遺伝子組み換えとTPP
消費者がきちんと区別できるようにすることにした
しかしアメリカはそのステッカーをはずせと言っている
東京都知事はこのように、遺伝子組み換え食品を例に出して
TPPには反対だと表明している
遺伝子組み換え食品で何も害はないという立場の人と
将来にわたってどうなるか、慎重にしたいという人がいる
害はないと信じているならばそれでいいのだが
危ないかも、子供には食べさせたくないと思う人には表示があった方がいい
そんな心配は科学的に絶対ないというのは
放射能の説明と似たようなものだけれども
シリア内戦
若い兵士はイスラムの国家を作りたいと叫んでいる
アラーは偉大なりと叫んでいる
人間の脳には欠損があり
その欠けた部分を補うのが宗教という装置なのだと思う
現代風に言えば価値観といってもいい
ーー
もちろん、基底には貧困とか人権とかの問題があるのだろうが
とりあえずは宗教的な叫びを上げる
人はなぜ何かを正しいと信じるか
1.自分の直接の経験から。しかしすべてを実験できるわけではない。
2.権威者の説明により。しかし権威者は容易に嘘をつく。また権威者が間違うことも少なくない。
3.啓示。これは宗教的な領域。
昔であれば権威者は図書館の本とかテレビであった。最近はそれにネットの情報も加わっている。
その中から論理的に推論して情報を取捨選択できる場合は少ないように思う。
ましてや、ある程度複雑な問題に関しては、判断も迷うようにいろいろな雑多な情報が混在している。
どの情報とどの情報が正しそうだと直感で選択した場合、
その後の推論と結論は、その材料の選択によってほぼ決定されてしまう。
悪いことに、その最初の信頼しようと思った情報群が正しいかどうかを不断に検証するということはあまりない。
人間は自分は正しいと思って安心したいものだからだ。
ネット情報は一覧性が悪いので
自分の今接している情報が、全体の中でどのあたりに位置している情報なのか、
その見取り図をなかなか得られない
もちろん、どの情報も、自分が真実であると主張している
ーー
考えるにあたっての前提情報が偏っていたのか
あるいは思考に偏りがあったのか
わからなくなる場合が多いだろうと思う
復興補助金の復興以外の使われ方
それがちょうど各省庁の予算復活作戦のようなものだと新聞にあり
沖縄の道路とかシーシェパード撃退とか
沖縄の道路は、沖縄に災害が起こった場合に備えてとか
沖縄の木材を伐採して被災地に届けるので復興関連だと言い張ったり
シーシェパードに関しては東北の漁港はクジラに関係があるので
クジラ反対をしているシーシェパードを追い払えば、復興に役立つとか
新大臣はもうそんなことはやめたいと言っているらしい
ポルトガルからアンゴラに出稼ぎ 中国の赤い成金
IT、医療、金融、などの専門職の人たちが次々に
ポルトガル語の使えるブラジル、アンゴラなどに出稼ぎに行くという
アンゴラは内戦終了後の経済発展がめざましく
年率12%の水準で伸びているという
かつての栄光のポルトガル
ポルトガルの街にいるのは老人ばかり
どうしようもない
EUという大きな枠ができて、そこでは高級官僚が働いて決定している
各地方は、体のいい言葉で言えば地方分権、実際は格差むき出しになる
それが金融資本主義
ーー
中国の赤い貴族のケンブリッジやハーバードでの暮らしをテレビでレポートしていた
何も新しい情報ではないが
にわか成金のやりそうなことではある
そこで文化のぶつかり合いを体験し、キリスト教にどう対するか、資本主義にど対するか、
西欧流の市民革命の自由、平等、博愛にどう対するか、
そして貴族主義ではなく独裁主義ではなく、民主主義の価値をどう考えるか、
そのような原理的な思索をし、そののちに現状の中国の独裁制資本主義の行く先を考えるなど
すればいいのだと思うが
多分、親にすれば、そのようなことを考えられては困るので、真に優秀な子供ならば、
留学についてもためらうところだろう
ただ、自分の息子を見て、こいつはただ遊べばいいいだけなんだとわかっているから、
安心して遊びに行かせられるわけだ。
ーー
成金たちが海外脱出の準備をしているらしいが、来られても迷惑だというのが本音ではないだろうか。
その社会の何人が働けばいいのだろうか
たとえばイチローと松坂みたいな人を考えてみると、
年収20億円として、
何人の人を養えるのだろう
25万円☓12=300万円としてこれで親子4人が暮らすと仮定する
(少なすぎるが厳しく算定する)
20億円÷300万円☓4=2667人
となる
イチローは働くとしてそれ以外の2666人は働かなくていいのだ
鯨とりの名人が一人いれば
周囲はそれを頼りにしていていいというのと同じだろう
クジラは腐るから独り占めしても意味が無いからみんなに配る
イチローが稼いでいるお金は腐らないから貯金しておける
ーー
たとえば貨幣に細工をして、現在の貨幣価値を表示するとして
1年経ったら完全に無価値になるようにすれば
クジラとかマンモスとかと似たようなものになる
ーー
とにかく、イチローを考えれば2666人が働かなくていいのだ
こんな風にして考えていければ、
賞味、何人の人が働けばいいのだろう
という考えも湧いてくる
ーー
まあ、イチローが上げるとして、誰にだったらあげたいとか、
どういう条件であげたいとか、
無償ではなく労働して欲しいとか色いろあるだろうから
単に純粋に計算してみるとという話
日本人が12000万人いるとして4人家族としてそれぞれの世帯で300万円必要とすれば
12000万÷4☓300万=9兆円必要なわけだ
これをベイシック・インカムとして国民に配る
すると基本的な生活のためならば労働しなくて良いことになる
職人としての上司の進歩に必要なもの
コメの一キロをピタリと測り、
一尺をピタリと測る
今日の気候を前提にして、今日の火加減をピタリと決められる
そのような熟練がどの領域にもあるものだが
そのために必要なのは、フィードバックである
今のはあと1ミリダメでした
今のは良かった
それを延々と繰り返して、上達がある
結果のフィードバックがない世界では
唯我独尊で進歩もなく反省もない
ーー
上司というものもひとつの職人だとして
上達するためにはフィードバックが必要であるが
結果が悪かった時
自分が悪かったと思わず、
今年の部下は良くなかったと思ってしまう
それだと上達しないのである
この結果の原因は自分にあるのではないかと反省して見るところから始まるだろう
心に煩悶があるとき外部に出して形にしてみる
美術でも工芸でも工作でも
また絵でも漫画でも文章でも日記でも落書きても俳句でも
心のなかを形にしてみる
そこから手がかりが見つかることもあり
それ自体が癒しになることがある
作ることで胸が晴れる
それはひとつには、自分の悩みが無駄ではなかったのだと証明できるからではないかと思う
悩みを素材として昇華させたということになるだろうか
ーーー
頭の中にあることを頭の中だけで悩んでいると
なかなか出口に辿りつけない
まず頭の中のあれこれを外部に形にして置いてみる
外部のものならば操作もできる
形を変えられる
そのことが大きいのではないかと思う
権力は必ず腐敗する
権力というものの性質として、権力は必ず人を腐敗させる
清貧な権力であることが目標ではないだろうから
必然的に食欲と性欲と権力欲が人を支配し尽くして
清貧は実現できない
慢性病のように次第に人を蝕む
サイコセラピーとメタサイコセラピー
原テキストとメタテキスト
言語とメタ言語
データとメタデータ
コンテンツとメタコンテンツ
サイコセラピーとメタサイコセラピー
言語学とかコンピュータ言語の言語習慣から派生した「メタ」という言い方なのだろう
ーー
たとえば
あなたは上司の対応が耐えら入れないのですね、
どうやって上司の攻撃から逃れましょうか
という方式と
あなたは上司の攻撃が耐えられないと診察室で不満を漏らしている
それは何を意味しているのか、考えてみましょう
という方式と
復職に必要なもの
病気休職してだんだん良くなる
日常生活は楽にこなせる
しかしここで復職できると思うのは間違いで
日常生活と職場生活の間にはかなりの段差がある
(学生生活と職業生活の段差も同じである)
この段差を考慮してリハーサルして、備え、
そののちに復職すべきである
複雑な損益
日本側で拿捕したものの送り返したりとか
あまりうまくない対応があった
そこに石原都知事が東京都で買うという話を急に始めた
それに押される形で
国有化してしまえば、個人や地方自治体が何かして中国を刺激することもないだろうと言って
国有化した
しかし国有化が中国をさらに刺激してしまった
その成り行きが自民総裁選に影響を与えて石原都知事のご長男は落選し
安倍氏が選出された
禍福は分からない
いじめ蔓延
その対策をどうするか
といろいろと議論がある
子供たちも富裕化しているので
衣食が足りた後はもっと難しい欲求が出てくる
そうなると
学校という場所が悪い場所になる
しかしだからといって
教育の機能をどこか別の場所で代行できるわけでもないだろう
労働集約型産業
マレーシアも、脱・労働集約型産業を目指す。
ーー
知識集約型産業のインチキになりやすいことを考えると、
労働集約型も悪くない
それに、ある程度の人口規模があって、全員が知識集約型産業に向くわけもない。
大半は筋肉があるだけなのだ。
労働集約型でもほどほどに食べていくことができて、ほどほどに幸せになる社会を構想しないほうが悪い。
行き詰まった日本を捨てて、あなたは海外で生きられますか?
クークエ・ジャポン 10月号
統合失調症と躁病とうつ病の関係
その場合は全能感につながると思う
だから時間遅延で自我障害タイプの統合失調症になる
時間遅延の反対で躁病になる
統合失調症と躁病のあとには神経細胞が疲弊してうつ状態が生じる。
躁病のあとのうつ状態があれば躁うつ病である。
統合失調症のあとでうつ病があれば統合失調感情障害である。
ーー
先行するものが何もないのにうつ病だけが生じるという場合もあるが、数としては少ないだろうと思う。
むしろ、不十分な観測が理由ではないかと考えられる。
現代ニッポン働く人の現状
・企業は擬似家族ではなくなった。実際の家族も支えてくれなくなった。母親に生活保護を受給させて平気なテレビ芸人が居ると攻撃されていたが、そのように家族内扶助は希薄になっている。
・企業内相互扶助も薄くなっている
・血縁内での援助と企業内での援助の代わりに国家による援助が期待された(福祉国家)のだが、財政の行き詰まりで見直しが進行している
・終身雇用の終わり
・年功序列の終わり
・成果主義の害
・裁量労働制の害
・非正規雇用の拡大で不安定
・正社員と非正社員の立場の対立
・労働力の流動性の不足
・勉強しなおしのチャンスが少ない
・会社内の人間関係が希薄になり、個人的なつながりに頼るが、仕事では役に立たない
・ネット、ツイッター、フェイスブック、SNS、ネットゲーム、その他つながりはあるけれども、ただつながっているだけ
・名ばかり管理職の増加
・上司との不和、上司も対人関係が苦手
・ものづくりからサービス業又はソフトウェアと言われるが難しい
・グローバル化に伴う労働環境の悪化、低賃金
・IT化で過重労働の慢性化
・プロジェクトごとの人事で、対人関係の希薄化
・モンスターペアレントなどモンスター顧客の増加で疲労
・即戦力が少ないため教育に疲労する
・働き方の感覚が年代によって違う。またお金を使う感覚も年代によって違う。
・ホワイトカラーの重労働化・長時間労働化
・PCや携帯・スマホに向かっていると脳が過剰に覚醒する
・PCに向かっていると強迫性の性格が拡大される
・自己愛性格の人や未熟な性格の人が多くなったので、社会人と思って接するとうまくいかないことがある
・他罰的な人が多くなったので注意を要する
ーー
たとえばホワイトカラーがPCの前に一日座らされて仕事の進行を上司に常に監視されて、
際限なく結果を求められ、参ってしまう。
もう会社も上司も同僚も、見たくもなくなる、恐怖を感じる。
というのが典型的。
ニュートン 物理学者と異端的神学者
誠に輝かしい
この世界の法則は単純でエレガントであり輝くようだ
ーー
この世界のあり方を物理学の方面から研究すれば
エレガントな数式になるが
一方で歴史の法則を研究すればどうなるか
たとえばマルクスの研究があるが
それ以前にニュートンが歴史の研究をしている
彼にとっては物質世界も歴史も神の一面であり
その中から法則を抽出することが
神からのメッセージを読み解くことであるらしい
この世界の歴史そのものが神の意志の出現である
神は人間に何を語っているのか
かなり神秘主義的な読解により歴史を解釈し
更には未来を語っているようだ
ニュートンは物理法則を提示することで大砲の砲弾の軌跡も
太陽と惑星の軌道も予言した人である
過去の歴史を読み解くことによって
未来を予言しようとしたとして、まったくふさわしい行為ではないか
そしてまったく、その才能にふさわしい行為ではないだろうか
組織「2・6・2」の法則
下位2割は問題意識なし、ぼーっとしていて、何かしても大きな損失を出して、組織の足を引っ張る。
中間の6割は状況による
興味深いのは
下位2割をリストラすると
こんどは6割の中から新しい2割が形成されてしまい
結局役に立たない2割がいつも存在して
2-6-2になってしまう
コンテンツ・ビジネス
視聴者の撮影したビデオを紹介している
花が映しだされていたが
なんとまあ、素晴らしい映像である
ハードウェア技術者にはさらに進んだ技術を追求してもらうこととして
一般ユーザーから言えば
もうこれ以上の高密度化や小型化や長時間撮影はあまり必要ないかもしれない
こんなにも素晴らしい機械ができていて
あとは、あなたは、何に感動しますかと問いかけられている
子供の運動会とディズニーくらいしか思いつかないのではもったいない
ーー
ブログでもツイッターでも、こんなにも素晴らしい技術があって、
そこで何をつぶやいているか、そのことが逆に問われている感じがする
エネルギー問題で騒いだ歴史
たとえば石油がなくなると騒いだり
バイオエタノールとか言ってとうもろこしが暴騰したり
水素エネルギーとかで、排出物は水だけ、水素ステーションをどう作るかなんていう話までニュースで聞いたような気がする
アメリカが実はオイル大国なのだという話も
何十年も前からある話だ
今回のシェール・オイルは本当なのだろうけれども
それにしてもあれこれ騒いだ歴史が思い出される
ーー
これで安心してアメリカは贅沢の続きができるわけだ
ーー
日本が本当に危機感を感じているならば
とりあえずペットボトルを全面的にやめたらいい
日本は水道の水で十分に生きられる
お湯を沸かしてお茶を入れればいいだけだ
色つき匂いつきの化学薬品水をのんで
不健康に太るのがやめられる
企業福祉モデル
ーー
現在のわが国の経済社会システムは戦後に形作られた「ケインズ型企業福祉モデル」としての性格をなお基本的に残している。そこで、このモデルの特徴を整理しておくと、以下で順にみていくように、企業、家族、政府の3つのサブシステムから構成されていた。
ーーーーー
私なりに言うと
家族内助けあいと
企業内助けあいと
国家助けあいの
対比になる
国家による助けあいは母集団が大きいぶん、負担は少ないようなものだけれども、
出す側も受け取る側も顔が見えないという問題がある
家族内助けあいだと
誰がどのような苦労をして養ってくれているのかわかるようになり
そこに人情も義理も発生する
しかしそれが人間の原初の姿なので
血縁共同体の助けあいは強力だと思うし合理的だ
会社内助けあいは
DNAの基盤を持たないので
血縁助けあいに比較すると人工的で
しかもある程度人の顔が見えるのでなかなか大変な人間関係になる
終身雇用と年功序列はそれなりによい所も悪いところもあるが
採用時と途中とで制度が変わると個人としては耐え難い場合がある
約束が違うだろうという声が出る
サウジアラビア
約7000人の王族が支配している。議会もないし選挙もない。
人口の3分の1は30歳以下。失業率が高い。インフレ進行。
原油価格が75ドルを割ると政治が不安定になると噂されている。
建国の王はアブドゥル・アジス・アル・サウド。
そのアジス王が最も寵愛した妃のハッサ・アル・スデイリの長男、88歳のアブドゥラ王を中心に
7人の兄弟が治めてきた。
7人をスデイリ・セブンと呼ぶ。
6月にナイウフ皇太子が死去。3人しか残っていない。
権力は第二世代から第三世代に移行しつつある。
人口は2800万人、石油収入をばらまいて不満を押さえ込んでいるという。
サウジアラビアの石油国内消費量はドイツと同じくらい。
ドイツは人口が8200万人。
冷房を一年中つけっぱなし。
贅沢に慣れた人民が今後どうなるのかと心配されている。
第2代農民工 2億人
北京にいてつくづく実感するのは、あまりに厳しい階層差だ。プチブル層と民工層は全く違う世界の住人であり、相互に憎悪している。中国に進出している外国企業は、この階層差を利用して利益を得てきた。民工層の労働に支えられ、プチブル層を市場としてきた。
ーー
中国が経済成長目標を7.5%にしたと話題になった
1989年に天安門事件があり、そのときに中国が国際社会から経済制裁を受け、1990年に成長率が低下した。
その時以来の低い数字という。
多くの貧しい人が我慢できているのは成長率が高いからであって、
7.5では我慢出来ないのではないかと、記事では書いている。
しかし7.5と8.0がなにか本質的に違うものか、私にはよく分からない。
中国の政治は要するに9人が決めているとのことでチャイナ・ナインと呼ばれている。
民主的な選挙はない。
要するに革命時代の功労者がそのまま既得権益者になっている。
太子党と共産主義青年団のおよそ300のファミリーによる
実質的な私的独裁である。共青団は太子党に忠勤を認められると引き上げられる。
彼らは海外にかなり大きな隠し資産を築いていて、なかば公認である。
中国の貧しさの例を上げると、一人あたりGDPは世界120位である。
15億人の人口。その36%が2ドル以下の所得の貧困層である。
7億人は無貧しい農村部に住んでいて、貧富の差は世界一である。
暴動は頻発し公安予算が国防費を大きく上回ると予測されている。
たとえば深セン市の都市民となる権利は筆記試験で決められるが倍率は高い。
ネット人口が1億を超えて情報統制はますます困難になりつつあるのだという。
アラブの春のようになるかどうかは分からないが
人間の自然として、人権を主張するだろうし、自由も求めるだろう。
そして貧しくてもいいから平等にしろとの意見も多いだろう。
特権階級による独裁が15億人の民を対象にして行われ
チベットからウイグルまで抑圧された人民が苦しんでいる。
報道の量
この世界で何が起こっているか推定する
昔なら新聞に印刷できる量が世界の全量であった
テレビの放送時間が世界の全量であった
時間に入りきらないものはなかったことにされる
個人の生活範囲の情報量はもちろんそれよりずっと少ない
現在はたとえばネット、また図書館、本屋、会社の情報室、いろいろあって
昔よりは情報量が増えているが
人間の脳の働く時間には限りがあるし
理解にも限りがあるので
理解を超えるものについては自分なりに簡単に解釈理解して終わるのだろうと思う
そしてその量はたぶん昔とあまり変わっていない気がする
旅行に行ってそこのホテルで読む新聞はとても新鮮である
しかしそれも何日か続くと脳が慣れてしまい
情報をスキップしてしまう
躁状態の予防について
躁病の人が何度も繰り返してしまうのは
躁病はもう絶対に嫌だ、こりごりだ、ぜったいに予防するぞ
という気持ちに乏しいからだという考えや
普段はそう思っているけれども、躁状態に傾いてくると
もう躁状態の脳内状態のほうが快楽なので逃れられなくなるのだとか
本質的に病識に乏しいのだとか
いろいろな意見がある
アルコール症の人は本質的にアルコールが嫌いはないので
なにかの機会にアルコールを始めてしまうことが多い
アルコールの害は重々知っているし
再び入院するとか仕事を休むとかは回避したいと思っているのだが
それでもアルコールは誘惑である
違法薬物に関しても同様
ーー
躁状態は本人にとっていいことばかりとは限らないが
一部は本人にとって快適な部分もあるようで
うつ状態、ですよといっても、引き返さなければならないという、緊急サイレンはなかなか鳴らないような気がする
ーー
これに対してうつ病を予防しましょうという話は
よく理解してもらえるし、そのまま守ってもらえるような気がする
グルタミン酸ドパミンD3受容体遮断による統合失調症の新たな創薬の可能性
大道廃れて仁義有り 恩愛滅びて忠孝起こる
人工的にそのガイドラインを作らなければいけない」