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抑制系細胞Xと促進系細胞Yが、本体の細胞Aに信号を送り、上位からコントロールを加えている という状態はよくある

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神経細胞は他の神経細胞に活動を促進される場合と抑制される場合がある

抑制系細胞Xと促進系細胞Yが、本体の細胞Aに信号を送り、上位からコントロールを加えている
という状態はよくある
サブルーチン回路を上位からコントロールするイメージ

神経細胞が全体としてダウンして活動停止した時に
促進系Yがダウンすると行動や思考がダウンするので分かりやすいが
抑制系Xがダウンすると行動や思考が促進されるので
神経細胞全体がダウンしているとは気が付きにくい

抑制系細胞Xを使いすぎて疲れて、本体の神経細胞Aが躁状態になる
そのあとでその細胞自体Aが疲れてうつ状態になる

この場合は普通に考えると抑制系細胞Xが先に回復して
そのあとでその細胞自体Aが回復するので
うつ状態のほうが長い期間続くのではないかとも思う

たとえば食欲の増減を考えると
食欲系Aの抑制系Xが停止すると過食になる
その場合、上位抑制系Xを回復させることが治療になる
食欲系Aを抑制する薬はストライクではないはずだろう

拒食の場合、本体のAが低下しても、促進系のYが低下しても、抑制系のXが亢進しても、
似たようなことが起こるだろう
しかしその場合、それぞれで、似てはいるが異なるものと区別するポイントがあるかもしれない

また、たいていの場合にはネガティブfeedbackが仕組みとして存在する場合が多いので
時間が経過すると区別しにくくなる

その意味で、始まりの状態を精密につかむことが重要である
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