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甘利氏の件についてのネットでの解説例

http://newscrap.net/archives/692
http://zoot.blue/news20160121-1/

千葉県白井市の建設会社S一色武が甘利明大臣に渡した賄賂1200万円の全貌。週刊文春の写真画像に衝撃

甘利明TPP担当大臣(66才)と
その公設秘書で大和事務所所長の清島健一氏(39才)ら
が賄賂で1200万円を受け取ったとして問題になっています。

千葉県白井市の建設会社Sの総務担当者、一色武さん(62才)が
実名告白をして週刊文春が報じたのですが、
掲載された写真画像がその信憑性を語っていると感じます。

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甘利明大臣に1200万円の賄賂疑惑 登場人物

賄賂疑惑メンバー
・甘利明TPP担当大臣(66才)
・公設第一秘書で、大和事務所所長の清島健一(39才)

大学は国士舘大学を卒業、
2002年から江田憲司衆議院議員の
事務所で秘書として働きます。
2003年に江田議員が落選したあとは甘利事務所に移りました。
2011年、甘利事務所で公設秘書となり
現在は地元で大和事務所の所長として活動中です。
2012年、甘利大臣の母親が死去した際は遺産処理を手伝ったほど
大臣からの信頼が厚い人物です。
一方で、「甘利大臣への遺産があまりなかった」と周りに漏らすなど
口の軽い人物でもあります。

・政策秘書、鈴木陵充(すずき りょうすけ)

甘利事務所とは別の自民党議員事務所で働いていましたが
基本的に運転手でした。
甘利事務所に来てからは、大臣夫人に気に入られて
昨年夏に甘利夫婦が温泉旅行に行くときに運転手として同行しています。

・政策秘書、宮下忠士

告白した側
・千葉県白井市の建設会社Sの総務担当者、一色武(62才)

その他
・UR:独立行政法人「都市再生機構」のこと。
 S社に隣接する道路建設工事をめぐってトラブル
・S社が土地を借りた地主

●●●URとトラブル発生●●●

2013年までの間、千葉県白井市にある建設会社Sと隣接する
道路建設工事を行うUR(都市再生機構)とでトラブルになっていました。

S社が地主から借りていた道路建設予定地の一部を
地主が勝手にURに売ってしまったからです。
また、工事の影響で地中から硫化水素が発生したり、
工事の振動でS社の建物が歪んだりしました。
その後も問題は絶えなかったといいます。

2013年、S社はURと補償の話し合いをしますが交渉は難航したので
S社総務担当者の一色武さん(62才)は、甘利事務所の力を借りることに。

●●●清島健一氏に相談して、URから補償交渉に成功●●●

2013年5月9日、
一色武さんは、数ヶ月前に知人の紹介で知り合った、
甘利明大臣の秘書の、大和事務所所長の清島健一氏(39才)
に力を貸してれるよう相談しました。

このとき清島健一氏は真剣に耳を傾け「私が間に入ってシャンシャンしましょう」と
言って、URに内容証明を送って事実関係を明確にすることに。
おかげでS社とURの交渉は進展することになりました。

2013年6月14日、
清島健一氏はベテラン秘書の宮下忠士氏をUR本社に向かわせて
そのとき対応した担当者の名刺コピーと経過を一色武氏に報告しました。

2013年8月(相談から3ヶ月後)
S社はURから補償金およそ2億2,000万円を手にすることに成功しました。

●●●清島健一氏にお礼500万円 不可解な領収書●●●

2013年8月20日
一色武氏は大和事務所を訪ね、清島健一氏にお礼として500万円を持参しました。
清島健一氏は大きな声で事務所にいた男女数人に
「一色さんは約束を守る人だね」と言って現金を見せびらかしました。
渡された領収書はなぜか
・自民党神奈川県第13選挙区支部 100万円 宛名はS社
・自民党神奈川県第13選挙区支部 400万円 宛名はS社
というように2つに分かれていていました。

2013年8月20日の後日
清島健一氏は100万円の領収書を替えるよう要請してきます。
・自民党神奈川県第13選挙区支部 100万円 宛名はS社
・自民党神奈川県大和市第2支部 100万円 なぜか9月6日付け
 (この支部の代表は、甘利明大臣の元秘書、藤代優也県議)

※政治資金収支報告書によると
 ・8月20日付 自民党神奈川県第13選挙区支部 100万円 宛名はS社
 ・9月6日付 自民党神奈川県大和市第2支部 100万円 宛名はS社
と合計200万円だけになっていて、
500万円のうち、残り300万円が闇に消えています。
 

●●●甘利明大臣にお礼として50万円●●●

2013年11月14日、
清島健一氏の計らいで、一色武さんは甘利明大臣に面会することに。
議員会館を訪れ、まずは国会を見学ということで、甘利事務所の女性Mさんが
案内してくれましたが、清島健一氏から「Mさんに商品券3万円分」を用意するよう
頼まれていました。しかし一色武さんはうっかり忘れていたので
現金を封筒に入れて渡したといいます。

大臣室で甘利明大臣に会ったときには、
紙袋に「とらやの羊羹」と「現金50万円の入った封筒」を入れて、お礼として渡しています。
甘利明大臣は「ありがとう」と受け取り、50万円の入った封筒をスーツの内ポケットに入れました。
このとき一色武さんは甘利明大臣と記念写真を撮っています。


この50万円は一色武さんが3日前に銀行でピン札に変えて、ナンバーがわかるように
すべてコピーをとってあります。


●●●S社とUR 新たなトラブル●●●

URの道路工事によって、隣接するS社の敷地のコンクリートに亀裂が入ってしまいました。
ここからまた賄賂も絡んできます。

一色武氏は、自分を守る手段として、賄賂のやりとりの証拠を残しています。
・いつどこで会ったかを記録
・領収書はメモといっしょに保管
・50時間以上にもおよぶ会話の録音データ
・ピン札のコピー
など、甘利明大臣や秘書に渡した賄賂や接待で
確実な証拠が残っているものだけでも「1,200万円」になるといいます。
 
●●●S社とUR 新たなトラブル●●●

補償金も入り、落ち着いたかと思ったら今度は、
URの道路工事によって、隣接するS社の敷地のコンクリートに亀裂が入ってしまいました。
これではS社の業務に支障をきたすため、一色武さんはURに抗議しました。
しかし、割れたコンクリートを補修するには、コンクリすべてを剥がす必要があったのです。

コンクリートの地面の下には、実は
地主の父親が登記した大量の産業廃棄物が埋まっていて、
すべて剥がす場合は埋まっている産廃を全て取り除くよう行政指導を受けていたからです。
ちなみにURが工事する道路予定地の下にも同様の産廃が埋まっていました。

本来は不法投棄した地主が責任を持つべき産廃です。
しかしURは自分たちが工事する場所は、30億8000万かけて処理するといい
S社には1億3000万の補償金しか払わないといいます。
面積はS社のほうが広いのにです。
一色武さんは、また甘利事務所を頼ることにしました。

●●●甘利明大臣に相談したものの進展せず。●●●

2014年2月1日10:30すぎ
甘利明大臣の秘書の清島健一氏が所長を務める大和事務所の応接室で
一色武さんは甘利明大臣と会い、詳しい資料を渡しました。
説明や質問などが終わったあとで、清島健一氏から「例のものを」と言われ
一色武さんは甘利明大臣に50万円が入った封筒をわたし、大臣は「ありがとう」と受け取りました。
この50万円もピン札でコピーを取ってあります。

2014年7月半ば
相談から5ヶ月が過ぎても事態は進展しませんでした。
そして一色武さんの誕生日が近いという理由で、清島健一氏から会いたいといわれ
居酒屋で会うと大臣からのメッセージが書かれた色紙を渡されます。
そこには「得意淡然失意泰然」と書かれていました。焦らずに時期を待つべきという意味です。
「誕生日が近いという理由」で会いましたがこの日の会計は一色武さんが払いました。
この頃一色武さんと清島健一氏は毎週会うようになっていて
毎回、一色武さんが支払っています。

●●●賄賂に鈴木陵充氏が加わる●●●

2014年7月17日
甘利明大臣と清島健一氏が関わっていたURとの補償交渉に、新しいメンバーが。
政策秘書、鈴木陵充(すずき りょうすけ)氏です。

2014年9月25日17:30
鈴木陵充氏の提案で環境省の役人を議員会館に呼んで話をすることに。
このとき鈴木陵充氏は机を叩きながら環境省の課長ら2人に迫っていたといいます。
そしてその後、清島健一氏・鈴木陵充氏との3人で赤坂で食事、
錦糸町のキャバクラなどを2軒ハシゴしてます。

2014年11月20日
一ヶ月後に衆院選が迫った頃、清島健一氏から金銭提供を求められました。
S社名義50万円、一色武さん個人の名義で50万円を寄付しています。
※収支報告書には、S社名義50万円の記載しかありません。
 一色武さん個人の名義50万円は、政治団体として届け出のない
 「甘利明事務所」という手書きの領収書を清島健一氏が発行。

2015年
国交省の局長に口利きをするから商品券5万円を要求され、渡しました。
ほかにも
国交省の役人に商品券30万円を要求され、渡しています。
「口利き経費」として2人に渡したのは210万円にもなるといいます。

清島健一氏・鈴木陵充氏の要求は次第に露骨になっていき
鈴木陵充氏からはトヨタの高級車レクサスを要求されています。
清島健一氏とは毎週いっしょに食事をし
フィリピンパブにもよく行き、
その経費はすべて一色武さんが支払いました。
こうした「飲食費」は160万円になります。

甘利明大臣は、週刊文春に掲載された一色武さんの賄賂告白について
「お騒がせしている。今朝、記事を読んだ」
「会社の社長一行が大臣室を表敬したのは事実だ。
記憶があいまいなところがあるので、きちんと整理をして説明したい」
とコメントしていて、
一色武さんと面会したことは認めているものの、
賄賂についてははっきりしていません。

秘書のことについても「事実関係が不透明」としていて
正確に把握してから説明すると言っていますが・・・
果たしてどうなるのか。


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