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現代の子供たちの苦難

豊かで便利な時代になって
どうして発達障害の子供が増えているように見えるのだろう

たとえば戦後の日本。敗戦、貧しさ、食糧不足、寒さ、犯罪、
そんな中でも子供たちはいまよりたくましく育ったような感じもする
(正確な統計があるわけでもないので分からないが)

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NHKスペシャルで「卵子も老化する」と放送して
それはそれなりに反響があった様子だ
女性たちはではどうしろというのかとさらに途方に暮れている

子育ての問題はその延長にあるものとも見える

ママも忙しいんだから
これで遊んでいてね
という情景は珍しくない

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コミュニケーション障害系
衝動コントロール障害系
などがよく言われるのだが
たとえば子供の食べるものが良くないのではないかとか
昔から言われている

昔の食べ物は、
「食べたくなったらすぐに食べられる」というものは少なかったと思う
何かしら調理して準備しないと食べられないものが多かったと思う

すると当然待つことを学び
人に食事を作ってもらうことを学び
多分一人分作ることはないだろうから
みんなで食べることを学ぶだろう

現代では袋を開ければ食べられる
あるいは電子レンジで加熱すればすぐに食べられる

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もちろん食事の内容も問題である

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問題は例えば出産前女性の飲酒もしばしば取り上げられる
マスコミはCMの大得意だから飲料会社の都合の悪いことは取り上げない

フランス女性のワインの摂取について
それが子供に悪いのかどうか、そのあたりの統計はよく知らないが
昔の日本の研究では胎児にとっては良くないと言われていた

妊娠すれば薬剤一般については神経質になるのに
アルコールについて無頓着なのも不思議である

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子供をよく寝かせているかというのも問題だろう
若い両親はいろいろと忙しいし
夜の時間はテレビもネットもスマホもで忙しい
ついつい子供も付きあわせていることもあるようだ

子供にはよく寝てもらわないと
脳がなかなか完成しない

栄養状態はもちろん過剰によいので身体の発達には不全を感じないだろう
しかし潜在的には脳の発達が悪くて何かの要素が不足していたり過剰だったり
するのかもしれない

子供の睡眠環境と発達の関係はどうだろう

夜更かしに慣れていると
早くから大人の社会に触れて大人びるという要素はあるだろうが
それは未発達な子供が大人の真似をしているだけで
本当の発達ではない

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人間は他の哺乳類に比較して一層幼形成熟だと言われていて
その意味では白人や黒人よりも
モンゴロイドは一層幼形成熟であるから
未来の発達の形なのかもしれない

しかし大きな危機が訪れるとかしない限り
現状では成熟vs未成熟でしかないので
将来に向けての遺伝子資源としては貴重であるが
そうとばかりも言っていられないところもある

それぞれの人種がかなり隔離されて独立に生きているうちは良かったが
これからはそうも行かないだろう


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