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キムリア

白血病などの新型治療薬「キムリア」について3千万円を超す価格が付いた。これほど高額な価格設定になるのはなぜなのか。対象が希少疾患で患者数が少ない上、CAR―T(カーティー)と呼ばれる細胞を培養・増殖させる製造工程が複雑で、限られた専門施設でしか扱えないことが背景にある。
 キムリア製造では、まず日本国内で患者の体内からT細胞と呼ばれる免疫細胞を含む白血球を採取。凍結保存し航空機で米国に輸送する。輸送中も採取物が傷つかないよう厳重な管理が必要だ。
 採取した細胞が米国に到着すると、ニュージャージー州にあるノバルティス社の専門施設で、がん細胞を攻撃する遺伝子を導入して改変。CAR―T細胞を増殖させ、厳しい品質検査を重ねる。こうした工程は専門スタッフによる手作業になる。
 個別の患者自身の細胞を用いて一つ一つ製造することから、CAR―T細胞療法に詳しい北海道大の豊嶋崇徳(てしま・たかのり)教授は「いわばテーラーメード」と表現する。高価格の設定には、これまでに投じた多額の研究開発費に加え、複雑な製造工程が影響しているようだ。
 約2カ月かけて増殖させたCAR―T細胞は日本に空輸し、患者に点滴で投与される。国内で治療を受けられる医療機関は当面、2~3カ所にとどまる見込みだ。ノ社によると、製造施設の構造が特殊な上、専門スタッフの養成に時間がかかるため、現時点では日本に市販用の製造拠点を設ける計画はないという。
配信 共同通信社
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キムリアは米だと5400万円
脊髄損傷に適応のあるステミラックは薬価 1495万7755円
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キムリアについて、
名古屋大学の小児科の先生が、200万で同じ治療が出来ることを開発され、国に申請されたところ、高額の治療法をつぶすようなことをするなと審議会で言われ、認可されなかったようなことを書いておられました。
日本の大学で200万で可能なものを認可せず、外国の製薬会社のぼったくりの値段設定をそのまま通す厚労省の薬事審議会の連中は売国奴と思う。誰が通したのか、また、通した理由や、なぜ、名古屋大の先生は却下されたかについて詳細な経過を国民に公開するべきと思う。
との意見有。
こんなお金があったら日本の大学でこういう治療ができるセンター作って症例と技術を集積できるようにできるようにお金回していけないものか
との意見有。まことにもっともで、誠に賛成。
しかしハゲタカはますます我が物顔に暴れまわっていますね。


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