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『右と左は世界の分け方が違う。右派は世界を内と外に分けて、内側を大事にする。左派は世界を上と下に分けて下の側につこうとする』

“欧州では右と左の枠組みが崩れつつあって、一概に右や左とは言えなくなっています。立命館大学教授の松尾匡さんは、『右と左は世界の分け方が違う。右派は世界を内と外に分けて、内側を大事にする。左派は世界を上と下に分けて下の側につこうとする』といったことをおっしゃっているのですが、この通りだと思います。
近年、難民問題でアイデンティティ政治が取り上げられて、内と外はよく言われますが、下側のやむにやまれぬ怒りや、『下についた左もいたが、EU離脱に票を入れた左もいた』ということは伝わっていません。”


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