆円を占める。 日本の巨大な原子力ムラの経済規模が年間約2兆円であるから、米国軍事産業のとてつもない巨大さがよく分かる。 死の産業と言ってよい米国軍事産業は、世界最大の規模を有する超巨大産業なのである。 この超巨大産業を維持するために必要不可欠な存在が「戦争」である。 「戦争」が発生する最大の理由がここにある。 20兆円を超える超巨大
米国の軍事支出は年間5000~6000億ドルに達する。1ドル=100円換算で50~60兆円の規模ということになる。
このうち、武器弾薬等の兵器支出だけで20~23兆円を占める。
日本の巨大な原子力ムラの経済規模が年間約2兆円であるから、米国軍事産業のとてつもない巨大さがよく分かる。
死の産業と言ってよい米国軍事産業は、世界最大の規模を有する超巨大産業なのである。
この超巨大産業を維持するために必要不可欠な存在が「戦争」である。
「戦争」が発生する最大の理由がここにある。
20兆円を超える超巨大産業を維持させるには、ある程度の大規模戦争が常に必要不可欠なのだ。
これが戦争の本質である。
戦争は必然で生じるものでない。人為によって生じるものなのだ。
そして、戦争で犠牲になるのは、末端の兵士と戦場の市民である。
戦争を創作する者は、常に安全な場所に身を置く。
戦争は軍産複合体の利益のためだけに創作されている。
当初は仕事で福島入りした作者が、次第に「記者の仕事に全く意味を見出せなく」なっていたという。理由のひとつが「週刊誌」のスタンスだった。 「私のいる編集部の編集方針は『原発事故による人体への影響は大したことがない』というものだった」 その理由は「東京の放射線量が事故前より数倍になっていても、原水爆実験を行っていた1960年代の空間線量に比べたら低い数値だし、内部被ばくも時間が経てば放射性物質のほとんどが対外に排出される」という理屈からだ。しかし作者は疑問だった。 「そう記事に書いている編集部員の妻
当初は仕事で福島入りした作者が、次第に「記者の仕事に全く意味を見出せなく」なっていたという。理由のひとつが「週刊誌」のスタンスだった。
「私のいる編集部の編集方針は『原発事故による人体への影響は大したことがない』というものだった」
その理由は「東京の放射線量が事故前より数倍になっていても、原水爆実験を行っていた1960年代の空間線量に比べたら低い数値だし、内部被ばくも時間が経てば放射性物質のほとんどが対外に排出される」という理屈からだ。しかし作者は疑問だった。
「そう記事に書いている編集部員の妻子の多くが、関西に避難していることを私は知っていた」からだ。
しかも「震災後3ヶ月が過ぎようとする頃には、記事の作り手は原発事故や震災という『ネタ』に飽きていた。被災地に関する記事が激減した」。
多くのメディアが莫大な広告料をもらい原発推進の片棒を担いでいる。
「原発は安全」判決書いた最高裁判事が東芝に天下り 司法にも広がる原発マネー汚染という記事もあった。
“「好きだからできるようになるのではない。 出来るようになったから好きになるのだ。」 数学の本にそう書かれると、 「好きか嫌いかは、解けるようになってから言えよバーカ」 という意味に取れなくもないです。 ぼくは、この言葉はすごい重要だと思っています。 人は、最初、何も出来ません。 そして、大人になっても多くの分野で無知です。 何も出来ないと、すべてが嫌いになります。”
“「好きだからできるようになるのではない。
出来るようになったから好きになるのだ。」
数学の本にそう書かれると、
「好きか嫌いかは、解けるようになってから言えよバーカ」
という意味に取れなくもないです。
ぼくは、この言葉はすごい重要だと思っています。
人は、最初、何も出来ません。
そして、大人になっても多くの分野で無知です。
何も出来ないと、すべてが嫌いになります。”
“子どもは一日平均300回笑いますが、大人は17回、70歳以上になると2回しか笑わなくなるそうです”
“子どもは一日平均300回笑いますが、大人は17回、70歳以上になると2回しか笑わなくなるそうです”
“ 村上 おたずねしてみたかったのですけれど、夫婦というのは一種の相互治療的な意味はあるのですか。 河合 ものすごくあると思います。だから苦しみも大変深いんじゃないでしょうか。夫婦が相手を理解しようと思ったら、理性だけで話し合うのではなくて、「井戸」を掘らないとだめなのです。 (中略) ぼくもいま、ある原稿で夫婦のことを書いているのですが、愛しあっているふたりが結婚したら幸福になるという、そんなばかな話はない。そんなことを思って結婚するから憂うつになるんですね。なんのために結婚して夫婦になるの
“
村上 おたずねしてみたかったのですけれど、夫婦というのは一種の相互治療的な意味はあるのですか。
河合 ものすごくあると思います。だから苦しみも大変深いんじゃないでしょうか。夫婦が相手を理解しようと思ったら、理性だけで話し合うのではなくて、「井戸」を掘らないとだめなのです。
(中略)
ぼくもいま、ある原稿で夫婦のことを書いているのですが、愛しあっているふたりが結婚したら幸福になるという、そんなばかな話はない。そんなことを思って結婚するから憂うつになるんですね。なんのために結婚して夫婦になるのかといったら、苦しむために、「井戸掘り」をするためなんだ、というのがぼくの結論なのです。井戸掘りは大変なことです。だから、べつにしなくてもいいのじゃないかと思ったりもするんですよ。
村上 それはひとつの知恵ですね。
河合 ええ。自分は不幸だ不幸だと嘆いて、人に迷惑かけるぐらいだったら、離婚するのもひとつの方法ではないかと思います。
村上 何度も結婚する人がいますよね、3回も4回も。
河合 そういうのは大抵、井戸掘りを拒否しているんですね。井戸を掘るのはしんどいから、掘らないであちこち別の人を探しているけれど、結局、同じような人を相手にしていますよ。
”
河合隼雄の語る夫婦というもの - mmpoloの日記
河合隼雄×村上春樹『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(新潮文庫)
“自分にもっとも必要なことに、私たちはしばしば抵抗する。この事実を覚えておこう。” ずっとやりたかったことを、やりなさい。 / ジュリア・キャメロン
“自分にもっとも必要なことに、私たちはしばしば抵抗する。この事実を覚えておこう。”
ずっとやりたかったことを、やりなさい。 / ジュリア・キャメロン
“ 一本のろうそくから何千本ものろうそくに火をつけることができる。 かといって、それで最初のろうそくの寿命が短くなることはない。 幸福は、分かちあうことで決して減らない 仏陀 ”
“
一本のろうそくから何千本ものろうそくに火をつけることができる。
かといって、それで最初のろうそくの寿命が短くなることはない。
幸福は、分かちあうことで決して減らない
仏陀
”
“去年ツイッターで得た、節電的に正しいエアコンの使い方「暑くなりそうな日は、気温の低い朝のうちからつけっぱなし」は本当に効果的。昨夏の電気代すごく安くなったよ。ちなみに間違った使い方は「こまめにオンオフ」。”
“去年ツイッターで得た、節電的に正しいエアコンの使い方「暑くなりそうな日は、気温の低い朝のうちからつけっぱなし」は本当に効果的。昨夏の電気代すごく安くなったよ。ちなみに間違った使い方は「こまめにオンオフ」。”
“ 1. 何事においても他人を責めない 社員がミスをする、宅配業者が時間通りに配達に来ない、あと一歩のところで顧客がYESと言わないなど、一言言いたくなるような問題はいくらでもあります。時には、非難することもあるでしょう。しかし、それはあなたが十分な研修をさせていなかったり、十分な余裕を持っていなかったり、続けざまにたくさんのことを言い過ぎたりしているからかもしれません。何か悪いことが起こったら、誰かを責めるのではなく、その責任は自分にあると考えてみましょう。それから、事態を好転させるには、次に失敗しな
“
1. 何事においても他人を責めない
社員がミスをする、宅配業者が時間通りに配達に来ない、あと一歩のところで顧客がYESと言わないなど、一言言いたくなるような問題はいくらでもあります。時には、非難することもあるでしょう。しかし、それはあなたが十分な研修をさせていなかったり、十分な余裕を持っていなかったり、続けざまにたくさんのことを言い過ぎたりしているからかもしれません。何か悪いことが起こったら、誰かを責めるのではなく、その責任は自分にあると考えてみましょう。それから、事態を好転させるには、次に失敗しないためにはどうすればいいのかだけに意識を注ぎます。うまくできるようになったり、二度と失敗を繰り返さなければ、今よりも幸せになります。
2. 誰かと話している時は携帯をチェックしない
携帯やスマホに目を移し、「このメールに返信するから、ちょっと待って」というようなことを言ったことはあるでしょう。もしくは、詳しい説明すらせずに「待って」としか言っていないかもしれません。話すのをやめ、相手の顔も見ず、そんなことをします。話しているのが大事な相手なら、誰かと話している時はスマホをチェックするのはやめましょう。相手はあなたにもっと好感を持つようになり、そのことであなた自身の気持ちも良くなります。
3. 会議中は他のことをしない
会議室の中でもっとも賢い人になる簡単な方法は、一番真剣に会議に参加する人物になることです。会議中に他のことをするのをやめて、発言者や会議の内容に注目すると、会議の議題と参加者の両方がよく分かるようになって驚くでしょう。隠れた意図が見えてきたり、理解できるようになったり、何を準備すればいいのか見当がつくようになります。また、会社にとって代わりのいない人間になる方法も分かるようになります。
4. 人の話に口を挟まない
人が話しているのに口を挟むのは失礼なだけでなく、「あなたの言いたいことは分かるから、あなたの話は聞きません」と言っているようなものです。そんなことをされるのが好きな人なんているでしょうか? まずは相手の言うことに耳を傾けてください。そして、相手の言っていることを理解できていることを示すために質問をします。そうすると相手は喜び、自分も気分が良くなります。
5. 重要ではない人のために時間を使わない
「TMZ.com」(ゴシップサイト)に登場する有名人たちは、あなた無しでも間違いなくうまくやっていきます。しかし、家族や友人、社員などは、あなた無しでやっていけるでしょうか? 本当に大切な人たちのために時間を使いましょう。それに値する人たちです。
6. たくさんの通知で気を散らさない
メール、SMS、ツイート、いいね、などが付いたところで、それをすぐに知る必要はありません。やらなければならない重要なことがあるならば、邪魔されずにそれをやることが重要です。自分のやっていることに集中しましょう。またスケジュールは受け身にせず、自分で決めます。他人の動向は気になるかもしれませんが、自分のやっていることに集中することはとても大切なことです。
7. 恨みや泣き言を言わない
言霊という言葉があるように、言葉には力があります。何か問題が起こった時に、それに対して泣き言や恨み事を言っていても、気分が悪くなるだけで、決して良くはなりません。問題が起こっても、不満を言うような時間の無駄遣いはやめましょう。少しでも状況が良くなるように力を尽くす方がいいです。どんなに恨みつらみを言ったところで、最終的にはそれをやらなければならないのです。だったら、言うだけ時間の無駄ですよね? 今すぐ取り掛かりましょう。嫌なことについて話すのもやめます。たとえ独り言でも、自分の気分が良くなることを話しましょう。
8. 過去に未来を変えさせない
失敗は、そこから学ぶことができる、価値あるものです。学んだら、後は手放しましょう。言うは易し行うは難しかもしれませんが、意識を変えるだけです。何か失敗した時は、自分が知らなかったこと(特に自分に関すること)を学ぶ機会を得たと思いましょう。他の人が失敗をしたら、慈悲深さ、許すこと、思いやりなどを学ぶ機会だと思いましょう。過去はただの教材です。過去は間違いなく何かを伝えていますが、それが何かを定義するのは、他でもないあなた自身です。
9. 成功できると信じられるまで待たない
何か新しいことをやっている時に、成功できると確信することはありません。しかし、全力を尽くそうと心に決めることはできます。また、失敗してもまた挑戦すればいいと心に誓うこともできます。待つのはやめましょう。得られるはずのものを、思っている以上にたくさん失うことになります。
10. 陰口を叩かない
人の噂話や悪口ばかりのゴシップ人間になりたいなら別ですが、そうでなければ陰口はやめましょう。あの人はこんなことしたんだってと、本人以外との方が多く話している場合は、本人とそれについて話した方が建設的ですよね? 本人には話せないという場合は、おそらくその人について話すべきではないのでしょう。もっと生産的な会話に時間を使ってください。その方がもっと多くのことができ、より尊敬されるようになります。
11. 本当は「ノー」という時に「イエス」と言わない
同僚やお客さん、友だちなどから何かを頼まれた時は、断るのが本当に大変です。しかし、きちんと断らないと、予想以上に酷いことになります。断っても、ほとんどの人は理解してくれると思いますが、もし理解してもらえなかったら、相手のことをそこまで気にかける必要があるでしょうか? 「ノー」と言う時は、少なくともその瞬間は嫌な気分になります。しかし、本当はやりたくないのに「イエス」と言ってしまった時は、もっと長い間、嫌な気分になるはずです。
12. 恐れない
これからどうなるのか分からないこと、自力では変えられないこと、自分にはどうしようもないこと、他の人にどう思われているかなどは、誰でも怖いです。だから、すぐに躊躇してしまいます。しかし、少し時間をかけて考えてみたり、もっと詳しく調べてみたり、他の方法はないか考えてみたりしてみましょう。そうやって、数日、数週間、数ヶ月、数年が経てば、それは夢に向かっているのと同じです。
”
幸せな人はやっていない、今すぐやめた方がいい12のこと
“ロミオとジュリエットみるたびに 「下手に禁止するから余計燃え上がって拗らせて自殺までするんだよ。試しに付き合わせてみりゃ二週間で互いに愛想つきて帰ってくるって 子供がワガママ言い出したら話位は聞かないと余計めんどくさくなる モンタギュー家とキャピレット家は育児下手だなー」 と思う”
“ロミオとジュリエットみるたびに
「下手に禁止するから余計燃え上がって拗らせて自殺までするんだよ。試しに付き合わせてみりゃ二週間で互いに愛想つきて帰ってくるって
子供がワガママ言い出したら話位は聞かないと余計めんどくさくなる
モンタギュー家とキャピレット家は育児下手だなー」
と思う”
“混乱しているのは頭だけ。疲弊しているのは身体だけ。不足しているのは資金だけ。枯渇しているのは才能だけ。大丈夫や。俺は絶対に大丈夫や。” Official MachidaKou Website (10/4) - 町田 康
“混乱しているのは頭だけ。疲弊しているのは身体だけ。不足しているのは資金だけ。枯渇しているのは才能だけ。大丈夫や。俺は絶対に大丈夫や。”
Official MachidaKou Website (10/4) - 町田 康
“動的解析をやっていてもわかるのだが、 完全に整形な建物(モデル)というのは、 地震動にモロに感応してしまって、ブンブン揺れるのだけれど、 多少歪んでいたりすると、挙動が多方向に逃げてしまって、 若干、変形が小さくなる。 (専門的にはもう少しこまかい条件が付きますけど) この「挙動を逃がしてしまう」というのが、 何を隠そう、伝統木構造の真骨頂なのだ。 残念なことに、 ほとんど大工のカンと経験に依存した手法なため、 いくつかは習慣として残っていたりするが、 資料としてはまったく存在しない。 大工が習慣的
“動的解析をやっていてもわかるのだが、
完全に整形な建物(モデル)というのは、
地震動にモロに感応してしまって、ブンブン揺れるのだけれど、
多少歪んでいたりすると、挙動が多方向に逃げてしまって、
若干、変形が小さくなる。
(専門的にはもう少しこまかい条件が付きますけど)
この「挙動を逃がしてしまう」というのが、
何を隠そう、伝統木構造の真骨頂なのだ。
残念なことに、
ほとんど大工のカンと経験に依存した手法なため、
いくつかは習慣として残っていたりするが、
資料としてはまったく存在しない。
大工が習慣的に、
胴差しなどの継ぎ手を左右対称としないことにはじまり、
日光東照宮の、「完全なものには魔物が取り憑く」として、
柱を1本上下逆さまに組んでいたりするのも、
だいぶ遠い話だけど、ルーツは近いと思う。”
ブラウンの電波時計も好きだったし ブラウンの髭剃りも使いやすい しかしブラウンの電気歯ブラシは強烈すぎる 歯も歯茎も根こそぎ傷つけられるような気がする そのくらいしないと汚れは取れないという事実を反映しているのだろう 稀だが虫歯がない人もいるし 高齢になっても自分の歯で食べている人もいる しかし歯ブラシマニアだという事実はない
ブラウンの電波時計も好きだったし
ブラウンの髭剃りも使いやすい
しかしブラウンの電気歯ブラシは強烈すぎる
歯も歯茎も根こそぎ傷つけられるような気がする
そのくらいしないと汚れは取れないという事実を反映しているのだろう
稀だが虫歯がない人もいるし
高齢になっても自分の歯で食べている人もいる
しかし歯ブラシマニアだという事実はない
ブラウンの髭剃りも使いやすい
しかしブラウンの電気歯ブラシは強烈すぎる
歯も歯茎も根こそぎ傷つけられるような気がする
そのくらいしないと汚れは取れないという事実を反映しているのだろう
稀だが虫歯がない人もいるし
高齢になっても自分の歯で食べている人もいる
しかし歯ブラシマニアだという事実はない
“ いわゆる炭鉱のカナリアは、炭鉱においてしばしば発生するメタンや一酸化炭素といった窒息ガスや毒ガス早期発見のための警報として使用された。本種はつねにさえずっているので、異常発生に先駆けまずは鳴き声が止む。つまり危険の察知を目と耳で確認できる所が重宝され、毒ガス検知に用いられた。 具体的には、新しい斜坑の底にまず3羽以上のカナリア(別種の鳥を用いることもあった)の入ったカゴが置かれ、そのうち1羽でも異常な行動が見られたなら、坑夫たちはその斜坑に危険が発生したと察知していた。イギリスの炭鉱ではこうした方法
“
いわゆる炭鉱のカナリアは、炭鉱においてしばしば発生するメタンや一酸化炭素といった窒息ガスや毒ガス早期発見のための警報として使用された。本種はつねにさえずっているので、異常発生に先駆けまずは鳴き声が止む。つまり危険の察知を目と耳で確認できる所が重宝され、毒ガス検知に用いられた。
具体的には、新しい斜坑の底にまず3羽以上のカナリア(別種の鳥を用いることもあった)の入ったカゴが置かれ、そのうち1羽でも異常な行動が見られたなら、坑夫たちはその斜坑に危険が発生したと察知していた。イギリスの炭鉱ではこうした方法による危険察知システムが1987年まで採用されていた。[6]
鉱山以外でも、戦場や犯罪捜査の現場で使われる事がある。日本でも1995年の地下鉄サリン事件を受け、山梨県上九一色村のオウム真理教施設に対する強制捜査の際、捜査員が携行している様子が報じられ、こうした役割が知られるようになった。
”
“ 嫌いな人のことをいくら呪っても、その人は不幸になんてなりません。嫌いな人のことは、遠ざけてなるべく考えないようにするしかないですし、嫌いな人のことを忘れるためには、自分が楽しいことに熱中したり、好きな人と過ごす時間を増やしたり、自分の人生を良くするために時間を使うことが大事だと思います。自分の人生が大事になると、嫌いな人はいつのまにか、高速道路の料金所のようにすごいスピードで視界から消えていきます。どうか一度、その経験を味わってみてください。嫌いな人の存在感を、自分の中で軽くすること。それは相手が不幸
“ 嫌いな人のことをいくら呪っても、その人は不幸になんてなりません。嫌いな人のことは、遠ざけてなるべく考えないようにするしかないですし、嫌いな人のことを忘れるためには、自分が楽しいことに熱中したり、好きな人と過ごす時間を増やしたり、自分の人生を良くするために時間を使うことが大事だと思います。自分の人生が大事になると、嫌いな人はいつのまにか、高速道路の料金所のようにすごいスピードで視界から消えていきます。どうか一度、その経験を味わってみてください。嫌いな人の存在感を、自分の中で軽くすること。それは相手が不幸になる以上に、心がすっきりすることですから。”
“実際、私が出た都内のカトリック系の大学では、校舎を建て増す時に、なんと神主を呼んで地鎮祭を行ったのです。 そのときの様子が学生新聞に載りましたが、厳かな表情で御幣を振る神主の向うに、当惑した顔でずらりと並ぶ神父兼職の教授陣が写っていて、なかなかの傑作でした。”
“実際、私が出た都内のカトリック系の大学では、校舎を建て増す時に、なんと神主を呼んで地鎮祭を行ったのです。
そのときの様子が学生新聞に載りましたが、厳かな表情で御幣を振る神主の向うに、当惑した顔でずらりと並ぶ神父兼職の教授陣が写っていて、なかなかの傑作でした。”
“で、こういうミステリーというのは、あっと驚くところに鍵があるものなんですね。なかなか驚きました。 【長谷】と書いてなんと読む? 【日下】と書いてなんと読む? 【春日】と書いてなんと読む? 【飛鳥】と書いてなんと読む? 【長谷】は「ハセ」と読み、【日下】は「クサカ」と読む。どう考えても、そう表記して、そう発音するのって特殊だよねって思った経験があると思うんですが、それらは西宮一臣なる学者さんが『地名学研究』に寄せた非常に興味深い話があるのだという。 ざっくりとやってまうと、それらの読みは地名に
“で、こういうミステリーというのは、あっと驚くところに鍵があるものなんですね。なかなか驚きました。
【長谷】と書いてなんと読む?
【日下】と書いてなんと読む?
【春日】と書いてなんと読む?
【飛鳥】と書いてなんと読む?
【長谷】は「ハセ」と読み、【日下】は「クサカ」と読む。どう考えても、そう表記して、そう発音するのって特殊だよねって思った経験があると思うんですが、それらは西宮一臣なる学者さんが『地名学研究』に寄せた非常に興味深い話があるのだという。
ざっくりとやってまうと、それらの読みは地名に由来しているが、枕詞的な修辞法が関係しているのだという。
「長谷の泊瀬」(ながたにのはつせ)
「春日の滓鹿」(はるひのかすが)
という枕詞的な修辞法があり、いつの間にか【長谷】と表記して「はつせ」と読み、【春日】と表記して「かすが」と読むようになっていった、と。
これに当て嵌めていくと、
「飛鳥の明日香」(とぶとりのあすか)
だから【飛鳥】と表記して、全く異なる語感の「あすか」となる。
おお! これは非常に説得力があるよなぁ。
では、残された【日下】ですが、これに同様の修辞法によって、
「日下の草香」(ひのもとのくさか)
があり、後に【日下】と表記して、「クサカ」と読むようになったのではないかとなる。
オドロキもありましたが、この枕詞的修辞法という、なんちゅう雅な思考展開なんだって。しかし、これ、説得力がありそう。”
“ 本当のことを言うと、団地になるような広大な土地なんて都会には残ってなかったんだ。 そこで再開発の名のもとにスラムを潰してその土地を団地にしたんだよ。 そしてスラムの住人は優先的に居住権が与えられた。 場所によっては差別されていた人たちが住んでいたり、差別利権に絡んでヤクザまがいの人たちまで団地に入居した。 そういう団地が立つ前の土地の状況を知っている人は団地を怖がっていたね。 ”
“
本当のことを言うと、団地になるような広大な土地なんて都会には残ってなかったんだ。
そこで再開発の名のもとにスラムを潰してその土地を団地にしたんだよ。
そしてスラムの住人は優先的に居住権が与えられた。
場所によっては差別されていた人たちが住んでいたり、差別利権に絡んでヤクザまがいの人たちまで団地に入居した。
そういう団地が立つ前の土地の状況を知っている人は団地を怖がっていたね。
”
“「良かれと思って」でやらかす人は、善行/正義を行ってるつもりだから手加減しないし(当人はする必要がないし善行だから寧ろ全力でやるべきと思って)アクセルべた踏みだし、咎められると咎められた理由が理解できないから、逆に咎めた側を悪と決めつけて牙を剥いてくる。”
“「良かれと思って」でやらかす人は、善行/正義を行ってるつもりだから手加減しないし(当人はする必要がないし善行だから寧ろ全力でやるべきと思って)アクセルべた踏みだし、咎められると咎められた理由が理解できないから、逆に咎めた側を悪と決めつけて牙を剥いてくる。”
“「仕事なんてものは、なんでもないんです。傑作も駄作もありやしません。人がいいと言えば、よくなるし、悪いと言えば、悪くなるんです。” ヴィヨンの妻 / 太宰 治
“「仕事なんてものは、なんでもないんです。傑作も駄作もありやしません。人がいいと言えば、よくなるし、悪いと言えば、悪くなるんです。”
ヴィヨンの妻 / 太宰 治
“7ヶ月のひ孫と前回iChatでビデオチャットやったんです。そしたら祖母が液晶に映った僕の子の頬を震える手で撫でるんですよ。そのとき僕はテクノロジーに心から感謝した。すべての開発者にお礼を言いたかった。”
“7ヶ月のひ孫と前回iChatでビデオチャットやったんです。そしたら祖母が液晶に映った僕の子の頬を震える手で撫でるんですよ。そのとき僕はテクノロジーに心から感謝した。すべての開発者にお礼を言いたかった。”
“「ZIP」を観ていたら、犯罪学の教授が「不審者は見た目じゃわからないから『人間』に気をつけてもだめ。襲われやすい『場所』を避けること」といっていて、これはもっと強調するべきだと思いました。”
“「ZIP」を観ていたら、犯罪学の教授が「不審者は見た目じゃわからないから『人間』に気をつけてもだめ。襲われやすい『場所』を避けること」といっていて、これはもっと強調するべきだと思いました。”
“「箸置きを使ってほしいんです。 そして、ゆっくり食べてほしいんですね。 一口食べたら、箸を置く。 それを気づかせるための道具が、箸置きです。 つまり、懐石料理の食べ方っていうのが ほんとうにベストです。 最初に八寸とか先付とか出て来て、 いちばん最後に炭水化物が出てきますよね」 はい、ごはんが、最後にほんのちょっとだけ! 「ちょっとだけって(笑)! ああいう食べ方がベストなんですよ。 日本が世界の最長寿国だっていう背景には、 日本のライフスタイルっていうのがあった。 箸置きがあって
“「箸置きを使ってほしいんです。
そして、ゆっくり食べてほしいんですね。
一口食べたら、箸を置く。
それを気づかせるための道具が、箸置きです。
つまり、懐石料理の食べ方っていうのが
ほんとうにベストです。
最初に八寸とか先付とか出て来て、
いちばん最後に炭水化物が出てきますよね」 はい、ごはんが、最後にほんのちょっとだけ! 「ちょっとだけって(笑)!
ああいう食べ方がベストなんですよ。
日本が世界の最長寿国だっていう背景には、
日本のライフスタイルっていうのがあった。
箸置きがあって、順番にいただくということですね。
そうすると、いきなり血糖値は上がらない。
いちばん最後に炭水化物を食べ、
徐々に血糖値を上げていく食事の仕方ですね」 先生‥‥反省しきりです。”
“陰口を言われても、嫌われても、 あなたが気にすることはない。 「相手があなたをどう感じるか」は 相手の課題なのだから。” アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
“陰口を言われても、嫌われても、 あなたが気にすることはない。 「相手があなたをどう感じるか」は 相手の課題なのだから。”
アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
“面白いからといってやみくもに読むのはやめなさい。 ウェブでは、あなたが読むよりも速く情報が増殖していく 人の目を介して編集された 質の高い文章を読むようにしなさい 人生は短い。多くの意見を聞くのではなく、少数の、物事を深く考えよく洗練された人と議論すること (1996年にチューリング賞を受賞した、Amir Pnueliの言葉だそうです)”
“面白いからといってやみくもに読むのはやめなさい。
ウェブでは、あなたが読むよりも速く情報が増殖していく
人の目を介して編集された 質の高い文章を読むようにしなさい
人生は短い。多くの意見を聞くのではなく、少数の、物事を深く考えよく洗練された人と議論すること
(1996年にチューリング賞を受賞した、Amir Pnueliの言葉だそうです)”
“ヤマサは過熱につよい。比較的過熱による劣化臭が少なく色も黒くならない。 そば屋のしょうゆは圧倒的にヒゲタ。どこの蕎麦屋もヒゲタでかえしをつくる。 キッコーマンは香りが強く華やかなので、刺身や冷や奴によい。中華にもあう。”
“ヤマサは過熱につよい。比較的過熱による劣化臭が少なく色も黒くならない。
そば屋のしょうゆは圧倒的にヒゲタ。どこの蕎麦屋もヒゲタでかえしをつくる。
キッコーマンは香りが強く華やかなので、刺身や冷や奴によい。中華にもあう。”
“音楽って研究職だから数百年も前からパトロンがいて成立してきた文化なんだよ。 それはクラシックでもPOPSでも変わらなくて 新人のアーティストはレコード会社に支えられてクオリティを保持していた。 その音楽を作ってるやつらが自分達でビジネスを考えなきゃいけなくなったら 音楽がどうなっていくか、質が下がる。それが問題だ。 ”
“音楽って研究職だから数百年も前からパトロンがいて成立してきた文化なんだよ。
それはクラシックでもPOPSでも変わらなくて
新人のアーティストはレコード会社に支えられてクオリティを保持していた。
その音楽を作ってるやつらが自分達でビジネスを考えなきゃいけなくなったら
音楽がどうなっていくか、質が下がる。それが問題だ。 ”
“若い時は、いつまで経っても、自分の人生だけは、まだまだ本格的に始動していない気がするものだ。人生は、いつまで経っても、次の週、次の月、次の年、そして次の休暇が終わってからやってくるもので、いつかずっと先に起こる出来事でもあるかのように思い込んでいる。それでも、いつしか突然、歳をとってしまい、予定していた人生などやってこないことにも気づく。”
“若い時は、いつまで経っても、自分の人生だけは、まだまだ本格的に始動していない気がするものだ。人生は、いつまで経っても、次の週、次の月、次の年、そして次の休暇が終わってからやってくるもので、いつかずっと先に起こる出来事でもあるかのように思い込んでいる。それでも、いつしか突然、歳をとってしまい、予定していた人生などやってこないことにも気づく。”
うつ病の再発率は、60%と高く、再発後の再発率は、さらに高いと言われております。 うつ病の再発を予防するために何をすべきか?カウンセリングの現場から見たうつ病の再発予防策について、お話し致します。 なお、身近にうつ病を完治された方がいらっしゃらない方は、肩を痛めて投げれらなくなってしまった野球の投手(大切なエース)が、継続的に安定したピッチングが出来るようになるまでをイメージしながら読んで頂ければと思います。 ■うつ病再発予防策1・・・うつの症状を無くす まずは、発症しているうつの症状を無くさなけれ
うつ病の再発率は、60%と高く、再発後の再発率は、さらに高いと言われております。
うつ病の再発を予防するために何をすべきか?カウンセリングの現場から見たうつ病の再発予防策について、お話し致します。
なお、身近にうつ病を完治された方がいらっしゃらない方は、肩を痛めて投げれらなくなってしまった野球の投手(大切なエース)が、継続的に安定したピッチングが出来るようになるまでをイメージしながら読んで頂ければと思います。
■うつ病再発予防策1・・・うつの症状を無くす
まずは、発症しているうつの症状を無くさなければなりません。医師の指導の元、休息や身体作り、薬物治療などにより、うつの症状から回復を図ります。
休職や休学している場合、この回復が職場や学校への復帰の大前提となりますが、症状がなかなか治まらずに完治での復帰を諦めてしまったり、立場や生活面を考え長期に休めない状況、もしくは家に安らぐ場所がないなどの環境条件から、症状が完全に治まらないまま、自分の意思で職場や学校に復帰してしまうケースも少なくありません。
この場合、医師からの処方薬が非常時レベルのものになっていないケースもあります。薬でなんとか安定を保っている状況での復帰は、症状悪化時のリスクを踏まえると避けたいところですが、復帰してしまった場合は、会社や学校に行きつつ治療を進めなければならないため、少しの変化でも報告させ病院へ行かせるなど、きめ細かなフォローが必要になります。
■うつ病再発予防策2・・・ヒューマンスキル強化のためのトレーニングをする
うつ病発症の原因に、そもそも不足あるいは仕事や学校、家庭などで置かれた立場、環境によりさらなる強化が必要なヒューマンスキルがある場合、そのトレーニングをしなければなりません。
たとえば、何でもネガティブに考えがちな癖が原因であれば、ポジティブシンキングが出来るように改善するといった「ヒューマンスキル強化のためのトレーニング」をすることになります。
■うつ病再発予防策3・・・誰にも相談できず抱え続けているゴールが見えない問題に手を打つ
仮にヒューマンスキルに不足や改善点がなかったとしても、その人がうつ病に至った原因に他者との人間関係など、自分自身では対処できず、諦めて抱え続けている問題があれば、その原因に対してもなんらか対処が必要となります。たとえば、いじめやパワハラ、セクハラやストーカーなど、自身の力では解決できず、助けを求めらない状況で、被害を受け続ける人の心身の負担、不安感や恐怖感、行き場のない怒りなどをずっと抱え続けなければならない状況を想像して頂けるとわかりやすいかもしれません。
このような自身では解決できず抱え続けている問題は、人が原因のケースであれば、医師やカウンセラー、仲間やその問題を得意とする専門家などの第三者が直接対応もしくは協力し、「負荷をかける側の理解者」となった上で関係の改善、もしくは回避が必要になります。
抱えている問題は、相談しづらい、相談しても動いてもらえないといった状況から、うつ病になった主たる原因であっても、誰にも言えず、抱え続けてしまう可能性が高いです。欲しいのは、アドバイスではありません。動いてくれる人、力になってくれる人です。何でも相談できる存在、相談する価値のある人はどういう人なのか?というところを考える必要があります。
■うつ病再発予防策4・・・最後は実践で「もう大丈夫!」と言える力をつける
うつ病再発予防策2で解説したトレーニングは、あくまでもシミュレーションの範囲のため、職場や学校といった実環境での確認が必要になります。
実際にうつ病から回復しても、職場や学校復帰後に心身の負荷が重なり、長い期間症状を抱え癖のようになってしまったうつの症状が出ること、本人は、「来た」もしくは「来そう」と感じるタイミングがあります。そのときです。自分がどうするか?周りのサポートをどう得るか?トレーニングしたヒューマンスキルを見直さなければならないかもしれません。ゴールが目の前に見えているのであれば、頑張ってやりきるのもよいでしょう。やりきるではなく、一部は周囲のメンバーにフォローしてもらう必要もあるかもしれません。
復帰後は、周囲の人たちがしばらくは症状が出る可能性もあることを理解し、サポートをしつつ、これを繰り返し乗り越えることによって、自分自身で心身の負荷をコントロールできるようになり、真の完治を迎えます。
なお、このタイミングで気をつけなければならないのは、「会社や学校への歩みを止めさせないこと」です。歩みを止めてしまった後にまた戻ることは、大きなパワーを要します。会社や学校、行くのが辛く感じてしまう状況であっても、会議室でもいい、保健室でもいい、職場近くのカフェでもいい、味方として待っているから頑張っておいで!といったような声をかけることも大切です。
■再発の根絶に向けて
再発は、その症状以外に、もう2度と復活できなくなってしまうのでは?という不安を抱えやすく、症状を悪化させてしまったり、治療が長期化してしまう可能性も高まります。うつ病という孤独な闘いの長期化は、思考を狭め、自分の性格のせいだと自分を責め、自傷~自殺に至る可能性もある大変危険な病気です。
従来は、再発予防策1だけの対応で再発は予防できることが多い状況にありましたが、ビジネスも厳しくなるだけでなく、良好なコミュニケーションを取るのも難しい昨今、再発予防策2~4についても目を向ける、すなわち真の原因を追究し対処する必要性が、今後益々増えて行くと考えます。
そのため、何でも話せ味方となって動いてくれる存在が重要になってきます。
■うつ病克服者の想い
人は誰しも得手不得手、心身の負担の限界があります。
うつ病、その多くは決して弱いからではなく、「誰しもある心身の負担の限界」を超えたことにより、発症してしまったものです。
うつ病経験者は、一般的に弱いと見られがちですが、困難を乗り越えて真の完治を迎えた場合、人の痛みがわかり、自分の限界も知れる、越えられるという「強み」に変わること、そして、再発を防げるような環境作りはチームや組織力強化にもつながるということをご理解頂ければと思います。
心の病とは、私の理解するところでは、病が原因で心に症状が出る事を指します。しかし、世間的には、心が原因で病になるかのように表現されています。これは真逆の解釈です。
採録
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心の病について、良くある誤解について書いてみます。
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心の病について、良くある誤解について書いてみます。
心の病とは、私の理解するところでは、病が原因で心に症状が出る事を指します。しかし、世間的には、心が原因で病になるかのように表現されています。これは真逆の解釈です。
性格とこころの病気
例えば、いまだに言われるのはメランコリー親和型神話です。
メランコリー親和型とは精神病理学の分野で確立されてきた概念で、几帳面で、真面目で、責任感が強く、人に合わせるタイプの、いわゆる社会的に望ましい性格の人ですが、そういう性格は鬱になりやすいという、数十年前にもてはやされた説です。この時代に教育を受けた医師(大抵非専門家産業医)は、まことしやかにメランコリー親和型について唱え、「もっといい加減に生きよう」、「ポジティブに考えよう」みたいなことをでっち上げます。
結論から言えば、それは神話です。メランコリー親和型の方と、そうでない方で、うつ病になる確率が違うという根拠はないのです(たとえば坂本や風野)。
一方で、うつ病の一つの柱には「脳機能の低下」があります。色々な種類の機能低下があるのですが、幾つかを挙げると、物事をうまく選べなくなったり、決められなくなったり、集中できなくなったり、自分の行動に自信がなくなったりします。
そうなってくると人は、視野狭窄になり、マルチタスク不能になり、目の前のことをコツコツやるしか無くなり、変に自分の仕事にこだわるようになり、人の意見に左右されやすくなります。
つまり、うつ病になるとあたかもメランコリー親和型のような振る舞いをするようになるのです。メランコリー親和型をうつの病前性格のように見せていたものは、既に軽く発病している状態であり、病気に寄る機能低下が心に影響しての振る舞いなのです。
病と症状の逆転現象
ある人は言います。「私はうつ病にならない。だって、『死にたい』なんて思ったことは一度もないし、毎日楽しいし、充実しているから。」
それはつまり、「私は胃潰瘍にならない。だって、毎日おいしく食べられているから」、「私は骨折しない。だって毎日歩けているから」のような、ナンセンスなお話です。病とは『健康なときにはできていること』ができなくなるから”病“なのです。
なぜか心の病では、そのような当たり前の因果が逆転します。死にたいと思ったことのない人も、うつ病にかかれば、死にたいと思うようになるかもしれない。ただそれだけのことです。
またある人は言います。「毎日楽しく、仕事も充実し、家族ともうまくいっており、日曜日は友達とフットサルしている。こういう生活をしていたら、心の病にはならない。」
やはりそれは、病気というものに対する誤解と偏見です。「私は胃潰瘍にならない。だって、毎日充実しているから」、「私は骨折しない。だって毎日充実しているから」のような、ナンセンスなお話なのです。
これらは、つまり、「心の病になるような人間は、もともと死にたいと思っていたり、家族不和だったり、仕事ができなかったり、趣味が無かったりする、弱い人間なのだ」という偏見なのです。盲腸の時は、「あいつは弱いやつだから盲腸になったんだ」と言わないのに、うつ病の時はそう言う。これが偏見なのです。
偏見について
少し前の話ですが、とある議員が医療機関で「会計が高い」「待たせすぎだ」などと怒鳴り散らし、自身のブログに書き込み炎上という事件がありました。これはまあ、私からすると躁症状に見えるわけです。
炎上したのは多くの人が異常だと思ったからであって、異常とは異常な不見識・非常識、つまりあの行動を本人の性格・人格由来だと思ったわけです。残念ながらどのようなメディアも「躁転してるんじゃないかな?」とは言わない。可能性を疑ってみることすら無い。
で、本人は自死される。自死されるとブログなどでは、チラホラと躁鬱を疑う意見が出ているようですが、もちろんそれではもう死んでいるわけですから遅すぎます。
躁転なんて線香花火のように短い時期だけで、その前後には長々と鬱が横たわっています。躁から鬱へ、あるいは鬱から躁へのスイッチの時期が最も自死しやすいタイミングです。
最近だと、どこかのバス会社で遠足の手配漏れがあったとかですかね。「ありえない、ありえない」、「なんてクズ人間だ」、「会社はオカシイ」と騒ぎ立てるだけでなく、ちょっとそこに病を想像してみませんか?うつ病になれば、貴方自身がバスの手配をできないまま放置するようになるわけですから。
一方で、蔑称としても精神科の病名は使われます。あいつは発達障害だとか、人格障害だとか、つまり頭がオカシイんだと言わんばかりに病名が乱発されます。「私はあの人が嫌いだ」と言えば良いだけなのに、病名をつけてしまいます。
前述の方々について躁だとか鬱だとか、観てもいないし喋ってもいないし、しかも医者でもないのに言っているという私の行動も、まあ同類の行動と言えます。
しかし、そしられるのを承知であえて書いたのは、世間に「心の病というものがある」と理解して欲しいからです。「全ての異常行動を心の病のせいにしろ」と言いたいわけでも、「心の病のせいなら、何してもいい」と言いたいわけでもありませんが、誰かの行動に異常を感じた時にすぐに個人攻撃に走らず、「心の病の可能性」について幅を持って考えて欲しいのです。
理解と想像力
なかなか理解は難しいのは分かるつもりでいます。私は企業に出向いて産業カウンセリングを行っています。うつを発病し、休職した方との面談の中で、クライアントさんがこう言いました。
「私はこれまでうつ病になって休んでいる人と何回か同じ部署になったことがあります。正直、鬱なんてのは全くの嘘だと思っていました。あいつは根性ないからサボっているだけだ。同じ給料もらってると思うと腹が立つ、と同僚と陰口をたたいていました。しかし、今自分が鬱になってみて、ようやくこれが努力や根性でなんとかなるような、そういったたぐいのものではないんだということが分かりました。」
私は個人的興味から、「正直に言って頂いてありがとうございます。参考までに、今のあなたが、以前のあなたに会ったとして、何をどうやって伝えれば、うつ病というものを判ってもらえると思いますか?」と尋ねました。
クライアントさんは、うーん・・・としばらく考えて、「いや、・・・・無理だと思います。これはなってみないと分からないですね。」と言ってくれました。
なってみないと分からない。それは一つの真理です。しかし我々を人間たらしめているものは、なったこともないものを思う力、つまり想像力です。
想像してみて下さい。毎日起きて、家族に挨拶し、着替え、朝ごはんを食べ、職場に行き、同僚に挨拶し、仕事をする。そんな当たり前のことが、何一つできなくなる日のことを。
そして、自分が当たり前に振る舞えない理由が全くわからなければ、どんな気持ちがするかを。
私はカウンセラーですが、他人のココロは全く判りません。そんな私と他人の隙間を埋めるのは、あくまで私の想像力だけです。
以下はマシュー・ジョンストンという作家・イラストレーターが描いた絵本を元に、2012年の世界メンタルヘルスデーにあたり、世界保健機構(WHO)がYouTubeに投稿した動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=XiCrniLQGYc
動画では鬱を黒犬に喩えて、非常にリアルに伝えています。黒犬に取り憑かれると、何をしていても、どんなところにいても、不機嫌になり、怒り散らし、沈んでしまいます。食べ物は砂を噛むように思え、周りの皆が敵に思え、喜びは一つもありません。
<参考記事>
続 ツレがウツになりまして
休職しているのに、休まらない気持ち
精神科受診と生命保険の残念な関係
「従業員満足」で企業業績は上がるのか?
JTB中部はバスの手配を漏らした社員を責める前に企業体質を自省すべき。
西川公平 心理カウンセラー