変わる必要はないと保証して欲しいのだろう
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もちろんだ、変わる必要などない
そして苦痛は取り除く権利がある
もちろんだ努力の必要はない
英語が上達する権利がある
もちろんだ努力の必要はない
希望が現実になる権利がある
Alain de Botton: A kinder, gentler philosophy of success
http://www.ted.com/talks/alain_de_botton_a_kinder_gentler_philosophy_of_success.html
kinder, gentler という表現はかなり熟していて
検索すると幾つも出てくるのだが
適切な翻訳はどういうものか
私としては未だに結論が出ていない
ここでも出てきたので
なんだか友達に出くわした感じ
翻訳しないといけないのは
kindler,gentler なのでさらに困惑しているのだけれど
これも検索でいくつも出てくる
体験の価値
一番美しい桜はビデオの中にあり
一番素晴らしい世界遺産の体験はビデオの中にある
富士山の素晴らしい情景を撮影するために専門家が
長い時間をかけて素晴らしい技術をつぎ込んでいるのだから
偶然旅行した場合よりも素晴らしい映像がそこにある
今のところは匂いとか風とかは再現できないけれども
まあ、そんなものはいいだろうとも思える
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そんなはずはないので
みんな旅行に行って
ビデオよりもずっと悪い条件で体験をして帰ってくる
それでも価値がある
どこに何の価値があるのだろう?
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これも極端なことを言えば
素晴らしい感性を持ち完璧な表現能力を持った人間に体験してもらい
それをあとでゆっくり追体験すれば
凡人にはありがたいことなのではないかと思える
私が大リーグに行って試合なんかできないから
野茂があの試合のときはどんなふうだったかを語っている様子をビデオで見るほうがいいような気がする
しかしそれでも人間は草野球をするし
バッティングセンターで打っている
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旅行して実際に体験するということは
文章体験で言えば
書くことなのか読むことなのか
微妙なところがある
世界遺産を読むとも言えるし
旅行自体を書くとも言える
パーソナリティ類型
なにしろ類型そのものが怪しいし
そう言われればそのようにも見えるという程度の話が多いわけで
なんとも
しかしとりあえず
何か紹介状とかを書くことになったとして
現在通用している言葉で簡単に伝えられるなら便利ということはある
理論的にというか理念的に考えて作られた
性格類型もあるし
統計処理をして因子分析の結果として提案された類型もある
最近で分かりやすいのは
ドパミン型とかノルアドレナリン型、セロトニン型、GABA型とかの話なのだが
それだけでもうどんなに粗雑な話なのか推定できる
人間の構成成分としては
カーボン、ハイドロゲン、オキシゲン、ナイトロゲンなどなので
とりあえず類型としてC型、H型、O型、N型を考えたらいいんでしょうね
4つくらいはちょうど人気が出そうな感じ
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このあたりの話は人間をどのくらい細かく観察しているかと関係があると思う
粗雑に言えばいい奴と悪い奴の2つくらいで充分だろう
増やしても10個くらいで類型としては限界だろうと思う
それは人間の脳の側の問題である
雨というものに関心がないと
豪雨とか霧雨とか何種類かしかないだろうが
関心があって分類する必要がある場合には
古い日本語のように幾つもの言葉ができるのだろう
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そう考えると
パーソナリティ類型の話は
パーソナリティ類型の話はなくて
パーソナリティ類型について人間の脳はどのように認識しているかという話に転換できる
そして考えてみれば
すべての認識はそのようなもので
モノそのものの性質ではなくて
脳の側の性質かもしれない
と昔から言われている
老朽化
通行人が怪我をしたと報道
全般に建物も諸施設も老朽化していて
更新のためのお金がない
昔はイタリアのだらしない国民性のせいだとか言う人もいたけれども
設備施設の老朽化というのはこういうことなのだろう
世界にたった一つの自意識
そんなものを確認しても意味が無いのかもしれない
たとえば
部屋に閉じこもったままで通信するとして
そのひと以外の全員が
自意識のない反応機械だとしても気が付かないはずだろう
世界にたった一つの自意識だとしても
それでいいのだろうか
自意識のない人間は自動反応機械で
それを仮にゾンビと呼ぶ人もある
深海魚の自律神経失調症
海で言えば深海魚
海の魚たちは地上の鳥
当然だが空気の変動に大きく体調が影響される
春先の気温と気圧の変動で自律神経失調症
アヤ・ブデール 「光って、鳴って、楽しく学べるブロック」
http://www.ted.com/talks/lang/ja/ayah_bdeir_building_blocks_that_blink_beep_and_teach.html
電子装置をレゴブロックみたいに簡単に組立てて遊べる電子部品セットというのを想像してみてください。TEDフェローのアヤ・ブデールが紹介するlittleBitsは、ブロックになっていて自由に組み合わせられるシンプルな部品のコレクションで、回路作成をやさしいブロック遊びに変えることによって、創作活動に取り入れられるようにしています。
小沢一郎政治資金法違反容疑一審判決無罪
2012年(平成24年)4月26日
元民主党代表小沢一郎
東京地裁、26日午前、政治資金法違反容疑で起訴された小沢元民主党代表に対して
一審判決無罪を言い渡した。
しばらく時間をかけてマスコミ各社の論調と証拠を検分してみようと思う。
自分のことは見えなくなるものです
とも言い
自分以外のことは見えなくなるんですねとも言う
結局何が見えているんだろう
ポール・ギルディン「地球はもう限界です」
http://www.ted.com/talks/lang/ja/paul_gilding_the_earth_is_full.html
交通事故の報道があって
それは無免許運転でしかも一晩中車を乗り回していて
その挙句人命を損なったらしい
報道によれば免許のあるなしにかかわらず運転できない人が運転していたら
それは危険運転致死傷罪で
基本的に運転では出来る人が運転していたら
過失致死傷や業務上過失致死傷罪なのだそうだ
基本犯については刑法ではなく道路交通法上の犯罪なのだそうだ
自動車を運転するんだから幾らかの人は犠牲になるでしょう、その場合に
運転手があまりに思い罪だったら自動車文化が萎縮するでしょう
という事情があり
自動車文化が萎縮したら自動車会社、タイヤ会社、鉄鋼会社、板金、塗装、電子部品、ネジ屋、ガラス屋、アスファルト工事、信号屋、警察、免許関係者、自動車保険会社、ガソリン屋、ラジオ屋、カーナビ、駐車場経営、その他その他経済が萎縮して次男坊は自殺、長女は援交、
それよりはいいんじゃないか?というようなことかもしれなくて
それって最近原発の話で聞いたことのような気がする
もっと話を広げると
資本主義は経済成長を前提としている制度なので
制度設計の中に成長が組み込まれているらしい
成長のない安定した資本主義というのはおかしいらしい
現在、未来から借金をして、地球の1.5倍の規模で経済を運営、
これがさらに成長するというのは
あ、そうか、いかんなあ、と気がつくはず
ミシュキン・インガウェル:採血なしの血液検査
十分な予防措置はあるのに、世界の多くの地域では貧血症が出産時の主な死亡原因となっています。しかし、一般的な検査は侵襲的で時間がかかります。 このウィットに富み刺激になるトークでは、TEDフェローのミシュキン・インガウェルが、自分のチームがどのように(32回の試行錯誤の末)貧血症の検査を採血なしで行うシンプルで持ち運び可能な低コスト装置を作り上げたか説明します。
http://www.ted.com/talks/lang/ja/myshkin_ingawale_a_blood_test_without_bleeding.html
古い家と新しい設備
一つは新しい家で新しい設備がやはり便利だろうということだが
一方では自分と一緒に年をとることを味わう、古びる様子を愛でることもあるだろうと思う
Divalproex sodium
Divalproex sodium とは
バルプロ酸ナトリウムとバルプロ酸を1:1で含む複合塩である
Depakote,Depakene,Depacon などがある
モノポーラーとバイポーラー
患者がモノポーラーの像を呈している時に
診断の可能性としてはモノポーラーとバイポーラーがある
実際の可能性としてもモノポーラーとバイポーラーがある
過小診断と過大診断の可能性が出てくる
実際にモノポーラー | 実際にバイポーラー | |
診断としてモノポーラー | 抗うつ薬 | 抗うつ薬 |
診断としてバイポーラー | 気分安定薬 | 気分安定薬 |
躁状態と軽躁状態を目印にして考える限り、
昨日までは躁病がなく、今日から躁病が明らかになったという場合
昨日まではモノポーラーの診断で今日からはバイポーラーということになる
つまり、確定的なモノポーラーという診断は難しく
潜在的バイポーラーという可能性はいつもある
その場合にモノポーラーに気分安定薬でもあまり問題はない
バイポーラーに抗うつ薬を投与した場合躁転の問題がある
もう一つ、病気ではない人をモノポーラーまたはバイポーラーと
過剰診断する可能性があるがそれも大した問題ではないだろう
ポイントは、バイポーラーに抗うつ薬を投与する危険なのだが
それも長期漫然投与することなく、細かくチェックしていけば、大過はないだろう
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実は、バイポーラーの診断には躁病エピソードと軽躁病エピソードだけが
問題なのではなくて
経過、性格、家族歴、薬剤に対する反応などを総合して考えるという
DSM以前の昔からの考えが復活してきていて
総合判断になりつつある
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もう一つの話題としては
バイポーラーにしてもモノポーラーにしても
エピソードとして生じて消えるのであって
それ自体は時間が経てば消える
時間が経っても消えずに慢性に持続するものは実は他の要素が混入している可能性が高い
それはシゾフレニーの場合もあるしパーソナリティの問題の場合もある
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何れにしても詳細に治療経過を見ていくことで
薬が違うというような話は回避できる