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官僚と特別会計

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先輩から聞いた話


戦争前は

天皇関係者、旧華族(昔の大名とか明治の薩長の人たち)、陸軍、海軍、官僚、財閥、地方の大地主、政党政治家

などがいたものだが

戦争で負けてアメリカが乗り込んできて

華族、陸海軍、財閥、大地主といずれも解体(ただし一時的に)

官僚だけが残り、アメリカの命令を実行する部隊となった


官僚は若いうちはお金に恵まれないので、

出世競争に残った人は年を取ってから偉い人になり

競争で負けたけれどもみんなと仲良くやってきた人は天下り

みんなと仲良くしない人はちょっと保証がない


天下りをして退職金をもらうのが数回

数億円

そのために独立行政法人等を作って100億円くらいの税金を回す

そうでないと多額の退職金が払えない

特別会計


中には参議院議員とか県知事とかのポストもあり

大学の先生という方面もある

年取っても健康でうまくやる人はいろいろとできるらしい


独立行政法人は更にその下に組織を作ったりして

税金を流し込み、その途中でピンはねをする

役人の現役を終わった人の全員が幸福になれるだけの数のポストを用意している


税金の使いみちを調べる会計検査院も末端のことまでは口を出せない


というわけで、何も価値を産まない、しかし税金は使われて、中抜されて人件費になる、

そんな組織がいっぱい


潰してしまえという意見もあるだろうが

親戚を見回してみると、真面目な公務員とか、

公務員を終わって相変わらず真面目に独立行政法人で努めている人とか、

特殊な才能はないけれども、誰からも恨まれず、仲良くやっている人間はちらほらいるもので

そういう人が、家族を養い、子供を教育し、医療費を支払い、生命保険費用を支払い、

不動産のローンを支払い、ということで、マスコミで言われるほど、

悪い人とも思えない

そういう人を無職に追い込むのも社会不安につながるだろう


というような甘い考えが

借金に借金を重ねる事態を生み

もはや誰にもどうにもできず

ただとりあえずもう一年、同じで行こう

と続けているだけ


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