徒然草の中に 藤原定家の家の前には梅の木が二本あるとかの記事がある 徒然草の一部の記事は有職故実というもので 宮廷のしきたりリなどを書き留めている 藤原定家の明月記では更に詳細に 儀式の次第や衣装などを書き留めていて家宝として子孫に伝えるつもりのものだったという
藤原定家の家の前には梅の木が二本あるとかの記事がある
徒然草の一部の記事は有職故実というもので
宮廷のしきたりリなどを書き留めている
藤原定家の明月記では更に詳細に
儀式の次第や衣装などを書き留めていて家宝として子孫に伝えるつもりのものだったという
前回の似た儀式ではこんなふうだったということしか
基準がないのだから仕方がないだろう
理由があるなら合理的に考えられるが
理由がないから有職故実が重大になる
そんなものをありがたがるのも愚かであるが
それが文化というものであろう
鎌倉の海に、鰹と言ふ魚は、かの境ひには、さうなきものにて、この比もてなすものなり。それも、鎌倉の年寄の申し侍りしは、「この魚、己れら若かりし世までは、はかばかしき人の前へ出づる事侍らざりき。頭は、下部も食はず、切りて捨て侍りしものなり」と申しき。 かやうの物も、世の末になれば、上ざままでも入りたつわざにこそ侍れ。 徒然草 第百十九段 カツオなんてねえという話であるが 最近で言えばあけびとかカラス貝とかがそのようなものだろう むかしは捨てていたものだ
人の才能は、文明らかにして、聖の教を知れるを第一とす。次には、手書く事、むねとする事はなくとも、これを習ふべし。学問に便りあらんためなり。次に、医術を習ふべし。身を養ひ、人を助け、忠孝の務も、医にあらずはあるべからず。次に、弓射、馬に乗る事、六芸に出だせり。必ずこれをうかゞふべし。文・武・医の道、まことに、欠けてはあるべからず。これを学ばんをば、いたづらなる人といふ道、まことに、欠けてはあるべからず。これを学ばんをば、いたづらなる人といふべからず。次に、食は、人の天なり。よく味はひをへ知れる人、大きなる徳
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徒然草では医術をたたえている
加持祈祷よりもいいと思っていたらしい
心因性の病気が多いとも語っているが
それは貴族階級での話だろう
貧困階級では栄養が不足ですぐに感染症にかかるし
道を歩けば何か踏んで足に傷がつくし
転んだりして傷を受けることも多かっただろうと思う
仕事というものは 全部が社会に必要で役に立つものとは限らない 弱い人から巻き上げる仕事もある その点で納得がいかず 仕事をやめてしまう人も多い そのほうがいい
仕事というものは
全部が社会に必要で役に立つものとは限らない
弱い人から巻き上げる仕事もある
その点で納得がいかず
仕事をやめてしまう人も多い
そのほうがいい
雅房大納言は、才賢く、よき人にて、大将にもなさばやと思しける比、院の近習なる人、「たゞ今、あさましき事を見侍りつ」と申されければ、「何事ぞ」と問はせ給ひけるに、「雅房卿、鷹に飼はんとて、生きたる犬の足を斬り侍りつるを、中墻の穴より見侍りつ」と申されけるに、うとましく、憎く思しめして、日来の御気色も違ひ、昇進もし給はざりけり。さばかりの人、鷹を持たれたりけるは思はずなれど、犬の足は跡なき事なり。虚言は不便なれども、かゝる事を聞かせ給ひて、憎ませ給ひける君の御心は、いと尊き事なり。 大方、生ける物を殺し、傷め
顔回は、志、人に労を施さじとなり。すべて、人を苦しめ、物を虐ぐる事、賤しき民の志をも奪ふべからず。また、いときなき子を賺し、威し、言ひ恥かしめて、興ずる事あり。おとなしき人は、まことならねば、事にもあらず思へど、幼き心には、身に沁みて、恐ろしく、恥かしく、あさましき思ひ、まことに切なるべし。これを悩まして興ずる事、慈悲の心にあらず。おとなしき人の、喜び、怒り、哀しび、楽しぶも、皆虚妄なれども、誰か実有の相に著せざる。 身をやぶるよりも、心を傷ましむるは、人を害ふ事なほ甚だし。病を受くる事も、多くは心より受
自衛隊の文民統制を撤廃
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特定秘密の内部で、米軍軍人と自衛隊自衛官が打ち合わせをして、結論を内閣が追認。
誰が何のためにこんなことをしたいのか。
近所にあおい書店とくまざわ書店があり どちらも中規模 お互いに歩いて三分もかからないくらいなので ここらへんのサラリーマンさんが買うだろうとはいえ 競合で大変なのかなと思ってはいた 書籍や雑誌は価格破壊が起こっていないと思う
どちらも中規模
お互いに歩いて三分もかからないくらいなので
ここらへんのサラリーマンさんが買うだろうとはいえ
競合で大変なのかなと思ってはいた
書籍や雑誌は価格破壊が起こっていないと思う
2015-3月末でやや規模が大きくて陳列もきれいなあおい書店が閉店してしまった
かなりの量の雑誌がおいてあった
場所柄かpc関係の本はとても充実していた
アマゾンでも丸善・ジュンク堂でも送料無料で買えるので
欲しい本が決まっている人は問題ない
どの本がいいかなという場合には
やはり本屋であれこれ見比べたりしたいものだ
本屋さんがなくなるというのは
出版文化の衰退の具現化のようで寂しい
出版文化にも編集者が愚かだとかの良くない面もあるのだが
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知人の意見によれば、
書店経営の問題点はひとつは値段で差別化できないことであるが
ひとつは万引き対策であるとのことだ
被害は少なくないらしい
万引きした本を現金化することも最近は簡単だから、という
アマゾンでも売れるし、ブックオフでも売れる
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これも知人の話であるが
町の小さな書店は雑誌を置いたり
子供の本をおいたりしているが
本当はベストセラーでも稼ぎたい
しかし東販や日販は小さな書店にベストセラーを回してくれないのだそうだ
赤字で困るようになるとアダルト関係をおいたりもするらしいが
すると子供が入りにくい店になってしまう
場所を分けたり棚の上の方においたりすると言っていたが
所詮は狭い店なので無駄というものだ
親としては、あの本屋には行かないことにしよう
図書館でいいよね
ということになる
コンビニで少しのスペースであるが雑誌などをおいてあることがあり
それも弱小書店の経営を圧迫しているのかもしれない
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先日は駅のキオスクが閉鎖されて、自販機がたくさん置かれているのを見た
スポーツ新聞も売れなくなってきているのだろう
どの人もスマホを見ている
東京メトロの100%子会社、メトロコマースでは11人の販売員が3月31日で定年退職を迫られる。メトロのキオスクの売り子。11人全員が非正規社員。時給950~1,100円という低賃金、月収は11万~13万円にしかならない。わずかな収入の中から家賃、公共料金を払うと、手元に残るカネはほとんどない。貯金など夢物語だ。それでいて退職金は1円たりとも出ない。非正規社員だからだ。貯金もない。退職金もない。
A社に勤務する男性営業マンのBさんは、A社の営業車で客先を回っているときに他の車に接触され、首に痛みを感じたとして労災保険を申請し認定されましたが、その後1年以上出勤していません。車の接触に伴う破損はドアが少しへこんだだけで、Bさんは医師から「頸椎損傷」という診断がなされているだけでした。A社では事故の程度は軽いはずであるのに出勤しないことや、Bさんが3カ月ごとに医療機関を変更することなどを不審に思い、出勤要請を行いました。 しかしBさんは弁護士のCさんに依頼し、会社の出勤要請に対してC弁護士を介し
2015-3-25に私は日本国のパイロットは国民をどこに連れて行こうとしているのだろうと書いた 今日2015-3-26にはドイツ格安航空機の墜落問題の報道 ボイスレコーダーによれば、 機長が操縦室から出て行ったあと、副操縦士が誰も入って来られないようにして、 無線通信にも答えず、 意図不明であるが、墜落に導いたようであるとのこと
今日2015-3-26にはドイツ格安航空機の墜落問題の報道
ボイスレコーダーによれば、
機長が操縦室から出て行ったあと、副操縦士が誰も入って来られないようにして、
無線通信にも答えず、
意図不明であるが、墜落に導いたようであるとのこと
悲田院尭蓮上人は、俗姓は三浦の某とかや、双なき武者なり。故郷の人の来りて、物語すとて、「吾妻人こそ、言ひつる事は頼まるれ、都の人は、ことうけのみよくて、実なし」と言ひしを、聖、「それはさこそおぼすらめども、己れは都に久しく住みて、馴れて見侍るに、人の心劣れりとは思ひ侍らず。なべて、心柔かに、情ある故に、人の言ふほどの事、けやけく否び難くて、万え言ひ放たず、心弱くことうけしつ。偽りせんとは思はねど、乏しく、叶はぬ人のみあれば、自ら、本意通らぬ事多かるべし。吾妻人は、我が方なれど、げには、心の色なく、情おくれ
人としては、善に伐らず、物と争はざるを徳とす。他に勝ることのあるは、大きなる失なり。品の高さにても、才芸のすぐれたるにても、先祖の誉にても、人に勝れりと思へる人は、たとひ言葉に出でてこそ言はねども、内心にそこばくの咎あり。慎みて、これを忘るべし。痴にも見え、人にも言ひ消たれ、禍をも招くは、たゞ、この慢心なり。 一道にもまことに長じぬる人は、自ら、明らかにその非を知る故に、志常に満たずして、終に、物に伐る事なし。 徒然草 第百六十七段
知力も体力も 使わなければ衰える 使いすぎると破綻する 正月に3日動かないでいると体力の低下が分かると言っていた リハビリ科の先輩は亡くなってからもう十年が過ぎている
使わなければ衰える
使いすぎると破綻する
正月に3日動かないでいると体力の低下が分かると言っていた
リハビリ科の先輩は亡くなってからもう十年が過ぎている
「風に当り、湿に臥して、病を神霊に訴ふるは、愚かなる人なり」と医書に言へる
先づ、差し当りたる、目の前の事のみに紛れて、月日を送れば、事々成す事なくして、身は老いぬ。 目先の事を片付けるのに精一杯になり、時間だけは容赦なく過ぎていく。結局、何もできないまま、気がついた頃には老人になっていたりする。
一時の懈怠、即ち一生の懈怠となる。これを恐るべし。 一時の面倒が、一生の怠惰となるのだ。しっかり用心すべし。
江戸城の天守閣はなぜないのかとアメリカの人に聞かれてはっきり分からなかったが 1657年の明暦の大火で失われたのだそうだ ーーー 明暦の大火により、江戸の街の大半が焼き尽くされ、江戸人口50万人のうち10万人以上の生命が奪われました。この未曾有の大災害に陣頭指揮で対処したのが、3代将軍家光の異母弟で、4代将軍家綱の後見役となった会津藩主保科正之でした。保科正之は、被災者の早急な救済と民生安定、長期的展望に基づいた江戸市街の災害復興を最優先の課題と考えました。江戸城天守は、江戸幕府の権威と権力の象徴と考え
江戸城の天守閣はなぜないのかとアメリカの人に聞かれてはっきり分からなかったが
1657年の明暦の大火で失われたのだそうだ
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明暦の大火により、江戸の街の大半が焼き尽くされ、江戸人口50万人のうち10万人以上の生命が奪われました。この未曾有の大災害に陣頭指揮で対処したのが、3代将軍家光の異母弟で、4代将軍家綱の後見役となった会津藩主保科正之でした。保科正之は、被災者の早急な救済と民生安定、長期的展望に基づいた江戸市街の災害復興を最優先の課題と考えました。江戸城天守は、江戸幕府の権威と権力の象徴と考えられていましたが、今はその再建のために、国の財産を費やす時節ではないと判断し、先に延ばすことを決定しました。
この保科正之の英断が、それ以降200年にわたる江戸期の社会の平和と安定の礎(いしずえ)となり、元禄、文化・文政の江戸文化が花開くこととなりました。
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江戸城寛永度天守と呼ぶとのことだ
保科さんが現代にいたら、東北震災の復旧ももっと進んでいたのだろうか
2015年3月26日、朝歩いていると 桜の花が1割から2割程度開いていた 昨日は花はなかったのだからこの一日で開いたのだろう ムクムクと春が来て 眠たくなるような空気である
桜の花が1割から2割程度開いていた
昨日は花はなかったのだからこの一日で開いたのだろう
ムクムクと春が来て
眠たくなるような空気である
人間の体も冬の体から夏の体にゆっくりと変化する
その変化の途中に不都合が起きることも多いが
死ぬようなものでもないので
ひとまず慌てずに対処することだ
昔、二階屋の二階に住んでいた頃は
雨が屋根を叩く音を聞いて天気がわかった
最近はそうしたこともなく空模様との一体感が失われた気分である
梅雨の頃、ウィンブルドンでボルグとマッケンローが打ち合っている時
しとしとと音を立てて雨が屋根を濡らしていた
昨日のターシャ・テューダーの番組はターシャがなくなってからの撮影で
誕生日を祝って親戚や近所の人が集まっていた
田舎暮らしがいいのよと言ってバーモント州に住んだというが
長い間雪に閉ざされるから春の喜びが大きいことはよく分かる
東京都の桜の開花の基準木が靖国神社にあることが腑に落ちない
気象庁の観測用の庭に桜の木を植えて
それを基準にすればよいではないか
万の事は頼むべからず。 愚かなる人は、深く物を頼む故に、恨み、怒る事あり。 勢ひありとて、頼むべからず。こはき者先づ滅ぶ。 財多しとて、頼むべからず。時の間に失ひ易し。 才ありとて、頼むべからず。孔子も時に遇はず。 徳ありとて、頼むべからず。顔回も不幸なりき。 君の寵をも頼むべからず。誅を受くる事速かなり。 奴従へりとて、頼むべからず。背き走る事あり。 人の志をも頼むべからず。必ず変ず。 約をも頼むべからず。信ある事少し。 身をも人をも頼まざれば、是なる時は喜び、非なる時は恨みず。 左右広ければ、障らず
BSプレミアムアーカイブスで ターシャ・テューダーの話を3夜連続 手元には2004年か2005年くらいに録画したターシャ・テューダーのビデオがあって、 何回か繰り返してみている なんでも便利なものを買って済ますではなく 手作りで楽しむ 辛抱が必要だし、他人と比べていたらなかなかできないことではあるけれども とてもいい人生だと思う
BSプレミアムアーカイブスで
ターシャ・テューダーの話を3夜連続
手元には2004年か2005年くらいに録画したターシャ・テューダーのビデオがあって、
何回か繰り返してみている
なんでも便利なものを買って済ますではなく
手作りで楽しむ
辛抱が必要だし、他人と比べていたらなかなかできないことではあるけれども
とてもいい人生だと思う
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先日は「コメ」についての番組が3夜連続
一回目はインドの南部、タミル地方
いまでは日本語の起源がタミル語だという大野説は否定または修正されているらしいが
コメに関しての日本語とタミル語で似た言葉があるのは事実である
タミルの人たちは機械を使わず、牛とともに生きて農耕を行う
耕すときに牛を使い、脱穀にも牛を使う
牛のフンは乾燥させて燃料にする
また牛のフンを水で溶いて壁に塗って、ヒビ割れないように壁を新しくしたりする
フンだから汚いという感覚はないようで自然に扱っているようだった
二回目はフィリピンの棚田
急斜面にこれでもかというような執念で作った棚田
崩れたら修復する
延々と続く修復作業
そして見事な水のコントロール
三回目はイタリアのリゾット用のお米
無農薬栽培をするのだけれども
その稲は雑草よりも成長が速いとのことで、
稲だけは生き残り、他の雑草は死んでしまう程度に水位を調整するのだそうだ
水没させてしまうらしい
しかしこれで死なない雑草もあって、年によっては稲が雑草に負けてしまうこともあるらしい
それで収穫量が一定しない
リゾット米でアル・デンテにすることを好む人もいて、
その場合は新米ではなくて、ビンテージ米のほうがいいらしい
スープもよく吸うのだという
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人口問題、エネルギー問題、環境問題のシリーズも良かった
地球が人間でいっぱいになると言われているのだが
実際に割り算してみると未だずいぶん沢山の人が住めるようだ
食料にしろエネルギーにしろ独り占めはできなくなるけれど
あとはソ連崩壊の内幕、ヒトラー政権の成立、
フィンランドとアメリカにそれぞれ養子としてもらわれていった
双子の女の子の話など
癖とか仕草とか一卵性双生児は似てしまうものらしい
養子制度についても日本とアメリカで意識の差がある分野だと思う
また、エボラ出血熱の話(医学的には少し怪しかったような気がするが)
パイロットらしき人々は我々国民をどこに連れてゆくのだろう
長年飛び続けてきた
パイロットらしき人たちが国民をどこに連れてゆくのか
戦後70年めの屈曲点が
だんだん見えてきたというところだろうか
独立した主権国家が民主主義的な手続きにより
自分たちの未来を決めてゆくというのとは別のプロセスが進行しているようで、
現在もその「伝統」または条件が引き継がれているということなのだろう
無論、下々の国民には知らせていいことと知らせなくてもいいことがあるらしく
知らないほうが幸せらしい
国益のために沖縄の人たちは我慢する
原発周辺住民は我慢する
この件については仕方がないから我慢しなさいというのは誰が決めるのだろうか
いちいち国民投票をするわけではないから
税金を支払っている国民としては何段階にも間接的な決定になっていて
納得出来ないことも多い
いちいち国民に全部の情報を伝えてなんかいられない
情報を伝えても理解しないじゃないか、誤解するじゃないか、曲解するじゃないか
というのはよく聞くけれども
どの情報を出すか出さないか、決める人のことは
憲法を読んでもはっきりしていないち
「八紘一宇」と語り出すについてはもはやここまで進行していたのかと
ため息のみである
左翼イデオロギーにアイディアと資金と人材を提供していたと思われるソ連が消滅して
左派が消滅、中道または右派の路線の中で自民党と民主党が生きてゆくとなれば、
違いを出すためには、自民が極右で民主が右翼とならざるをえないのだろう
現在の中道とは昔で言えば右翼だろう
どちらもCIAからお金もアイディアも人材ももらう
CIAは安倍がダメでも次の人、自民がダメでも次の党と、保険をかけていて、
それは成功している様子である
右傾化というものは逆戻りができないものなのか
一方的に右にばかり進む
ゴルバチョフが登場して軍縮が進んだのは
人間に理想があったからだろうか
あるいは単に貧乏に耐え切れなくなったからと分析すべきなのだろうか
日本国のパイロットらしき人々にもそれなりのいろいろな理由があるのだろう
どんな理由なのか国民は知らなくてもいいと言われて
それでもこの国で生きてゆくのだろうか
ある程度教えても良いのではないだろうか
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世の中には何一つとしてあてにできるようなものはない。愚かな人は、何かをやたらとあてにするから、腹を立てたり恨んだりするのである。 例えば、権力者もあてにはできない。強い者から先に倒れるからである。金持ちもあてにはできない。金はあっという間に無くなるからである。頭のいい人も あてにはできない。孔子でさえも不遇だったからである。立派な人もあてにはできない。顔回(がんかい)でさえも不幸だったからである。主君のひいきもあて にはできない。一瞬にして罪を被(こうむ)り殺されるからである。家来もあてにはできない
今日はその事をなさんと思へど、あらぬ急ぎ先づ出で来て紛れ暮し、待つ人は障りありて、頼めぬ人は来たり*。頼みたる方の事は違ひて、思ひ寄らぬ道ばかりは叶ひぬ*。煩はしかりつる事はことなくて、易かるべき事はいと心苦し*。日々に過ぎ行くさま、予て思ひつるには似ず。一年の中もかくの如し。一生の間もしかなり。 予てのあらまし、皆違ひ行くかと思ふに、おのづから、違はぬ事もあれば、いよいよ、物は定め難し。不定と心得ぬるのみ、実にて違はず*。 (徒然草 189段) ーーー 今日こそあの事をしようと思っていると、急
富と名声の追求に心を奪われて、休むことなく苦労を重ねて一生を過ごすのは馬鹿げたことである。 富が多いということは、災いも多いということである。富はさまざまな災難や面倒を引寄せる。たとえ空に届くほどの富を築いても、死後にはそれが人々の災 いとなる。 愚か者が見て喜ぶような贅沢品もまた無益なものである。大きな牛車、よく肥えた馬、宝飾品なども、心ある人が見たら馬鹿げたものに見えるだろう。 金は山に捨て、宝石は川底に投げ込むべきだ。富に目がくらむのは、愚かな人間のすることである。 不朽の名声を長く
自分を信じて時を待ちましよう 時は熟してあなたにふさわしい幸せが与えられる それをずっと信じ続けることです
時は熟してあなたにふさわしい幸せが与えられる
それをずっと信じ続けることです