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日本社会の一側面

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<やくざ性奴隷に鉄の蓋>

 日本は女性差別・女性の人権が侵害されている、と国連人権理事会が決めつけ、安倍・自公内閣は外務省を動員して反撃している。その様子を、中国の人民網日本語版が3月18日、大きく報道した。ここ数年の間に筆者も確認したのだが、実際ははるかに深刻だ。日本には、やくざの性奴隷にされている女性がたくさんいる。やくざの性奴隷を、鉄の蓋で見えないようにしている女性差別・性虐待の大国なのだ。これをマスコミも、政府と一緒になって隠している。議会も司法も3権そろって蓋をして、知らぬ存ぜぬを決め込んでいる、先進国最悪の男尊女卑社会なのだ。筆者が追及してやまない「木更津レイプ殺人事件」が、見事に裏付けてくれた。日本の女性は安全ではない!

<鉄格子のない牢獄>

 貧困のために、生きるために、性を売り物にする女性がいないわけではない。しかし、先進国になった日本では、強制的に性ビジネスに追い込まれている女性が多くいる。

 一般に「水商売」と言われる世界に追い込まれる女性たちのほとんどが、やくざや彼らの組織と深く関係している。被害者は、人権・人格を奪われ「鉄格子のない牢獄」の中で、呻吟しながらタダの動物・モノとして扱われている。

 多くの日本人男性は、うすうす気づいているが、それを口に出すことはしない。やくざは、政治屋や財界人・芸能人などすべての分野に潜り込んでいて、警察でさえも手を出さない。彼らの暴力を恐れ、時には彼らの暴力を利用する。

 その典型的な人物というと、現首相の祖父である。右翼と暴力団・やくざは同じ仲間なのだ。彼らの力を利用してのし上がった政治屋や言論人もいる。

 こうした悪しき構造に、政府・議会・司法も沈黙してきている。国連の機関も感づいてきたのであろう。日本の女性差別に対して、厳しい指摘を始めた原因なのだ。

 悲しいかな「鉄格子のない牢獄」に押し込められた被害者が、声を上げようとしない点である。このことからも、韓国の従軍慰安婦被害者のごく一部の女性の決起は、ある意味で偉大な勇者といえる。

 本来であれば、日本国首相は被害者一人一人の前で、頭を垂れて許しを請わねばならない。これが右翼政権には出来ない。したがって、やくざの性奴隷についても頬かむりしている。

<麻薬(ヤク)と入れ墨を武器に>

 やくざレイプ事件が警察の捜査の対象になることはない。なぜか?筆者も「木更津レイプ殺人事件」を取材するまで気づかなった。40余年も政治の世界・権力の中枢を追いかけてきたことから、情けないことに女性の人権侵害に全く気付かなかった。

 なぜやくざが麻薬に手を出すのか。暴利の側面だけではない。女性を性奴隷にするための武器なのだ。覚せい剤・麻薬を利用することで、容易に強姦・レイプを可能にすることが出来る。

 このことは、元巨人軍選手の覚せい剤事件でも立証されている。彼もまたやくざのような人物になっていた。それは薬と入れ墨である。

 女性は、入れ墨をしたやくざにおびえ、すべての抵抗力を喪失してしまう。やくざにとって入れ墨は、やくざのシンボルとなっている。被害者は110番をしない。警察に訴えることが出来ない。無念にも、やくざの性奴隷になるしか選択肢がない。この恐ろしい実態を警察も黙認している、実におそろしい日本社会なのだ。

<被害者が秘密>

 女性被害者が、最悪の性虐待であるレイプ事件を、自ら封じ込んでしまう。世は21世紀・人権社会・男女平等の社会のはずであるが、日本の女性の人権意識は、極めて低い。低すぎるのだ。

 最近、イランではレイプされた女性が、犯人のスキを狙って殺害するという事件があった。正当防衛である。日本の女性には、こうした勇気はない。また、妻をアルバイト先の法律事務所弁護士と性関係にあることが発覚するや、夫が弁護士の性器を切断する事件が起きた。だが、やくざに抵抗する女性は皆無、全くいないために、やくざはレイプ事件を乱発して、女性を性奴隷にしたあと、性ビジネスを押し付けて、のうのうと暴利を手にして生きている。人間の屑・ダニ・吸血鬼だ。

 このことを被害者が沈黙するのを幸いとばかりに、3権の権力機関は放任してきている。しかし、これを放任することは出来ない。国際社会が許さない。断じて許されてはならない。なんとなれば、女性差別の最たるものだからでだ。

<人権・人格を奪われる現代の性奴隷制度>

 女性差別・蔑視が、戦前の日本軍の体質でもあった。当時の日本政府の認識だった。それは国連人権理事会のいう「性奴隷制度」そのものなのだ。

 国連機関の認識は、現代の「やくざ性奴隷制度」にも向けられているはずだ。このことに政府・議会・司法は、真正面から向き合っていくしかない。逃げても無駄である。

 「鉄格子なき牢獄」の存在を隠すことは出来ない。

 日本の男たちは、ストレス解消やビジネスの接待に彼女らを有効に使っている加害者でもある。しかし、そこで知り合った女性と関係を持つと、やくざが登場して「俺の女に手を出したな」という強迫を受けて、大金を巻き上げられることになる。日常茶飯事であるが、これも110番の対象にならない。政治屋もこの罠に落ちることも珍しくない。

<被害者は外国人女性も>

 日本に働きに来る女性たちも、やくざの性奴隷の対象者となる。水商売・性ビジネスの世界で働く外国人女性もまた、やくざ組織の囚われの身である。

 日本に留学してくる外国人女性が、この世界に入ると、まずはやくざの洗礼を受け、身動きできない。悲劇が待ち構えている。

 日本が抱える恥部を、ほとんどの留学生は知らない。教えてもいない。

<性ビジネスを支える主役>

 結局のところ、男たちのストレス解消の場所を提供して暴利を得ているのは、暴力団・やくざである。この縄張りを巡って、やくざ同士は拳銃を打って攻防を繰り広げている。いまの山口組の分裂攻防戦もその一つである。

 警察はというと、彼らやくざの銃乱発が市民を巻き込まないか、という観点で取り締まりをしているだけなのだ。肝心要の女性差別・性奴隷を無くすという本来の取り締まりをしない。

 相変わらず、女性のレイプ被害者によって、性ビジネスは支えられている。結果、この世界は性奴隷被害者が主役にさせられている。

<やくざと麻薬漬けの日本>

 ようやくにして判明したことだが、やくざの手口は入れ墨と麻薬・覚せい剤である。イギリスが中国に仕掛けたアヘン戦争を想起すれば十分であろう。

 人々を麻薬漬けにすることで、民族を亡ぼすという大英帝国の侵略戦争に立ち上がった当時の清国の対応は、敗れたとはいえ大義のある戦いだった。麻薬でもって民族は衰退する。

 この悪しき手段を関東軍もまねた。「いま米CIAも使っている」と聞いたことがある。各国とも麻薬退治に必死だが、日本の法制は生ぬるい。やくざに配慮しているかのようだ。

<政府・議会・司法も沈黙>

 驚くべきは、麻薬事件・麻薬犯に対しての刑罰は、中国に比べると、恐ろしく軽い。「木更津レイプ殺人事件」の犯人のやくざも、その常習犯とみられる。由々しい事態である。政府・議会・司法は、これを放任してはならない。強く警告したい。

<日本最大の恥部>

 麻薬大国は、やくざ大国・性奴隷大国であろう。これは日本最大の恥部である。右翼・暴力団と関係があるとされる右翼政権が、国連までが警告する女性差別にどう立ち向かうのか、日本の女性あげて監視する必要があろう。

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