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尖閣と日米安保

尖閣については領域としては日米安保の範囲内であると
アメリカ政府は認め、
しかし、尖閣については二国間問題だからアメリカは口出ししないという
一見わかりにくい話になっている

領土に関しての二国間交渉にアメリカは干渉しない、
ただ、領土紛争の延長で中国側から「軍事攻撃」があった場合には
日米安保の範囲内ということになるとのことらしい

それはそれで論理に整合性がある

領土を守るという観点ではなくて
軍事攻撃に対して日米安保が発動するというような意味合いだった
ーー

 



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原子力船むつ

原子力技術の未熟という点では
原子力船むつが放射能漏れを起こしてあっさり廃船になったことが印象的だった

また挑戦してみたらいいと思う

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雄々しい と 女々しい という言葉は 多分使ってはいけない言葉なんだと思う

雄々しい と 女々しい という言葉は 多分使ってはいけない言葉なんだと思う

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知的能力の独占化

尖閣問題で日本が国有化したことが余計なことと非難されている
たしかにそのような気もするが
中国の場合、中国の領土であるといえば自動的に国有化になるわけで
そのことを考えると、領土の権利を主張するからには国有化で形式的にもおあいこだという理屈があるらしい

ーー
中国も日本と同様に親が偉い政治家で息子も偉くなるという
七光りの現実らしい

土地は国のもの、資本は国のもの、という共産主義の初歩的な考えから言えば、
資本を独占する資本家も悪いし、
世襲的権力を独占する政治家も悪いし、
さらには知的能力の独占化につながる遺伝子資源の独占も悪だということになるのだろうか
知識階級の世襲化が発生する
このあたりは文化大革命的な発想になるのだろうか

ーー
日本では高学歴と所得と子供の教育、さらには子供の学歴に相関があると言われて久しいのだが
ある文章によれば早稲田の政経で一般入試は40%、あとは情実、つまりコネ
慶応ではむかしからもっと情実
さらに私立大学の半分は定員割れなのでフリーパスみたいなものなのだという

大学の学科として携帯小説科とかあるとの話も誰かしていた
私は多様性を促進するのがいいと思っているが
どうせ勉強しないのだから長い学校生活は不要だろう

仕事がないから学校生活が長くなっているだけ
少子化の一方で学校が多すぎるので学校生活が長くなるだけ
という側面があるのだろう

一方で文科省から日本の子供の学力がかなり低下しているという情報が報告されていて
50人のうち20人が女子だと女子の割合は40%と答えられないのだという

これは学校教育に責任があるわけではないと思う
学校で何をしていてもそのくらいはわかるはずだろう

子供時代からの慢性の睡眠不足、夜が明るすぎることなどが脳の発達を阻害しているのではないかと思う

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情報処理増大で脳がダウンするイメージ

たとえばプロ野球選手が下半身を鍛えようと思って頑張り過ぎると
アキレス腱断裂をおこしたり、肉離れをおこしたりする

本来、人間の体には無理をし過ぎないようにストッパーとなるメカニズムがあるのだが
プロ野球選手のようにあまりに過酷な競争環境に置かれると無理をしてしまう

同じように脳でも不具合が起こる
現代のように情報処理量が飛躍的に増え、しかもスピードを要求され、量とスピードと質を競う場合、
どうしても脳に負担がかかり、
脳でアキレス腱断裂や肉離れがおこることになる

あまり頑張らない人は心配ないと思うが
それなりに頑張って成果を出してほめられて育ってきた人はどうしても頑張ってしまう

潜在的な、または軽度の躁うつ病の人も、現代の環境に置かれると
明確に発病しそうである

脳にかかる情報処理負荷を軽くすることがいいと思うのだが
もう逆戻りはできないだろう

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まどろむ

午後になってうとうととまどろんでいたところ
人が訪ねてきて起こされ
なにか話をした

その後、さっきまでまどろんでいた時には何を考えていたかと考えて
何も思い出せない
そうはいってもまた眠っていた感覚もない



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うつについてのメモ

(1)喪失に由来する悲哀感
たとえばペットロス、配偶者の死亡、など
喪失反応からうつ状態を説明するのは昔からあるし
それが一般の心理として共感・了解しやすい
憂うつ、不安が主体で
エピソードに対する反応

(2)妄想的確信が問題となる場合
「私は絶対に不幸になる」と語り続ける場合
すべての楽しみがなくなった、興味が湧かなくなった、など
極端になると疾病妄想や貧困妄想、罪業妄想につながる
これはやや共感・了解しにくい
脳内の病変

(3)会社に怖い上司がいて会社に行きたくない場合
悲しい、意欲が出ない、興味が持てない、楽しみがないなどの項目に
当てはまる場合があるが本質的には(1)でも(2)でもない

(4)正常の悲哀の体験を生きているが背景に精神病性のうつがある場合
これもよくあることで、日常生活を生きていれば
何かしらの喪失エピソードはあるもので、それが「きっかけ」と認識される
しかし背景には脳内病変があるので経過は(1)とは異なってくる



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日本のドッグショーを観に来たアメリカの夫婦が「アメリカの犬はどこにいるの?」と係員に尋ねたら、首相官邸に案内された

日本のドッグショーを観に来たアメリカの夫婦が「アメリカの犬はどこにいるの?」と係員に尋ねたら、首相官邸に案内された

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私は、みんながほしいものがほしい

あなたは何がほしいのと聞かれて

私は、みんながほしいものがほしい

という答え

ーー
でも、この人も、「みんな」の一人なんですね

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短い人生は、時間の浪費によっていっそう短くなる・・・サミュエルジョンソン

短い人生は、時間の浪費によっていっそう短くなる・・・サミュエルジョンソン

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大家族制度

所得の再分配機能とか
相互扶助とかを考えると
大家族制度はいい制度なのだろうと思う

戦後日本の民法が日本人の何を変えたのかの議論になったとき、すでに
吾妻先生が新民法制定時に、日本の社会は変わってしまう
と議論していたと聞いている

ーー
これは法制度が人間の意識を大きく変える例だろうと思う

普通は下部構造が意識を変え、
意識の変化が法制度を変えるものだろうと思うが
戦後民法の場合、法制度の変更が先にあり、それにガイドされる形で
意識の変化が生まれたことになるのだろう

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あなたがその美しい風景の一部であったとしたら

あなたがその美しい風景の一部であったとしたら
自分のことを美しいなんて思わないで
生きているだろう

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熟練の要らない仕事

およそ仕事というからには
熟練していて、そのことに対する代価が支払われるか、
我慢が必要な仕事で、その我慢の代金として給料が支払われるというのもある
特殊な才能があってたとえば漫画が上手にかけるから代金が支払われるというケースもある

しかし考えてみれば
特に何も練習も熟達もなく生まれたままで
自然に絵顔を振りまいたり、思いついたことを話したり、
歌いたいように歌ったり、踊りたいように踊ったり、
書きたい言葉を歌詞にしたり、
接客しても自分が飲みたいから飲むしという態度で通すとか、
その人が当たり前に生きていることそのものが商売になってお金になってしまうということがあったら
それはとても幸せなんだろうか

熟練していって、自信が出てくるものだけれど、
私はなんの努力もいらない人間なのだという自信もあるものだろうか

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世代間連鎖―受け継がれる家族文化

世代間連鎖。受け継がれる家族文化が昔から言われていて
世代をさかのぼってインタビューすることもよくある

しかし最近ではその人に影響力を与える物語が
家族の外部にあることもあるようだ

下位文化というものは文化の伝達であると同時に
脳回路の働かせ方の伝達でもあり
例えば感情の振幅を決めているし、感情の方向を決めていると思う

親の知らない文化がネットで毎日届けられている状況

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心理を拡大観察する

出版業界でも不況で
求められているのは
極端でクリアーで刺激の強いくっきりとした言説という

感情も顕微鏡で拡大したような
大げさで振幅の大きなものが耳目を引くとのことだ

販売ターゲットがそのような層であるならば
それに沿う方針も合理的なのだろう

ーー
一般に物事を観察して見る場合に、拡大してみるということは有力な手段である
顕微鏡も望遠鏡もそのようなものだ

小説の一部などはあからさまな拡大とデフォルメとも言える
そのことで何かが分かりやすくなるということは確かにあるだろうと思う

ーー
診察の場面ではある種の拡大鏡に相当する技術を使っているものだが
それがどの程度意識的自覚的かは様々だろう

微細な観察というものは不必要である場合もあるが
現在の倍率10倍というくらいを意識して観察していれば問題はないだろうと思う

しかし倍率10倍で話をしているうちに
患者の心理を増幅してしまう可能性はないのだろうかとも思う

ーー
拡大すると言わず
時間をゆっくりにして場面を再生するということも
有効だと思う

ーー
患者が語り直す場合には
当然のこととして、体験者から、語る人に立場の変更があるので、
そこで一段認識がジャンプする

拡大やスローモーション、過去との比較、別解釈の可能性探求、これらが役に立つ場合が多い

ーー
拡大の技法が文章を書く場合にも共通している

ーー
対人関係としては心理の拡大率が違う人間同士が付き合うことはなかなか難しいと思う
拡大率が違う場合に慰めにもなり、気づきにもなると思うのだが
日常生活の感覚の違いはつらいものではないかと思う



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原発ゼロには反対

原子力発電所はゼロにしてしまえというのは
ちょっと待って、考えてみようよと言いたい

1.原子力発電所を持っていれば潜在的核保有国としてステイタスを確保できる、という意見に反対
2.これから東芝などが原発を中国やインドその他にたくさん輸出する予定なのだから、原発ゼロなんてありえないという意見に反対
3.経済界から出ている、電気代が高くなって、国際競争力が低下し、国内産業が空洞化するから、反対という意見に反対
4.もしもの地震や津波やテロ攻撃や、オスプレイのような「操縦ミス」の場合に、取り返しがつかなくなるから、反対という意見に、反対
5.原子力ムラの利権を維持する結果になるから反対という意見に反対

1.原子力発電所を持っていれば潜在的核保有国としてステイタスを確保できる、という意見に反対
何れにしても原発は大拡散するのだからもう止められないトレンドである。原爆を保有することも特に優位な戦略とも思えない。

2.これから東芝などが原発を中国やインドその他にたくさん輸出する予定なのだから、原発ゼロなんてありえないという意見に反対
日本でなくても、フランスなどが輸出するだろうが、そんな「不完全な技術」を輸出するなんてやめたほうがいい。

3.経済界から出ている、電気代が高くなって、国際競争力が低下し、国内産業が空洞化するから、反対という意見に反対
そのくらいのハードルは越えていく意気込みで真面目にグリーン・エネルギーに取り組むべきだ。電力が足りなくなるというなら節電して、早く太陽光や風力などを設置すればよい。今後は人口も減少するのだし全使用量も節約できるだろう。

4.もしもの地震や津波やテロ攻撃や、オスプレイのような「操縦ミス」の場合に、取り返しがつかなくなるから、反対という意見に、反対
もしもの時にも安全な対策を講じて、新型原発を維持するべきだ。むしろ、古くて危ない原発を使用可能年限ギリギリまで使おうという発想がおかしい。少しでも危ないものならば、最新型に切り替えるべきだ。

5.原子力ムラの利権を維持する結果になるから反対という意見に反対
利権をなくせという考えと、原発をなくせという考えは別のものだ。利権をなくせばいいだけだ。

ーー
そもそも鉄腕アトムも原子力で稼働していたと思う。やはり夢のエネルギーなのだ。
日本人のノーベル賞の何人かは核物理学で受賞している。物理学の基礎理論と関係している。
原子力工学も蓄積がある。そして核物理学にも原子力工学にも、まだ未完成の課題がある。
完全に安全でクリーンで最終処理も簡単な夢のエネルギー。これをやすやすと諦めていいはずがないではないか。

不完全な技術なのだから世界に輸出していいはずはない。しかし国内で、慎重に場所を選択して技術を蓄積し、理論を磨くことはやはり必要なことだと思う。そんなことはフランスとかアメリカがやるだろうなんていう話には反対。

不完全で危険だけれど結構役に立つ技術があるのだから、その延長を真剣に模索すべきだ。

つまり、グリーン・エネルギーで全部の電力をまかなう計画で投資する。
原発を、電力の即戦力としては期待しない。しかし100年後のパーフェクト・クリーン・エネルギーの夢を託して、
研究は大いに続けるべきだと思う。

古くて危ない原発はすぐに解体して、新しい相対的に安全な原発に燃料を移動してほしい。
もちろん、それが非常に困難であることはわかるけれども、そのような問題があり、それは解決すべきだと目標を明確に打ち出せば、若い天才が何か考えつくだろう。そのために投資するのは有意義ではないだろうか。

ーー
原爆から始まる禍々しい歴史を振り返ると実に危険なもので制御不可能なものであるが
だからこそ、それを制御可能で役に立つものに変えるための理論と技術を探求すべきではないだろうか。

いつか誰かが、核エネルギーを悪い目的で使用するかもしれない。そのときにそうした悪い意図の技術を超える技術を持たないで安心していられるだろうか?

ーー
例えて言えばオリンピックの新種目のようなものとして育成することを希望したい。

槍投げも射撃も殺人に用意に結びつく競技である。

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真面目な若者にふさわしい職を

こんなにも収入が低下してくると
相対的に農業にも希望が見えてくるのではないか

ーー
とにかく、大人が相談して、子供に職を世話してあげたいものだ
社会全体で考えなければならない

真面目な志を持って、こつこつと働きたいと思っている若者に
ふさわしい職を用意しようではないか

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新型タイツ

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倒した相手の武器を使った羽生二冠、振り飛車

将棋第60期王座戦第2局において、羽生善治二冠の振り飛車が出たというので話題。
羽生二冠は基本的に、居飛車。
振り飛車は直前の王位戦で羽生二冠が破った藤井猛九段の得意戦術。

「倒した相手の武器を使った」というのが面白いのだそうだ。

たしかにこれは面白い。


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なまはげのなり手はエクセル必要

人に教えてもらったところでは
秋田のなまはげの求人広告があり

男鹿市観光協会がハローワークになまはげの求人を掲載。
なまはげ求人は今年3月にも話題。今回新たにもう1人なまはげを再募集。採用者はなまはげの成り手として秋田県内外の観光PR。1カ月に21日、午前8時30分から午後5時15分までのフルタイム勤務で月給は20万5800円。男鹿市在住者限定での募集。
 必要な経験・資格の項目には「パソコン(エクセル、ワ一ド)が出来る方」「普通自動車免許」。最近のなまはげはPCも操作する。営業車で現場に行き、悪い子や泣く子の数をグラフや関数を駆使して管理する。意外と頭脳労働。
 なまはげ求人を見たネットユーザーからは「なまはげやるにもワード、エクセルができないとダメな時代か……」「時代の流れは厳しいな」といった声。






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愛人の始まりは女性が50歳の時

愛人女性は70歳、別れ話がこじれました
20年間愛人だったとのことで
愛人の始まりは女性が50歳の時なのか

高齢者の性愛は深い

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こんなのを作り始めました・まだ途中です

http://p.booklog.jp/book/56587/read

品川心療内科・心療内科学入門・精神医学入門  まだ途中

ーー
品川心療内科臨床精神医学臨床心理学用語辞典 これもまだ途中

http://p.booklog.jp/book/45710/read



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新精神療法Aの話とマルチ商法

現在では認知行動療法が完全に主流になっているので
その主流の中に飛び込んでコツコツと実績を積むのは
なかなか道が遠いと思う人もいるだろう

もっと簡単でもっと目立つことがしたいと思う
性格の未熟な人もいるものだ

それは各国にかならずいるもので
人間の集団が中心部分と周縁部分に別れていくことから見ても
必然のことだと思う

そこで周縁部分にいる人がさまざまな新精神療法ABCを開始する
と言っても、この分野で本質的な新しいものはあまり無いので
多くは古いものの部分変更である
それでもなにか新しい名前をつけて新精神療法Aとなる

仲間に認知されるかどうかは普通に考えると認知行動療法と無作為割付対照試験をして
同等または優位な結果が出ればいいことになる

こういう分野で、法律的に禁止されていないなら何をしてもいい、というのがアメリカという国であって
まあ、どうかなと思われるようなことでも平気でやってしまい
アメリカでの大規模臨床試験でも成果が実証されました、なんていう話が
実験内容の厳密な検討なんか全然されることなく
タイトルだけ流通する

ここからが日本という国の悲しいところなのだが
日本の人たちは自分たちで臨床データを集めて
日本ではきちんと実証されましたと言う気なんかない
アメリカで結果が出ているから有効なのだという議論である

そもそもの話、アメリカの精神病と日本の精神病が同じという保証もなく
もっと危ないのは新精神療法Aの内容としてアメリカと日本で同じだという保証もない
それはおおむね密室での出来事である

アメリカで嘘つきがいれば
日本では権威として通るのだから
おかしなものだと思う

やっている自分が一番よくわかっているんだと思うけどね
そういう人にはまた別の動機があるものだ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ワークショップとか言って高いお金を取るのはアメリカ式の商売で
スーパーバイザーがまた高いお金を取ったりいろいろ別の形で搾取したりするのもアメリカ的な感じがする
そういう文化があり、それが好きだというなら、何も言わないが
視野狭窄になっていて、それしかないと思うなら、洗脳から解放されて欲しいと思う

アメリカ流のマルチ商法とかネットワークビジネスとかに似ているところもある
地道に苦労するよりも手っ取り早く成果を誇示したい
宗教の布教活動に似ているところもある
相手の苦難や欲しいものを確認して強い欲求があると見るとどんどんそこを攻める
新宗教の活動と同じである

あるいはモルモン教徒が何かにつけ熱心であることは認めるのだが
その熱心さをカトリック研究とかプロテスタント全般の研究に向けてもらえたらとてもいいのにと思う

鍋を売っていたところが有名だけれども最近は化粧品や健康食品などが多いらしい
結果がはっきり現れないけれどもプラセボ効果が期待できるものが最適だろうとは思う
つまり否定的検証もしにくいと言うことだ

外部から見れば明らかにだましているのに似ているし金儲け以外の動機はないように見えるものだが
内部からはまた景色がちがうらしい
そもそもその業界に入り込んだところで、いいカモなのである
シャブリ尽くされるまで解放されないだろう

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
洗脳からの解放も株の損切りも同じなのだけれども
未来を考えて、過去の痛みを我慢することだ

過去の苦労や投資を否定することになるのはつらいだろう
しかし未来のために
きちんと考えて欲しい

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時々経験するが
例えば患者さんの中には
彼がとても理不尽で理解できないのだけれども
自分には彼が必要で別れられないという女性が居る
彼女は辛くなってしまうことがあって彼に「分かれてお互いに依存しないで暮らしてみよう」と提案するが
そんなとき彼は「それがおまえの弱いところだ、そこを治さない限り
これから先の人生はもっとダメになる」
などと強力に説明して
お金は取られる、そのお金でお酒を飲まれる、別の女性と遊ばれる、など
いいことは一つもないのだけれども
「俺と別れたらおまえはやっていけないぞ」と何度も言われて
結果としてそう信じている

またたとえば
マイルドな形ではあるが
気功とかヨガとかに効果不明なままで通い続け
通わなくなるという決意が出来ないようにされてしまっている場合が結構ある

自分にとってどんな利得があるのか
考えれば分かりそうなものだけれど
そこが洗脳である

今も良くないがやめたらもっと悪いことが起こると信じてしまうらしい

本当の意味での自信がないとか
不釣り合いなほどの成功を夢見る人の場合に
こうした落とし穴にはまり込みやすい

ーーーーー
誰か他人に操作されてだまされている場合もあるが
もっと厄介なのは
自分で自分をだましている場合である

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「淋しい時は淋しがるがいい。運命がお前を育てているのだよ。」

「淋しい時は淋しがるがいい。運命がお前を育てているのだよ。」

 「出家とその弟子」倉田百三 ワイド版岩波文庫 p85



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メンタルヘルス統合プログラム(MHIP)

近年、医療サービス統合への重要度が増している。そのような中、プライマリケア医による自殺予防への関わりも重要になっている。こころとからだの質問票(PHQ-9)は、プライマリケアに基づくメンタルヘルスプログラムであり、患者の特徴、管理およびうつ病アウトカムを評価することが可能であると言われている。ワシントン大学 Bauer氏らは患者レジストリーから得られたデータの観察分析を行い、PHQ-9の有用性を検証した。J Gen Intern Med誌オンライン版2012年8月31日号の報告。

 対象は、ワシントン州全体の100以上の地域保健センターでメンタルヘルス統合プログラム(MHIP)に参加した11,015名。自殺念慮の独立変数はPHQ-9の9項目により評価し、うつ病の重症度はPHQ-8により評価した。評価項目には、うつ病治療プロセスの4つの指標(ケアマネージャーの介入、精神症状レビュー、向精神病薬、専門医への紹介)、2つのうつ病の指標(PHQ-9スコア50%減少、PHQ-スコア10未満)が用いられた。

主な結果は以下のとおり。

・ベースライン時に自殺念慮を示した割合は45.2%であり、男性であること、および精神症状の重症度と有意に高い関係を示した。
・自殺念慮を示した患者のうち5.4%は、現在の抑うつ症状が乏しかった。
・年齢、性別、精神病理の重症度で調整後、自殺念慮を示した患者は、より早期のフォローアップを受けており[ ケアマネージャーの介入:HR=1.05(p<0.001)、精神症状レビュー:HR=1.02(p<0.05)] 、より多い抗精神病薬の投与[OR=1.11(p=0.001)]、および専門医への紹介を受けていた[OR=1.23(p<0.001)]。その一方で、PHQ-9スコアの達成率が低かった [PHQ-9の達成率(10未満):HR=0.87 (p<0.001)]

 プライマリケア医によるPHQ-9の活用は、自殺念慮を示す患者の早期発見を可能にすると考えられ、専門医と連携しフォローアップを行うことで、自殺予防が期待できる。


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薬の効かない結核が予想以上に拡大

【ロンドン・ロイター=共同】米疾病対策センター(CDC)の科学者を中心とする国際研究チームは30日、世界各国で抗生物質が効きにくい多剤耐性結核の感染がこれまで考えられていた以上に増えていることを突き止め、同日発売の医学雑誌ランセットに発表した。

 2010年の結核感染者数は世界全体で880万人に上り、そのうち140万人が死亡した。

 結核治療には第1選択薬としてイソニアジドとリファンピシンの2種の抗生物質が使われているが、最近は、このいずれも効かない多剤耐性結核(MDR-TB)や、補助的に使われる第2選択薬も効かない超多剤耐性結核(XDR-TB)が出現。このため結核の死亡率上昇と感染拡大の原因となっている。

 国際研究チームはエストニア、ラトビア、ペルー、フィリピン、ロシア、南アフリカ、韓国、タイの8カ国について結核感染の調査を実施、その結果、多剤耐性結核患者の約44%は第2選択薬とされてる抗生物質の少なくとも1種について効果がないことが判明したという。

 世界保健機構(WHO)は2015年までに世界中で200万人が多剤耐性結核に感染する恐れがあると警告している。


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コンドーム、80歳まで重要 テストステロン血中濃度は35歳から80歳まで高水準

米国内分泌学会は(ENDO)は、発行するEndocrine News誌9月号で「中高年のセックス教育が重要」と呼びかけている。80歳まではテストステロンの血中濃度は高水準になると指摘。その上で、80歳までは性活動に積極的であることを否定する必要はなく、常にコンドームを着用するよう指導し続けるべきであると強調した。

 学会は、最近の研究として、57歳から64歳までの73%、65歳から74歳までの53%、75歳から85歳までの26%が性的に活発だと説明。今、中高年層の性感染症の感染率が高まりつつあると警告した。Sexuall Transmitted Infections誌によれば、ここ10年間で感染率が2倍になった。理由は「妊娠の懸念がなく、コンドームを使わないから」と想定する。米疾患対策センター(CDC)によると、国では新規HIV感染症の17%、新規AIDS診断者の23%は50歳以上となっているという。

性感染症多い高齢層

 性感染症が増える要因として、長寿化や離婚率の上昇がある。さらに、医学的な背景としては、女性の膣内のpHが高くなり、性感染症に感染しやすくなることのほか、男性ではED治療薬を使う人の方が性感染症になりやすいと報告されていることが考えられている。

 学会は「性感染症が多いからといって、禁欲を強いるべきではない」と説明。男性ならば35歳から80歳までテストステロンの血中濃度は高水準であると解説した上で、「セックスの時にコンドームを着用するよう指導するのが大切」と強調している。


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音楽というものの意味

採録

E. O. Wilsonのいう多レベル淘汰

一つの部族の中では利己的な個体が利他的な個体に勝つが、部族間の競争では利他的な個体からなる部族の団結力が強いので戦争に勝つ。したがって利己主義と並んで、それを抑制する利他主義が遺伝的に備わっていると思われる。

オーストラリアのアボリジニは4万5000年ぐらい前から孤立しているので、氷河期の行動が残っていると推定されるが、彼らの通過儀礼は4ヶ月も続き、その間に儀礼のない日は1日もない。これは子供を一人前の「戦士」として鍛える儀式で、割礼などの痛みに耐えた者だけが共同体のメンバーとして迎えられる。人々は儀礼の間ずっと踊り続け、合唱や演劇が行なわれる。

言語や音楽は、こうした儀礼のために生まれた、と本書はいう。特に言語は、戦闘に際して敵味方をわける暗号として機能するため、それを習得することはきわめて重要だった。部族の規範に従わない者は容赦なく部族から追放され、それは死を意味した。実用的な目的のない音楽がすべての部族にあり、むしろ未開社会ほど激しく音楽や舞踏が使われることは、これが集団のために個人を犠牲にする儀式の道具だったことをうかがわせる。

ーーーーー
音楽というものの意味

同調性の確認ということが根底にあるとして
それは歌の多くが労働歌であったことからも分かるのだけれども
しかし現代に残っている歌は多く恋愛関係の歌である
歌手と呼ばれる人もセクシャルな側面を売りに出すことが多い

現代であればデートに誘って話をしたり食事をしたりする、そしてその先には儀式的ないろいろなことがある
古代では多分、求愛の儀式が、歌と踊りだったのだろうと思われる
充分な性的成熟の印、性的機能の充実、ハズレでないことを証明する、
そして異性に対してのアピールの根底にあるのは、同性に対してのアピールで、
同性の中でのヒエラルキーの確認の意味があるのだと思う

古代人がしばしば見せている
意味のよく分からない、しかし多分魔除けのような呪術的な意味のある、化粧のようなもので、
踊り歌うことで魔除けをして幸福が舞い降りることを期待したものだろう
そして幸福の一部は配偶者選択だったろうと思う

こうしたこと全体に通じて言えるのは、歌舞が
現実的に例えば食料が確保できるとか健康増進に役立つとか
そういう性格のものではなく
むしろ孔雀の大きすぎる羽のようなものなのだろうと
いうことだ
そしてその中の要素として、独自の合理的な方法を提示するのではなく、
ひたすら集団の規定した歌舞の方式に従ってという部分があるのだろうと思う

だからこそ流行現象が見られやすいのだろう



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人生というものは無意味なので

人生というものは無意味なので
当面は何をしても無意味なのである
せめて颯爽としていようじゃないかと先輩に言われて
ついついつられてハイと答えたものの

無意味なものを無意味なままに颯爽と生きるなんて
むつかしくて
たいていは意味がどこかにあるんじゃないかと
諦め切れない様子で探したりしているのではないだろうか

ないものをあると言いはるのはやはり誠実ではない

今はないが
そして当分ないが
遠い将来DNAが偉大な進化を遂げて
人間は意味のある生き物になり意味のある人生を送るようになるかもしれない
それまでの「つなぎ」なのだと
悟ってもいい
すべては未来に属することで
見届けることはできないのだが
そう信じる事くらいはいいだろう

ーーー
ニーチェの超人の考えはこんな感じなのだろうと思うけれども
それが現代に現れていれば
「存在の耐えられない軽さ」のようになるはずだそうで
それはそれで耐えられないと感じる



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