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安保法案は参勤交代だ

今日、2016年3月29日が安保法案(つまり戦争法案)の施行日だというので
いろいろな報道

宏池会、小野寺氏までテレビではしゃいで、なにか言っていた

先輩の精神科医は酒の席で
安保法案は参勤交代だろうと言った

一同は笑っただけで深くも考えなかったが
いま思い直してみると確かに
徳川様の考えた参勤交代に似ているような気もする

参勤交代の他には無駄に城を作らせたり、
無駄に他の大名と領地を交換したり、
時にはお家断絶とか

徳川様はアメリカで
日本、韓国、北朝鮮、中国は一般大名、中国は大きいから加賀藩くらいかもしれない

参勤交代は確かに大名を疲弊させるし
江戸に人質をおくことなどいろいろな効果があったと思うが
例えば加賀藩が密かに力を蓄えて危険な存在になっていたとすれば
江戸に住居を与えて巨大な要塞を許すなどということはするはずがない
江戸でスパイ活動をする拠点を与えてしまうことになる
加賀藩は徳川に背かないだろうという証拠があって江戸屋敷を与えたものだろうと思う

たとえば
20年後、日本の軍人さんも出世して、日米韓連合軍のかなりの地位にまで昇り詰めるかもしれない
そのときに、突然、「現在のアメリカ大統領は影武者である。本当の大統領はわれわれが
安全な場所に確保している。そして、大統領が偽物であるだけではなく、政府高官、軍高官、かなりの人物が
偽物と入れ変わっている。日米韓連合軍の最高指揮官はアメリカ大統領であるが、われわれは
それが偽物であることを看過できない。そこで、即刻、アメリカ撲滅作戦を実行する。
これは本当のアメリカ大統領の司令である。」
とか言って、アメリカの統治構造の破壊を企図するかもしれない。
合同で軍事を実行するとなれば、そのような指揮官も現れる可能性がある。

アメリカはどこで安全を確保しているかといえば、
アメリカの主要軍事関係施設が破壊されたとしても、
インターネットがあるかぎり、重要な系統は破壊されないと考えている。

そもそものインターネットの始まりは、
アメリカが総攻撃を受けて、ホワイトハウスやペンタゴンを始めとして、ほぼすべてが破壊された時でも、
指揮命令系統が存続し、反撃できるように、
センターを作らないということが基本だった。

センターがないネットであるから、センターと思われる施設を破壊しても、
ネット全部を破壊することは不可能である。
だから攻撃にさらされても、生き残る。

そこから出発して、現代の戦争は実弾で行われるのではないということになっている。
演習で実弾を消費してみせるのであるが、
それはただ実演して見せているだけで、大した効果はない。

もし実弾や核兵器が最終的な力の源泉になるのなら、
いま中東で暴れている人たちは、まず、兵器工場を秘密に自前で作り、
最新兵器をどんどん自前で開発して、
一体どのような仕組みで探知して攻撃しているのか、わからないような器を持つべきである。

しかし誰がどう考えてもそんなことは無意味であって、
ドローンに核兵器を積んで、隙間のないように爆撃すれば、
一瞬のうちに終わってしまうはずだ。

だから、中東の戦争も、所詮は参勤交代なのである。
中東のゲリラ兵が、どんな兵器で、どこで製造された実弾を使い、
誰に教えられた作戦で、攻撃しているのか

日本の自衛隊も一昔前の兵器をアメリカから買っているので
事情は同じである
お払い箱の兵器を高く買うなんて悲しい

生物兵器、化学兵器、核兵器は人道に反するなどとはよく言ったものである
殺し方によっては許容するというのだろうか

情報を集めれば、どの集団がどの程度の兵器を持って、どの程度の組織力を持っているか、
分かる。そうすれば、実戦をしなくても、勝敗は決まる。

やってみなくてはわからないだろうと思ったのはかつてのドイツと日本の指導者であるが、
実際はやってみなくても、分かる。

そうなると、その基礎となる情報の確度が問題になる
嘘が交じるかもしれない
誰かに操作されているかもしれない
スパイや二重スパイが混じっているかもしれない

その情報戦で圧倒的に優位に立っているのがアメリカだろう
アメリカで愛国法が成立して、一般市民の通信を調べた時、
グーグルやフェイスブックなどに情報提供を求めた
そのとき日本のドコモとかauはどうしたのだろう

そもそもイスラムとアメリカの問題だから日本には関係ないということか
あるいは日本の通信会社はそもそも世界に関係ないということか
日本語は面倒だということか
どれもありそうだが、たぶん、世界の情報戦争に日本は遅れているのだろう

スーパーコンピュータの「京」が問題になったことがあった
予算に見合った価値があるのか
アメリカにすれば、そんなものは5年か10年すれば中級のありふれた機械になるはずであって
自分たちで作ろうとは思わないが
アメリカに反抗する構えのない日本が自分の金で作るのは好都合だと思うだろう

もし、緊急に、スパコンで計算しなくてはならない問題があったとしたら、
ひそかに「京」に忍び込んで、一時的に借用、結果を出してから、データを書き換えて、
何もなかったようにしておけばいいだけだ

その技術があるから、スパコンなどはもつ必要がない
もし、そんなものがアメリカにあって、そこで軍事的に重要な計算が行われているとしたら、
明らかに狙われる
そんなこともするはずがない

センター処理ではなく分散処理したほうが安全である

それに、いま核兵器開発の中心になっているコンピュータ・シミュレーションではそれほどの
大きなコンピュータは必要ないだろう
核兵器開発に重要なのは元になるデータであって、大きな計算機ではない

核兵器に関する重要データはアメリカがほぼ独占的に確保しているから、
各国にもう核実験はやめろといえるのである
アメリカだけが重要データを独占したいからだ

例えばの話、日本の東北地方で大地震が起こった、福島沖から津波が押し寄せた。
その程度の情報は前もって収集できているかもしれない。
たかがプレートの歪である。察知できないという理論はないだろう。
とすれば、津波の襲来のタイミングに合わせて、全電源喪失を演出することくらい、
ネット回線を通じてできないわけもないだろう。

それで日本の国力はそがれ、
荒んだ心の日本人に中国は脅威だと繰り返し言い続ければ
ついには日本が先制攻撃して、中国と消耗戦を続けるかもしれない。
アヘン戦争もひどいイギリスの作戦であったが、
日本と中国が消耗戦を戦うというのも、アメリカのひどい作戦である。
中国にとっては国内を引き締めるという利益があるし、
古い弾薬を売って消耗するという利益もある、そして実戦で鍛えるという利益もある。
中国軍は弱いんだという判断があるが、戦っているうちにだんだん強くなるだろう。

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参勤交代をしていたが、
実はこっそり実力を蓄えていたのが薩摩であった。
外国製の兵器を自分たちで製造するまでになっていた。

そういう観点から、いま日本が世界と本当に戦争するための条件は
情報戦にどれだけ食い込めるかである。

グーグル、フェイスブック、ヤフー、AOL、アマゾン、アップル、アリババ、こうした情報産業に対抗できるか。
そして軍の行動として、情報を制御し、書き換え、嘘もデマも上手に流し、
自分たちを実際よりも大きく見せ、場合によっては相手に損害を与え、
実弾で撃ちあう前に勝負をつける。

また、相手の内部にスパイを作り、情報を操作する。スパイにさせるための、人的情報を
どけだけ確保できるか。
各人の弱みがどこにあるのか、徹底的に情報収集する。

そのための圧倒的なビッグ・データがグーグルにはある
たとえばグーグルマップでは、どんな店がどこにあって、どんな評判かまで分かる、
そしてその評判を書き込んだ人物についての情報も関連付けられて収集される

グーグルマップは、日本の地下に何があるかまで、つかんでいるかもしれない。
実際いろいろなものがある。地下鉄が妙な具合に曲がっていたりする。

そういうことが、昔ながらの、ハニートラップなどよりももっと深く進行していると思う

だから、安保法案施行がどうしたとかも本質的には大して意味はない、せいぜい参勤交代なのだが、
こんなことも理解できず、日本会議・安倍総理に引きずられる庶民も庶民だし、
政治家も政治家であるとは言えると思う
それぞれが保身に汲々としている

そんなにまでして保身しても大したことないのにね、かわいそう



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