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金縛り

私、金縛りになってしまいました!と訴える人がいますが、
霊的なこととか、西洋なら悪魔の仕業とか、いろいろな先入観があるのでしょう。
医学的には
脳は起きている、体は寝ている、というように、脳と体の睡眠のリズムがずれた状態です。数秒から30分以上まで様々。特に心配はありません。待っていれば大丈夫です。とはいっても、何かしようにも、体が動かないのですから、どうしようもありません。しかし待っていて、何か悪いことが起こるわけではありません。しばらく目を閉じていてください。
恐怖感が伴うのは、脳のメカニズムであるという考えと、民間伝承とか特有の恐怖を伴う理解が関係しているとの考えがあります。
Wikiでは
金縛りは人類一般に見られる現象だが、各国の研究結果では国やエリアによって出現頻度にばらつきがあり、金縛りを夢の一種として認識する傾向のある北米エリアでの出現率は低く、金縛り現象に特定の名前がある国々では出現率が高い[1]。日本の調査でも「金縛り」を「一時的な麻痺」と言い換えて質問した場合、出現頻度が25パーセント低下した調査結果があり、金縛り体験は認知的枠組みによる影響が大きい現象と言える[1]。
と解説があり、客観的現象としては特に悪くないものなのですが、世間で色々に伝承されている主観的体験としてはかなりの恐怖と感じる人もいるということになります。
逆に言えば、その人がどのような文化状況で生きているかの参考となるものでしょう。科学的にはこうですと脳の睡眠と体の睡眠で説明しても、納得できないし、恐怖は消えないと感じる人も多いようです。
ーーーWikiでは以下のような記事があります。これを見ると、世界は全く科学的ではないと思い知ることになります。霊魂、悪魔、精霊などと関係づけられていて、主観的にはかなりショックな状態です。
古来から世界各地で睡眠麻痺に関するさまざまな説明が伝わっている。代表的なものを以下に挙げる。
ラオスでは、睡眠麻痺は「ピー・ナム」として知られていた。これは睡眠中に幽霊のようなものが現れる夢を見て、幽霊が自分を押し付けているか、あるいは幽霊がすぐ近くにいるといったものである。通常、体験者は自分が目覚めているが、動くことはできないと感じている
中国では、睡眠麻痺は「鬼壓身」あるいは「鬼壓床」として知られる。これは文字通り訳せば「幽霊に抑えつけられた身体」あるいは「幽霊に抑えつけられた寝床」という意味になる。また、中国の少数民族であるミャオ族の文化では、睡眠麻痺は「圧しつぶす悪魔」と呼ばれていた。睡眠麻痺の体験者はよく子供ぐらいの動物が自分の胸の上に乗っていると主張した。
ベトナムでは、睡眠麻痺は「マ・ブ」(ma đè)と呼ばれ、これは「幽霊に抑えつけられた」ことを意味する。ベトナムの人々は幽霊が身体のなかに入り込み、それが麻痺状態を起こすと考えていた。
日本における「金縛り」という語は、時に英語圏の研究者によって学術論文などで使われることもある。
ハンガリーの民俗文化では、睡眠麻痺は "lidércnyomás" ("lidérc"の圧力) と呼ばれ、"lidérc" (生霊)、 "boszorkány" (魔女)、 "tündér" (妖精) 、あるいは "ördögszerető(悪魔の恋人)" などの超自然的存在によって引き起こされると考えられていた[5]。 "boszorkány" という単語はトルコ語の「圧しつける ("bas-")」という意味の語幹からきている[6]。
アイスランドでは、睡眠麻痺は通常「マラが来た」と呼ばれていた。マラとは古いアイスランド語で雌馬をさすが、これは悪魔のようなもので人間の身体の上に乗り、その人を窒息させようとするものと信じられていた。
クルド人は睡眠麻痺を「ノッタカ」と呼んでいる。彼らは何物かが幽霊か悪い精の姿となって人の上に現れ、窒息させようとするのだと信じていた。
ニューギニアでは、この現象は「スク・ニンミヨ」として知られる。これは神聖な樹木が、自分の寿命を延ばすため人間のエキスを吸い取ろうとしているためと考えられた。神聖な樹木は通常は人に知られないよう夜にエキスを吸い取るのだが、たまに人間がその最中に目を覚ましてしまい、そのために麻痺が起こるのだと考えていた。
トルコでは、睡眠麻痺は「カラバサン(暗闇の抑圧者・襲撃者)」と呼ばれていた。これは睡眠中に人々を襲う生き物と考えられていた。
メキシコでは、睡眠麻痺は「セ・メ・スビオ・エル・ムエルト (Se me subió el muerto)」と呼ばれていた。これは「死人が乗り移った」ことを意味し、死んだ人の魂が人間に乗り移り、動きを妨害することによって起こるのだと信じられていた。
アメリカ南部の多くの地域では、この現象は "hag" (魔女) と呼ばれ、通常なにか悪いことが起こる前兆と考えられた。
「オグン・オル」とはナイジェリア南西部ヨルバ地方で睡眠障害の原因とされている。オグン・オル(夜の争い)は夜間での強烈な妨害をともなっており、この文化ではこれは悪魔が夢を見ている人間の身体と精神に入り込むものとして説明される。オグン・オルは女性の方が起こりやすいとされており、これは地上の配偶者と“霊的な”配偶者の不和によるものと考えられた。この状態はキリスト教の宣教師か、あるいは伝統的な呪術師が悪魔払いをすることで取り除けると信じられていた[7]。
ジンバブエのショーナ文化においては、「マッジキリラ」という単語が使われる。これは何かが非常に強く圧しつけている状態を指し、ほとんどの場合これはなにかの霊、とくに邪悪な霊が人間をコントロールしてなにか悪い事をしようとしているとみなされていた。人々が信じるところによれば、魔女にはこういった能力があり、そのため魔女はしばしば人の魂をつかってその人の親戚にとりつくとされた。
エチオピアの文化では「ドゥカック」という単語が使われる。ドゥカックは人が眠っている間にとりつくなにかの悪い霊と考えられていた。また睡眠麻痺は麻薬の一種である「カット (en:Khat)」の使用とも関連しているとされた。「カット」を使用していた者の多くは、長い間使っていたカットをやめた後に睡眠麻痺を経験したという。
いくつかの研究によると、アフリカン・アメリカンの人々は睡眠麻痺にかかりやすい傾向があるという[8]。これらは「魔女が乗っている」とか「haintが乗っている」と呼ばれている。また、ほかの研究によると、頻繁に(月に一度以上)睡眠麻痺にかかるアフリカン・アメリカンの人は「睡眠麻痺障害」があるとされ、このような人々は平均的な人よりもパニック障害にかかりやすい傾向があるという[9] 。これらの結果はほかの独立した研究者によっても確認されている[10][11]。


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